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農耕

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1: 2014/08/23(土) 08:46:30.90 ID:???.net
ウガンダのブウィンディ原生国立公園内の森林に暮らす民族集団、バトワの人々。彼らの成人は、近隣の部族に比べて平均身長が10センチ近くも低い。

 アジアやアフリカの熱帯雨林には、平均身長が非常に低い狩猟採集民が複数の集団に分かれて暮らしている。
最近、彼らの小柄という身体的な特徴の要因を遺伝子レベルで解析した研究結果が発表された。

 アフリカ中央部の熱帯雨林で暮らすいくつかの狩猟採集部族は、近隣の農耕部族に比べて身長が極端に低い。
研究対象となった東部のバトワ(Batwa)と西部のバカ(Baka)は、どちらも従来から“ピグミー”と呼ばれている集団に含まれている。
ちなみにピグミーの由来は、ギリシア神話中に現れる小人族の名まで遡るという。

 彼らの身体的特徴の根本的な要因については、従来から様々な説が存在する。しかし今回、カナダ、モントリオール大学のルイス・バレイロ(Luis Barreiro)氏を中心とする研究グループが、バトワとバカのゲノムを解析し、近隣部族との比較を試みた。
その結果、どちらの集団にも、ヒト成長ホルモン受容体および骨形成にかかわるゲノム領域に変異が見られる事実が明らかになった。

「低身長の形質が遺伝子に由来することを示す、最も有力な証拠だ」とバレイロ氏は話す。

 ヒトの身長は変異しやすい形質だが、アジアやアフリカの熱帯雨林に暮らすいくつかの集団はその身長の低さがあまりに際立っている。
例えばバトワの平均身長は、男性が152.9センチ、女性が145.7センチである。近隣に暮らすバキガ(Bakiga)族の平均身長、男性165.4センチ、女性155.1センチと比べれば、その差は歴然としている。

 身長的特徴の要因を生活環境に求める研究者もいる。多様な生物が生息している熱帯雨林だが、食料採集生活にとっては非常に困難な環境でもある。つまり、単なる栄養不足が低身長の要因とも考えられるわけだ。

 一方、バレイロ氏のように、遺伝子変異が低身長の形質をもたらす要因と考える研究者もいた。
根拠の1つが、熱帯の多湿な環境では、小柄なほど体温の異常上昇を防ぎやすいという事実だ。
またバレイロ氏が発表した従来の研究論文で明らかにしているように、熱帯雨林を移動する際はさまざまな障害物を避けなければならないが、それには多大なエネルギーを要する。小柄であれば移動に要するカロリーの消費量も少なくて済むのである。

続きはソースで

 今回の研究結果は、「Proceedings of the National Academy of Sciences」誌オンライン版に8月18日付けで掲載されている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140820-00000000-natiogeog-sctch

pnas
Adaptive, convergent origins of the pygmy phenotype in African rainforest hunter-gatherers
http://m.pnas.org/content/early/2014/08/14/1402875111.abstract

引用元: 【ゲノム】アフリカ中央部の身長が極端に低い狩猟採集部族「ピグミー」、成長ホルモンや骨形成に関与するゲノム領域に変異が見つかる

アフリカの身長が極端に低い部族「ピグミー」、成長に関与するゲノムに変異発見の続きを読む

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~~引用ここから~~

1: Cancer ★@\(^o^)/ 2014/06/10(火) 19:04:22.82 ID:???.net

最初の農耕民は船乗りでもあった
Michael Balter, June 9, 2014 - 3:30pm

シリア、テル・ハルーラの初期農耕遺跡で見つかった古代の骨格(囲み)から採取されたDNAはヨーロッパへの農耕拡散が海洋ルートであったことを示した
http://news.sciencemag.org/sites/default/files/styles/thumb_article_l/public/sn-earlyfarmers.jpg

約10,500年前、中東の狩猟採集民は定住と作物耕作を始め、世界初の農耕民となった。
しかし2つの新しい論文は彼らが陸と海の両方を活動の場としていたことを示している。
新しい研究には、初めて報告された初期中東農耕民からの古代DNAが含まれる。古代人と現代人から採取されたDNAの研究は、農耕が沿岸ルートを通ってヨーロッパに広まったことを示した。農耕民は舟を使ってエーゲ海と地中海を島伝いに横切ったらしい。

