理系にゅーす

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1: 2015/04/21(火) 05:10:55.33 ID:???*.net
4月21日 2時14分

将棋の棋士が次の一手で攻めるか守るかを決める二者択一の判断と、どのような手を指すかという具体的な思考では、脳の全く違った部分が使われているという研究結果を、理化学研究所と日本将棋連盟が共同でまとめました。

攻守を決める大きな判断は具体的な手を比較することなく行われていることになり、研究グループはこうした判断が過去の経験に基づいて直観的に行われているとしています。
理化学研究所脳科学総合研究センターのグループは、日本将棋連盟などと共同で、アマチュアの3段と4段の棋士17人に脳の血流を調べるMRI装置に入ってもらったうえで、将棋の盤面を見せ、どのように脳が働くかを調べました。

その結果、次の一手で攻めるか守るかという二者択一の判断には、帯状皮質と呼ばれる大脳の一部などが使われていましたが、どのような手を指すかという具体的な思考にはそれ以外の部分が使われていることが分かったということです。

続きはソースで


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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150421/k10010055261000.html

関連ニュース
将棋の戦略決定と次の一手、脳の異なる部分働く 理研
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO85925260Q5A420C1TJM000/

引用元: 【科学】“将棋の攻守判断は直感” 理研などが発表 人間は経験を積むことで“あてずっぽう”ではない意思決定ができる

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1: 2015/01/30(金) 21:30:52.63 ID:???.net
北海道大学の胡学運らによる研究グループは、植物は葉緑素(クロロフィル)によって虫から身を守っていることを発見した。

植物は、葉緑素(クロロフィル)に酵素クロロフィラーゼを作用させることで、クロロフィリドと呼ばれる物質を作り出す。この酵素は100年以上も前から存在が知られていたものの、その役割については明らかになっていなかった。

今回の研究では、まず細胞の成分を遠心分離したところ、クロロフィラーゼが植物内細胞の液胞や小胞体にあることが分かった。
つまり、葉緑素(クロロフィル)は葉緑体という別の場所にあるため、通常は反応を起こさないが、細胞が壊れたときには反応を起こしてクロロフィリドを生成する。

続きはソースで

なお、この内容は「Plant Physiology」に掲載された。
http://www.zaikei.co.jp/article/20150130/233398.html

葉緑素(クロロフィル)とクロロフィリドの構造を示す図(北海道大学の発表資料より)
http://www.zaikei.co.jp/files/general/2015013018192370big.jpg

プレスリリース:
植物は葉緑素を昆虫から身を守るために利用している
http://www.hokudai.ac.jp/news/150129_lowtem_pr.pdf

論文:
Re-examination of chlorophyllase function implies its involvement
in defense against chewing herbivores
http://www.plantphysiology.org/content/early/2015/01/12/pp.114.252023.abstract

引用元: 【生物】植物は葉緑素によって虫から身を守っている…北大が発見

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1: 2014/09/12(金) 22:50:47.55 ID:???.net
昆虫・ユスリカのゲノム解読 乾いても死なない遺伝子


からからに干からびても死なない昆虫「ネムリユスリカ」のゲノム(全遺伝情報)には、ストレスから体を守る遺伝子が多重化して存在していたと農業生物資源研究所(茨城県つくば市)などの研究チームが12日、英科学誌電子版で発表した。

これらの遺伝子を利用すれば、血液や受精卵などの細胞を、冷凍や冷蔵しなくても乾燥保存できる手法の開発につながる可能性があるという。

アフリカ大陸に生息するネムリユスリカの幼虫は、乾燥させると休眠状態となり、水に戻すと蘇生する。
乾燥時には高温や低温、放射線などにも強い耐性を持つ。

研究チームは、ゲノムの塩基配列をほぼ解読した。

2014/09/12 18:48 【共同通信】
_______

▽記事引用元
http://www.47news.jp/CN/201409/CN2014091201001545.html
47NEWS(http://www.47news.jp/)2014/09/12 18:48 配信記事

▽関連リンク
農業生物資源研究所
極限乾燥耐性生物ネムリユスリカのゲノム概要配列を解読
-生物がカラカラに乾いても死なないメカニズムの解明へ-
http://www.nias.affrc.go.jp/press/2014/20140912/
プレスリリース全文 [PDF:705KB]
http://www.nias.affrc.go.jp/press/2014/20140912/full_text.pdf

