理系にゅーす

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銀河

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1: 2018/09/25(火) 11:50:55.58 ID:CAP_USER
宇宙にはまだまだ解き明かされていない謎が多く、その最たる例が人間の目には見えないダークマターであるといえます。しかしその一方で、人間の「目に見えている物質」に関しても人類が把握できているのは全体の6割程度で、残りの4割は謎とされてきました。今回新たに導入された新しいアプローチにより、その残りの4割の存在が確認されるに至っています。

The Last of the Universe’s Ordinary Matter Has Been Found | Quanta Magazine
https://www.quantamagazine.org/the-last-of-the-universes-ordinary-matter-has-been-found-20180910/

宇宙関連の話題で必ず耳にするといってよいダークマターは、現代の人類が持つ観測方法では見つけることができない物質であるとされています。宇宙全体の構成を考えたとき、計算上は人類が観測できている物質、すなわち「原子」は宇宙全体のわずか4.9%であり、残りのダークマター(26.8%)とダークエネルギー(68.3%)についてはまだほとんど手がかりが得られていない状態です。

人類が観測できる原子を総称してバリオンと呼ばれますが、このバリオンについても、実際に観測できているのは全体の6割であり、残りの4割はこれまでどこに存在しているのか確認されていませんでした。これは「消えたバリオン問題」とされてきた問題で、人類は宇宙を構成している要素のうち、およそ3%ほどしかその実態を理解できていなかったことになります。

この見えていない「ダークバリオン」についての研究が進められてきたのですが、ついにその姿らしきものが確認されました。

続きはソースで

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20180925-last-universe-ordinary-matter-found/
ダウンロード (3)


引用元: 【宇宙物理学】宇宙の謎「消えたバリオン」問題が新たな観測手法によって解明へ[09/25]

宇宙の謎「消えたバリオン」問題が新たな観測手法によって解明への続きを読む

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1: 2018/08/30(木) 02:37:25.05 ID:CAP_USER
地球から124億光年先にあって、猛烈な勢いで星を作り出している「モンスター銀河」を高精度で観測することに成功したと、国立天文台などの国際研究チームが29日付英科学誌ネイチャー電子版で発表した。

 星のもととなる水素などを含む「分子ガス」の濃さは、地球がある天の川銀河の約30倍。

続きはソースで

https://nordot-res.cloudinary.com/t_size_l/ch/images/407582258118083681/origin_1.jpg

共同通信
https://this.kiji.is/407581921885783137?c=39550187727945729
ダウンロード


引用元: 【宇宙】モンスター銀河を観測 猛烈に星を作り出す[08/30]

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1: 2018/08/17(金) 15:09:44.29 ID:CAP_USER
約128億光年の距離にある電波銀河が発見され、電波銀河の最遠記録が約20年ぶりに更新された。
【2018年8月13日 NOVA】

オランダ・ライデン天文台のAayush Saxenaさんを中心とする国際研究チームが、インドの巨大メートル波電波望遠鏡(GMRT)で行われた全天の電波サーベイ観測のデータから、へび座の方向に位置する電波銀河「TGSS J1530+1049」を発見した。

遠くにある天体から届く光は、宇宙膨張によって引き伸ばされ、波長が長くなってスペクトルが赤い側にずれる。このずれ(赤方偏移)は距離が遠い天体ほど大きくなるので、赤方偏移の度合いから天体までの距離を知ることができる。そこで、銀河までの距離を求めるために米・ハワイのジェミニ北望遠鏡と米・アリゾナ州の大双眼望遠鏡(Large Binocular Telescope; LBT)で分光観測が行われ、銀河の赤方偏移の値が5.72と求められた。

これは宇宙年齢が現在の7%、つまりたった10億歳だった時代にあたる、128億光年彼方にこの銀河が存在している(128億年前の宇宙からの光が届いた)ことを表している。電波銀河としては、1999年に発見された赤方偏移5.19(約127億光年)という記録を更新する、観測史上最も遠い天体の発見となった。

続きはソースで

http://www.astroarts.co.jp/article/assets/2018/08/13304_galaxy.jpg

アストロアーツ
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10104_tgss
ダウンロード (2)


引用元: 【電波天文学】史上最も遠い電波銀河を発見[08/13]

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1: 2018/08/18(土) 15:51:29.47 ID:CAP_USER
 はじめにブラックホールというと、周りの天体すべてを飲み込み、光さえも飲み込んで2度と外に戻ることがないイメージがある。例えば地球を脱出して宇宙に飛び出すためには、秒速約11キロメートルの速度が必要である。ところがブラックホールの場合は最低でも光の速度、秒速30万キロメートルの速度を出しても外に抜け出せないということになる。

 また地球をブラックホールにしようとすると、質量は同じでも直径が2センチメートルのビー玉くらいの大きさになるという。同じように太陽の場合で考えると、直径6キロメートルにギュウギュウにつぶすと太陽質量のブラックホールになると計算できる。つまりブラックホールは、とても重くてとてつもなく密度が濃いことがわかる。

