理系にゅーす

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IBM

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1: 2019/05/07(火) 04:37:38.07 ID:CAP_USER
IBMが1964年に発表したメインフレーム「System/360」は、「OSの共有が可能で拡張性の高い汎用目的コンピューター」という、現代に近い形のコンピューターを商用として市場に送り出した最初のモデルといわれています。そんなSystem/360に使われていた「磁気コアメモリ」について、古いコンピューターの修復を手がけるエンジニアのKen Shirriff氏がブログで解説しています。
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A look at IBM S/360 core memory: In the 1960s, 128 kilobytes weighed 610 pounds
http://static.righto.com/images/ibm-360-mem/core-module-bench.jpg

IBMはSystem/360に280億ドル(当時のレートで約10兆円)、その中でも磁器コアメモリに対して50億ドル(約1兆8000億円)ものコストをかけたといわれています。System/360に補助記憶装置として搭載された磁気コアメモリは当初の容量が16KBだったものの、すぐに32KBや64KBに改良されたとのこと。アポロ計画を超える規模の予算で開発されたSystem/360は大成功を収めて、IBMはその後のコンピューター業界をけん引する存在となりました。

磁気コアメモリは半導体メモリチップが登場するまで、1950年代から1970年代にかけて主流となった記憶補助装置でした。磁気コアメモリの1単位は円環状のフ◯ライトコアと書き込み線・読み出し線という2本の電線で構成され、コアの内部に生じる磁束に応じて0か1かを記憶させるという仕組みです。そのため、磁気コアメモリは多くの半導体メモリと異なり不揮発性で、さらにランダムアクセスが可能で破壊読み出し型という仕様となっています。
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実際の磁気コアメモリのユニットを見るとこんな感じ。まるで織物のように電線が縦と横に交わっていて、その交差点にフ◯ライトコアが装着されています。指の大きさと比較して分かるとおり、1単位の大きさは非常に小さいもの。
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このフ◯ライトコア1つで1ビットの情報を収納するため、64KBの磁気コアメモリユニットは必然的に巨大なものとなります。
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最も人気のあったSystem/360モデル40は月額9000ドル(約320万円)から1万7000ドル(約610万円)で借りることができ、1972年までにIBMはモデル40だけで10億ドル(約3600億円)の収益を得たとのこと。System/360ではCPU・電源・ストレージというコンピューターのシステムが1つのフレームに収められていて、当時としてはかなりコンパクトなサイズにまとめることに成功しました。それでも1つのフレームサイズはおよそ150cm×60cmで、その重さは610ポンド(約270kg)はあったそうです。
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次期モデルとなるSystem/360 モデル50は、月額1万8000ドル(約650万円)から3万2000ドル(約1150万円)で借りることができました。

続きはソースで

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https://gigazine.net/news/20190506-ibm-magnetic-core-memory/ 
ダウンロード (1)


引用元: 【IT】50年以上前のコンピューター黎明期を支えた「磁気コアメモリ」とは?[05/06]

50年以上前のコンピューター黎明期を支えた「磁気コアメモリ」とは?の続きを読む

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1: 2018/11/13(火) 21:35:35.02 ID:CAP_USER
全世界のスパコン性能ランキング「TOP500」の第52回の結果が発表された。

 ランキング1位は米エネルギー省のオークリッジ国立研究所に設置されたスパコン「Summit」。6月発表時のHigh Performance Linpack(HPL)性能を122.3PFLOPSから143.5PFLOPSに引き上げた。

 2位は、6月時点で3位だった米エネルギー省 ローレンスリバモア国立研究所にある「Sierra」。こちらも同様に前回からHPLのスコアを71.6PFLOPSから94.6PFLOPSに引き上げ、中国の「神威太湖之光」を3位に引きずり下ろした。

 上位の2システムはすべてIBM製となっており・・・

続きはソースで

https://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/1153/151/1_l.jpg

PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1153151.html
ダウンロード (2)


引用元: 【IT】米国のスパコンが第52回TOP500ランキングでワンツーフィニッシュ 全世界のスパコン性能ランキング[11/13]

