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RNA

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1: とうやこちょうφ ★ 2013/10/10(木) 18:49:30.02 ID:???

阪大、世界で初めて進化の機能を持った人工細胞の作成に成功
~人工細胞でRNAが複製し、突然変異が蓄積、進化

大阪大学大学院情報科学研究科の四方哲也教授の研究チームは3日、JST課題達成型基礎研究の一環として、進化する機能を持った人工細胞の作成に世界で初めて成功したと発表した。

 同チームは、RNAからRNAを複製する酵素の遺伝子がコードされた人工ゲノムRNAを、数十種類のたんぱく質を含む水溶液とともに油の中で激しくかき混ぜ、直径約2μmの細胞状の水滴として油中に分散させた。
この細胞状の各水滴を37℃で反応させると、RNAゲノムにコードされた遺伝子から複製酵素が翻訳され、その酵素は元のゲノムRNAを複製することを見いだした。

 人工細胞のゲノム複製反応は、栄養の枯渇によりすぐに停止するのだが、研究チームは、栄養となる
たんぱく質群を含んだ水滴を外から添加した。これにより、人工細胞は大型化するが、さらにかき混ぜることで、細胞は元のサイズに分裂した。この融合と分裂を繰り返すことで、半永久的に人工細胞内でゲノムRNAの自己複製を継続することに成功した。

 さらに、このゲノムRNAの複製を長期間繰り返した結果、複製中に生じたエラーにより、ゲノムRNA中に
突然変異が起こり、自然的にゲノムRNAの多様性が発生。そして、多様な性質を持つゲノムRNAの中に、自分自身のコピー(子孫)をより多く残すことができる適者が生まれると、その変異体が次第に元のRNAを駆逐するという、自然選択による自発的な進化が起きることを発見した。具体的には人工細胞の成長と分裂を50世代継続すると、複製能力が約100倍に上昇し、ゲノムRNAには38個の変異が蓄積していた。

 この人工細胞を基盤に、今後は天然の生物よりも効率よく有用物質を生産できる人工細胞の作成を目指す。

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ソース
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/20131007_618401.html
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20131003-2/

ご依頼いただきました
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1376913483/220



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1: 一般人φ ★ 2013/10/05(土) 16:22:40.67 ID:???

 天然の細胞と同じように遺伝子を複製し、子孫を残しやすいように遺伝子が変化する人工細胞を大阪大のチームが作製し、3日付の英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ電子版に発表した。

 変化を直接観察できるため、生命の初期進化解明の手掛かりになると期待される。四方哲也教授(実験進化学)は「初期生命のように、無生物の材料から生物世界に最初の一歩を踏み入れつつある」と話した。

 チームが使ったのはウイルスの遺伝情報、リボ核酸(RNA)を複製する酵素を作る遺伝子。酵素の材料のアミノ酸など約100種類の物質を含んだ水溶液と鉱物油を混ぜ、鉱物油中に人工細胞を作った。


▽画像  大阪大の研究チームが作製した、子孫を残しやすいように遺伝子が変化する人工細胞(大阪大提供)

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http://img.47news.jp/PN/201310/PN2013100301002271.-.-.CI0003.jpg

▽記事引用元 共同通信(2013/10/03 23:36:49)
http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013100301002255.html


▽Nature Communications
「Darwinian evolution in a translation-coupled RNA replication system within a cell-like compartment」
http://www.nature.com/ncomms/2013/131003/ncomms3494/full/ncomms3494.html



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~~引用ここから~~

1: 16文キック(大阪府) 2013/08/30(金) 11:41:40.13 ID:7JrH0z9p0 BE:414063735-PLT(12001) ポイント特典

【8月30日 AFP】地球の生命の誕生は、火星から飛来した隕石(いんせき)によってもたらされたカギとなる鉱物のおかげだという新説が29日、発表された。

 カギを握る要素は、酸化鉱物の形態の「モリブデン」という元素だ。この形態のモリブデンは、生命の形成に欠かせない要素の炭素分子が分解してベトベトしたタール状物質になるのを妨げる働きをする。

 この説を提唱するのは、米ウエストハイマー科学技術研究所(Westheimer Institute for Science and Technology)のスティーブン・ベナー(Steven Benner)教授だ。同教授は、イタリア・フィレンツェ(Florence)で開催される地球化学者の国際会議でこの説を発表する予定だ。

 ベナー教授は「初期の生命がどのようにして形成されたかにモリブデンが影響を与えられるのは、モリブデンが高度に酸化された場合に限られる」と声明で述べている。「この形態のモリブデンは、生命誕生当初の地球では得られなかったかもしれない。30億年前の地球の地表には酸素がほとんどなかったからだ。だが火星にはあった」 (c)AFP

続きはソースで

引用元: 【宇宙ヤバイ】地球人は火星人だったことが判明 

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2964881/11264675
1fb90e24.jpg



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1: エタ沈φ ★ 2013/08/20(火) 12:03:43.83 ID:???

骨髄性白血病の原因になる遺伝子の異常を、京都大医学研究科の小川誠司教授や東京大などのグループが新たに突き止めた。がんの診断や治療薬の開発につながる成果といい、英科学誌ネイチャー・ジェネティクスで19日発表する。

急性骨髄性白血病や骨髄異形成症候群などの骨髄性白血病は、国内で年間1万人以上が発症しているが、骨髄移植しか根本的な治療法はない。遺伝子の働きを調節する遺伝子や、RNAの合成に関わる遺伝子の異常が原因になることが分かっていた。

グループは、骨髄性白血病の患者610人のがん細胞の遺伝子を網羅的に解析。細胞分裂時に染色体を束ねたり、遺伝子の働きを調節している、輪ゴムのような形をしたタンパク質複合体「コヒーシン」を作る四つの遺伝子のいずれかが、約10%の割合で変異していることが分かった。
コヒーシンの異常によって、骨髄性白血病が発症するらしい。

遺伝子に変異がある細胞に正常なタンパク質を入れると、細胞の異常な増殖が抑えられた。
コヒーシンを作る遺伝子は「がん抑制遺伝子」として働くとみられる。

小川教授は「コヒーシンを作る遺伝子に変異があると、悪性度が高くなる。
他のがんでも同様の変異がある可能性が高い」と話している。

2013年08月19日 02時10分 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20130820000056

京都大学 プレスリリース
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013/130708_2.htm

Nature Genetics
Exome sequencing identifies secondary mutations of SETBP1 and JAK3 in juvenile myelomonocytic leukemia
http://www.nature.com/ng/journal/v45/n8/full/ng.2698.html

画像1:SETBP1変異によるJMMLの進行モデル
66b7f683.jpg

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013/images/130708_2/01.jpg
画像2:二次性変異が無移植生存率に及ぼす影響
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http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013/images/130708_2/02.jpg



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