考古学者たちは農耕が中東で起こり、その後ヨーロッパに広まったことを昔から知っていた。数百地点の初期遺跡の放射炭素年代が東から西に順に新しくなっているためだ。
だがそれは粗い見当にすぎない。近年、遺伝学者たちが現生と古代の人々のDNA配列を解読することによって詳細を埋めてきている。多くのヨーロッパの遺跡は比較的冷涼な条件で古代人骨格のDNAが残りやすい。だが中東はとても温暖で乾燥した環境のため、研究者たちは最初期の中東遺跡で見つかった多数の骨格のDNA配列解読に失敗していた。
そのため、少なくとも8000年前に始まっていた、中東からヨーロッパへの農耕拡散の最初期段階の理解には大きな空隙が残っている。

1990年代初頭からスペインのチームはシリアにある3つの古代農耕遺跡を発掘してきた。
そのうちいちばん古いものは10,500から10,000年前の年代にわたっている。まさに農耕革命の始まりのころだ。先週PLoS Genetics誌の中で、チームはこのテル・ラマド遺跡とテル・ハルーラ遺跡(上写真)から発掘された15骨格のミトコンドリア(生細胞のエネルギーユニット)DNA配列を部分的に解読したと報告した。これは初期中東農耕民から採取された古代DNAの初めての報告だ。

これらの古代集団から「[遺伝]データが利用可能になったのは明らかに凄いことだ」
とボルドー大学(フランス)の古遺伝学者、マリー=フランス・デギユー(Marie-FranceDeguilloux)は話した。彼女はそのようなDNA配列がヨーロッパへの農耕の拡散を追跡するのに「きわめて重用」だとつけ加えた。

論文の筆頭著者、リバプール・ジョン・ムーア大学(英国)の人類学者、エバ・フェルナンデス(Eva Fernandez)はチームの成功の秘訣を2つの要因に帰した。第一にシリアの農村の遺体は家屋の床下の穴に埋められ、厚い泥で封じられていた。それがシリアの夏の極高温から骨格を保護したと考えられる。第二に、骨格はこの穴から掘り出されてすぐに冷涼な保管庫に入れられた。それもDNAをさらなる分解から保護した。

>>2以降につづく

ソース:ScienceNOW(June 9, 2014)
First Farmers Were Also Sailors
http://news.sciencemag.org/archaeology/2014/06/first-farmers-were-also-sailors

原論文1:PLoS Genetics
Eva Fernandez, et al. Ancient DNA Analysis of 8000 B.C. Near Eastern Farmers Supports an Early
Neolithic Pioneer Maritime Colonization of Mainland Europe through Cyprus and the Aegean Islands.
http://www.plosgenetics.org/article/info:doi/10.1371/journal.pgen.1004401

原論文2:PNAS
Peristera Paschou, et al. Maritime route of colonization of Europe.
http://www.pnas.org/content/early/2014/06/04/1320811111

プレスリリース:Universitat de Barcelona(06/06/2014)
Mitochondrial DNA of first Near Eastern farmers is sequenced for the first time
http://www.ub.edu/web/ub/en/menu_eines/noticies/2014/06/007.html


引用元: 【遺伝学】最初の農耕民は船乗りでもあった シリアの遺跡から古代DNA


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1: ダイビングエルボードロップ(愛知県) 2014/01/26(日) 19:26:10.77 ID:aXL7os90P BE:585369252-PLT(12122) ポイント特典

犬といえば、長い間人類とともに過ごしてきた親友だ。そんな犬の始まりをゲノム解析によって探ったレポートが、専門誌『PLOS Genetics』に発表された。遺伝子研究には縁のない人にも、犬好きなら思わず興味をひかれるような結果が書かれていたので皆さんにご紹介したい。

新事実その1)犬と人間が共に暮らすようになったのは、1万1000~1万6000年も昔

これは人間が農耕を始める前のこと。犬と人間が一緒に暮らすようになった当初、人間は狩猟文化だったのだ。犬と人間が暮らし始めた時期については、「人間は狩猟をしていた」派と「農耕をしていたはずだ」派に専門家の意見も分かれていた。
犬の持つでんぷんを消化する酵素であるアミラーゼをコードする遺伝子(AMY2B)は、人間と暮らし始めたときには、農耕が行われていた証拠だと思われていたのだ。ちなみにディンゴやハスキーにこの遺伝子はない。