米国のスパコンが第52回TOP500ランキングでワンツーフィニッシュ 全世界のスパコン性能ランキングの続きを読む

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1: 2018/08/16(木) 12:19:36.11 ID:CAP_USER
IBMが開発した人工知能システム「Watson(ワトソン)」は、2011年にアメリカで行われたクイズ大会「Jeopardy!」に出場し、人間の参加者よりも多くの賞金を獲得して世界的な注目を浴びました。そんなワトソンを利用した医療診断システムをIBMは開発しており、これまでに多額の投資を行ってきましたが、「ワトソンの診断システムは実用的なレベルにはほど遠い」という主張が専門家らによってなされています。

Playing Doctor with Watson: Medical Applications Expose Current Limits of AI - SPIEGEL ONLINE
http://www.spiegel.de/international/world/playing-doctor-with-watson-medical-applications-expose-current-limits-of-ai-a-1221543.html

IBMは多額の資金を投入して開発したワトソンを、医療分野に応用しようと試みています。世界の医療業界は数兆ドル(約数百兆円)もの巨大なマーケットであり、人間がさまざまな病気を克服したいという希望を持ち続ける限り、今後も成長し続ける見込みもあります。医療分野は毎日のように新たな研究成果が発表されるため、医療知識の量は3年ごとに2倍になるともいわれており、人間の医者では追い切れない最新の医療トレンドを蓄積できる人工知能を医療分野に応用しようとする試みは、理にかなっていると感じられます。

病気の診断にワトソンを利用するプロジェクトは、ドイツのギーセン大学とマークブルク大学の付属病院で行われていました。IBMはワトソンの医療診断システムの優秀さを証明しようとしましたが、実際にはワトソンの病気診断システムが期待されていたほど優秀でないことが判明してしまいました。たとえば、来院した患者が胸の痛みを訴えている場合、通常の医師であれば心臓発作や狭心症、大動脈の破裂などをまず最初に疑います。ところが、ワトソンは胸の痛みという症状の背後には、珍しい感染症があるという不可解な診断を下したとのこと。

Rhön-Klinikum AGというマークブルク大学付属病院を傘下に持つ医療機関でCEOを務めるシュテファン・ホルツィンガー氏は、マークブルク大学で行われていたワトソンの臨床テストを見学し、「ワトソンに専門的な医学的理解があるとは思えず、このプロジェクトを継続するのはラスベガスのショーに投資するのと変わらない」と感じたそうです。


結局、ホルツィンガー氏はワトソンを実際の患者の診察に応用する前の段階で、IBMとのプロジェクトを打ち切ると2017年に決定しました。ところが、IBMは単なる打ち切りに終わった大学病院におけるプロジェクトを、まるで「成功したテスト」であるかのように宣伝していると、ホルツィンガー氏は述べています。

マークブルク大学でワトソンが直面した大きな問題には、言語の認識もあったとされています。ワトソンは患者の病気を診断する時に、医者が患者から得た情報をまとめた文書やカルテ、検査結果などをスキャンし、病気の手がかりとなる情報を得ていたとのこと。ところが、ワトソンは文章の複雑な言い回しをうまく理解することができず、正確な診断結果を下すことができなかったそうです。たとえば、医者が使う「~という可能性を排除することはできない」という否定寄りの微妙なフレーズの解釈は、ワトソンにとって非常に難しいものだったとのこと。

加えて、医師も患者の診断結果を非常に簡略化して書く傾向にあり、「HR 75, SR, known BAV」と書けば「平常時の心拍数が75、大動脈二尖弁あり」ということを意味しますが、ワトソンはソフトウェアにこれらの略語を学習させるまで、文章の意味を理解することができません。一度学習させればワトソンも略語を理解することができますが、ワトソンに医師のカルテを理解させるためには、膨大な数の略語をソフトウェアに登録する必要があります。

