理系にゅーす

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道具

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1: 2018/03/01(木) 10:09:20.05 ID:CAP_USER
人類が大きく進化した理由として「火を使うようになった」ことが挙げられますが、オーストラリア北部には「火を使って狩りをする鳥」が存在することが確認されました。
研究者たちによって「発見」されたこの現象ですが、オーストラリア北部のアボリジニは古くからこの現象を知っていて、研究者たちはアボリジニの伝承をもとに研究を行ったそうです。

When Scientists "Discover" What Indigenous People Have Known For Centuries | Science | Smithsonian
https://www.smithsonianmag.com/science-nature/why-science-takes-so-long-catch-up-traditional-knowledge-180968216/

かつては道具を使う動物は人間だけだ、と信じられていた時代もありましたが、近年の研究によって動物たちが道具を使う事例が次々と発見されているとのこと。
チンパンジーはシロアリを捕獲するために小枝をアリ塚に差し込んで「アリ釣り」を行い、タコは半分に割れたココナッツを運んで自分の隠れ家として利用します。
しかし、「鳥が火を使う」という発見は非常に大きな衝撃を学者たちに与えました。

マーク・ボンタ氏とロバート・ゴスフォード氏らの研究チームは、オーストラリア北部に生息する「Milvus migrans(トビ)」「Haliastur sphenurus(フエナキトビ)」
「Falco berigora(チャイロハヤブサ)」の3種類の猛禽類が火の付いた枝をくわえて運び、餌となる小動物をあぶり出していることを発見しました。
鳥が火災に乗じて逃げる動物を捕獲していることは知られていましたが、実際に鳥が木の燃えさしを使って火事を拡大させている事実は西洋の科学者たちを驚かせました。

しかし、「鳥が火を使って狩りをする」という現象はオーストラリア北部のアボリジニにはよく知られており、部族の儀式や習慣にも「火を使う鳥」のモチーフが取り入れられていたとのこと。
このアボリジニの伝承は西洋の人々も知っていたものの、「鳥が火を使って狩りをするわけがない」として、ただの迷信として扱われてきました。
鳥が火を使う現象を発見したボンタ氏とゴスフォード氏はアボリジニの伝承を前向きに研究し、アボリジニの伝承を元に火を使う鳥の存在を発見したとのこと。
先住民族に伝わる伝承を非科学的だとして切り捨てるのではなく、「伝承には理由があるはずだ」として西洋的な科学研究に生かしたのです。

火を使う鳥の事例は、全世界の科学者たちに「先住民族の伝統的知識を科学的新発見に生かすことができるのでは?」というアイデアを与えるものです。
同様に、先住民族に伝わる伝承を科学研究に生かしている例として、海氷の観測に関する気候学研究において、過去の海氷状態の変化を知るためにイヌイットの伝統的知識が使われているとのこと。

しかし、先住民族の知識が科学的研究に有効であるという実例があるにもかかわらず、多くの科学者は先住民族の知識を研究に持ち込むことを避けています。

続きはソースで

関連ソース画像
https://i.gzn.jp/img/2018/02/28/scientists-discover-indigenous-people-knew/00_m.jpg

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20180228-scientists-discover-indigenous-people-knew/
ダウンロード (2)


引用元: 【研究】「先住民族に伝わる伝承」をもとに科学的新発見につなげる取り組みは有効なのか?[02/28]

「先住民族に伝わる伝承」をもとに科学的新発見につなげる取り組みは有効なのか?の続きを読む

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1: 2017/12/11(月) 12:44:36.40 ID:CAP_USER
【12月8日 AFP】
南太平洋のニューカレドニア(New Caledonia)に生息するカラスは、小枝をかぎ針のような形に細工して、穴の奥に潜む昆虫を捕らえるのに役立つ道具を作り出す能力を持つことで知られている。
だが、このカラスが経験を積むと、この道具作りに対して「手抜き」をする可能性を指摘した研究結果が7日、発表された。

 この道具を作る際に、若いカラスは細心の注意を払ってくちばしを駆使するが、年を取って知恵を身につけたカラスは手順を簡略化して手っ取り早く作る傾向がある。

 米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に掲載された論文によると、若いカラスでは、くちばしを使って木の枝を丹念に折ったり切ったりする傾向がみられたが、老練なカラスほど、枝を引き抜くだけといういいかげんな作り方をしていた。結果、昆虫を引っかける「フック」(かぎ)の部分の構造がより浅かった。