新事実その2)当時人間と暮らし始めたのは、“犬とオオカミの祖先”

ゲノム解析の結果、当初飼われていた動物は、正しくは“犬”ではなく、“犬とオオカミの祖先”だと判明した。犬がオオカミから進化したのではなく、両方とも絶滅した“オオカミっぽい”イヌ科の生物から進化したのだというのだ。

オオカミは犬の先祖だと思っていた人も多いのではないだろうか? 犬はオオカミと比べて異種交配が行われていたため、種類ごとに特徴も大きく変わり、進化史が分からなくなっていたのだとか。

はたしてこの研究が、犬の進化史を書きかえることになるのだろうか?

ダウンロード

http://irorio.jp/jpn_manatee/20140126/106264/



オオカミは犬の祖先ではないことが判明?共通の祖先から枝分かれ ゲノム解析で新事実の続きを読む

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1: かかと落とし(東日本) 2013/10/26(土) 09:46:28.21 ID:CCM9H3Jv0 BE:215071698-PLT(15073) ポイント特典

■O型 (狩猟採取して生活していた民族)
狩猟民族の血を引くO型は、胃酸の量が多く肉類を消化する酵素が多いのが特徴です。タンパク質は肉類や魚類などの動物性のものを摂り、野菜や果物をバランスよく摂取しましょう。小麦や乳製品はうまく消化できないので、沢山摂るのは避けた方が良いでしょう。

合う食品:魚類、肉類、野菜、果物
合わない食品:小麦粉、乳製品

■A型(食物を安定して得るため農耕を始めた民族)
農耕民族の血を引くA型は、肉類を消化するのが得意ではありません。穀物と野菜中心の食生活=和食が最適です。タンパク質は魚類や大豆類から摂取しましょう。鳥肉以外の肉は避けたほうが無難です。
また乳製品も得意でないので極力避けるようにしましょう。

合う食品:野菜、果物、大豆製品、魚類、豆乳、そば
合わない食品:肉類、乳製品、精白小麦粉

■B型(集団が大きくなり新天地を求めて遊牧した民族)
遊牧民族の血を引くB型は、消化器系と免疫系が強く、魚類や肉類・野菜・穀物・乳製品と色々なものを楽しめるのが特徴です。しかし、もともと日本人は牛乳の乳糖を分解する酵素を持っていない人が多いので、乳製品ならヨーグルトが良いでしょう。

合う食品:魚類、肉類(鳥肉や豚肉以外)、穀物、野菜、果物、ヨーグルト
合わない食品:鳥肉、とうもろこし、ごま、そば

■AB型(文明が進み分散した人同士が混合した民族)
A型とB型がミックスしたAB型は、両方の良いところと悪いところの両方を併せ持っているのが特徴です。
A型に適しない肉類もAB型は大丈夫ですが、B型で適さない鳥肉は避けたほうが良いでしょう。
タンパク質は魚類・豆類・発酵乳製品などから摂取しましょう。

合う食品:魚類、野菜、果物、大豆製品、穀物(そば、とうもろこし以外)
合わない食品:鳥肉、とうもろこし、小豆、ごま、そば

http://news.ameba.jp/20131025-46/
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血液型によって合わない食べ物 O型乳製品 A型肉類、乳製品 B型鳥肉 AB型鳥肉の続きを読む

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1: おじいちゃんのコーヒー ◆I.Tae1mC8Y @しいたけφ ★ 2013/10/17(木) 14:49:05.05 ID:???0

 
約260万年の人類の歴史の中で、人類が太り始めたのは約1万年前の農耕革命からなのだそう。農耕が始まったことにより人類の食事内容は激変。
食料は備蓄できるようになり、一部の人には肥満が生まれ、また、急速に変わった食べ物は人類の遺伝子に合わず、平均寿命が約40年から約20年に半減してしまったのだとか。

そこに着目した医師、崎谷博征氏がこのほど刊行した「肉・魚が食べ放題の原始人食ダイエット」によると、「食事を狩猟・採集時代のものに戻せば、人は太ることはない」のだそうで、この食事法を実践した著者は2週間で5kgやせて健康になったそう。また崎谷氏の指導により高血圧や糖尿病、アトピー、リウマチなど、多くの病気で改善例が出ているという。

