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農業・食品産業技術総合研究機構

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1: 伊勢うどんφ ★ 2013/12/18(水) 02:19:29.13 ID:???

 農業・食品産業技術総合研究機構(茨城県つくば市)などのチームは、カーネーションのゲノム(全遺伝情報)を解読したと17日付の英科学誌「DNAリサーチ」電子版に発表した。

 花の色や病気への抵抗性、花持ちなどに関係する遺伝子約4万3千個も確認した。
バラや菊など、観賞用として流通している花としては世界で初めてといい、同機構は「品種改良が飛躍的に進む」としている。

 解読したのは「フランセスコ」という品種で、約6億2200万個ある塩基対の91%の配列を明らかにした。

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2013/12/18 00:00【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201312/CN2013121701002177.html

DNA Research
Sequence Analysis of the Genome of Carnation (Dianthus caryophyllus L.)
http://m.dnaresearch.oxfordjournals.org/content/early/2013/12/15/dnares.dst053.full



【ゲノム】カーネーションのゲノム解読 品種改良に期待の続きを読む

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1: 伊勢うどんφ ★ 2013/12/03(火) 09:59:42.73 ID:???

 農業・食品産業技術総合研究機構の果樹研究所(茨城県つくば市)は2日、芯の近くまで果肉が赤いリンゴを開発したと発表した。

 従来の赤肉品種より赤みが強いほか、糖度が高くて大きい。
ジュースやジャムだけでなく生食用にも適しており、リンゴの需要拡大を期待している。
品種の登録を出願中で、来年度以降苗木の供給が可能になる。

 開発した「ルビースイート」は米国の品種に日本の「ふじ」を交配し、約20年かけて作り出した。赤色のもととなる色素が皮だけでなく、果肉の細胞にも含まれている。従来の赤肉品種は桃色に近かった。

 果実の重さは450グラム程度。収穫の最盛期は10月中下旬という。

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日経新聞 12/2 20:49
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXNASDG0203R_S3A201C1CR8000/

農研機構果樹研究所 プレスリリース
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/fruit/049463.html



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1: 依頼35-144@pureφ ★ 2013/06/16(日) 06:23:07.70 ID:???

岡山大など、第2の「クオドリウイルス」系統を詳細に解析

岡山大学は5月17日、農業・食品産業技術総合研究機構(NARO) 果樹研究所との共同研究により、第2の「クオドリウイルス」系統を詳細に解析したと発表した。

成果は、資源植物科学研究所の鈴木信弘教授、NARO 果樹研究所の兼松聡子博士らの共同研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、「Archives of Virology」5月号に掲載された。

「植物病原糸状菌」はウイルスハンティングのフロンティアとなっている。研究チームは、過去5年間に植物病原糸状(「子のう菌」)である「白紋羽病菌 Rosellinianecatrix」から分離された多数のウイルス(菌類ウイルス)の性状解析を行ってきた。白紋羽病菌は、400種以上という非常に広い宿主範囲を持つ土壌に生息する糸状菌だ。日本では特に多年生の日本ナシ、リンゴ、ブドウといった果樹で被害が出ている。

クオドリウイルスの第1例「Rosellinia necatrix quadrivirus1-W1075」は研究チームが2012年に報告したが、今回はその第2例となる。第2例「Rosellinia necatrix quadrivirus1-W1118」も、第1例と同様に白紋
羽病菌 Rosellinia necatrixから分離された。

クオドリウイルスの共通な特徴として、ゲノムが4分節dsRNA(double-strand(stranded) RNA:2本鎖RNA)セグメントからなり、直径45nmの球状粒子を生産すること、末端塩基が多様性を示す。末端塩基の多型はウイルスゲノムとしては極めて珍しい例だという。

これら兄弟ウイルス間で異なる点は、ウイルス粒子がW1118系統でより安定な点だ。2つのウイルスを別種とするか同1種の別系統とし、それぞれのウイルス科により基準が異なるが、W1118とW1075のウイルスの対応するタンパク質間には72~82%配列相同性が認められる。通常、この値はほかのウイルスの科では別種とする閾値より低い値だ。しかし、両者が同じ生物学的性状(同一宿主に無病徴感染する)を示すことから、同1種の別系統とすることを提案したのである。

研究チームのこれまでも含めた一連の研究の大目的は、白紋羽病菌を病気にする(果樹に対する病原力を衰退させる)ウイルスを使用して果樹を白紋羽病から防除(「ヴァイロコントロール」と提唱されている)することだ。
すでに強力なヴァイロコントロール因子となるようなウイルスの発見に成功しており、同時に菌類には実に多様なウイルスのナノ世界が存在することも示している。

つまり、菌類に感染するウイルスの科は現在14種類の新種が存在し、その内の2種は「Megabirnaviridae」と「Quadriviridae」という新しい科に属することを提案し、国際ウイルス分類委員会に承認された形だ。今後も、次々と新しい種、属、あるいは科に属する菌類ウイルスが発見され、その中にヴァイロコントロール因子として有望なウイルスが含まれることが大いに期待されるとしている。

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デイビー日高/マイナビニュース 2013/05/24
http://news.mynavi.jp/news/2013/05/24/057/index.html

クオドリウイルスファミリーに兄弟発見
岡山大学プレスリリース 13.05.17
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id24.html

A second quadrivirus strain from the phytopathogenic filamentous fungus Rosellinia necatrix
Yu-Hsin Lin, Sakae Hisano, Hajime Yaegashi, Satoko Kanematsu, Nobuhiro Suzuki
Archives of Virology May 2013, Volume 158, Issue 5, pp 1093-1098
http://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00705-012-1580-8



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