1: 2014/11/10(月) 23:26:52.58 ID:???.net
ノーベル賞受賞者の論文ですらランクインしない「世界で最も引用された論文トップ100」/GIGAZINE 2014年11月10日 09時25分08秒 ※抜粋です。全文はソースにて http://gigazine.net/news/20141110-top-100-papers/

先行研究は、その研究成果がいかに重要なものかということだけではなく、他の論文にどれだけ多く引用されるものかという点も重要なポイントです。これは、引用論文の数の多さがノーベル賞の選考時に考慮されることからも伺うことができます。そんな数多くの研究者に引用された論文トップ100について、科
学誌Natureがインフォグラフィックで紹介しています。
The top 100 papers - http://www.nature.com/news/the-top-100-papers-1.16224

「超伝導体の発見」「DNAの二重らせん構造の発見」「宇宙の加速的な膨張の発見」などの画期的な研究成果は、世界的に高い評価を得ていずれも研究者にノーベル賞が授与されています。しかし、Natureによると、これら3つの超有名な研究論文ですら、「世界で最も引用された研究論文トップ100」にはランクインしていないとのこと。

世界中の学術論文をアーカイブするトムソン・ロイターの協力を得て、Natureが世界中から引用されまくった研究論文を調査しトップ100についてインフォグラフィックでまとめるとこうなります。

◆第1位:(PDFファイル)Protein measurement with the folin phenol reagent.(Lowry, O. H., Rosebrough, N. J., Farr, A. L. & Randall, R. J.)
http://www.jbc.org/content/193/1/265.full.pdf
史上最も引用された論文は、ローリー法として知られるタンパク質の質量分析法を発表した1951年のオリバー・ローリーらの論文(ローリー論文)で、引用された回数は30万5148回と驚異的な数値。年度別の引用数を示したこのグラフから、この論文が1980年代をピークに多数の論文に引用され、近年再び引用され
る回数が増えていることが分かります。
http://i.gzn.jp/img/2014/11/10/top-100-papers/a01_m.png

トップ100の論文を引用回数順に並べ分野別に色分けしたグラフ。biology labtechnique(生物学の実験手法)の分野が上位を占めている事がよく分かります。
そして、第1位のローリー論文の引用回数が断トツであることがよく分かります。
http://i.gzn.jp/img/2014/11/10/top-100-papers/a02_m.png

◆第2位:Cleavage of structural proteins during the assembly of the head of bacteriophage T4.(Laemmli, U. K.)
http://www.nature.com/nature/journal/v227/n5259/abs/227680a0.html
第2位はT4ファージのタンパク質を電気泳動で分離して新種のタンパク質を発見したというウルリッヒ・レムリーの論文。研究の目的・成果そのものではなく研究の中で使われた「手法」が後々、多くの論文で引用されることになりました。
http://i.gzn.jp/img/2014/11/10/top-100-papers/a04_m.png

◆第3位:A rapid and sensitive method for the quantitation of microgram quantities of protein utilizing the principle of protein-dye binding. (Bradford, M. M.)
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0003269776905273
第3位はタンパク質の濃度測定法である「ブラッドフォード法」を考案したマリオン・ブラッドフォードの1976年の論文。この論文も、近年、再び引用される回数が大きく増えるなど「復活」している様子がグラフから読み取れます。
http://i.gzn.jp/img/2014/11/10/top-100-papers/a05_m.png

以上のトップ3の論文が引用回数10万回オーバーと他の論文を圧倒的に引き離すほど引用されまくっている「三強」であることがグラフから分かります。

なお、今回のランキングを作る元データとなったロイターのリスト(エクセルファイル)はここ*からダウンロード可能。ちなみに、相対性理論で知られるアインシュタインやノーベル賞を2度受賞したキュリー夫人の名前をこのリストの中に見つけることはできませんでした。* http://www.nature.com/polopoly_fs/7.21245!/file/GoogleScholartop100.xlsx

「世界で最も引用された研究論文トップ100」は、世界中の論文をピラミッドに例えると頂上中の頂上と言うべき極めて希有な論文ばかりで、高さ5895メートルのキリマンジャロに例えた場合、「頂上のわずか1センチ部分に相当する」とのことで、ある意味、ノーベル賞以上にレアな存在であるようです。
http://i.gzn.jp/img/2014/11/10/top-100-papers/001_m.jpg

引用元: 【メタ】ノーベル賞受賞者の論文ですらランクインしない「世界で最も引用された論文トップ100」 | GIGAZINE [11/10]

3: 2014/11/10(月) 23:32:13.91 ID:YsSkg54b.net
使える技術が先に来るのが当たり前だろ

5: 2014/11/10(月) 23:37:21.72 ID:eu3ELNgh.net
いかにIFが異分野間で使えないか
如実に分かるなw

6: 2014/11/10(月) 23:44:00.07 ID:oplaRnPb.net
物理だと何だろ、と言いつつ
物性と理論でも違うしな、、、
ジャンルごとにTOP3を見たいもんだ。
雑誌ごとなら有るのかな?