もちろん、ワトソン以外の人工知能による医療診断が完璧だというわけではなく、Isabel Healthcare platformやPhenomizerといった医療診断システムも、完璧な診断結果を得られるわけではありません。ワトソンが診断を誤ってしまうことも仕方のないことではありますが、IBMはワトソンを「他のどの医療診断システムよりも優れている」と主張しており、ドイツの大学病院における失敗はIBMにとって喜ばしいものではないとのこと。

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https://i.gzn.jp/img/2018/08/16/watson-expose-current-ai-limit/00_m.jpg
GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20180816-watson-expose-current-ai-limit/
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引用元: 【AI】IBMの人工知能「Watson(ワトソン)」による医療診断システムは「実用に耐えうるものではない」という主張[08/16]

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1: 2018/03/22(木) 11:31:38.58 ID:CAP_USER
 IBM基礎研究所が、「5 in 5(ファイブ・イン・ファイブ)」と呼ぶ未来予測を発表した。
これは、今後5年以内に、ビジネスと社会を根本的に変える5つのテクノロジーについて予測するもので、毎年恒例となっているものだ。

 2018年版は、2018年3月19日(現地時間)から、米ラスベガスで開催中の年次イベント「Think 2018」にあわせて発表され、IBM基礎研究所のアーヴィン・クリシュナディレクターは、「かつてないほどに、コンピュータの技術革新を期待させるものになっている」と総括した。

米ラスベガスで開催されているThink 2018で発表された
 
■1つめは、「暗号アンカーとブロックチェーンによる偽造防止」である。

 ここでは、今後5年以内に、日用品やデバイスに埋め込むことができる暗号アンカーが開発され、これによって偽造防止が可能になるという。

 暗号アンカーは、インクの点や、砂粒よりも小さいコンピュータであり、ブロックチェーンの分散台帳技術を用いることで、製品の製造段階から、顧客に到達するまでのサプライチェーン全体を管理。製品が本物であることを保証するという。
砂粒よりも小さい暗号アンカーは、RFIDに代表される電子タグよりも、はるかに進化したものになりそうだ。

 IBM基礎研究所では、これらの技術を活用することで、食品の安全性保証や製造部品の真贋確認、遺伝子組み換え食品の追跡、偽物の特定、ラグジュアリ製品やブランド品の製造元確認などを行なう新たなソリューションを提供できるという。

■2つめは、「ハッカー攻撃を、格子暗号により阻止する」技術である。

 今後、量子コンピュータの登場が見込まれるが、「将来的には、量子コンピュータによって、現在の暗号化プロトコルがすべて解読されてしまうといったことが考えられる。
そこで、IBMは、量子コンピュータなどの最新テクノロジーに対応できる暗号化方式を開発しており、現在のコンピュータも、将来の量子コンピュータも解読できない強固な暗号化方式を提供することになる」とした。

 これは、格子暗号化方式と呼ぶもので、この暗号化方式は、すでに米国政府が採用している。
「格子暗号を使用し、暗号化した作業ファイルによって、機密データがハッカーに漏洩することはない」と断言した。

■ 3つめは、「海の汚染に、人工知能搭載の顕微鏡で対処する」といった技術だ。

 自律式の人工知能搭載小型顕微鏡を開発し、これにより、水の状態を継続的に監視。
自然環境におけるプランクトンの動きを3次元で追跡し、得た情報をもとに、プランクトンの振る舞いと健康状態を予測。

 ここから、石油流出や地表からの汚染源などを特定することができたり、赤潮などの脅威を予測することができたりする。人工知能搭載小型顕微鏡から収集したデータは、クラウドネットワークで管理され、世界中に展開されることになる。

続きはソースで

IBM基礎研究所のアーヴィン・クリシュナ ディレクター
https://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/1112/856/828_l.jpg

PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1112856.html 
images (1)


引用元: 【IT技術】IBMが予測。近未来を変革する5つの技術[03/22]

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1: 2016/10/28(金) 12:10:23.05 ID:CAP_USER
そして世界のAI市場は寡占状態へ
小林 雅一
IBMが社運をかけて商用化を進めているAIコンピュータ「ワトソン」が、「医療」をはじめ様々な応用分野で実力の片鱗を見せ始めている。

