理系にゅーす

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CERN

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2: 2015/02/21(土) 08:04:06.87 ID:6IFIeKsN.net
<翻訳>
(訳:素人訳なので識者の方の訂正を求めますm(_ _)m)

下記にソース(英文)あり

CERNのCOMPASSの科学者の連係によるパイオンの分極率のこれまで生み出した中で最も正確な測定
―強力な相互作用の基本的な低エネルギーパラメータ

画像
電子(緑)は核内で陽子を打ち、パイオン(緑色の皮相の粒子)を作成し、陽子を中性子に変換する。
画像のクレジット: Joanna Griffin / Jefferson Lab.
http://cdn4.sci-news.com/images/2015/02/image_2499-Pion.jpg

 私たちが宇宙の中で見るすべてはクォークとレプトンと呼ばれる素粒子で構成されています。

 クォークは、元素の原子核の構成要素(陽子と中性子)を構成するために3つのグループで一緒に結合されている。

 原子核内の陽子と中性子の間で飛び交うパイオンは、強力な力を媒介し原子核同士を結合させる。

 この測定はパイオンの変形能、または分極率、クォーク間の強い結合力を直接測定する。

 新しい測定結果は、journal Physical Review Lettersに掲載される、それは理論と密接に一致している。

 パイオンの分極率を測定するために、COMPASS(スイス、ジュネーブCERNのSuper Proton Syncrotronによる高エネルギー物理実験)の科学者は対象のニッケルにビームを撃った。

 パイオンは平均的にニッケルに対して粒子自体の半径の2倍の距離接近した。彼らはニッケル核子の非常に強い電界を経験した。この電界は、それらを変形させ光子を放出する過程で軌道を変化させる。

 63,000もの大規模な事象サンプルのために光子エネルギーとパイオンの偏差を測定することにより、COMPASSチームはパイオンの電子分極率を απ = (2.0±0.6stat±0.7syst)*10-4 fm3 と決定した。

 「この実験結果は見事にLHCで行われる基本的な相互作用の研究とCERNの研究プログラムが多様性と強度の証であることを相補する」と、CERN局長ロルフ・ホイヤーは語った。


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1: 2015/02/21(土) 08:03:40.04 ID:???.net
掲載日:2015年2月16日
http://www.sci-news.com/physics/science-cern-polarizability-pion-02499.html

Scientists from CERN’s COMPASS collaboration have made the most precise measurement ever of the
polarizability of pion – the fundamental low-energy parameter of strong interaction.

An electron (green) hits a proton in a nucleus, creating a pion (green-skinned particle) and
transforming the proton into a neutron. Image credit: Joanna Griffin / Jefferson Lab
http://cdn4.sci-news.com/images/2015/02/image_2499-Pion.jpg

Everything we see in the Universe is made up of fundamental particles called quarks and leptons.

Quarks are bound together in groups of three to make up the building blocks of the nuclei of elements
– protons and neutrons.

Flitting between the protons and neutrons in a nucleus are pions, which mediate the strong force binding
the nucleus together. These particles are made up of a quark and an antiquark, themselves held tightly bound
by the strong force.

This makes their deformability, or polarizability, a direct measure of the strong binding force between the quarks.

The polarizability of pions has baffled particle physicists since the 1980s, when the first measurements appeared to
be at odds with the theory.

The new result, appearing in the journal Physical Review Letters, is in close agreement with theory.

To measure pion’s polarizability, scientists from COMPASS – a high-energy physics experiment at the
Super Proton Synchrotron at CERN in Geneva, Switzerland – shot a beam of pions at a target of nickel.

As the pions approached the nickel on average at distances twice the radius of the particles themselves,
they experienced the very strong electric field of the nickel nucleus, which caused them to deform, and
change trajectory, in the process emitting a photon.

By measuring the photon energy and the deflection of the pion for a large sample of 63,000 events,
the COMPASS team determined the pion electric polarizability to be απ = (2.0±0.6stat±0.7syst)*10-4 fm3.

“This result is admirably complementary to the studies of fundamental interactions performed at
the Large Hadron Collider and a testimony to the diversity and strength of CERN’s research programme,”
said Rolf Heuer, Director General of CERN.