あとSTAP再現はまだか?

8: 2014/11/10(月) 23:57:34.55 ID:irTcClgj.net
分析方法や、測定方法(の研究かもしれないが)が 引用されて
研究成果って言うのはないのかね

9: 2014/11/11(火) 00:03:34.21 ID:p6iOp/sW.net
まあ、そりゃ技術的な手法の論文のが引用される数は多いに決まってるわな

10: 2014/11/11(火) 00:22:29.79 ID:no0z1gFQ.net
ランキングはべき乗則だろ

11: 2014/11/11(火) 00:32:17.93 ID:Cj0M2Izm.net
>>1
ランキングの半分は本じゃないか。
しかし、読みたい本ばかりだ。

14: 2014/11/11(火) 01:01:52.10 ID:zVy089TG.net
MS培地の論文もそうだな

15: 2014/11/11(火) 01:42:47.98 ID:vWETTog7.net
PDFの発明の論文が一位かー!
って思って何故タンパク質?
ってなったわ
寝ようw

16: 2014/11/11(火) 02:31:36.81 ID:S3juuFI3.net
ノーベル賞取っちゃうと解説本とかいっぱい出るからそっちに行っちゃうんじゃね?

30: 2014/11/11(火) 18:39:32.92 ID:BvgH3LM4.net
>>16
ノーベル賞をとったような論文は
基本の基本みたいなもんで
馬鹿がそこから何かを生み出すようなものではないだけだろう

17: 2014/11/11(火) 05:01:45.31 ID:uFEAOnyO.net
このランキングされた論文ひとつ読んで理解するだけで一生分以上の時間を費やしそうだ・・・

18: 2014/11/11(火) 06:50:28.85 ID:qE8Euny8.net
小林-益川理論の引用数が多いと聞いたことがあるが、ここには入ってないんだな

19: 2014/11/11(火) 08:40:11.55 ID:AYn3INwQ.net
本と、「方法」がほとんどだね。「方法」は今よく使われている実験手段につながる
発見の論文と、プログラムの引用論文。
本を除いても方法が大半を占めるんだろうね。論文書かれるたび引用されるからね。

20: 2014/11/11(火) 09:09:12.37 ID:hCbP/rhn.net
タンパク質ばっかだな。
引用が多いのは当該分野の特性だろ。

21: 2014/11/11(火) 09:37:14.46 ID:BWtPyAuB.net
>>20
あいつらは頭が悪いから、誰かの手法をパクって実験する。
そして、問題が生じた場合、その手法の発案者が悪くて自分は悪くないという

分子生物学分野の奴らは、解析手法すら理解出来ていないのに
猿真似で他人が書いたコードに打ち込んで無理矢理解析を行う

こういう分野だから、既に売っていない装置で実験のしたとかいう
小保方論文が出てきても、違和感すら覚えないのがこの分野の特徴


もちろん、立派な研究者も沢山いるが、そいういう研究者が
ちゃんと業績を出すと、こういう被引用数になる。

ブラックボックスを違和感なく、適応条件すた理解せずに使用する
こに分野ならではの出来事でしょう。

22: 2014/11/11(火) 09:48:10.28 ID:EruALiFp.net
GFPなんか、いかにもランクインしそうだが、されないのかな。

24: 2014/11/11(火) 13:20:29.06 ID:BwJXw0v6.net
PCRもな。当たり前すぎて引用されないのか。

23: 2014/11/11(火) 10:10:23.51 ID:Cpj3Yoz7.net
ローリー法がタンパク質の質量分析って…素人丸出しだな

25: 2014/11/11(火) 13:35:02.02 ID:EruALiFp.net
PCRは1993年にキャリー・マリスがノーベル化学賞を取ってるぞ。

26: 2014/11/11(火) 13:46:49.84 ID:6Rtz5IQM.net
間違っていても利用し易ければ引用されるし
研究もピンキリだから。
よく見る評論家が優秀とは限らないのと一緒。
使い勝手が良いだけだよ。

27: 2014/11/11(火) 14:03:33.66 ID:C8EUtp0F.net
レムリの電気泳動の論文は定番だわ

28: 2014/11/11(火) 14:13:55.77 ID:/5JIDXNB.net
>>1
ローリー法が質量分析法???

29: 2014/11/11(火) 16:51:50.72 ID:RfqYAUjq.net
単結晶X線構造解析のSHELEXパッケージの論文

12: 2014/11/11(火) 00:42:24.50 ID:Q5spWc0k.net
要するに広報のうまい、引用しやすい著作が上位ね。