1: ショルダーアームブリーカー(家) 2013/08/07(水) 10:36:31.70 ID:Q6YEY/3jP BE:719238252-PLT(12000) ポイント特典

http://www.topics.or.jp/localNews/news/2013/08/2013_13757495432198.html
両前足が欠けた状態で美波町の日和佐うみがめ博物館カレッタに保護され、神戸市の須磨海浜水族園で人工ヒレの装着実験を続けている雌のアカウミガメ「悠ちゃん」に頼もしい助っ人が加わった。五輪トライアスロン競技のスイム用ウエットスーツの素材を手掛ける複合特殊ゴム・医療機器メーカー山本化学工業(大阪市)。人工ヒレに適した素材を提供し、支援プロジェクトを強力にバックアップする。
 
悠ちゃんは2008年6月、サメに襲われて紀伊水道沖の定置網に掛かった。NPO法人日本ウミガメ協議会(亀崎直樹会長)が09年、人工ヒレを付けて海に帰す実験を大阪府大東市の義肢メーカーと開始。人工ヒレとヒレをカメの体に固定させるジャケットの素材や構造を研究し、これまでに31のモデルで実験した。しかし人工ヒレにうまく足の力が伝わらなかったり、装着がうまくいかずジャケットが外れたりして完成には至っていない。

山本化学工業は、12年のロンドン五輪トライアスロン競技に使用されたスイム用ウエットスーツの素材供給で99%のシェアを持つ。悠ちゃん支援に関わるメンバーと同社の山本富造社長が知り合いだったことから協力を要請した。

5月からジャケットと人工ヒレの骨格にかぶせるカバー部分を担当。従来のポリエステルやナイロンの代わりに、水中での抵抗を大幅に低減し、伸縮・耐久性に優れたウエットスーツ素材などを提供している。「泳ぎやすく装着感も格段に増す」(山本社長)といい、厚さなどを変えながら、実験を繰り返している。

保護時点で62キロだった悠ちゃんの体重は現在116キロに。12年は産卵には至らなかったものの、交尾もするなど元気を取り戻している。亀崎会長は「素材に詳しいメーカーの協力で、人工ヒレの開発が加速することに期待したい」と話している。【写真説明】山本化学工業の提供素材を使用した人工ヒレで装着実験するウミガメの「悠ちゃん」=神戸市
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http://www.topics.or.jp/data/t_local_news/news/2013/08/200_M9uIzUUh.jpg



人工ヒレ装着目指すウミガメに強い味方 最適の素材を提供の続きを読む