1: 2015/10/13(火) 17:53:37.76 ID:???.net
パルス電流によるスキルミオンの生成・消去に成功 | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2015/20151013_1/
画像
http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2015/20151013_1/fig1.jpg
図1 スキルミオンの模式図
各矢印は磁気スキルミオン内の磁気モーメントの向きを示している。外側の磁気モーメントは外部磁場と同じ向きを向くが、中心の磁気モーメントは反対を向く。外部磁場に対して、赤矢印が0°、黄色矢印が90°、青矢印が180°傾いている。
http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2015/20151013_1/fig2.jpg
図2 マンガンシリコン(MnSi)の磁気相図
(a)急冷前の磁気相図と(b)急冷後の磁気相図。磁気スキルミオン安定相を通過して急冷された場合にのみ、磁気スキルミオンが準安定相として(b)図中赤領域において観測される。
http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2015/20151013_1/fig3.jpg
図3 磁気スキルミオンの急冷の概念図
安定相である磁気スキルミオンを徐々に冷却すると、別の安定相(コニカル相)へと変化するが、急冷した場合はこの変化を起こすことなく、磁気スキルミオン準安定相として低温まで保持される。
http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2015/20151013_1/fig4.jpg
図4 パルス電流を用いた磁気スキルミオンの生成と消去
(a) ホール抵抗率の変化と用いたパルス電流の時系列。ホール抵抗率の高い状態が磁気スキルミオン準安定相、低い状態がコニカル安定相に対応する。(b)パルス電流を用いた磁気スキルミオンの生成・消去の繰り返し操作。
要旨
理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター動的創発物性研究ユニットの大池広志特別研究員、賀川史敬ユニットリーダーらの研究グループ※は、パルス電流印加(短時間に瞬間的に電流を流すこと)による磁気スキルミオンの生成・消去に成功しました。
磁気スキルミオン[1]は数十ナノメートル(nm、1 nmは10億分の1メートル)程度の大きさの渦状の磁気構造で、次世代の高密度磁気メモリ素子への応用が期待されています。しかし、磁性体を数十nmの厚さの薄膜に加工しない限り、磁気スキルミオンを観測できる温度域が数ケルビン(K)幅(マンガンシリコン(MnSi)の場合、27K~29K)程度と非常に限られていました。磁性体がその温度域を外れると磁気スキルミオンは別の磁気構造へと変化し失われてしまうため、基礎・応用研究の一層の展開に向けて磁気スキルミオンを観測できる温度域の拡大は解決すべき課題となっていました。
研究グループは、パルス電流印加に伴う急加熱と急冷効果を利用することで、MnSiにおいて、これまで磁気スキルミオンが観測されないと考えられていた温度域(27Kより低温)で、磁気スキルミオンを生成できることを発見しました。さらに、磁気スキルミオン生成に用いたパルス電流とは異なる強度・幅のパルス電流を用いることで、生成された磁気スキルミオンを消去できることも実証しました。
このようなパルス電流を用いた磁気スキルミオンの生成・消去は繰り返すことができることも確認しました。これらの成果は、電流印加による磁気スキルミオンの不揮発制御[2]の新原理を実証したものと言え、今後、磁気スキルミオンメモリデバイスの実現へ向けて1つの指針を与えると期待できます。
本研究は、国際科学雑誌『Nature Physics』に掲載されるのに先立ち、オンライン版(10月12日付け:日本時間10月13日)に掲載されました。
続きはソースで
http://www.riken.jp/pr/press/2015/20151013_1/
画像
http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2015/20151013_1/fig1.jpg
図1 スキルミオンの模式図
各矢印は磁気スキルミオン内の磁気モーメントの向きを示している。外側の磁気モーメントは外部磁場と同じ向きを向くが、中心の磁気モーメントは反対を向く。外部磁場に対して、赤矢印が0°、黄色矢印が90°、青矢印が180°傾いている。
http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2015/20151013_1/fig2.jpg
図2 マンガンシリコン(MnSi)の磁気相図
(a)急冷前の磁気相図と(b)急冷後の磁気相図。磁気スキルミオン安定相を通過して急冷された場合にのみ、磁気スキルミオンが準安定相として(b)図中赤領域において観測される。
http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2015/20151013_1/fig3.jpg
図3 磁気スキルミオンの急冷の概念図
安定相である磁気スキルミオンを徐々に冷却すると、別の安定相(コニカル相)へと変化するが、急冷した場合はこの変化を起こすことなく、磁気スキルミオン準安定相として低温まで保持される。
http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2015/20151013_1/fig4.jpg
図4 パルス電流を用いた磁気スキルミオンの生成と消去