Nature Communications 5, Article number: 4784 doi:10.1038/ncomms5784
Received 11 April 2014 Accepted 23 July 2014 Published 12 September 2014
Comparative genome sequencing reveals genomic signature of extreme desiccation tolerance in the anhydrobiotic midge
http://www.nature.com/ncomms/2014/140912/ncomms5784/full/ncomms5784.html

引用元: 【ゲノム】からからに干からびても死なない昆虫「ネムリユスリカ」のゲノム解読/農業生物資源研究所など

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1: 2014/07/10(木) 20:25:43.46 ID:???.net

植物は虫の咀嚼音を“聞いて”いる?
Emma Weissmann, July 10, 2014

 植物が環境の変化に反応していることは古くから知られている。光や気温に反応を返すほか、触られると反応するものもある。さらにこのほど、シロイヌナズナは音を“聞いて”いるとする研究結果が発表された。

シロイヌナズナ(学名:Arabidopsis thaliana)は、モンシロチョウの幼虫(左上)が葉を食べる音を“聞く”と、辛味成分を含む油を分泌して撃退しようとする。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/plant-vibrations-01_81530_990x742_600x450.jpg

 シロイヌナズナは可憐な花を咲かせるアブラナ科の植物で、英語ではネズミの耳になぞらえてマウスイヤー・クレス(mouse-ear cress)とも呼ばれる。この植物はモンシロチョウの幼虫が葉を食べる際の振幅の大きな振動に対して、堅固な防御反応を示していることが、ミズーリ大学の2人の研究者によって明らかになった。

 この研究は、音響分析と化学分析を組み合わせて、植物が周辺環境の音のうち、生態学的に重要なものに反応していることを初めて明らかにしたものであると、ミズーリ大学植物科学科の上級研究員を務めるヘイディ・アペル(Heidi Appel)氏は言う。

 アペル氏は同大学生物科学科のレックス・コクロフト(Rex Cocroft)教授と共同で研究を行い、レーザーとひときれの反射素材を用いて、チョウの幼虫が葉を食べる際の振動を記録した。これはシロイヌナズナの葉を、1万分の1インチ程度上下させるにすぎないわずかな振動だ。その後、実験用のシロイヌナズナを2グループに分け、一方には2時間分の振動の記録を聞かせ、他方は静かな環境に置いた。

 すると、咀嚼の振動の記録にさらされたシロイヌナズナでは、辛味成分を含む油の分泌量が増加した。これは虫の攻撃に対する防御反応と考えられる。

 振動が「引き金となって、その後の攻撃に対する備えを促した。咀嚼の振動という情報をあらかじめ得ていれば、いち早く堅い守りを示せる」とアペル氏は言う。

 またシロイヌナズナは、特定の振動にしか反応を返さない。最初の実験のすぐ後に、アペル氏らは似たような振動に植物をさらしている。風や、シロイヌナズナにとって害をもたらさない虫による振動では、特に反応は得られなかった。

「特定の周波数の音、つまり特定の高さの音にだけ効果があるといった単純な話だとは考えていない。(シロイヌナズナは)咀嚼の振動に反応する一方で、同じ周波数でも虫の鳴き声には反応しなかった。このことから、植物の音響受容は、特定の音高に反応するというような単純なものではないことが窺える」とコクロフト教授は言う。

(つづきはソースを見てください)

危険な音:捕食者による振動が植物の化学防御を引き起こす(動画)
http://www.youtube.com/watch?v=TKQ-CIX9afA



ソース:ナショナルジオグラフィック ニュース(July 10, 2014)
植物は虫の咀嚼音を“聞いて”いる?
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140710002

原論文:Oecologia
H. M. Appel and R. B. Cocroft.
Plants respond to leaf vibrations caused by insect herbivore chewing.
http://link.springer.com/article/10.1007/s00442-014-2995-6/fulltext.html

プレスリリース:University of Missouri(July 01, 2014)
Hearing danger: predator vibrations trigger plant chemical defenses
http://decodingscience.missouri.edu/2014/07/hearing-danger-appel-cocroft/


引用元: 【植物生理学】植物は虫の咀嚼音を“聞いて”いる?