<参照>
COMPASS pinpoints polarisability of pions | CERN
http://home.web.cern.ch/scientists/updates/2015/02/compass-pinpoints-polarisability-pions

Phys. Rev. Lett. 114, 062002 (2015) - Measurement of the Charged-Pion Polarizability
http://journals.aps.org/prl/abstract/10.1103/PhysRevLett.114.062002

引用元: 【素粒子物理】CERNの物理学者によるパイオン分極率の測定

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1: 2014/11/24(月) 16:29:51.57 ID:???.net
LHC衝突実験で粒子2種を確認、CERN
2014年11月20日 10:15 発信地:パリ/フランス

【11月20日 AFP】欧州合同原子核研究機構(European Organisation for Nuclear Research、CERN)は19日、世界最大の粒子加速器「大型ハドロン衝突型加速器(Large Hadron Collider、LHC)」での実験で、理論的に予測されていた粒子2種類の存在を確認したと発表した。

CERNによると、今回発見された「Xi_b'-」と「Xi_b*-」として知られる粒子は、バリオン(重粒子)に分類されるものだという。

バリオンは、いわゆる「強い力」で結合した3つのクォークで構成される複合粒子だ。
陽子や中性子はバリオンの一種とされる。

Xi_b'-とXi_b*-の存在はすでに理論的に予測されていたが、CERNはスイス・ジュネーブ(Geneva)近郊にあるLHCで、これらの粒子を見つけるための実験を実施した。

CERNによると、実験はLHCのLHCb検出器で2011年と2012年に行われたという。
今回の成果を報告する研究論文は、米国物理学会(American Physical Society)の学会誌「Physical Review Letters」に投稿された。

-----------引用ここまで 全文は引用元参照----------

▽記事引用元
http://www.afpbb.com/articles/-/3032189
AFPBBNews(http://www.afpbb.com/)2014年11月20日 10:15配信記事

▽関連リンク
CERN | Celebrating 60 years of science for peace
LHCb observes two new baryon particles
http://home.web.cern.ch/about/updates/2014/11/lhcb-observes-two-new-baryon-particles

引用元: 【物理】LHC衝突実験で粒子2種を確認、CERN

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1: 2014/11/05(水) 00:34:53.07 ID:???.net
次期トップに初の女性=「ヒッグス粒子」実験のジャノッティ氏-CERN
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014110401016
時事通信 2014/11/04-23:07
 

 【ジュネーブ時事】欧州合同原子核研究所(CERN)は4日、ロルフ・ホイヤー所長(66)の後任に、イタリア出身の女性物理学者ファビオラ・ジャノッティ氏(54)が2016年1月1日付で就くと発表した。任期は5年。

女性トップは1954年のCERN発足以来初めて。

 ジャノッティ氏はミラノ大で博士号を取得。万物に質量を与える「ヒッグス粒子」の存在を突き止めるため、CERNの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)による実験を行った国際実験グループ「アトラス」の代表を09年から13年まで務めた。

引用元: 【物理】CERN次期トップに初の女性、「ヒッグス粒子」実験のジャノッティ氏 [11/4]

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1: 2014/09/30(火) 16:10:34.94 ID:???0.net
「ヒッグス粒子」発見のCERN、設立60年で式典
所長「世界の科学者が協力」
【日本経済新聞】 2014/9/30 9:33

【ジュネーブ=原克彦】あらゆる物に質量を与えている素粒子「ヒッグス粒子」を発見したことなどで知られる欧州合同原子核研究機関(CERN)が29日、設立から60年を迎えた。ジュネーブの本部で開いた式典には35カ国の代表が参加。ロルフ・ホイヤー所長は講演で「すべての国や文化背景から人が集まり、(協力して)できることの偉大さを示す拠点になっている」と語った。

CERNは第2次世界大戦終了の数年後から、戦争で荒廃した欧州各国が科学技術で協力し合う場として構想が浮上。1954年に12カ国が参加して発足し、現在21カ国が加盟する。日本はオブザーバーとして参加している。
研究者の国籍は約100にのぼるという。

大型加速器「LHC」が素粒子の研究に大きく貢献したほか、インターネットの普及に弾みをつけた「ワールド・ワイド・ウェブ(WWW)」の技術も生んだ。今後は宇宙を満たす謎の物質「暗黒物質」の解明も期待されている。

ソース: http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM30H03_Q4A930C1000000/

引用元: 【国際】「ヒッグス粒子」発見のCERN、設立60年で式典 [14/09/30]

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1: 2014/09/19(金) 10:16:19.65 ID:???.net
欧州原子核研究機構(CERN)らは、国際宇宙ステーション(ISS)に搭載したアルファ磁気分光器(AMS)による 最新の研究成果を発表した。この研究は、AMSで検出した410億個の粒子の分析に基づくもので、宇宙線の流束中で観測される過剰な陽電子(電子の反物質)の謎について新たな洞察を与えるとされる。
Physical Review Letters に論文が掲載された。