 論文の主著者で、英セント・アンドリューズ大学(University of St Andrews)のクリスチャン・ルッツ(Christian Rutz)教授(生物学)はAFPの取材に対し、フックが深い道具を作るためには時間や労力といったコストが余分にかかるだろうが、経験を積んだ成鳥はこのコストを回避していると考えられると語った。

続きはソースで

(c)AFP

AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3154675
ダウンロード


引用元: 【動物】道具作りをするカラス、老練になるほど「手抜き」の傾向

道具作りをするカラス、老練になるほど「手抜き」の傾向の続きを読む

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1: 2017/09/09(土) 23:24:42.83 ID:CAP_USER9 BE:163221131-PLT(44444)
http://assets.media-platform.com/bi/dist/images/2017/09/06/59a986506eac40d11c8b76e5-w640.jpg
カナダ、ブリティッシュコロンビア州にあるトリケット島。


カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州に住む先住民族「ヘイルツク族(Heiltsuk)」は代々、数百年あるいは数千年にわたって、彼らの先祖がどこからやってきたのかを語り継いできた。先祖は生き残りをかけ、氷河期でも凍らない沿岸地域に逃れてきたのだと彼らは主張している。

そして、この主張の正しさを、同州セントラル・コースト地域にあるトリケット島(Triquet Island)で行われた新たな発掘調査が裏付けたとカナダの公共放送CBCが報じた。

この発掘調査は、ビクトリア大学の博士課程に在籍中の、Hakai Instituteの奨学生でもある考古学者Alisha Gauvreau氏が2016年後半に行ったもの。調査チームは、木彫りの道具や木炭の破片といった複数の人工物を、古代の集落と思われる場所から発見した。これらは「パレオソル」と呼ばれる薄い古土壌層で見つかった。

その後、チームは発掘した木炭の破片を放射性炭素年代測定にかけ、これらの破片が1万3613年から1万4086年前のものだということを突き止めた。これはエジプトでピラミッドが建てられる数千年前にあたる。

今回発見された人工物は、これまでに北米で発掘された中でも、最も古い部類に入る。

1977年、ワシントン州立大学の考古学者らは、同州西部のオリンピック半島近くで、槍の先端とマストドン(絶滅したゾウの一種)の肋骨を発掘。その後、2011年に行われたCT検査の結果、西海岸で人間が定住し始めたのは今から約1万3800万年前と、それまで考えられてきた時期から800年遡ることとなった。

続きはソースで

BUSINESS INSIDER

https://www.businessinsider.jp/post-104397
ダウンロード (2)


引用元: 【歴史】博士課程の学生が発見! ピラミッドより1万年も古い集落がカナダにあった [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/09/20(火) 07:26:10.80 ID:CAP_USER
世界最古の釣り針発見=沖縄のサキタリ洞遺跡-県立博物館など:時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092000060&g=soc
http://www.jiji.com/news/kiji_photos/0160919at29_p.jpg


 沖縄県南城市のサキタリ洞遺跡で、世界最古となる2万3000年前の貝製の釣り針が発見された。沖縄の旧石器人がカニを捕獲するなど漁労を行っていたことも判明。沖縄県立博物館・美術館などの研究チームが発表し、論文は19日(米東部時間)以降、米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。
 釣り針は幅1.4センチで、巻き貝を割り、削って作られている。

続きはソースで

(2016/09/20-05:24)

ダウンロード


引用元: 【考古学】世界最古の釣り針発見=沖縄のサキタリ洞遺跡-県立博物館など [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/09/14(水) 03:40:18.22 ID:CAP_USER9
局部磨製石斧などが見つかった発掘現場=高畠町竹森で
http://cdn.mainichi.jp/vol1/2016/09/13/20160913dd0phj000044000p/9.jpg
発掘調査で、貴重な石器が出土している日向洞窟遺跡周辺の休耕地
http://storage.kahoku.co.jp/images/2016/09/11/20160911kho000000022000c/001_size6.jpg

