理系にゅーす

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進化

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1: 2014/09/05(金) 07:16:23.86 ID:???.net
謎の新種深海生物、“生きた化石”か?
Jennifer Frazer, September 4, 2014

 1986年にオーストラリア沖の深海で発見されたキノコ形の奇妙な生物が、最近ようやく命名された。

新種の深海生物、デンドログランマ・エニグマティカ(Dendrogramma enigmatica)は、1986年にオーストラリア沖の深海から引き上げられ、最近になってようやく命名された。
不透明な部分は枝分かれした消化管である。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/mushroom-2_83254_990x742_600x450.jpg

 どの現生動物にも分類することができない謎の生物は、太古に絶滅した種に似ているという。この発見は、長い間絶滅したものと考えられ、1938年に南アフリカ沖で発見されたシーラカンスを思い出させる。

 もしその新種が古代生物の子孫であるとすれば、「系統樹の形を完全に変え、動物学の教科書を書き替えるだろう」と、セントオーガスティンにあるフロリダ大学ホイットニー海洋生物学研究室の神経生物学者レオニッド・モローズ(Leonid Moroz)氏は語る。

 長さ2センチほどの小さな生物は、半透明でアンズタケに似ている。キノコの柄に見える部分の先端は口にあたり、消化管とつながっている。消化管は、キノコの傘のような円盤状の部分で繰り返し枝分かれしている。

 採取された標本には裂けたような跡がないため、何かの表面に張り付いていたのではなく、自由に漂っていたようだ。

 円盤状の部分は柔軟性が無く、推進力を与えるような手段もないため、泳ぐことはできなかったと推測される。また、口の周りを囲む突起物から分泌される粘液で微生物を捕えたと考えられている。

◆進化の変わり者

 1986年、甲殻類専門の生物学者ジーン・ジャスト(Jean Just)氏が、オーストラリア沖でこの奇妙な生物を初めて捕獲した。それ以来、同じものは見つかっていない。多くの専門家に相談したところ、わずかでも類似する生物の記録や記憶さえ出てこなかった。

 深海から引き上げられた後、一度ホルマリン漬けにされ、その後エタノールに浸して保存された。そのため、遺伝子解析がほとんど不可能な状態になってしまった。

 遺伝子情報がないと、どの種類に属すのか知ることは困難である。外見から判断して、進化の初期に分岐した古代生物に近いとジャスト氏は言う。
(中略)
 デンドログランマとよく似た現生動物はいないが、三裂動物門(Trilobozoa)に属すとされるアルブマレス(Albumares)やアンフェスタ(Anfesta)、ルゴコニテス(Rugocon-ites)の化石標本は驚くべき類似性を示している。

 これらの古代生物は、5億4000万年前、エディアカラ紀の後半に絶滅したと考えられている。それはちょうど生物が急速に分岐した、カンブリア爆発の直前にあたる。
(後略)

詳細・続きはソースで

ソース:ナショナルジオグラフィック ニュース(September 4, 2014)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140904005

論文:PLoS One
Jean Just, Reinhardt Mobjerg Kristensen, Jorgen Olesen
Dendrogramma, New Genus, with Two New Non-Bilaterian Species from the Marine
Bathyal of Southeastern Australia (Animalia, Metazoa incertae sedis) ? with
Similarities to Some Medusoids from the Precambrian Ediacara.
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0102976

プレスリリース:http://www.eurekalert.org/pub_releases/2014-09/p-nds082814.php

引用元: 【動物系統学】キノコに似た謎の新種深海生物はエディアカラ生物の生き残り?

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1: 2014/08/28(木) 09:33:00.05 ID:???0.net
先史時代。
いわゆる石器時代の人間は石などを使った原始的な狩猟ツールを使っていました。
これらは近代兵器よりも威力が劣ると想像しがちです。

しかし科学者たちは50万年前に使用されていたとされる石槍を実験し、 非常に高い威力を持ち、まるでライフル弾のように大きな動物を仕留めることが出来る事を突き止めました。
「原始人類が大型動物を狩ることが出来た。この石器は人類の進化に大きな影響を与えたことでしょう。」
http://i.dailymail.co.uk/i/pix/2014/08/27/1409157229789_wps_3_NATIONAL_PICTURES_Caption.jpg

アリゾナ州の科学者はゼラチンを使って石槍の威力を実験しました。
全て同じ力がくわわるようにクロスボウを使って射出したところ、先端の石が”大きく広いほど”大きな空洞状の傷を形成することがわかったとのことです。
http://i.dailymail.co.uk/i/pix/2014/08/27/1409157292392_wps_6_Embargoed_to_1900_Wednesd.jpg

続きはソースで

http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2735926/Stone-Age-spears-lethal-BULLETS.html

引用元: 石槍は銃弾に匹敵する非常に高い威力を持つ事が判明 米科学者

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1: 2014/08/16(土) 05:42:00.90 ID:???0.net BE:348439423-PLT(13557)
豊橋技術科学大などの研究グループが昆虫のアブラムシを詳しく調べた結果、体内にいる細菌などから遺伝子を譲り受けた上で、それをもとにタンパク質を合成して細菌側へ運ぶ高度な共生関係を築いていることが分かった。

