1: 2015/02/25(水) 07:04:25.94 ID:???.net
掲載日:2015年2月24日
http://www.zaikei.co.jp/article/20150224/237325.html
慶應義塾大学医学部内科学(消化器)教室の佐藤俊朗特任准教授らは24日、ヒトの大腸幹細胞に体外で遺伝子変異を導入し、がん化過程を人工的に再現することに世界で初めて成功したと発表した。また、
正常な大腸上皮からの発がんには、より多くの遺伝学的な変化が必要であり、既に発育した大腸ポリープはがん化しやすく、その切除が効率的な発がん予防につながることを裏付けた。
慶應義塾大学医学部消化器内科と東京大学医学部大腸肛門外科の共同研究グループは、培養されたヒト大腸幹細胞に CRISPRと呼ばれる遺伝子変異導入技術を応用することに成功した。この技術により、
大腸がんで高頻度に認められる APC, KRAS, SMAD4, TP53, PIK3CA という5つの遺伝子変異をヒトの正常な大腸幹細胞に組み込んだ、“人工変異オルガノイド”を作製した。
正常なヒトの大腸幹細胞は、適切な増殖因子の存在する腸管粘膜でしか生きることができないのに対して、人工変異オルガノイドは、増殖因子がなくても増える“スーパー幹細胞”能力を獲得し、移植したマウスの体内でも腫瘍を形成できることが確認された。しかし、人工変異オルガノイドは転移が認められず、5つの遺伝子変異ではがんの悪性化の最終ステップには進展しないことが分かった。
これに対し、体内で既に形成された大腸腺腫から作製した人工変異腺腫オルガノイドでは、遺伝子変異による幹細胞機能の強化により、転移能力を持つ進行大腸がんに悪性転化することを見出した。
続きはソースで
(坂本直樹)
<画像>
今回の研究では、ヒト大腸から採取した組織よりオルガノイドを作製し遺伝子変異を導入した後にマウスに移植を行った。正常な大腸上皮由来のオルガノイドは、5つの遺伝子変異が入ることにより幹細胞機能が高まったが、肝臓に転移しなかった。一方、腺腫から作製したオルガノイドは3つの遺伝子変異を加えることで、肝臓への転移が認められた(慶應義塾大学の発表資料より)
http://www.zaikei.co.jp/files/general/2015022413030770big.jpg
<参照>
体外で人工的に大腸がんの作製に成功 —大腸がんの発がんメカニズム解明に期待—:[慶應義塾]
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2014/osa3qr000000m7ag.html
Modeling colorectal cancer using CRISPR-Cas9-mediated engineering of human intestinal organoids : Nature Medicine
: Nature Publishing Group
http://www.nature.com/nm/journal/vaop/ncurrent/full/nm.3802.html
http://www.zaikei.co.jp/article/20150224/237325.html
慶應義塾大学医学部内科学(消化器)教室の佐藤俊朗特任准教授らは24日、ヒトの大腸幹細胞に体外で遺伝子変異を導入し、がん化過程を人工的に再現することに世界で初めて成功したと発表した。また、
正常な大腸上皮からの発がんには、より多くの遺伝学的な変化が必要であり、既に発育した大腸ポリープはがん化しやすく、その切除が効率的な発がん予防につながることを裏付けた。
慶應義塾大学医学部消化器内科と東京大学医学部大腸肛門外科の共同研究グループは、培養されたヒト大腸幹細胞に CRISPRと呼ばれる遺伝子変異導入技術を応用することに成功した。この技術により、
大腸がんで高頻度に認められる APC, KRAS, SMAD4, TP53, PIK3CA という5つの遺伝子変異をヒトの正常な大腸幹細胞に組み込んだ、“人工変異オルガノイド”を作製した。
正常なヒトの大腸幹細胞は、適切な増殖因子の存在する腸管粘膜でしか生きることができないのに対して、人工変異オルガノイドは、増殖因子がなくても増える“スーパー幹細胞”能力を獲得し、移植したマウスの体内でも腫瘍を形成できることが確認された。しかし、人工変異オルガノイドは転移が認められず、5つの遺伝子変異ではがんの悪性化の最終ステップには進展しないことが分かった。
これに対し、体内で既に形成された大腸腺腫から作製した人工変異腺腫オルガノイドでは、遺伝子変異による幹細胞機能の強化により、転移能力を持つ進行大腸がんに悪性転化することを見出した。
続きはソースで
(坂本直樹)
<画像>
今回の研究では、ヒト大腸から採取した組織よりオルガノイドを作製し遺伝子変異を導入した後にマウスに移植を行った。正常な大腸上皮由来のオルガノイドは、5つの遺伝子変異が入ることにより幹細胞機能が高まったが、肝臓に転移しなかった。一方、腺腫から作製したオルガノイドは3つの遺伝子変異を加えることで、肝臓への転移が認められた(慶應義塾大学の発表資料より)
http://www.zaikei.co.jp/files/general/2015022413030770big.jpg
<参照>
体外で人工的に大腸がんの作製に成功 —大腸がんの発がんメカニズム解明に期待—:[慶應義塾]
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2014/osa3qr000000m7ag.html
Modeling colorectal cancer using CRISPR-Cas9-mediated engineering of human intestinal organoids : Nature Medicine
: Nature Publishing Group
http://www.nature.com/nm/journal/vaop/ncurrent/full/nm.3802.html
引用元: ・【医療】慶大、体外で大腸がんの人工的再現に成功 発がんメカニズムの解明に期待
2: 2015/02/25(水) 07:10:09.08 ID:Ac+0vhJH.net
どうせ完全解明に100年とかかかるんだろ
3: 2015/02/25(水) 07:10:19.60 ID:VNz7poJO.net
わりとどーでも良い研究ですねw
10: 2015/02/25(水) 08:29:28.20 ID:d2cRn2qf.net
>>3
座り仕事には多く発生するらしいぞ
座り仕事には多く発生するらしいぞ
8: 2015/02/25(水) 07:57:14.44 ID:Cyv6bH/w.net
2とか3は若年者だとすぐわかるなw
7: 2015/02/25(水) 07:41:03.87 ID:7a4rGHlw.net
厄年になったら 内視鏡を 受けましょう。40代
11: 2015/02/25(水) 08:41:28.31 ID:FtnOIHat.net
生物兵器になるな
12: 2015/02/27(金) 16:31:01.99 ID:aqrpkgin.net
医療、医薬としては「発ガンメカニズムがわからない癖にーーー!」って文句言われてるからこれは良いでしょう
解明して発癌後ももっと良い対処できるようになれば良い
解明して発癌後ももっと良い対処できるようになれば良い
5: 2015/02/25(水) 07:25:14.83 ID:Cyv6bH/w.net
内視鏡大事なんだな
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