AMS実験では、宇宙線の流束をこれまでにない精度で図像化することができる。
今回発表された成果では、過去に記録のないエネルギーでのデータが提示されている。
分析した410億個の一次宇宙線の事象中、1000万個について、電子および陽電子であると特定した。
これらの事象のエネルギー範囲0.5~500GeVでの分布は、宇宙からのそれらしい入射方向がないにもかかわらず、8GeVからの陽電子の増加がみられることを示している。
陽電子の比率の増加が止まるエネルギーは、275±32GeVと測定されている。

この「カットオフエネルギー」以降の陽電子の比率の減少は非常に重要である。
「過剰な陽電子はダークマター粒子が対消滅して電子・陽電子対となった痕跡である」ということを示している可能性があるためである。現時点での観測結果は、パルサーのような物体によっても説明できるものであるが、1TeVオーダーでのダークマター粒子とも興味深い一致を見せる。ダークマターの性質に関するいくつかのモデルは、通常の宇宙線衝突から予想される陽電子比率を上回る過剰な陽電子の挙動について予測している。
近い将来、このシグナルがダークマター由来のものなのか、他の発生源に由来するのかを評価する上で、より高いエネルギーでの観測結果がきわめて重要になると思われる。

以上、CERN広報資料:New results from the AMS experiment in space(野良ハムスター★訳)
http://home.web.cern.ch/about/updates/2014/09/new-results-ams-experiment-space

ISSに搭載されたAMSの外観
http://home.web.cern.ch/sites/home.web.cern.ch/files/styles/medium/public/image/update-for_the_public/2014/09/ams_iss.jpg?itok=IS3nmrS0

プレスリリース:
Latest measurements from the AMS experiment unveil new territories in the flux of cosmic rays
http://press.web.cern.ch/press-releases/2014/09/latest-measurements-ams-experiment-unveil-new-territories-flux-cosmic-rays

論文:High Statistics Measurement of the Positron Fraction in Primary Cosmic Rays of 0.5-500 GeV
with the Alpha Magnetic Spectrometer on the International Space Station
Phys. Rev. Lett. 113, 121101 - Published 18 September 2014
DOI: http://dx.doi.org/10.1103/PhysRevLett.113.121101

引用元: 【宇宙物理】ダークマターの痕跡を検出か CERN、アルファ磁気分光器の最新観測結果を報告

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1: 2014/09/07(日) 23:09:02.06 ID:???0.net
理論物理学者スティーブン・ホーキング博士が、ヒッグス粒子の研究にともなう危険性について警告している。
ヒッグス粒子を高エネルギー状態にすることによって宇宙の崩壊が引き起こされる可能性があるという。
科学者・天文学者の講演を収録した新刊書籍"Starmus"の序文で言及した。

ヒッグス粒子は、2012年に欧州CERNの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を使って発見された素粒子。
物質に質量を与えるメカニズムを説明するとされ、「神の粒子」とも呼ばれる。

ヒッグス粒子は、1000億ギガエレクトロンボルト(GeV)を超える高エネルギー状態では準安定状態となる。
このとき真空の泡が光速で膨張していく破滅的な真空崩壊が起こる可能性があるという。

高エネルギー状態のヒッグス粒子が、予期せぬときに突然、時間と空間の崩壊を引き起こすかも知れない、
とホーキング博士は言う。

1000億GeVの高エネルギー状態を作り出すには地球より大きな粒子加速器を建設しなければならないため、このような事象が近い将来起こる可能性は低い。LHCでのヒッグス粒子の実験では、これよりもずっと低いエネルギーしか使わないので問題ない、とCERNの理論物理学者ジョン・エリス教授は話している。


【画像】
http://i.dailymail.co.uk/i/pix/2014/09/07/1410083904547_wps_9_Television_Programme_Step.jpg
http://i.dailymail.co.uk/i/pix/2014/09/07/1410082443031_wps_4_European_Organization_for.jpg
http://i.dailymail.co.uk/i/pix/2014/09/07/1410084397564_wps_10_FILE_A_May_31_2007_file_p.jpg
http://i.dailymail.co.uk/i/pix/2014/09/07/1410084416870_wps_12_Undated_CERN_Geneva_hando.jpg
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2746727/Maybe-shouldn-t-looking-quite-hard-God-particle-destroy-universe-warns-Stephen-Hawking.html

引用元: 【科学】ホーキング博士「ヒッグス粒子の研究によって宇宙が崩壊する危険がある」と警告

【宇宙ヤバイ】ホーキング博士「ヒッグス粒子の研究によって宇宙が崩壊する危険がある」と警告の続きを読む

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