同大の中鉢淳准教授(共生生物学)は「別々の生物が融合していく究極的な進化の形だ」と話している。15日までに米科学誌カレントバイオロジーに発表した。

*+*+ 47NEWS +*+*
http://www.47news.jp/CN/201408/CN2014081501001746.html

引用元: 【社会】昆虫内で細菌と高度な共生関係…「別々の生物が融合していく究極的な進化の形だ」

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1: 2014/08/01(金) 03:31:51.68 ID:???.net
■5千万年かけ小型化 鳥類祖先の恐竜

 恐竜の体は5千万年以上かけて小型化し、鳥類の祖先が出現したとオーストラリア・アデレード大などのチームが1日付の米科学誌サイエンスに発表した。従来考えられていたより前から、恐竜の小型化が起こっていたことを示す成果。

 チームは、鳥類の祖先とされる獣脚類と呼ばれる恐竜や初期鳥類120種を対象に、1500以上の骨の特徴を統計的に比較し、進化に伴う体重の変化などを調べた。

 この結果、1億9800万年前までに出現した恐竜メガロサウルスの祖先の体重は、163キロ未満と推定した。1億7400万年前までに出現した恐竜の推定体重は46キロ未満、鳥類に近づくにつれて減少。

http://www.47news.jp/CN/201407/CN2014073101001885.html
http://www.47news.jp/ 47NEWS(よんななニュース) (2014/08/01 03:01)【共同通信】配信

Abstract
Sustained miniaturization and anatomical innovation in the dinosaurian ancestors of birds
http://www.sciencemag.org/content/345/6196/562

引用元: 【古生物学】5千万年かけ小型化 鳥類祖先の恐竜

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1: 2014/08/05(火) 04:47:38.89 ID:???0.net
さまざまな種類の細胞に変化できるiPS細胞は、ヒトの細胞に遺伝子を組み込むことによって作られますが、この際、遺伝子が、細胞のどの部分に作用しているかを京都大学iPS細胞研究所のグループが突き止めました。
iPS細胞を作る新たな方法の開発につながる可能性があると期待されています。

研究を行ったのは、京都大学iPS細胞研究所の高橋和利講師のグループです。
さまざまな種類の細胞に変化できるiPS細胞は、体の細胞に遺伝子を組み込むことで作られますが、遺伝子がどのように作用するかは分かっていませんでした。そこで研究グループは、組み込んだ遺伝子が、細胞の「ゲノム」と呼ばれる遺伝情報のうちどの部分に作用しているか、分析しました。
その結果、遺伝子は「HERV-H」という特定の配列に結合し、この部分の働きが一時的に活発になることが分かりました。
遺伝情報のこの部分は、ヒトの進化の過程でウイルスに感染したことで作られ、これまで、特に働きを持たないとみられていたということです。
iPS細胞の作製に成功し、ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授は「役に立たないとされていた部分に重要な働きがあったことは驚きだ。
詳しい仕組みを解明することで、iPS細胞を作る新たな方法の開発につながる可能性がある」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140805/n65598510000.html
※スレ立て時点で全文閲覧出来ました

引用元: 【科学】京大、iPS細胞作製で遺伝子の作用解明

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1: 2014/07/21(月) 21:54:18.43 ID:???.net
果物の色、鳥の好みに合わせ進化か 研究
2014年07月18日 09:09 発信地:パリ/フランス

台湾・台北(Taipei)で撮影されたゴシキドリの仲間(2009年7月2日撮影)。(c)AFP/Sam YEH
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/3/2/1024x/img_324091ea70517d3e0f487fe4a8006d47292829.jpg

【7月18日 AFP】アジアの熱帯地域に生息する鳥は赤色と黒色を好む傾向があり、これが誘因となってジャングルの植物が赤や黒の色をした果実を実らせるようになった可能性が高いとする研究論文が17日、英科学誌ネイチャー(Nature)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に掲載された。

 天然の果物に赤や黒の色合いをしたものが非常に多い原因の一部は、それらを食べて種を拡散させる鳥の色の好みにあるとする説は、長年にわたり唱えられてきた。

 中国の研究チームは今回、鳥には本当に色の好みがあるのかどうかを最終的に明らかにすることで、この仮説の検証を試みた。

 匂い、形、味の影響を排除するため、研究チームはリンゴ、西洋ナシ、バナナ、小麦粉とトウモロコシの粉を混ぜ合わせて丸め、小さな玉にしたものを無味の食品着色料を用いて黒、赤、黄、緑、青に着色した人工果実を作製した。

続きはソースで

(c)AFP

ソース:AFPBB NEWS(2014年07月18日)
果物の色、鳥の好みに合わせ進化か 研究
http://www.afpbb.com/articles/-/3020882

原論文:Scientific Reports
Qiong Duan, Eben Goodale & Rui-chang Quan.
Bird fruit preferences match the frequency of fruit colours in tropical Asia.
http://www.nature.com/srep/2014/140717/srep05627/full/srep05627.html

プレスリリース:Chinese Academy of Sciences(2014-07-18)
Frugivorous Birds Prefer Black and Red Over Other Colors in Xishuangbanna
http://english.cas.cn/ST/LSB/lsb_progress/201407/t20140718_124635.shtml

引用元: 【行動生態学】果物の色、鳥の好みに合わせ進化か

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