(a) ホール抵抗率の変化と用いたパルス電流の時系列。ホール抵抗率の高い状態が磁気スキルミオン準安定相、低い状態がコニカル安定相に対応する。(b)パルス電流を用いた磁気スキルミオンの生成・消去の繰り返し操作。
要旨
理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター動的創発物性研究ユニットの大池広志特別研究員、賀川史敬ユニットリーダーらの研究グループ※は、パルス電流印加(短時間に瞬間的に電流を流すこと)による磁気スキルミオンの生成・消去に成功しました。
磁気スキルミオン[1]は数十ナノメートル(nm、1 nmは10億分の1メートル)程度の大きさの渦状の磁気構造で、次世代の高密度磁気メモリ素子への応用が期待されています。しかし、磁性体を数十nmの厚さの薄膜に加工しない限り、磁気スキルミオンを観測できる温度域が数ケルビン(K)幅(マンガンシリコン(MnSi)の場合、27K~29K)程度と非常に限られていました。磁性体がその温度域を外れると磁気スキルミオンは別の磁気構造へと変化し失われてしまうため、基礎・応用研究の一層の展開に向けて磁気スキルミオンを観測できる温度域の拡大は解決すべき課題となっていました。
研究グループは、パルス電流印加に伴う急加熱と急冷効果を利用することで、MnSiにおいて、これまで磁気スキルミオンが観測されないと考えられていた温度域(27Kより低温)で、磁気スキルミオンを生成できることを発見しました。さらに、磁気スキルミオン生成に用いたパルス電流とは異なる強度・幅のパルス電流を用いることで、生成された磁気スキルミオンを消去できることも実証しました。
このようなパルス電流を用いた磁気スキルミオンの生成・消去は繰り返すことができることも確認しました。これらの成果は、電流印加による磁気スキルミオンの不揮発制御[2]の新原理を実証したものと言え、今後、磁気スキルミオンメモリデバイスの実現へ向けて1つの指針を与えると期待できます。
本研究は、国際科学雑誌『Nature Physics』に掲載されるのに先立ち、オンライン版(10月12日付け:日本時間10月13日)に掲載されました。
続きはソースで

引用元: ・【電磁気学】パルス電流によるスキルミオンの生成・消去に成功 ナノスケールの磁気構造を書き換える新原理を実証 理研
2: 2015/10/13(火) 17:55:48.07 ID:JFWHhMQs.net
理化学研究所 ってかいてるだけでうさんくさいw
4: 2015/10/13(火) 18:03:32.19 ID:j8GL3IJK.net
>>2
ド素人にはそうなんだろうな。
物凄い成果をあげ続けてる機関なんだが。
ド素人にはそうなんだろうな。
物凄い成果をあげ続けてる機関なんだが。
5: 2015/10/13(火) 18:13:12.64 ID:3dIcuLra.net
メモリカードに応用出来るならどの位の容量になるのかとかで説明して欲しいなぁ
7: 2015/10/13(火) 18:25:00.75 ID:Llw5MdzU.net
光磁気のSDメモリ版か
8: 2015/10/13(火) 18:49:15.65 ID:mzKfmgMy.net
スキルミオンの生成・消去 は出来ます!…
9: 2015/10/13(火) 19:32:41.52 ID:CVcqNE61.net
頭に電流流して記憶を消したりするのは知ってる。
10: 2015/10/13(火) 20:43:12.51 ID:kg2JY6Mb.net
27K以下とか
一般には関係ない話かと
一般には関係ない話かと
16: 2015/10/14(水) 21:07:15.96 ID:zaDRDAH5.net
温度が変化すると電子のスピンが変化してスキルミオンが現れ
磁気が発生するか動くかしてそれをさらに使えるようにすると
ハードディスクなどの容量を増やせたり制御できる技術に
発展するのではないかと理解したが、たぶん。ナノ技術か
磁気が発生するか動くかしてそれをさらに使えるようにすると
ハードディスクなどの容量を増やせたり制御できる技術に
発展するのではないかと理解したが、たぶん。ナノ技術か
18: 2015/10/14(水) 22:45:03.75 ID:ANaTQMmF.net
>磁気スキルミオン[1]は数十ナノメートル(nm、1 nmは10億分の1メートル)程度の大きさの渦状の磁気構造で、次世代の高密度磁気メモリ素子への応用が期待されています。
次世代の高密度磁気メモリ素子wwwwwwwwwwwwww
大きさ50nm角として、平方インチあたり250Gビット程度しかねーじゃん
常温の垂直磁化で平方インチあたり1Tビットまでいけそうってのに、ほんと理研はろくな発表しねーな
次世代の高密度磁気メモリ素子wwwwwwwwwwwwww
大きさ50nm角として、平方インチあたり250Gビット程度しかねーじゃん
常温の垂直磁化で平方インチあたり1Tビットまでいけそうってのに、ほんと理研はろくな発表しねーな
19: 2015/10/15(木) 09:46:41.77 ID:GUMtBkDc.net
お、ハードディスクと磁気メモリの区別がつかないアホが暴れてるな。
もっと墓穴掘ってってよ
もっと墓穴掘ってってよ
20: 2015/10/16(金) 15:22:29.42 ID:w2OCxyvJ.net
1ビットの保持に必要な面積は、ハードディスクも磁気メモリ素子も同じだってことも
わからない馬鹿でも、理研では研究者づらしてられんのか
わからない馬鹿でも、理研では研究者づらしてられんのか
13: 2015/10/13(火) 23:16:08.20 ID:XjtldweA.net
常温で動作しないとね、、、
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