理系にゅーす

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進化

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1: 2014/11/25(火) 23:23:12.46 ID:???0.net
ADHD(注意欠陥多動障害)は進化の一つであったかもしれない…
ニューヨークのリチャード・フリードマン博士が主張していることが明らかになりました。
博士はADHDは人間がかつて狩りをして生活をしていた時代、生存性を高める要因の一つであったといいます。

博士によれば、狩りをしながら放浪するような苛酷な環境で生活をしていた場合には、より衝動的に行動する人間ほど生存能力は高いとのこと。
ケニアの先住部族を遺伝子調査したところ、ADHDに関連する遺伝子を持つ人は栄養状態が良く、逆にそうでない人は低体重であったそうです。

「環境が変わる放浪するような生活の場合には、新規性を求める動的な傾向の方が適しています。」
「逆に持続的、専念的な活動が求められる現代社会にはこの傾向は向きません。」

ADHDは人口のおよそ5%がそうであると考えられており、症状としては一般的には集中力の欠如、注意散漫などがみられます。

http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2848548/Did-ADHD-evolutionary-advantage-Traits-linked-disorder-helped-nomads-survive-hunting.html

引用元: ADHD(注意欠陥多動障害)は人類の進化の一つかもしれない…動的な傾向は生存能力が高かったと米科学者

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1: 2014/08/19(火) 10:21:05.80 ID:???.net
8000年前に遺伝子変異か=チベット人の高地適応-国際チーム

チベット高原に住む人々が富士山より高い標高4000メートル以上の高地に適応し、低酸素症にかからない体質になった原因の遺伝子変異の一つは、約8000年前に起きた可能性が高いと、米ユタ大などの国際研究チームが18日、米科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に発表した。
 
現生人類のホ◯・サピエンスは約20万年前にアフリカ東部で出現し、10万年程度前にアフリカからユーラシア大陸などへ進出したと考えられている。
こうした人類の歴史に比べれば約8000年前の遺伝子変異は最近の出来事であり、人類の進化がどのように起きるのかを解明する手掛かりになるという。
 
チベットの人々と低地に住むアジア人の体質の違いを遺伝子レベルで探る調査は近年盛んに行われ、主要な遺伝子変異が幾つか見つかっている。
研究チームが注目したのは「EGLN1」という遺伝子で、先祖がチベット高原に住んでいた約90人のうち、9割に共通の変異があった。一方、低地のアジア人にこの遺伝子変異はほとんどみられなかった。
(2014/08/18-17:37)
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▽記事引用元
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201408/2014081800619&g=int
時事ドットコム(http://www.jiji.com/)2014/08/18-17:37配信記事

▽関連リンク
Nature Genetics (2014) doi:10.1038/ng.3067
Received 15 November 2013 Accepted 24 July 2014 Published online 17 August 2014
A genetic mechanism for Tibetan high-altitude adaptation
http://www.nature.com/ng/journal/vaop/ncurrent/full/ng.3067.html

THE UNIVERSITY OF UTAH
8,000-Year-Old Mutation Key to Human Life at High Altitudes
http://unews.utah.edu/news_releases/8000-year-old-mutation-key-to-human-life-at-high-altitudes/


引用元: 【人類】チベット人の高地適応 8000年前に遺伝子変異か/米ユタ大など国際チーム

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1: 2014/11/01(土) 11:32:30.31 ID:???.net
京大、植物の性遺伝子を特定 カキの木で


植物の雌雄を決める二つの遺伝子を京都大の田尾龍太郎准教授(果樹園芸学)のチームがカキの木で特定し、31日付の米科学誌サイエンスに発表した。

遺伝子は「MeGI」(雌木)、「OGI」(雄木)と名付けた。
チームによると、これらの遺伝子によるカキの性決定メカニズムの起源は2千万~5千万年前で、ほかの植物にも似た仕組みがあるとみており、性決定の進化の解明や、将来は作物栽培への応用にもつなげたいという。

チームは、マメガキの遺伝子を網羅的に解析。
雄株の形成に関わる遺伝子「OGI」と、雌株の形成に関わり、OGIと構造がそっくりな遺伝子「MeGI」を特定した。

2014/10/31 03:00 【共同通信】
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▽記事引用元
http://www.47news.jp/CN/201410/CN2014103001001714.html
47NEWS(http://www.47news.jp/)2014/10/31 03:00配信記事

▽関連リンク
京都大学
植物で初、雌雄異株性の性決定因子を柿において発見
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2014/141031_1.html
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2014/documents/141031_1/02.pdf

*ご依頼いただきました。

引用元: 【植物】植物の雌雄を決める二つの遺伝子をカキの木で特定/京都大

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1: 2014/11/11(火) 18:19:42.43 ID:???.net
猫の家畜化、肉好きな習性が影響か
2014年11月11日 11:07 発信地:ワシントンD.C./米国

【11月11日 AFP】猫が独立心が高いながらも人懐っこいペットに進化した過程において、温厚な性格と、魚や肉など脂肪分の多い餌を好んだことが一助となった可能性があるとの研究論文が10日、米国科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)で発表された。

さらに家畜化された後は、白い足など特定の容姿を持つ猫を人が好んだことが、現在知られている38の種に選り分けられる上で重要な役割を果たしたと、研究チームは指摘している。

米ワシントン大学医学部(Washington University School of Medicine)などのチームは、イエネコの遺伝子を、他の品種の猫やヤマネコ、その他のほ乳類と比較し、一連の相違点を特定した。

