1: 2016/04/21(木) 07:25:28.81 ID:CAP_USER.net
【動画】ヘビの驚異の高速アタック | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/042000146/


 昔から、ガラガラヘビなどの毒ヘビの方が、毒を持たないヘビよりもはるかに瞬発力は優れていると考えられてきたが、ハイスピードカメラの映像によってそれが必ずしも正しいわけではないことが明らかとなった。 

 そればかりか、無毒なヘビの中には、有毒ヘビよりも動きの速いものもいた。

「壁に押し付けられてまぶしいライトを顔に当てられ、体の大きい毒ヘビの方が瞬発力が強いかと問い詰められれば、『ええ、多分そうだと思います』と答えてしまいますね」と、豪シドニー大学の研究者リック・シャイン氏は語る。「ありがちな誤解ですが、私もすっかり信じ込んでいました」。なおシャイン氏は、今回の研究には参加していない。(参考記事:「【動画】「ニセのクモ」で鳥をだまして食べるヘビ」)

 米国では西部開拓時代から、放たれた弾丸ですらガラガラヘビは噛みつくことができるとまことしやかに語り継がれてきたが、科学誌「Biology Letters」にこのほど掲載された論文は、この神話を覆すものだ。

 米ルイジアナ大学ラフィエット校の大学院生で、研究を率いたデビッド・ペニング氏は、「突拍子もない話ですが、かなり広く信じられている神話です」と話す。(参考記事:「猫はいつも足で着地できる? 動物都市伝説の真相」)

 普段はテキサス・ラットスネーク(Pantherophis obsoletus)など毒のないヘビを研究対象とするペニング氏は、体長1.8メートルまで成長するヘビには、体の大きさによって獲物の捕らえ方に違いがあるのかを調べていた。

 ところが、学部生のバクスター・ソーベル氏が成体のラットスネークをビデオ撮影していると、その攻撃速度は毒ヘビとほぼ変わらないほど高速であることに気付いた。あまりの速さに、ペニング氏は最初、観察結果を信じることができなかったという。(参考記事:「コウモリが空中で反転して止まれる理由を解明」)

「指導教員に話してみると、私たちはどちらも、毒ヘビの方が攻撃速度は速いと思い込んでいました。文学作品にもそう書かれていますし、どのドキュメンタリー番組を観ても、同様のことが言われています」


0.1秒で時速約100キロに

 意外なことに、過去の研究論文を掘り起こしていくと、これまで毒ヘビの攻撃速度については特に研究されてこなかったことにペニング氏は気づいた。

 そこで同氏の研究チームは安全に撮影できる箱を作成し、中に詰め物をした手袋を差し入れてみて、ラットスネークと毒ヘビの攻撃を観察することにした。2匹の毒ヘビには、ヌママムシ(Agkistrodon piscivorus)と、ニシダイヤガラガラヘビ(Crotalus atrox)を使った。

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引用元: 【動物学】ヘビの驚異の高速アタック 重力の28倍で頭を加速、米科学者がハイスピードカメラで撮影

ヘビの驚異の高速アタック 重力の28倍で頭を加速、米科学者がハイスピードカメラで撮影の続きを読む