●“IBM Is Counting on Its Bet on Watson, and Paying Big Money for It” The New York Times, OCT.17, 2016

上の記事によれば、最近発表されたIBMの四半期収入(revenue)は17期連続で減少したものの、ようやく下げ止まる気配を示している。
中でもワトソンのような「AI(人工知能)」や「データ解析」など次世代ビジネスが、非常に高い伸びを記録し、同社の収益改善に貢献しているという。

力づくで言語能力を習得

ワトソンは2011年に、米国の著名なテレビ・クイズ番組「ジョパディ(Jeopardy)」に出演して、その歴代チャンピオン(もちろん人間)を打破することで一躍有名になった。
IBMは元々、同クイズ番組に出場するために、つまり自社の技術力を最も効果的に宣伝するためにワトソンを開発したのだ。

その際IBMは、古今東西の「歴史」から「文化」「政治経済」「スポーツ」「娯楽」に至るまで大量のドキュメントをワトソンに読み込ませ、クイズで勝つために必要な森羅万象の知識を授けた。その過程で培われたのが、いわゆる「自然言語処理」、つまり人間のように言語を理解して操る技術である。

一般に自然言語処理は、1950年代にAIの研究開発が始まった当初から存在する伝統的な研究分野だ。昨今の世界的なAIブームの中、音声・画像などパターン認識の分野では「ディープラーニング」のような画期的なブレークスルーがあったが、自然言語処理では実はそれほど目覚ましい技術革新があったわけではない。

実際、現在の自然言語処理は本当の意味で「言葉を理解している」わけではない。ある種の統計・確率的なテキスト処理によって、そう見せかけているに過ぎないのだ。

しかしIBMは巨大企業ならではの強みを生かして巨額の資金を投入し、従来とは桁違いに大量の文書をワトソンに読み込ませるとともに、伝統的な自然言語処理の技術にもマイナーチェンジを積み重ねた。
その結果、「クイズ番組に出演して回答する」といった特定の用途に限定すれば、それなりに使い物になる自然言語処理の技術が生まれた。

続きはソースで
 
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50067?page=2
NEXT ▶︎ 「まぐれ当たり」ではない

ダウンロード (4)
 

引用元: 【人工知能】IBMの人工知能「ワトソン」、医者が思いもよらぬ治療法を続々発見[10/27] [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/06/22(水) 12:32:47.24 ID:CAP_USER
IBMは大型の精密実験装置の正しいデータを得るため、スイスのチューリッヒに6000万ユーロ(約71億円)をかけて「世界一静かな部屋」を作り出していますが、ここの他にも「世界で最も静かな部屋」と呼ばれる場所が存在します。それはOrfield Labsが設計したあらゆるノイズを吸収する「Anechoic chamber(無響室)」と呼ばれる部屋であり、中に入るとどんな体験ができるのかOrfield Labsの創業者が語っています。

Listen For a Pin Drop In One of the World's Quietest Rooms - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=c-oUCJgmSh0



正確な音響実験を行うために作られた部屋である「Anechoic chamber」は、アメリカ・ミネソタ州のミネアポリスにあります。
http://i.gzn.jp/img/2016/06/22/what-feel-quietest-room/01.jpg

Orfield Labsの創業者であるSteven Orfield氏が電話インタビューで、Anechoic chamberについて語ってくれるとのこと。
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Anechoic chamberの内部はこんな感じ。99.99%のノイズを吸音できるよう設計されており、「世界一静かな部屋」としてギネス記録を保持していたこともあります。
http://i.gzn.jp/img/2016/06/22/what-feel-quietest-room/17.jpg

続きはソースで

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http://gigazine.net/news/20160622-what-feel-quietest-room/

http://i.gzn.jp/img/2016/06/22/what-feel-quietest-room/00.jpg

引用元: 【無響室】「世界一静かな部屋」に入ると一体何を感じるのか?©2ch.net

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