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~~引用ここから~~

1: ◆azusaI.91Q @あずささん ★@\(^o^)/ 2014/06/18(水) 18:24:01.26 ID:???0.net

これから紫外線が強くなる季節、特に女性は日焼け対策を万全にするため、SPF(紫外線防御指数)の高い日焼け止めを購入し始めている人もいるだろう。しかしある研究で「SPF50の日焼け止めでも完全に肌を守ることはできない」との結果が発表されたのでお伝えしたい。この夏は、普段以上に日焼け対策を施したほうが良いかもしれない。

・世界初となる皮膚癌の分子研究

英マンチェスター大学とロンドン癌(がん)研究協会の研究チームが、悪性度が高い皮膚癌として知られる悪性黒色腫がどのようにして発生するのか、世界初となる分子研究を行った。現在イギリスでは、毎年1万3000人以上が悪性黒色腫と診断されており、国内で5番目に多い癌疾患である。

・皮膚癌を抑制する「癌抑制遺伝子 P53」

紫外線に当たり過ぎると、複数の遺伝子に異常をきたし癌細胞が発生するが、それを防ぐのが “ゲノムの守護神”とも呼ばれる「癌抑制遺伝子 P53」だ。P53 が紫外線によって引き起こされるデオキシリボ核酸(DNA)損傷に応答して、細胞内のタンパク質分子が四量体を形成することにより、癌抑制機能を発揮するのである。

続きはソースで

ソース/ロケットニュース24
http://rocketnews24.com/2014/06/18/453569/
~~引用ここまで~~



引用元: 【科学】「SPF50の日焼け止めでも完全に肌を守ることはできない」との研究結果


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~~引用ここから~~

1: エタ沈φ ★@\(^o^)/ 2014/04/28(月) 20:31:51.71 ID:???.net

 ヌタウナギに嫌悪感を抱く者は少なくない。ウナギのように体をくねらせるこの生き物には主に2つの嫌われる理由がある。
1つ目は死にかけている動物をむさぼり食べること、2つ目は瞬時に大量の粘液を分泌することだ。

 しかし、カナダ、オンタリオ州のグエルフ大学に所属する統合生物学の専門家ダグラス・ファッジ(Douglas Fudge)氏がヌタウナギの粘液を受け入れる理由を提示している。
いつか環境に優しい丈夫な布の生産に利用で きるかもしれないというのだ。
「Journal of Experimental Biology」誌に15日付で発表されたファッジ氏らの 研究によれば、ヌタウナギは種ごとに全く異なる方法で身を守るための粘液をつくり出しているという。

 ストレスを受けたときや捕食者から逃れたいときに分泌されるヌタウナギの粘液は2つの部位で構成される。
粘液と微細な繊維だ。いずれも長さ約15センチ、直径はわずか1ミクロンで、人の毛髪や血球よりはるかに細 い。

 このぬるぬるした生き物を1997年から研究しているファッジ氏によれば、粘液に含まれる繊維が捕食者のえら を詰まらせるという。

◆繊維をほどく

 ヌタウナギは77の種が確認されている。ファッジ氏らはそのうちタイセイヨウヌタウナギ(Atlantic hagfish)とタイヘイヨウヌタウナギ(Pacific hagfish)を調べた。

 どちらの種も粘液の繊維は特殊な細胞の内部でつくられる。ちょうど小さな毛糸玉のような形だ。
繊維の玉が 粘液とともに体の外に吐き出されると、粘液の作用とのた打ち回るような体の動きによって繊維がほどける。繊 維の玉は1度に2万5000個ほど放出される。

 ただし、タイヘイヨウヌタウナギの繊維の玉は異なる方法でほどける。
タイヘイヨウヌタウナギの繊維の玉は タンパク質系の接着剤で固められており、この接着剤が海水に触れると溶けるのだ。

続きはソースで
http://www.nationalgeographic.co.jp/smp/news/news_article.php?file_id=20140424003

J Exp Biol
Spontaneous unraveling of hagfish slime thread skeins is mediated by a seawater-soluble protein adhesive
http://m.jeb.biologists.org/content/217/8/1263.abstract?sid=0b35ea13-30ae-444e-a553-df71a02bb838
~~引用ここまで~~



引用元: 【生物】ヌタウナギは種ごとに全く異なる方法で身を守るための粘液をつくり出す


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