 国史跡の「日向(ひなた)洞窟遺跡」(高畠町竹森)を調査した東北芸術工科大東北文化研究センターは10日、縄文時代草創期(約1万6000~約1万1000年前)の局部磨製石斧(せきふ)と矢柄(やがら)研磨器が1点ずつ見つかったと発表した。東北地方で見つかるのは珍しいという。

 同遺跡から西側約150メートルにある休耕地の地表を2メートル掘り下げた地点で出土した。

 先端部のみが磨かれた局部磨製石斧は縦10センチ、横5センチ。長方形に近い矢柄研磨器は縦2センチ、横1・5センチで、矢の中央部分を磨く道具と考えられるという。

【松尾知典】

続きはソースで

http://mainichi.jp/articles/20160913/ddl/k06/040/065000c
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201609/20160911_53004.html
images


引用元: 【考古】「東北では珍しい」 縄文時代草創期(約1万6000~約1万1000年前)の「局部磨製石斧」発掘、山形・高畠の日向洞窟遺跡©2ch.net

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1: 2016/07/14(木) 07:20:49.10 ID:CAP_USER
700年前のサルの道具を発見、100世代継承 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/071300263/
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/071300263/ph_thumb.jpg


 ブラジルのサバンナにある遺跡から、アフリカを除く地域で人類以外がつくったものとしては最古の石器が発見された。お腹をすかせたオマキザルが数世紀前に使っていたハンマー(木の実に叩きつけて割るための石)と台石がそれだ。(参考記事:「最初に道具を使った人類はアウストラロピテクス」、「世界最古の石器発見、330万年前に猿人が作る?」)

 これらの石器の存在は、少なくとも700年前から、ブラジルのセラ・ダ・カピバラ国立公園にすむオマキザルの1種、ヒゲオマキザル(Sapajus libidinosus)がカシューの実を砕いて刺激成分のある殻を取り除いていたことを示している。今回の発見は、こうした行動が同地域にすむオマキザルにとって昔から重要な意味を持っていたことを裏付けると同時に、人類以外の霊長類による道具の歴史の研究に新たな知見をもたらすものだ。彼らは石器を使った加工技術を100世代は伝えていると見られる。(参考記事:「動物の知力」)

「私たちのさまざまな過去を解き明かすことによって、人間とは何かという見方に考古学は影響を与えてきました。人類以外の霊長類に対しても、同じようなことができるのではないかと期待しています」と、論文の共著者で英オックスフォード大学の霊長類考古学研究グループを率いるマイケル・ハスラム氏は言う。(参考記事:「ヒトはなぜ人間に進化した? 12の仮説とその変遷」)


なぜ道具を使うようになるのか

 7月11日付けの学術誌「Current Biology」に発表された論文によると、今回発見された道具類は、道具を使う霊長類がばらばらにごくわずかしか見つかっていない謎を解明する上でも役立つという。道具を使うことが知られている人類以外の霊長類は今のところチンパンジー、ヒゲオマキザル、カニクイザルだけで、なぜこれらの種だけが道具を手にしたのか、はっきりとした理由はまだわかっていない。

「技術誕生の謎を解き明かすには、石器を使用するすべての霊長類を観察することが肝要です。彼らに共通する特徴を見つけ、石器を使う存在になるには何が必要なのかを見極めるのです」と論文の共著者で、同じくオックスフォード大学の霊長類考古学研究グループに所属する霊長類学者、リディア・ランクス氏は言う。

 これはとても大きなテーマであり、研究は始まったばかりだ。1300~4300年前にチンパンジーが道具を使用していたコートジボワールの3カ所の遺跡を除けば、セラ・ダ・カピバラは、近代以前に人類以外の霊長類が石器を使った場所の報告としては2例目に過ぎない。ブラジルのヒゲオマキザルの場合、数世紀前から残る民話や逸話に道具を使うサルの描写があったにも関わらず、彼らの石器の使用が自然発生的なものであることが確かめられたのは2004年になってからだった。

 今回の発見により、ヒゲオマキザルの行動が自然に発生したことだけでなく、それが古くから行われていたことが裏付けられたわけだ。

続きはソースで

ダウンロード (2)
 

引用元: 【動物行動学】700年前のサルの道具を発見、100世代継承 サルの道具使用は猿真似にあらず、ナッツ割るブラジルのヒゲオマキザル [無断転載禁止]©2ch.net

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