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農作物

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1: カーフブランディング(神奈川県) 2013/12/25(水) 23:56:40.43 ID:6EAwbZ650 BE:3857982269-PLT(12001) ポイント特典

ロシア極東に農業特区が創設される可能性がある。オレグ・サヴェリエフ・ロシア連邦経済開発省次官がヴェドモスチ紙に語った。一区画については、経済開発省が日本の投資家と協議を行っている。日本側はすでに、アムール州で大豆とそばの試験栽培を実施した。

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 日本では農作物を育てる土地が足りないために、ロシアの土地を必要としていると、サヴェリエフ次官は説明している。他のアジア諸国にも同じ問題が存在しており、中国と韓国もロシア極東で農業を展開しようとしている。農業市況研究所のアンドレイ・シゾフ所長はこれについては知っていたが、税優遇措置について聞いたのは初めてだという。

北海道銀行の提案

 農業特区の主導者は北海道銀行だと、他の省の関係筋は伝えている。同銀行は現在、日本企業の投資家グループを結成し、ハバロフスク地方と沿海地方の農業特区創設に関する具体的な提案を作成している。アムール州は物流の点で不便だ。

 北海道銀行に近い関係筋によると、同銀行が極東で農業特区の創設を提案しているのは事実だが、具体的なプロジェクトの内容については、今のところ話し合われていないという。

 農業特区について今話すのは時期尚早だが、税優遇措置が適用されることは確かだと、省の関係筋は説明する。日本は穀物、大豆、そばの栽培を計画している。

農業特区の優遇措置

 特区の居住者、生産活動実施者は、最初の5年間、財産税、土地税、自動車税が免除される。法人利潤税は最初の5年間で2%、続く5年で15.5%。通関も簡素化される。

(以下略)
http://roshianow.jp/business/2013/12/25/46579.html



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1: 依頼@ベガスφ ★ 2013/09/18(水) 22:21:33.03 ID:???

"糸状菌生物農薬の利便性・効果を大きく改善"

多くの農作物に被害をもたらす「ハスモンヨトウ」。これに対する生物農薬を開発する共同研究を行っている東海大学(阿蘇キャンバス)と熊本県農業研究センターは、すでにみいだしている昆虫病原性糸状菌の発芽促進物質「スフィンゴシン」により誘導される発芽促進にかかわるタンパク質群約20種を明らかにした。

昆虫病原糸状菌により死亡したハスモンヨトウ 環境負荷が少ない農薬の開発に関心が高まっている。なかでも、糸状菌のような生物がもつ病害虫の制御機能を積極的に活用する「生物農薬」の実用化への期待は大きいといえる。

今回の東海大学(荒木朋洋農学部バイオサイエンス学科教授を中心とする研究グループ)と熊本県農業研究センター(野田孝博宇城地域振興局農業普及・振興課)による共同研究では、自然界から分離した昆虫病原性糸状菌を利用する生物農薬の開発を進めてきている。
これまで、糸状菌の発芽を促進する物質が「スフィンゴシン」であることを突き止めるとともに、スフィンゴシンによる発芽促進のメカニズムについても解析を行ってきた。

そしてゲノム情報のない糸状菌の細胞内タンパク質の解析を行い、スフィンゴシンによって誘導される発芽に関するタンパク質群の一部である代謝にかかわる酵素、タンパク質の機能化にかかわる酵素、菌糸の発芽に関与するタンパク質など約20種を明らかにした。

このスフィンゴシンについては今年7月に特許化されており、今後、製品化が実現すれば、糸状菌生物農薬の利便性および効果を大きく改善することができると期待されている。

なおこの研究成果は、第12回「国際ヒトプロテオーム学会」(9月14日、横浜市)で発表された。

(画像)
全身に昆虫病原糸状菌が発芽し死亡したハスモンヨトウ
2

http://www.jacom.or.jp/agribiz/images/agur1309170201.jpg
2013.09.17
http://www.jacom.or.jp/agribiz/2013/09/agribiz130917-22196.php



【微生物/脂質】スフィンゴシンは昆虫病原性糸状菌の発芽促進にはたらく…生物農薬の実用化に期待の続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2013/09/15(日) 01:59:16.62 ID:???

農作物の害虫・疫病、温暖化で高緯度へ拡大
2013年09月02日 11:06 発信地:パリ/フランス

【9月2日 AFP】農作物に害を及ぼす昆虫、バクテリア、菌類、ウイルスなどは、地球温暖化の影響で、毎年ほぼ3キロずつ南極や北極の方向へ移動していることが分かったという研究論文が1日、英科学誌ネイチャー・クライメート・チェンジ(Nature Climate Change)に掲載された。

英エクセター大学(University of Exeter)の研究チームは、2つの大規模なデータベースを詳細に調査し、農作物の害虫と疫病612種類がこれまでに発生した緯度と日付をまとめた。

その結果、これら害虫・疫病は1960年以降、毎年約2.7キロのペースで北や南へ向かって移動していることが分かった。
害虫・疫病は、気温上昇とそれによる地域の気候への影響によって生息が可能となった土地に移動する。
地球の地表温度は過去50年にわたり、10年に平均0.12度の割合で上昇している。

熱帯諸国より高い緯度に位置する国々は、害虫や疫病などの問題に対抗するための資源をより多く保有しており、以前は農業を行うには寒すぎた地域でも、農耕が可能になることが見込まれる。
だが、これらの国々は世界で最大規模の穀物生産国なので、害虫や疫病の拡大は過小評価するべきではないと論文は指摘する。

論文の著者の一人、ダン・ベバー(Dan Bebber)氏は「地球温暖化が進むにつれて害虫や疫病が極地方向への前進を続けるなら、世界人口の増加と農作物の損失の増加との相乗作用により、世界の食糧安全保障に深刻な脅威がもたらされる」と述べている。

害虫や疫病の半数は、農産物の貿易で運ばれるなど人の手によって拡散し、残りの半数は気候によって拡散する。

最近の例では、森林に甚大な被害をもたらすアメリカマツノキクイムシが挙げられる。
この害虫は、温暖化した米国の太平洋岸北西部に新たに生息地を広げた。
また、米国でコムギへの脅威として出現した赤カビ病は、温暖で湿潤な気候によって拡散が促進された。
さらに、イネの疫病を引き起こすイモチ病菌は、現在80か国以上に存在し、コムギにも感染を広げている。(c)AFP

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▽記事引用元 AFPBBNews 2013年09月02日11:06
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2965788/11278964

▽関連
Nature Climate Change (2013) doi:10.1038/nclimate1990
Received 15 December 2012 Accepted 31 July 2013 Published online 01 September 2013
Crop pests and pathogens move polewards in a warming world
http://www.nature.com/nclimate/journal/vaop/ncurrent/abs/nclimate1990.html



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