1: 2014/10/23(木) 23:14:12.33 ID:???0.net
サケが小さいのは飢えた古代人のせい?
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20141023004&expand
James Owen for National Geographic News October 23, 2014
スペイン北部の洞窟で発掘された先史時代の魚料理から、タイセイヨウサケ(学名Salmo salar)やブラウントラウト(Salmo trutta)がこの2万年で大幅に小さくなっていることがわかった。両者を平均すると、最大2.2キロから約0.4キロまで変化している。
しかも、スペイン、オビエド大学の研究チームによれば、一帯の川を泳ぐ魚たちがはるかに小さくなった原因は祖先たちの魚のとり方だという。
石器時代の漁師たちは大きな魚ばかりを狙っていたのではないかと、研究チームは推測している。
研究を率いた考古学者のパブロ・トゥレロ(Pablo Turrero)氏は、「大きい魚の方が食べ応えがある」と話す。「小さい魚を捕まえるのはほかに選択肢がないときだけだったのだろう」。
漁師たちが大きい魚を選んで捕まえた結果、小さい魚ばかりが生き残って繁殖し、その遺伝子が受け継がれ、サケやマスが小型化したと考えられる。
魚の小型化が確認され始めたのは約1万年前の化石からだ。「しかし、魚の選り好みはそれ以前から常に行われていたはずだ」とトゥレロ氏は話す。
◆大きな魚、小さな魚
「Royal Society Open Science」誌に22日付で発表された今回の研究では、スペイン北部アストゥリアス州にある先史時代の遺跡10カ所から発掘されたタイセイヨウサケとブラウントラウト約30匹の背骨を現生の子孫の背骨と比較した。
その結果、先史時代の魚の方が現代の川で泳ぐサケやマスより平均16~26センチ長いと判明した。
重さに換算すると、古代のサケやマスは1.3~2.2キロほどあったはずだと、トゥレロ氏は説明する。一方、現在アストゥリアス州の川で釣れる魚は0.4キロに満たない。
トゥレロ氏によれば、洞窟の化石を見る限り、約4万年前にネアンデルタール人に取って代わった現生人類は“この地に移り住むやいなや”、魚とりに夢中になったようだという。
魚料理の食べ残しはシカなどの肉料理ほど多くなかったが、「どこに行っても見つかる」とトゥレロ氏は言い添えている。
◆人間の影響
人間の好みだけでなく、気候変動などの要因も魚の小型化を促している可能性が高いと、研究チームは指摘する。
ニューヨーク州立大学環境科学・森林学カレッジ(College ofEnvironmental Science and Forestry)に所属する魚の専門家カリン・リンバーグ(Karin Limburg)氏も同じ意見だ。
ただし、リンバーグ氏は、「人間がはるか昔からあの地域に暮らしていること、川に上ってくるサケやマスが優れたタンパク質源であることを考えると」、今回の研究結果は「それほど意外ではない」と述べている。
「むしろ印象に残ったのは、人間に搾取されている魚の小型化がまた1つ示されたことだ。さらに調べれば、同様の例がさらに見つかるだろう」。
原論文:
Shrinking fish: comparisons of prehistoric and contemporary salmonids indicate decreasing size at age across millennia | Open Science
http://rsos.royalsocietypublishing.org/content/1/2/140026
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20141023004&expand
James Owen for National Geographic News October 23, 2014
スペイン北部の洞窟で発掘された先史時代の魚料理から、タイセイヨウサケ(学名Salmo salar)やブラウントラウト(Salmo trutta)がこの2万年で大幅に小さくなっていることがわかった。両者を平均すると、最大2.2キロから約0.4キロまで変化している。
しかも、スペイン、オビエド大学の研究チームによれば、一帯の川を泳ぐ魚たちがはるかに小さくなった原因は祖先たちの魚のとり方だという。
石器時代の漁師たちは大きな魚ばかりを狙っていたのではないかと、研究チームは推測している。
研究を率いた考古学者のパブロ・トゥレロ(Pablo Turrero)氏は、「大きい魚の方が食べ応えがある」と話す。「小さい魚を捕まえるのはほかに選択肢がないときだけだったのだろう」。
漁師たちが大きい魚を選んで捕まえた結果、小さい魚ばかりが生き残って繁殖し、その遺伝子が受け継がれ、サケやマスが小型化したと考えられる。
魚の小型化が確認され始めたのは約1万年前の化石からだ。「しかし、魚の選り好みはそれ以前から常に行われていたはずだ」とトゥレロ氏は話す。