では「原始人色」とは何なのか。それは肉類や魚介類に加え、野菜や果物をたくさん摂取し、逆に炭水化物は減らし、脂質や菓子、加工品は食べないという食事法だ。これまでの健康的な食事と言えば、肉・魚を控え野菜と玄米などの炭水化物を摂るというイメージだが、炭水化物はあまり摂らず、肉・魚はたくさん食べていいというから目から鱗。
本書では原始人が食べていた食事を現代的にアレンジした、簡単かつおいしいレシピを紹介している。

崎谷氏は本書について、「原始人食を始めれば、大抵の方は、1カ月程度で適正な値まで体重が落ちる。何より、体に気力が満ちあふれ、ポジティブな気持ちを持てるようになる。」とコメントしている。

ちなみに、原始人食ではハリウッドセレブに人気の「パレオダイエット」が有名。
厳しい食事制限がありながらも身体にストレスをかけないのが特徴で、キッチリと効果を発揮しているようだが、何れにしてもダイエットは健康や命にもかかわるので、情報を鵜呑みにしないようご注意願いたい。

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http://irorio.jp/canal/20131016/82139/


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1: 白夜φ ★ 2013/10/12(土) 23:29:24.98 ID:???

欧州の狩猟採集民と農耕民、2000年にわたって共存か
2013年10月12日 18:23 発信地:ワシントンD.C./米国

【10月12日 AFP】現在の欧州圏で暮らしていた狩猟採集民と農耕民は、約2000年にわたって共存し、時に混血する場合もあったとする遺伝学研究の論文が10日の米科学誌サイエンス(Science)に発表された。
この研究は、農耕民が短期間で狩猟採集民に取って代わったとするこれまでの説を覆す内容となっている。

発表された2件の研究によると、共存はこれまで考えられていたよりもかなり遅い約5000年前まで続いていたとされる。

1番目の研究は、独ミッテレルベ・ザーレ(Mittelelbe-Saale)地域25か所の発掘現場で見つかった古代人の遺骨364人分から採取した遺伝子のデータを基に行われた。
古代人の遺伝子データとしては過去最大規模を誇るという。
2番目の研究は、独ウェストファーレン(Westphalia)地域にある洞窟で見つかった古代人の遺骨25人分から採取した遺伝子を調査した。

ヨハネス・グーテンベルク大学 (マインツ大学、Johannes Gutenberg University)人類学部の研究者らによると、狩猟採集民も農耕民も現代中央ヨーロッパ人の唯一の祖先ではないという。

穀物栽培や家畜飼育を行い、陶器も作っていたとされる農耕文化が中近東から中央ヨーロッパに広がったのは約7500年前。
この農耕民は、遭遇した狩猟採集民を短期間で消滅させたと考えられてきた。
しかし今回の調査の結果、狩猟採集民と農耕民は以降約2000年間にわたって共存を続けたことが示された。

また論文の主著者、ヨハネス・グーテンベルク大学マインツ(Johannes Gutenberg-Universitat Mainz、マインツ大学)のヨアヒム・ ビュルガー(Joachim Burger)氏によると、狩猟採集民の女性が「妻」として農耕民のコミュニティーに入ることもあった。
一方、農耕民女性の遺伝系列は、狩猟採集民のグループでは確認できなかった。

こうして、この地域の狩猟採集文化は約5000年前に消滅し、農耕文化が置き換わったという。
研究チームによれば、現代ヨーロッパ人の約30%が初期農耕民の遺伝子を持っているとされ、残りの人口は、もっと最近になって他地域から入って来た人々から構成されているという。(c)AFP

4

▽記事引用元 AFPBBNews 2013年10月12日 18:23
http://www.afpbb.com/articles/-/3001264

▽関連リンク
Science
2000 Years of Parallel Societies in Stone Age Central Europe
http://www.sciencemag.org/content/early/2013/10/09/science.1245049.abstract
Ancient DNA Reveals Key Stages in the Formation of Central European Mitochondrial Genetic Diversity
http://www.sciencemag.org/content/342/6155/257.abstract



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