1: 2014/10/20(月) 21:00:53.62 ID:???.net
大腸がん増殖、仕組み解明 岐阜大の赤尾教授ら発表
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20141020/201410200928_23552.shtml
岐阜新聞 2014年10月20日09:28
岐阜大大学院連合創薬医療情報研究科の赤尾幸博教授(62)=分子腫瘍学=らの研究グループが、大腸がんを増殖、転移させる血管(腫瘍血管)ができる仕組みを実験で解明した。がん細胞が、周辺組織の遺伝プログラムを変化させる物質(マイクロRNA―1246、同―92a)が入った微小なカプセルを放出し、周囲の正常な細胞を腫瘍血管に変えることを突き止めた。
赤尾教授によると、カプセルを介して腫瘍血管ができる仕組みを証明したのは他の臓器のがんを含めて初めてで、大腸以外にも共通する可能性があるという。赤尾教授は「カプセル放出を抑える新薬が開発できれば、腫瘍血管ができず、がんの肥大化や転移が抑制され、がんと共生できるようになる」と強調。
がん細胞を◯す際に正常な細胞も傷つける抗がん剤とは違う、体に優しい創薬につながる可能性を示した。
腫瘍血管は腫瘍の中や表面に走る特有の血管網で、その血管ができることでがん細胞に栄養が供給され、肥大化する。正常な血管とつながると、骨や肝臓など他の臓器にがんが転移する要因になる。
カプセルは「膜小胞」と呼ばれ、直径10~100ナノメートル(1ナノメートルは10億分の1メートル)と100~400ナノメートルの2種類。マイクロRNAなどの遺伝物質を包み、免疫で攻撃されるのを防ぐ働きをする。
実験では、がん細胞が放出したカプセルを培養液から遠心分離で抽出。これをヒトの血管の元になる細胞(血管内皮細胞)に与えると腫瘍血管が形成された。また、マイクロRNA―1246と同―92aのみを血管内皮細胞に注ぐと、さらに細かい腫瘍血管網が作られた。
カプセル内には200~300種類のマイクロRNAが含まれるとされる。
赤尾教授らはこれまでの研究で、大腸がん患者のがん切除手術前後の血液中のカプセル内マイクロRNAを比較。切除後は1246と92aの濃度が著しく下がったことから、がんを早期に発見できるバイオマーカー(指標)になる可能性があるとして注目していた。
今回の成果の論文は9月、国際科学誌「Biochimica et Bi
ophysica acta」のオンライン版に掲載された。
原論文:
Colorectal cancer cell-derived microvesicles containing microRNA-1246 promote angiogenesis by activating Smad 1/5/8 signaling elicited by PML down-regulation in endothelial cells
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S187493991400234X
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20141020/201410200928_23552.shtml
岐阜新聞 2014年10月20日09:28
岐阜大大学院連合創薬医療情報研究科の赤尾幸博教授(62)=分子腫瘍学=らの研究グループが、大腸がんを増殖、転移させる血管(腫瘍血管)ができる仕組みを実験で解明した。がん細胞が、周辺組織の遺伝プログラムを変化させる物質(マイクロRNA―1246、同―92a)が入った微小なカプセルを放出し、周囲の正常な細胞を腫瘍血管に変えることを突き止めた。
赤尾教授によると、カプセルを介して腫瘍血管ができる仕組みを証明したのは他の臓器のがんを含めて初めてで、大腸以外にも共通する可能性があるという。赤尾教授は「カプセル放出を抑える新薬が開発できれば、腫瘍血管ができず、がんの肥大化や転移が抑制され、がんと共生できるようになる」と強調。
がん細胞を◯す際に正常な細胞も傷つける抗がん剤とは違う、体に優しい創薬につながる可能性を示した。
腫瘍血管は腫瘍の中や表面に走る特有の血管網で、その血管ができることでがん細胞に栄養が供給され、肥大化する。正常な血管とつながると、骨や肝臓など他の臓器にがんが転移する要因になる。
カプセルは「膜小胞」と呼ばれ、直径10~100ナノメートル(1ナノメートルは10億分の1メートル)と100~400ナノメートルの2種類。マイクロRNAなどの遺伝物質を包み、免疫で攻撃されるのを防ぐ働きをする。
実験では、がん細胞が放出したカプセルを培養液から遠心分離で抽出。これをヒトの血管の元になる細胞(血管内皮細胞)に与えると腫瘍血管が形成された。また、マイクロRNA―1246と同―92aのみを血管内皮細胞に注ぐと、さらに細かい腫瘍血管網が作られた。
カプセル内には200~300種類のマイクロRNAが含まれるとされる。
赤尾教授らはこれまでの研究で、大腸がん患者のがん切除手術前後の血液中のカプセル内マイクロRNAを比較。切除後は1246と92aの濃度が著しく下がったことから、がんを早期に発見できるバイオマーカー(指標)になる可能性があるとして注目していた。