例えば、トラとイエネコはそれぞれ、大量の脂肪酸を摂取するが、もし人間がそのような食生活を続ければ引き起こしかねない心臓疾患や高コレステロールを発症することのない驚異的な身体能力を持っている。
実際、ネコ科の動物は、健康に育つために肉が必要なのに対して、他の大多数の肉食動物は、植物や穀物、豆類が中心の食事でも生き延びることが可能だ。

-----------引用ここまで 全文は引用元参照----------

▽記事引用元
http://www.afpbb.com/articles/-/3031400
AFPBBNews(http://www.afpbb.com/)2014年11月11日 11:07配信記事

▽関連リンク
・PNAS
Comparative analysis of the domestic cat genome reveals genetic signatures underlying feline biology and domestication
http://www.pnas.org/content/early/2014/11/05/1410083111.abstract
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/9/d/500x400/img_9d489f6bc22fabdbfeaa9e48020595e4203228.jpg
・Washington University School of Medicine
The cat’s meow: Genome reveals clues to domestication??
November 10, 2014
By Gaia Remerowski
https://news.wustl.edu/news/Pages/27653.aspx

引用元: 【生物】猫の家畜化 人懐っこいペットに進化した過程において肉好きな習性が影響か/米ワシントン大学医学部など__

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1: 2014/11/09(日) 10:52:59.55 ID:???0.net
 エイズウイルス(HIV)に感染し医療機関に通院している人のうち、七割は血中のHIV量が検出できないレベルに抑えられていることが、研究者の調査で分かった。抗HIV薬の進化と普及が要因。支援団体のNPO法人「ぷれいす東京」の生島嗣(ゆずる)代表は「陽性者でも、きちんと治療に向き合っていれば、感染源になる可能性は極めて低い」として、検査の積極的受診と、HIV患者への偏見、差別の是正を求めている。 

 調査は昨年、厚生労働省のエイズ対策研究事業の一環として、慶応大の樽井正義名誉教授を代表とする研究班が実施。
全国九カ所の医療機関に通う陽性者千百人から回答を得た。全体の98%が日本国籍で、95%は男性。平均年齢は四四・六歳だった。

 HIV感染者が、治療を受けずに放置していると、徐々に免疫機能が破壊され、エイズ(後天性免疫不全症候群)を発症。感染症を患うなどして最悪の場合は死に至る。一九九〇年代からは、HIVの増殖を抑える強力な抗HIV療法の開発が進み、現在は投薬治療によってエイズの発症を防ぐことができるようになった。

 調査に回答したHIV陽性者のうち94・5%が抗HIV薬を服用中。服薬していない人も含む全体の70%に当たる陽性者のHIV量は極めて低く、現行の検査法では検出できないレベルだった。薬の服用回数は、「一日一回」が58・2%で、十年前の2・3%から大幅に増加。「一日二回」は35・7%だった。通院回数は49・7%が「三カ月に一度」、23・8%が「二カ月に一度」と回答した。

 生島代表は「薬の進歩で陽性者の生活は格段に楽になり、適切に治療していれば母子感染をせずに妊娠、出産も可能だ。いたずらに怖がらず検査を受けてほしい」と話す。

ソース(東京新聞) http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014110902000123.html

図表=HIV陽性者のウイルス量
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/images/PK2014110902100045_size0.jpg

引用元: 【社会】抗HIV薬の進化で感染リスクが減少、陽性通院者の7割は検出限界以下…「きちんと治療していれば、感染源になる可能性は低い」

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1: 2014/11/08(土) 15:44:36.12 ID:???.net
昆虫の起源は4.8億年前 筑波大など研究チームが分析
2014/11/7 23:08

日本、ドイツ、米国など13カ国の国際研究チームは7日、地球上の生物種の半数以上を占める昆虫の厳密な系統樹を作ったと発表した。
昆虫のゲノム(全遺伝情報)と化石を使って進化年代を推定、これまで約4億年前とされていた昆虫の起源は約4億8000万年前にさかのぼることがわかった。
研究成果は米科学誌「サイエンス」に掲載された。

昆虫は地球上に約100万種おり、全生物種の半数以上、動物種の75%以上を占める。

筑波大の町田龍一郎教授ら約100人の国際研究チームは、昆虫の約32目(もく)をすべてカバーする103種の約1500遺伝子の塩基配列を解析。
膨大なデータを分析して厳密な系統樹を作成した。

昆虫が多様化を遂げた年代を推定するため、37種の化石を使って調べたところ、昆虫の起源は約4億8000万年前にさかのぼることが判明した。
さらに、これまで約3億5000年前とされていたカゲロウなどの有翅(し)昆虫類の羽の獲得は、4億年前以上にさかのぼることもわかった。

町田教授は「昆虫は藻類などの陸上植物とともに、初期の陸上生態系を作り出した生物群の一つだったことがわかった」と話している。
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▽記事引用元
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG07H5W_X01C14A1CR8000/
日経電子版(http://www.nikkei.com/)2014/11/7 23:08

▽関連リンク
・Science 7 November 2014:
Vol. 346 no. 6210 pp. 763-767
DOI: 10.1126/science.1257570
?Report
Phylogenomics resolves the timing and pattern of insect evolution
http://www.sciencemag.org/content/346/6210/763
・筑波大学
ゲノム情報で昆虫の高次系統関係と分岐年代を解明
http://www.tsukuba.ac.jp/attention-research/p201411071600.html
http://www.tsukuba.ac.jp/wp-content/uploads/888326177f4688f92fdaf484ca61e8281.pdf

引用元: 【生物】昆虫の起源は4.8億年前 膨大なデータを分析して厳密な系統樹を作成/筑波大など__

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