◆大きな魚、小さな魚
「Royal Society Open Science」誌に22日付で発表された今回の研究では、スペイン北部アストゥリアス州にある先史時代の遺跡10カ所から発掘されたタイセイヨウサケとブラウントラウト約30匹の背骨を現生の子孫の背骨と比較した。
その結果、先史時代の魚の方が現代の川で泳ぐサケやマスより平均16~26センチ長いと判明した。
重さに換算すると、古代のサケやマスは1.3~2.2キロほどあったはずだと、トゥレロ氏は説明する。一方、現在アストゥリアス州の川で釣れる魚は0.4キロに満たない。
トゥレロ氏によれば、洞窟の化石を見る限り、約4万年前にネアンデルタール人に取って代わった現生人類は“この地に移り住むやいなや”、魚とりに夢中になったようだという。
魚料理の食べ残しはシカなどの肉料理ほど多くなかったが、「どこに行っても見つかる」とトゥレロ氏は言い添えている。
◆人間の影響
人間の好みだけでなく、気候変動などの要因も魚の小型化を促している可能性が高いと、研究チームは指摘する。
ニューヨーク州立大学環境科学・森林学カレッジ(College ofEnvironmental Science and Forestry)に所属する魚の専門家カリン・リンバーグ(Karin Limburg)氏も同じ意見だ。
ただし、リンバーグ氏は、「人間がはるか昔からあの地域に暮らしていること、川に上ってくるサケやマスが優れたタンパク質源であることを考えると」、今回の研究結果は「それほど意外ではない」と述べている。
「むしろ印象に残ったのは、人間に搾取されている魚の小型化がまた1つ示されたことだ。さらに調べれば、同様の例がさらに見つかるだろう」。
原論文:
Shrinking fish: comparisons of prehistoric and contemporary salmonids indicate decreasing size at age across millennia | Open Science
http://rsos.royalsocietypublishing.org/content/1/2/140026
引用元: ・【科学/生物学】サケが小さいのは飢えた古代人のせい? この2万年で大幅に小さく…スペイン研究 [10/23]
4: 2014/10/23(木) 23:18:30.02 ID:rXksxijY0.net
水温が8℃くらいにならないとサケは川を上って来ないでしょう。
冷水種の魚だよ?
冷水種の魚だよ?
5: 2014/10/23(木) 23:18:32.51 ID:SqvkEa0o0.net
昔は降海型だった説はないか
7: 2014/10/23(木) 23:19:08.34 ID:nKn7dDHF0.net
単に遡上していた川が浅くなって大型種が産卵できなくなっただけだろうよ
9: 2014/10/23(木) 23:20:41.91 ID:sOCIeSQQ0.net
そもそも鮭って産卵したらそのまま死んじゃうんだから
あまり関係ないような気も
あまり関係ないような気も
10: 2014/10/23(木) 23:21:59.86 ID:rOlHST/i0.net
>>1
パブロ、生物学よりの考え方だなあ
日本の考古学者は文学部にあるせいかこういうふうに考える人が少ないな
パブロ、生物学よりの考え方だなあ
日本の考古学者は文学部にあるせいかこういうふうに考える人が少ないな
11: 2014/10/23(木) 23:22:00.04 ID:SoAPZvKN0.net
現代の漁でも小さいのは逃がす、みたいなことをしてるけど
これじゃ魚が小型化するって言ってる人が居たな
これじゃ魚が小型化するって言ってる人が居たな
18: 2014/10/23(木) 23:30:57.35 ID:2A8g/yrN0.net
>>11
それ聞いたコトがあるよ
小さい未熟な固体を逃すつもりで、実は小さくても成熟する
系統を選択的に残すコトになってンだってな
それ聞いたコトがあるよ
小さい未熟な固体を逃すつもりで、実は小さくても成熟する
系統を選択的に残すコトになってンだってな
54: 2014/10/24(金) 02:52:26.65 ID:uv1Zpnas0.net
>>11
カニなら卵持ちはリリースするけどな。
カニなら卵持ちはリリースするけどな。
14: 2014/10/23(木) 23:25:08.42 ID:oe21gy7p0.net
アフリカ象は大きな牙を持ったオスばかり◯されるので
牙の小さな個体ばかりになってる
もう立派な牙を持った象の姿は見れない
牙の小さな個体ばかりになってる
もう立派な牙を持った象の姿は見れない
17: 2014/10/23(木) 23:28:53.92 ID:KX5w2xGt0.net
>>14
そういうのって環境に適応した個体が生き残ってる訳だけど「進化」に該当するのかな?
そういうのって環境に適応した個体が生き残ってる訳だけど「進化」に該当するのかな?
