1: 2016/08/05(金) 07:16:37.49 ID:CAP_USER
インドネシアの野焼きの環境被害を算出 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/c/080400006/
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 2015年、火災により立ち上った煙が赤道沿いに地球を約半周し、東アフリカから太平洋の日付変更線までを2カ月にわたって覆った。

 押し寄せた煙の発生源はインドネシア。この年、同国は少なくとも過去15年で最悪の火災に見舞われた。

 この煙害に関する新たな研究結果が、このほど科学誌「米国科学アカデミー紀要」に掲載された。それによると、NASAの衛星から確認されたこの煙の帯は、気候や健康に広く及ぼす現象だという。(参考記事:「山火事の煙害が広域化、死者は年間34万」)

 インドネシアでは、乾期の野焼きが広く行われている。農業や木材の伐採で出る廃棄物を処理するのに、最も安価かつ効率的な方法だからだ。しかし2015年のように、エルニーニョ現象が起きてひどく乾燥した年には、インドネシアの低湿地の地中にある泥炭層にまで火が達することがある。(参考記事:「焼かれる生息地、オランウータンの窮状」)

 今回発表された論文の筆頭著者である気候科学者ロバート・フィールド氏は、「乾燥が著しい場合、地表についた火は地中にも及びます」と話す。「こうなると無尽蔵の燃料があるので、雨期にモンスーンが戻ってくるまで燃え続けるのです」

 泥炭層には大量の炭素が貯蔵されているため、燃えると排出される二酸化炭素も膨大になる。フィールド氏らは、2015年の火災で大気中に排出された二酸化炭素をおよそ15億トンと推定。これは2013年に日本が化石燃料によって排出した二酸化炭素量よりも多く、インドよりは少ないという量だ。(参考記事:「インドネシア、バイオ燃料生産と森林保護を両立」)

 火災の影響は炭素の排出にとどまらない。大気汚染によりインドネシアの内外で健康被害をもたらしている。インドネシアでは何百万という人々が有害なレベルの大気にさらされているほか、煙はさらに風に乗り、隣国のシンガポールやマレーシアにも届いた。


煙害に歯止めはかかるか

 今回の研究には関わっていない土地利用の研究者ミリアム・マーリア氏によると、泥炭火災によって微小な粒子状物質が空気中に放出されるという。この粒子状物質が人の肺に入り込むと、深刻な健康被害が起こり得る。そうした重大な被害を考えれば、野焼きを減らす動機は十分ありそうに思える。しかし、解決への道のりはそう単純ではないとマーリア氏は言う。

 インドネシア農村部の土地利用は複雑で、無秩序に行われている。産業利用の土地、小規模な田畑、木材の伐採地などがモザイクのように入り組んでいる。

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引用元: 【環境】インドネシアの野焼きの環境被害を算出 CO2排出量は膨大、国外の大気も汚す「人災」 [無断転載禁止]©2ch.net

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