理系にゅーす

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鼓膜

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1: 2017/01/18(水) 07:55:25.09 ID:CAP_USER9
入浴後の仕上げに<耳掃除>をするのが好きな人は多いだろう。親子や夫婦、恋人同士が膝枕で
スキンシップを兼ねて耳掃除をする風景はごく日常的なものだし、街に出れば「耳かき専門店」なるサービスも存在する。

実はこれ、耳掃除にこだわりの強い日本ならでは。欧米の人々にとって耳掃除は、ここまで身近なものではないらしい。

耳掃除に対して癒やしやリフレッシュまで求めてきた日本人。ところが、そんな我々が困惑するニュースが海外から届いた。
<耳掃除が耳の損傷につながる可能性がある>という強い警告が、アメリカの専門機関から発せられたのだ。

綿棒での掃除は耳垢を押し込むだけ

その警告は、米国耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会(AAO-HNSF)が『Otolaryngology-Head and Neck Surgery』(1月3日号)で発表した、最新の臨床診療ガイドライン。

ガイドラインでは、耳垢の役割として、耳の中を適度に保湿し、外部からのホコリやチリを捉えて奥に入り込まないようにブロックするという大切な役割があると説明。
つまり、耳垢を単なる汚れと捉えて除去し過ぎれば、耳を保護する機能が失われてしまうということだ。

さらに、私たちは食事で咀嚼するなどの日常的な動作で、新しくできた耳垢が古い耳垢を順番に外へ押し出して、
最後は剥がれ落ちるか入浴中に洗い流されるというサイクルがもともと備わっている。

これは持続的に生じる正常なプロセスであり、正常な状態であれば、何もしなくても耳の中の環境は常に保護される。
何らかの原因でこの自浄プロセスがうまく働かなくなって耳垢がたまり、部分的または完全に外耳道を塞ぐことがある。

その原因のひとつが「耳掃除」だ。過度の耳掃除は外耳道を刺激して感染を引き起こすことがあり、かえって耳垢が蓄積する危険を高めてしまう。

今回のガイドライン更新グループのSeth Schwartz氏は、「耳掃除をすると耳垢が奥に入り、
外耳道に詰まってさらに問題が生じるだけだ。耳に何かを入れることは、鼓膜や外耳道に深刻な害を及ぼす可能性がある」と話す。

そのうえで「耳を守るためのポイント」として、次の項目を挙げている。
実はあの人気セラピーも厳禁だった!

続きはソースで

https://news.nifty.com/article/item/neta/12141-3890
2017年01月17日 17時09分 ヘルスプレス
ダウンロード


引用元: 「耳掃除をやめろ!」米学会が緊急警告~耳垢には取ってはいけない大事な役目が [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2015/04/22(水) 23:34:23.66 ID:???*.net
要旨

理化学研究所(理研)倉谷形態進化研究室の倉谷滋主任研究員、武智正樹元研究員、東京大学大学院医学系研究科の栗原裕基教授、北沢太郎元大学院生らの共同研究グループ※は、マウスとニワトリの胚発生において同じ遺伝子の働きを抑える実験を行い、進化の中で哺乳類系統[1]と爬虫(はちゅう)類-鳥類系統[2]がそれぞれ独自の発生メカニズムにより鼓膜を獲得したことの発生学的証拠を発見しました。

陸上脊椎動物は、空気中の音を聴くために、鼓膜[3]と中耳骨[4]を顎(がく)関節の近くに進化させてきました。中耳骨は、哺乳類では3個、爬虫類と鳥類では1個あります。これらの骨は化石にも残ることから、その進化の歴史をたどることができ、哺乳類の祖先で顎とその支持装置を構成していた骨が次第に中耳の骨へと変化していった様子が明らかになっています。しかし、どのようなきっかけで、哺乳類系統が爬虫類-鳥類系統よりも多くの中耳骨を持つようになったのかは不明でした。また、鼓膜のような軟組織は化石には残らないため、鼓膜がいつ獲得されたのかは分かっていませんでした。

共同研究グループは、胚発生時に顎の前駆組織を下顎へ分化させる遺伝子の働きを抑える操作を行い、下顎の位置にも上顎の骨が発生するようなマウスとニワトリを作り出しました。マウスでは遺伝子ノックアウト技術[5]を使い、ニワトリでは発生中の胚に薬剤を投与して得たもので、骨格の形態に対してまったく同じ効果が出ることが確認できました。

続きはソースで

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本研究は、英国のオンライン科学雑誌『Nature Communications』(4月22日付け)に掲載されます。
※共同研究グループ

理化学研究所 倉谷形態進化研究室
主任研究員 倉谷 滋 (くらたに しげる)
元研究員 武智 正樹 (たけち まさき)(現 東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 分子発生学分野 テニュアトラック助教)