19: 2014/10/23(木) 23:32:25.81 ID:PdSCLSPL0.net
>>14
それ子供のアフリカ象が居ますぐらいにしか読み取れない
それ子供のアフリカ象が居ますぐらいにしか読み取れない
16: 2014/10/23(木) 23:27:03.84 ID:QpuwpfNQ0.net
そりゃデカいヤツを好んで取っただろうけど、遺跡から見つかったヤツ基にして当時の平均推察するのはどうなんだろ
22: 2014/10/23(木) 23:40:54.02 ID:HCJt4JuC0.net
パヤオの風立ちぬで
鯖の煮付けの切り身がやたら大きいのもそういうことか
鯖の煮付けの切り身がやたら大きいのもそういうことか
25: 2014/10/23(木) 23:46:23.79 ID:Fje2eOGQ0.net
モアがいなくなってダチョウが残ってるのと同じ理屈なんだろう
28: 2014/10/23(木) 23:53:39.68 ID:Y/qpVJK00.net
>>1
古代人「最近の若いもんは資源保護もわからんのか」
古代人「最近の若いもんは資源保護もわからんのか」
31: 2014/10/23(木) 23:56:58.21 ID:AUSgBYT4O.net
数万年前から熊や狼やらが
大きい鮭をねらってとって食べてたんだろ
大きい鮭をねらってとって食べてたんだろ
33: 2014/10/24(金) 00:04:02.70 ID:9+biqw6w0.net
鮭とばは神
36: 2014/10/24(金) 00:05:53.95 ID:H9vLu8Yw0.net
んなこたーない
世界人口が1億も居ない時代だ
そして漁法も未熟だろ
世界人口が1億も居ない時代だ
そして漁法も未熟だろ
37: 2014/10/24(金) 00:06:12.26 ID:dHUyNODE0.net
この説が正しければ、「つかまえやすい」「小さい方が美味しい」と
小さいのを優先的に採ってやれば大きくなるはずだ。
大きいのは1年に1回しか帰って来ないけど、小さいのは1年中いる
から捕まる機会が300倍ぐらい多い。よって却下。
小さいのを優先的に採ってやれば大きくなるはずだ。
大きいのは1年に1回しか帰って来ないけど、小さいのは1年中いる
から捕まる機会が300倍ぐらい多い。よって却下。
38: 2014/10/24(金) 00:08:35.73 ID:ZU7pseJH0.net
幼形成熟しているんだろう。その方が生存に有利だから。
40: 2014/10/24(金) 00:21:19.76 ID:YD/n0j6n0.net
象の牙やサイの角も直になくなるだろうな
41: 2014/10/24(金) 00:22:48.21 ID:E1Lzsr3s0.net
そんなに人口がいたんだろうか
42: 2014/10/24(金) 00:24:24.47 ID:mEeeIXNF0.net
魚の骨(背骨)は化石化すると伸びるんじゃないか?
とくに鮭類は骨が柔らかいし。軟骨部が腐敗すると平坦に伸びきって
大型魚体に見えてんだよ。キット。
俺も子供の時食べた魚は大きく思えた、子供時は自分の体が小さいから
相対的に魚が大きく見えたんだと思うよ。
アレもコレも錯覚だよ、2万年くらいで魚体の遺伝的性質の変化が顕現化
するとは変な話だなア。
とくに鮭類は骨が柔らかいし。軟骨部が腐敗すると平坦に伸びきって
大型魚体に見えてんだよ。キット。
俺も子供の時食べた魚は大きく思えた、子供時は自分の体が小さいから
相対的に魚が大きく見えたんだと思うよ。
アレもコレも錯覚だよ、2万年くらいで魚体の遺伝的性質の変化が顕現化
するとは変な話だなア。
46: 2014/10/24(金) 00:40:39.23 ID:/w1flDNO0.net
石器時代は、乱獲や大きいのを選別して獲る余裕はなかったろう
それでも獲れたのは、漁の技術が未熟で魚が川や海に大量に生息していたからだと思う
それでも獲れたのは、漁の技術が未熟で魚が川や海に大量に生息していたからだと思う
48: 2014/10/24(金) 00:53:08.13 ID:DHqMxjYA0.net
>>46
新石器時代の漁網用の錘とされるものが大量に発見されている。
網の目が粗ければ、必然的に大きいのを獲ってることになるだろう。
新石器時代の漁網用の錘とされるものが大量に発見されている。
網の目が粗ければ、必然的に大きいのを獲ってることになるだろう。
47: 2014/10/24(金) 00:50:57.86 ID:LuF9R/190.net
ガリラヤ湖の漁師が大物ばかり狙うから
世界には小物しかいなくなりましたとさ
世界には小物しかいなくなりましたとさ
49: 2014/10/24(金) 00:58:05.94 ID:9hC7QvGIO.net
これは地球の酸素濃度の問題
酸素濃度が高かったからこそ、恐竜などの巨大生物が主流になれた時代があった
すでに酸素濃度が高い環境だと動植物ともに巨大化する事が分かってるよ
酸素濃度が高かったからこそ、恐竜などの巨大生物が主流になれた時代があった
すでに酸素濃度が高い環境だと動植物ともに巨大化する事が分かってるよ
52: 2014/10/24(金) 01:27:26.83 ID:bbJ62IHM0.net
そんな遡らんんでも1950年と今とでは魚の大きさが驚くほど小さくなってる
敗戦後の昭和23年くらいは大漁大漁で大きな魚が獲れまくっていたそうだ。
高度成長期になって乱獲するようになったら魚は小さくなって量も激減した。
敗戦後の昭和23年くらいは大漁大漁で大きな魚が獲れまくっていたそうだ。
高度成長期になって乱獲するようになったら魚は小さくなって量も激減した。
27: 2014/10/23(木) 23:49:20.19 ID:uPrBmgM+0.net
昔の動物はなんでも大きいじゃん
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