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HSC

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1: 2016/03/30(水) 22:41:58.20 ID:CAP_USER*.net
 いきなりだが、次の項目にいくつ、わが子が当てはまるだろうか。

□ すぐにびっくりする
□ 服の布地がチクチクしたり、靴下の縫い目や服のラベルが肌に当たったりするのを嫌がる
□ いつもと違う臭いにすぐ気づく
□ 痛みに敏感である
□ 辛い食べ物が極端に苦手
□ うるさい場所を嫌がる

 当てはまる項目が多かったり、少なくても度合いが強かったりすれば、その子は「HSC(Highly Sensitive Child=ひといちばい敏感な子)」かもしれないと提唱するのは、『ひといちばい敏感な子』(エレイン・N・アーロン:著、明橋大二:翻訳/1万年堂出版)。日本では昨年2月に発売されたHSCについての翻訳本で、発売から1年以上が経った今でも売れ続け、Amazonの「売れ筋ランキング(生徒指導)」でトップ(2016年3月23日時点)となっている。
「敏感な子」の存在は、日本ではあまり知られていない。本書によると、冒頭のような項目に当てはまる子どもがいた場合、たいていは「臆病」「感覚的な刺激を受けやすい」「神経質」「内向的」「恥ずかしがり屋」などと表現される。
ときにはADD/ADHD(注意欠陥・多動性障害)やアスペルガー症候群と誤解されることすらある。

 臨床深層心理学博士で、1991年からHSCを研究してきた著者によると、「敏感な子」は「臆病」なわけでも「感覚的な刺激を受けやすい」わけでもない。
「情報を徹底的に処理してから行動する」という神経システムが生まれつき備わっているため、感覚器から入ってくる刺激が増幅され、身体的にすぐ圧倒されてしまう。
特に「初めて体験するもの」や「大きな変化」に弱い。このため、細かいことをじっくりと観察し、大きな刺激を避けようとする。
また、精神的にも圧倒されやすく、他の子が傷ついているのを見ると、自分もそれ以上に傷ついてしまう傾向がある。子どもの15~20%に見られ、男女で割合は同じ。
人種による差はないという。世界のじつに5人に1人がHSCであることから、少数派だが「異常な子どもたち」ではないと本書は考える。

 ちなみに、発達障がいと誤解されることがあると前述したが、たとえばHSCとADHDを比べると表面上は非常によく似ており、多くのHSCがADHDと誤診されているという専門家もいるらしい。
例を挙げると、「気が散ってしまいやすい」という共通した気質。ADHDは意思決定をしたり、集中したり、結果を考えたりするのに適切な機能が全般的に欠如しているので、気が散りやすい。
一方で、HSCはさまざまな情報に刺激を受けてエネルギーをすぐに消耗するため、気が散りやすい。
しかし、必要な場合は多大な精神的エネルギーを消費しつつも集中できるし、穏やかで慣れた環境にいるときはむしろ集中を得意とする。

 HSCの多くにとって、学校は地獄だという。自分がすぐに理解できても、わからない子どものために先生は繰り返し同じ説明をする。休み時間は、大きな声が飛び交う。
自分やクラス全体に指示やときには罰が与えられ、そのメッセージの強さに押しつぶされそうになる。80%の非HSCの中で存在が浮き、孤立することがある。

 繊細なHSCを支えられるのは家族だ。まず子どもに、「敏感さ」自体はよいことでも悪いことでもなく、人がさまざまに持っている気質の一つであることを伝える。
そして、家族の気質について話し合う。こうした「家族療法」がHSCの自己肯定感を養う。

(以下略 全文はリンク先で)

ダウンロード (4)


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160329-00010027-davinci-life

引用元: 【話題】ADHDやアスペルガーじゃない? 5人に1人はHSC(ひといちばい敏感な子)。その特徴とは?

ADHDやアスペルガーじゃない? 5人に1人はHSC(ひといちばい敏感な子)。その特徴とは?の続きを読む

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1: ◆SWAKITI9Dbwp @すわきちφφ ★ 2014/02/20(木) 19:49:13.30 ID:???

【概要】
京都産業大学の新中善晴 (しんなか よしはる) さん (同大学院・博士後期課程3年次) と河北秀世 (かわきた ひでよ) さん (同大学神山天文台・台長 / 同大学・理学部教授) を中心とする研究チームは、2013年11月にすばる望遠鏡の高分散分光装置 (HDS) を用いてアイソン彗星を観測し、単独の彗星としては世界で初めて 15NH2 (アミノ・ラジカルの窒素同位体) の検出に成功しました (図1)。

15NH2 は彗星に含まれる窒素の主な担い手であるアンモニア分子の由来を知る上で手がかりとなる物質です。
今回の観測により、単独の彗星においてもアンモニア分子の窒素同位体比 (14N/15N 比) は、太陽や地球大気の値に比べて「15N がより多く濃集している」ことが明らかになりました。

また、分子雲環境との比較から、今回の観測結果は、彗星に含まれているアンモニア分子が、低温度の星間塵表面で形成されたことを示唆しています。
さらに本研究結果は、彗星に取り込まれたアンモニア分子の形成温度 (約 10K) は従来考えられていた温度 (約 30K) より低いことを示唆しており、太陽系形成期の温度環境について再検討を迫る成果です。

国立天文台
http://subarutelescope.org/Pressrelease/2014/02/19/j_index.html
http://subarutelescope.org/Pressrelease/2014/02/19/fig1j.png
図1:アイソン彗星の NH2 輝線 (NH2 が特定の波長で放つ光特定の波長で放つ光) を拡大したスペクトル (波長ごとの放射の強度)。赤色の実線は観測スペクトル、緑色の破線は誤差を示します。
右図の青色の実線は今回単独彗星として世界初の報告例である 15NH2 輝線を、左図は 14NH2 輝線を示します (それぞれ黒色の矢印で示されています)。

背景画像は、ハワイ時間11月5日明け方にすばる望遠鏡に搭載された別の観測装置 (HSC) で取得されたアイソン彗星の写真 (すばる望遠鏡2013年11月17日プレスリリース)。
今回の観測では、四角で囲まれた彗星核付近の分光観測が行われました。
スペクトルのみの画像はこちら。(クレジット:国立天文台)
http://subarutelescope.org/Pressrelease/2014/02/19/fig1rj.png

Astrophysical Journal Letters (2014年2月20日発行)
「14NH2/15NH2 ratio in Comet C/2012 S1 (ISON) observed during Its Outburst in 2013 November」
http://iopscience.iop.org/2041-8205/782/2/L16/article

(詳しくはリンク先を参考にしてください)
625cbdb2.jpg



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