東京大学 大学院医学系研究科 分子細胞生物学専攻 生化学・分子生物学講座
教授 栗原 裕基 (くりはら ひろき)
元大学院生 北沢 太郎 (きたざわ たろう)(現 日本学術振興会特別研究員 PD 疾患生命工学センター 動物資源学部門)

http://www.riken.jp/pr/press/2015/20150422_2/

引用元: 【科学】哺乳類と爬虫類-鳥類は、独自に鼓膜を獲得-2億年以上前の進化の痕跡を発生学実験で明らかに-

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1: 2015/04/24(金) 01:21:36.71 ID:???.net
掲載日:2015年4月23日
http://news.mynavi.jp/news/2015/04/23/056/

 理化学研究所(理研)と東京大学(東大)は4月22日、進化の中で哺乳類系統と爬虫類-鳥類系統がそれぞれ独自の発生メカニズムで鼓膜を獲得した証拠を発見したと発表した。

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 同成果は理研倉谷形態進化研究室の倉谷滋 主任研究員、武智正樹 元研究員、東大大学院医学系研究科の栗原裕基 教授、北沢太郎 元大学院生らの共同研究グループによるもので、4月22日付(現地時間)の英科学誌「Nature Communications」に掲載された。

 陸上脊椎動物は、空気中の音を聴くために、鼓膜と中耳骨を顎関節の近くに進化させてきた。中耳骨は哺乳類で3個、爬虫類と鳥類では1個ある。しかし、なぜ哺乳類が爬虫類と鳥類よりも多くの中耳骨を持つようになったのかは不明とされていた。また、鼓膜のような軟組織は化石に残らないため、鼓膜がいつ獲得されたのかもわかっていなかった。

 同研究グループは、鼓膜の発生メカニズムを調べるために、マウスとニワトリを対象に、顎の骨格が前駆組織から上顎や下顎に分化していく過程を制御するDlx5/Dlx6遺伝子を操作することで、下顎の位置に上顎の骨を発生させる実験を行い、鼓膜にどのような影響が生じるかを調査した。

続きはソースで

<画像>
哺乳類(ヒト胎児)と爬虫類-鳥類(トカゲ)の中耳の構造。哺乳類にはツチ骨(黄)、キヌタ骨(緑)、アブミ骨(青)の
3つの中耳骨があるが、爬虫類-鳥類にはアブミ骨に相当する骨要素しか無い。
http://news.mynavi.jp/news/2015/04/23/056/images/001l.jpg

正常型(左)と実験操作を施した(右)マウスとニワトリ。実験操作したマウスとニワトリでは、共に本来は下顎の
骨要素(青色)が占める位置に上顎の骨要素(緑色)が形成される。一方、鼓膜についてはマウスとニワトリで
正反対の影響を及ぼした。
http://news.mynavi.jp/news/2015/04/23/056/images/002l.jpg

<参照>
哺乳類と爬虫類-鳥類は、独自に鼓膜を獲得 | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2015/20150422_2/

Developmental genetic bases behind the independent origin of the tympanic membrane in mammals and diapsids
: Nature Communications : Nature Publishing Group
http://www.nature.com/ncomms/2015/150422/ncomms7853/abs/ncomms7853.html

引用元: 【進化生物学】理研、哺乳類の鼓膜は下顎から進化したと発表 - 爬虫類・鳥類は上顎から

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1: 2015/02/13(金) 01:33:12.79 ID:???*.net
 先端医療振興財団(神戸市)は12日、京都大病院や慶応大病院と共同で、中耳炎や外傷で鼓膜に穴が開きふさがらなくなる「鼓膜穿孔(せんこう)」の患者を、鼓膜の細胞を再生する療法で治療することを目指す治験を国内で初めて実施すると発表した。

 従来の手術による治療より短時間で済み、患者の負担が軽いのが特長という。

 財団によると、治療では、穴の開いた部分を、鼓膜の細胞を増殖させる物質を含ませたスポンジ状の微細な素材でふさいだ上、乾燥や感染を防ぐ働きのあるのりで覆う。
耳の穴から治療でき、10~30分で終了。元の状態に近い鼓膜を再生することも可能という。
スポンジ素材は体に吸収される。

続きはソースで

〔共同〕

no title


日本経済新聞 2015/2/13 1:00
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO83125580T10C15A2000000/

引用元: 【医療】鼓膜を再生、治験実施へ 神戸の医療財団

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1: 2015/01/18(日) 18:26:22.93 ID:???.net
掲載日:2015年1月18日

 細菌感染などで鼓膜の内側に炎症ができる急性中耳炎は、子どもが風邪からかかることが多い病気の一つだ。
近年、子ども用の新しい抗菌薬が承認され、治療の選択肢が広がった。新しい検査法も普及し、有効な薬を
早く使えるようになった。