 そのような異常な天体ブラックホールであるが、大きく分類分けすると、普通の恒星質量のブラックホール(太陽質量の10~数十倍)、銀河の中央に輝く超巨大ブラックホール(太陽質量の100万倍以上)、そしてその中間の質量のブラックホールと3種類あると言われている。今回は「中間質量ブラックホール」を発見するという研究が、2つのチームで行われたとNASAが10日に発表した。

続きはソースで

https://nordot-res.cloudinary.com/t_size_l/ch/images/403131469398131809/origin_1.jpg

財経新聞
https://this.kiji.is/403131533508084833?c=386460825332876385
ダウンロード (3)


引用元: 中間質量ブラックホールの調査に踏み出した科学者たち[08/18]

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1: 2018/08/22(水) 07:57:04.46 ID:CAP_USER
宇宙はおよそ140億年前に無から生まれ、超高温の火の玉の状態から今に至るまで膨張し続けていますが、永遠の存在ではなく、いずれ終わりがくるといわれています。
現代の物理学の観点から考えられる「宇宙の終わり」の4つの可能性について海外メディアのcuriosityが説明しています。

How Will the Universe End? Here Are 4 Possibilities
https://curiosity.com/topics/how-will-the-universe-end-here-are-4-possibilities-curiosity/

宇宙の膨張を主張する「ビッグバン仮説」は1920年代に唱えられました。その後、銀河の波長に見られる赤方偏移や宇宙背景放射など、宇宙が膨張している証拠が発見されたことで、ビッグバン仮説は定説として受け入れられました。


しかし、宇宙が変化し続けているという考えは「宇宙にも終わりがあるのではないか」という疑問を生み、多くの天文学者・物理学者を悩ませることになりました。2018年現在、宇宙の終わりについては4つの可能性が示唆されています。

◆1:宇宙の熱的死
宇宙の温度は均一ではなく、高い温度の場所もあれば、低い温度の場所も存在します。「熱は高い温度から低い温度へ移動し、その逆は成立しない」という熱力学第二法則に基づいて考えた場合、長い目で見ると宇宙全体のエネルギーは均一に近づいていくといえます。宇宙全体のエネルギーが均一になるということは「何も現象が起こらない」という「宇宙の熱的死」を意味します。


この説は「宇宙全体のエネルギーが有限である」「宇宙が永遠に膨張し続ける」という考えが前提になっています。ただし、宇宙の有限性は証明されていないため、必ずしも宇宙が熱的死を迎えるとはいえません。

◆2:ビッグクランチ
膨張を続けている宇宙が、ある時点で膨張から収縮に転じ、まるでぱんぱんに膨らんだ風船から空気が抜けるようにしぼみ、最終的に無次元の特異点に収縮してしまうという考え方が「ビッグクランチ」です。この特異点は宇宙の終わりだけではなく、新しい宇宙の始まりに繋がるのではないかと考える科学者も存在します。

続きはソースで

https://i.gzn.jp/img/2018/08/22/universe-end-possibility/a01.jpg
https://gigazine.net/news/20180822-universe-end-possibility/ 
ダウンロード (1)


引用元: 【物理学】「宇宙の終わり」について現代の物理学から予想される4つの可能性とは?[08/22]

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1: 2018/08/11(土) 00:30:37.36 ID:CAP_USER
Point
・10年前に銀河中心から謎のガンマ線放射を観測し、それが暗黒物質粒子の証拠であると期待されていた
・新たな解析で、この超過放射がミリ秒パルサーと呼ばれる高速回転する中性子星から放射されていると示される
・この結果により暗黒物質粒子発見の可能性の1つが潰える

天の川銀河の中心から発せられた、謎のガンマ線放射。ここ10年ほどこの放射は、研究者たちが追い求める「暗黒物質粒子」を起源としている可能性が考えられていました。しかし、アムステル大学とアヌシー・ル・ビュー理論物理学研究所の物理学者たちは、この放射の源が、「高速回転する中性子星」である可能性が高いとする証拠を発見しました。

The Fermi-LAT GeV excess as a tracer of stellar mass in the Galactic bulge
https://www.nature.com/articles/s41550-018-0531-z
謎に包まれたextended emissionと呼ばれる放射と不思議な拡散が、フェルミガンマ線宇宙望遠鏡のガンマ線放射の観測によって明らかになりました。この放射が発見されたのは10年ほど前。素粒子物理学者たちは当時、とても熱狂しました。なぜなら、長らく求められていた、銀河内部の暗黒物質粒子の自壊から生まれる信号のすべての特徴を持っていたからです。

このような信号を見つけることで、他の物質への重力的な影響でしか観測されない暗黒物質が、新しい素粒子で出来ていることを確認できるようになります。

続きはソースで

https://i2.wp.com/nazology.net/wp-content/uploads/anotherblowf-1.jpg
https://i0.wp.com/nazology.net/wp-content/uploads/1-anotherblowf.jpg

https://nazology.net/archives/17320
ダウンロード (1)


引用元: 【天文学】暗黒物質の証拠とされていた「銀河系中心の超過放射」の正体は、高速回転する中性子星だった[08/09]

暗黒物質の証拠とされていた「銀河系中心の超過放射」の正体は、高速回転する中性子星だったの続きを読む

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