今回の成果の論文は9月、国際科学誌「Biochimica et Bi
ophysica acta」のオンライン版に掲載された。
原論文:
Colorectal cancer cell-derived microvesicles containing microRNA-1246 promote angiogenesis by activating Smad 1/5/8 signaling elicited by PML down-regulation in endothelial cells
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S187493991400234X
引用元: ・【医療】大腸がん増殖、仕組み解明 カプセル放出し癌化…岐阜大の赤尾教授ら発表 | 岐阜新聞 [10/20]
3: 2014/10/20(月) 21:09:11.85 ID:Bgd8DX2A.net
剥き出しのDNAやRNAは素早く分解処理される、と大昔習ったが
まさかこんな形で周囲の細胞に送るだなんて…
まさかこんな形で周囲の細胞に送るだなんて…
8: 2014/10/20(月) 21:45:00.66 ID:RprKwfOg.net
癌全体の罹患率は
四十代までは0.5%
六十代後半から60%
予備軍も含めたら8割超え普段から食生活 運動 睡眠に気を付けて
四十代までは0.5%
六十代後半から60%
予備軍も含めたら8割超え普段から食生活 運動 睡眠に気を付けて
9: 2014/10/20(月) 22:11:36.29 ID:+tA+PE8+.net
カプセルって何だって思ったら、リポソームじゃないか
これを薬で止めるのは難しいぞ。健全な細胞はリポソームのやりとりを普通行ってるからなあ
これを薬で止めるのは難しいぞ。健全な細胞はリポソームのやりとりを普通行ってるからなあ
10: 2014/10/20(月) 22:23:14.10 ID:kEiOe5/u.net
これって、iPS細胞の原理だろw
11: 2014/10/20(月) 22:25:40.42 ID:kEiOe5/u.net
発達過程でもこういうことしてるのかな?
12: 2014/10/20(月) 22:53:08.17 ID:ciCowUj/.net
もう自分の組織とは思えない悪役ぶりだなw
13: 2014/10/20(月) 23:11:24.74 ID:uNIXPxac.net
>>切除後は1246と92aの濃度が著しく
>>下がったことから、がんを早期に発見できるバイオマーカー(指標)になる可
>>能性があるとして注目していた。
腫瘍マーカー使わずにふつうに採血検査だけで大腸がんが発見できるということ?
>>下がったことから、がんを早期に発見できるバイオマーカー(指標)になる可
>>能性があるとして注目していた。
腫瘍マーカー使わずにふつうに採血検査だけで大腸がんが発見できるということ?
14: 2014/10/21(火) 00:01:50.95 ID:nWT0yW11.net
ま、実用化はされないんですけどね。
15: 2014/10/21(火) 00:37:10.51 ID:5iOOb1ut.net
五年後に血液検査だけで十数種類のガンを早期発見できるようになる予定
早く実用化してほしい
早ければ2018年らしい
早く実用化してほしい
早ければ2018年らしい
19: 2014/10/22(水) 22:45:27.83 ID:IClj6Y+9.net
クローン病も似たようなのが原因かな。
家族がこの病気になった時は「どうなるかわからん」風の言われ方を医者からされて
気丈な母が人前で泣いて困った。
まあ病巣根こそぎ切り取って、母が亡くなった今でもそいつは生きてるけど。
家族がこの病気になった時は「どうなるかわからん」風の言われ方を医者からされて
気丈な母が人前で泣いて困った。
まあ病巣根こそぎ切り取って、母が亡くなった今でもそいつは生きてるけど。
23: 2014/11/12(水) 12:23:05.53 ID:S4R8x2ow.net
がん対策の方法
バファリン(アスピリン)
スルファサラジン(がん幹細胞の薬)
野菜豆腐魚などの食事療法
東京銀座クリニックの方法(がん再発予防の保険適用外の民間病院)
内科生活習慣病院の遠隔操作の薬を用いる(いざとなったら精神科神経科も遠隔操作のがんの薬
ただ精神科神経科の薬は遠隔操作で幻聴が聞こえたり口が勝手に動く事がある)
バファリン(アスピリン)
スルファサラジン(がん幹細胞の薬)
野菜豆腐魚などの食事療法
東京銀座クリニックの方法(がん再発予防の保険適用外の民間病院)
内科生活習慣病院の遠隔操作の薬を用いる(いざとなったら精神科神経科も遠隔操作のがんの薬
ただ精神科神経科の薬は遠隔操作で幻聴が聞こえたり口が勝手に動く事がある)
2: 2014/10/20(月) 21:06:22.02 ID:jGBo6DKt.net
すげえ
でも薬は生きてるうちには実用化されないんだろうな
でも薬は生きてるうちには実用化されないんだろうな
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