1: 2015/05/17(日) 21:45:48.73 ID:???.net
ゆっくり食べると食後のエネルギー消費量が増えることを発見 | 東工大ニュース | 東京工業大学
http://www.titech.ac.jp/news/2014/027599.html
画像
http://www.titech.ac.jp/news/img/n000276.jpg
図 体重当たりの食事誘発性体熱産生量の変化(安静値との差で示した)を時間毎に示した。●が急いで食べた試行を、○がゆっくり食べた試行を示す。食後5分後には、両試行の間に差が見られ、食後90分まで続いた。
♯:試行間の有意差 *:摂食前の安静時エネルギー消費量との間の有意差
要点
ゆっくり食べると食後のエネルギー消費量が増加
食後の消化管の血流増加はエネルギー消費量の増加に関連
ゆっくりよく噛んで食べることが良いとされる裏づけ
咀嚼(そしゃく)を基盤にした減量手段の開発につながる
(中略)
研究成果
被験者10名に20分の安静測定後、300kcalのブロック状の食品を与えた。その食品をできるだけ急いで食べる試行と、できるだけゆっくり食べる試行とを行った。前者では平均103秒、咀嚼回数が137回、後者では497秒、702回だった。安静時から摂食、摂食後90分までの酸素摂取量を計測し、食事誘発性体熱産生量(用語1)を算出した。また、腹腔動脈(用語2)と上腸間膜動脈(用語3)の血流量を計測した。
その結果、食後90分間のエネルギー消費量は急いで食べた試行の場合、体重1kg当り平均7calだった一方、ゆっくり食べた時には180calと有意に高い値を示した。急いで食べるよりも、よく噛んでゆっくり食べた方がエネルギー消費量が大幅に増えた。体重60kgの人がこの食事を1日3回摂取すると仮定すると、咀嚼の違いによって1年間で食事誘発性体熱産生には約11,000kcalの差が生じる。
これは脂肪に換算するとおよそ1.5kgに相当する。
消化管の血流もゆっくり食べた方が有意に高くなった。ゆっくり食べると消化・吸収活動が増加することに関連して、エネルギー消費量が高くなったものと推察される。
なお、発表論文には100kcalの試験食を用いた同様の結果も掲載されている。
(以下略)
http://www.titech.ac.jp/news/2014/027599.html
画像
http://www.titech.ac.jp/news/img/n000276.jpg
図 体重当たりの食事誘発性体熱産生量の変化(安静値との差で示した)を時間毎に示した。●が急いで食べた試行を、○がゆっくり食べた試行を示す。食後5分後には、両試行の間に差が見られ、食後90分まで続いた。
♯:試行間の有意差 *:摂食前の安静時エネルギー消費量との間の有意差
要点
ゆっくり食べると食後のエネルギー消費量が増加
食後の消化管の血流増加はエネルギー消費量の増加に関連
ゆっくりよく噛んで食べることが良いとされる裏づけ
咀嚼(そしゃく)を基盤にした減量手段の開発につながる
(中略)
研究成果
被験者10名に20分の安静測定後、300kcalのブロック状の食品を与えた。その食品をできるだけ急いで食べる試行と、できるだけゆっくり食べる試行とを行った。前者では平均103秒、咀嚼回数が137回、後者では497秒、702回だった。安静時から摂食、摂食後90分までの酸素摂取量を計測し、食事誘発性体熱産生量(用語1)を算出した。また、腹腔動脈(用語2)と上腸間膜動脈(用語3)の血流量を計測した。
その結果、食後90分間のエネルギー消費量は急いで食べた試行の場合、体重1kg当り平均7calだった一方、ゆっくり食べた時には180calと有意に高い値を示した。急いで食べるよりも、よく噛んでゆっくり食べた方がエネルギー消費量が大幅に増えた。体重60kgの人がこの食事を1日3回摂取すると仮定すると、咀嚼の違いによって1年間で食事誘発性体熱産生には約11,000kcalの差が生じる。
これは脂肪に換算するとおよそ1.5kgに相当する。
消化管の血流もゆっくり食べた方が有意に高くなった。ゆっくり食べると消化・吸収活動が増加することに関連して、エネルギー消費量が高くなったものと推察される。
なお、発表論文には100kcalの試験食を用いた同様の結果も掲載されている。
(以下略)
引用元: ・【統計/医学】ゆっくり食べると食後のエネルギー消費量が増えることを発見 東工大
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