1: 常世非時香果φ ★ 2013/07/24(水) 21:01:05.12 ID:???

超電導送電線で電車走行実験

 電気抵抗をゼロにすることで節電につなげる「超電導」の技術を用いた送電線によって、電車を実際に走らせる実験が、東京・国分寺市で行われました。

 この実験は、「超電導ケーブル」の開発を続けてきた、国分寺市にある鉄道総合技術研究所が行いました。
 直径10センチのケーブルには、超電導体の金属とそれを冷やす液体窒素が入っていて、電気抵抗をゼロにして送電できるため、大きな節電効果が可能になります。
 24日の実験は、このケーブルを使って電車を実際に走らせ、実用化の可能性を確かめるもので、構内にある線路脇に超電導ケーブルが敷かれました。

 そして、電車の中にあるコントローラーを操作すると電気が流れ、2両編成の車両が線路の上を勢いよく走っていきました。

 実験では速度を45キロまで上げましたが、電気は安定して流れ、不具合は見られなかったということです。
 このケーブルが実用化されれば、電車が走行するのに必要な電気の使用量をおよそ5%減らすことができるということで、鉄道総合技術研究所は、5年後の実用化を目指すことにしています。

 ケーブルの開発に携わった富田優さんは「データを見ても電気抵抗もゼロだったので実験は成功だと言える。今後は、各現場の線路の特徴に合わせられるよう、ケーブルの構造を見直すなどしていきたい」と話していました。

07f3e99b.png

(ソース内に動画あります)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130724/k10013264931000.html
参考:超電導ケーブルの開発(鉄道総合技術研究所)
http://www.rtri.or.jp/rd/division/rd49/rd4940/rd49400101.html



【技術】鉄道総合技術研究所、「超電導ケーブル」を用いて電車を実際に走らせる実験を実施の続きを読む