 静岡県富士市に住む女性(37)は昨年9月、生後4カ月の長男が耳だれを流しているのに気付いた。市内の
「かみで耳鼻咽喉(いんこう)科クリニック」で診てもらうと、鼓膜が赤くはれており、重い急性中耳炎と診断された。
抗菌薬を飲ませたが、炎症は改善しなかった。1週間後、2009年に承認された薬にかえることになった。
この薬は◯菌力が強く、従来の抗菌薬が効かない細菌にも有効とされた。炎症は少しずつ改善し、12月上旬におさまった。
一時は、鼓膜に小さな穴を開けて耳にたまったうみを出す手術も検討されたが、受けずに済んだ。
女性は「できれば鼓膜の切開を避けたいと思っていたので、よかった」と話す。

 急性中耳炎は、鼓膜の奥の中耳に肺炎球菌やインフルエンザ菌などが感染して炎症が起きた状態。耳の痛みや発熱のほか、ひどくなると鼓膜がはれたり、耳だれが出たりする。風邪で鼻水が鼻の奥にたまり、耳につながる管から細菌などが中耳に入って起こることが多い。乳幼児は免疫力が弱いため、かかりやすい。かみでクリニックの上出洋介院長は
「冬は風邪から急性中耳炎になる子どもが増える。風邪にまぎれた中耳炎にも注意してほしい」と語る。

 日本耳科学会や日本小児耳鼻咽喉科学会などによる作成委員会が13年、小児急性中耳炎診療ガイドラインを4年ぶりに改定した。中等症や重症の治療で、最初に使ったペニシリン系抗菌薬のアモキシシリンなどで症状の改善が見られなかった場合、09年承認の抗菌薬テビペネムピボキシルと、子ども向けに同年承認されたトスフロキサシンを使うことを推奨した。

続きはソースで

<画像>
子どもの急性中耳炎中等症の治療の主な流れ
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20150108001556_comm.jpg

<参照>
小児急性中耳炎診療ガイドライン2013年版|日経メディカル オンライン
http://medical.nikkeibp.co.jp/all/special/ttm-int/ozex_p2.html

日本耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会 - 小児急性中耳炎 診療ガイドライン 2013年版
http://www.jsiao.umin.jp/pdf/caom-guide.pdf

<記事掲載元>
http://www.asahi.com/articles/ASGDS05BLGDRPLBJ001.html

引用元: 【医療】子どもの中耳炎治療に殺菌力強い新薬 鼓膜切開減る傾向

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1: 2014/08/05(火) 10:52:42.24 ID:???0.net
◆外科手術なしで鼓膜再生 細胞を活性化、3週間で聴力回復

中耳炎や外傷などで破れたままになった鼓膜の回復には従来、外科手術が必要だった。
こうした中、簡単な施術で鼓膜を再生させる新しい治療法が開発された。
数十年間鼓膜に穴が開いた状態だった高齢患者でも再生し、日常生活に支障がないほどの聴力を回復した例もあるという。
現在は北野病院(大阪市北区)と金井病院(京都市伏見区)で施術を実施。
既に300人以上が治療を受け、保険診療に向けた複数の医療施設での臨床研究も予定されている。

◆条件整え自然に

鼓膜は、中耳炎や耳かきで突いてしまうなどの外傷によって破れる。
本来は再生しやすく、破れても自然に治癒する場合も少なくない。
しかし、そのまま回復しなかった患者は推定100万人以上。
難聴や耳鳴り、入浴や洗髪の制限など日常生活に支障をきたすことが多い。
鼓膜が破れていると言葉が聞き取りにくく、補聴器でも改善しにくい。
鼓膜形成術や鼓室形成術など破れた部分に別の組織を移植する外科手術が一般的だが、聴力が回復できないケースもあるという。
新しい鼓膜再生療法は、北野病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科の金丸真一医師(59)が平成19年に開発。
鼓膜は再生しやすいという特徴に着目、長期間破れたままになっていた鼓膜でも条件を整えれば、3週間ほどでほぼ正常に再生することが分かり、治療に応用した。

治療はまず、穴の縁に傷をつけ、鼓膜のもとになる細胞を活性化させる。
栄養因子「b-FGF」を含ませたゼラチンスポンジで穴をふさぎ、外部と遮断するため、「フィブリン糊(のり)」でカバー。
10分程度の施術直後から正常に近い聴力が回復するという。
3週間後に糊をはがし、完全に再生していない場合は、何度か繰り返す。
金丸医師が統計を取ったところ、破れた部位が狭い場合は3回以内に約95%の患者で完全に鼓膜が再生。
広範囲に穴が開いていた場合でも4回以内に約83%が成功し、聴力を回復した。

続きはソースで

鼓膜再生療法の手順
http://sankei.jp.msn.com/life/photos/140805/bdy14080509210003-p1.htm

MSN産経ニュース 2014年8月5日 09:40
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140805/bdy14080509210003-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140805/bdy14080509210003-n2.htm

引用元: 【医学】外科手術なしで鼓膜を再生させる新しい治療法を開発…細胞を活性化、3週間で聴力回復[8/5]

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