1: 2016/12/09(金) 19:57:34.63 ID:CAP_USER
中性子星の研究を行っている欧州天文学者チームは、80年前に予言され、未だ実験的に確認されていない量子効果「真空の複屈折」の証拠を初めて観測した可能性があると発表した。研究論文は「英国王立天文学会月報」に掲載された。
通常、「真空」とは完全に何もない、空っぽの空間であると思われている。光は常に一定の速度(光速c=毎秒約30万km)で、何もない真空中をどこまでも真っ直ぐに進んでいくことができる。
一方、水やガラスなど真空以外の物質の中を進むとき、光は真空中の光速とは違う速度をもっている。物質固有の光の速度を真空中の光速cで割った値は、その物質の「屈折率」と定義される。たとえば、水の屈折率は約1.33、普通の板ガラスの屈折率は約1.51などと物質ごとに値が決まっている。真空の屈折率は、真空中の光速cを同じ光速cで割った値なので、当然「1」になる。
物質によっては、光の偏光の向きに応じて屈折率が変わることもある。この現象は「複屈折」と呼ばれ、すべての方向について構造が等質ではない物質、つまり異方性のある物質で見られる。
真空の場合、どの方向から見ても一様に同じ空間であって、方向によって空間の性質が変わるということはない。つまり、真空には異方性はなく、等方的であると言える。よって真空の屈折率は常に1であり、真空中で複屈折が起こることはあり得ない――と普通はそう考える。しかし、今から80年前、ドイツの物理学者ヴェルナー・ハイゼンベルク(不確定性原理の提唱者)とハンス・ハインリッヒ・オイラーは、空間が異方的になり、「真空の複屈折」が起こることがあると理論的に予言していた。
1930年代に理論化された量子電磁力学の立場では、真空を「何もない空っぽの空間」とは考えず、電子と陽電子のペアが生成と消滅を繰り返している動的な場であると見なす。電子・陽電子対は生成した瞬間に消えてしまうので「仮想粒子」とも呼ばれる。ハイゼンベルクらは、この仮想粒子が充満した真空において、強力な磁場をかけることによって空間が異方性を示し、真空の複屈折が起こると予言した。磁場に平行な方向と垂直な方向とでは、真空の屈折率が変わると考えた。
この予言を実験的に確かめるため、強力な磁石を使って真空の複屈折を観測しようとする研究が続けられているが、これまでのところ実際に真空の複屈折を観測したという報告はない。そうしたなか、研究チームは今回、中性子星の観測データのなかから、真空の複屈折によるものと考えられる分析結果を得たと発表した。
続きはソースで
http://news.mynavi.jp/news/2016/12/09/188/
通常、「真空」とは完全に何もない、空っぽの空間であると思われている。光は常に一定の速度(光速c=毎秒約30万km)で、何もない真空中をどこまでも真っ直ぐに進んでいくことができる。
一方、水やガラスなど真空以外の物質の中を進むとき、光は真空中の光速とは違う速度をもっている。物質固有の光の速度を真空中の光速cで割った値は、その物質の「屈折率」と定義される。たとえば、水の屈折率は約1.33、普通の板ガラスの屈折率は約1.51などと物質ごとに値が決まっている。真空の屈折率は、真空中の光速cを同じ光速cで割った値なので、当然「1」になる。
物質によっては、光の偏光の向きに応じて屈折率が変わることもある。この現象は「複屈折」と呼ばれ、すべての方向について構造が等質ではない物質、つまり異方性のある物質で見られる。
真空の場合、どの方向から見ても一様に同じ空間であって、方向によって空間の性質が変わるということはない。つまり、真空には異方性はなく、等方的であると言える。よって真空の屈折率は常に1であり、真空中で複屈折が起こることはあり得ない――と普通はそう考える。しかし、今から80年前、ドイツの物理学者ヴェルナー・ハイゼンベルク(不確定性原理の提唱者)とハンス・ハインリッヒ・オイラーは、空間が異方的になり、「真空の複屈折」が起こることがあると理論的に予言していた。
1930年代に理論化された量子電磁力学の立場では、真空を「何もない空っぽの空間」とは考えず、電子と陽電子のペアが生成と消滅を繰り返している動的な場であると見なす。電子・陽電子対は生成した瞬間に消えてしまうので「仮想粒子」とも呼ばれる。ハイゼンベルクらは、この仮想粒子が充満した真空において、強力な磁場をかけることによって空間が異方性を示し、真空の複屈折が起こると予言した。磁場に平行な方向と垂直な方向とでは、真空の屈折率が変わると考えた。
この予言を実験的に確かめるため、強力な磁石を使って真空の複屈折を観測しようとする研究が続けられているが、これまでのところ実際に真空の複屈折を観測したという報告はない。そうしたなか、研究チームは今回、中性子星の観測データのなかから、真空の複屈折によるものと考えられる分析結果を得たと発表した。
続きはソースで
http://news.mynavi.jp/news/2016/12/09/188/
引用元: ・【宇宙】未発見の量子効果「真空の複屈折」を中性子星の周りで初観測か ©2ch.net
4: 2016/12/09(金) 20:08:48.69 ID:nbGi8qT3
シュウィンガー機構とか真空偏極とか。
5: 2016/12/09(金) 20:09:51.42 ID:MxYZGFBg
大きな目視できるほどの隙間の2重スリット実験で光は真空中の何もない空間を
通過する周囲にスリットがあるだけで単純に通過しないだろ?
つまり真空で必要なのは光子の波長の経路は完全な真空でも
それの周囲に何かがあっても真の真空とは言わないってことじゃないのか?
通過する周囲にスリットがあるだけで単純に通過しないだろ?
つまり真空で必要なのは光子の波長の経路は完全な真空でも
それの周囲に何かがあっても真の真空とは言わないってことじゃないのか?
8: 2016/12/09(金) 20:31:11.04 ID:MeRKrSQ7
>>1
> 物質固有の光の速度を真空中の光速cで割った値は、その物質の「屈折率」と定義される。
元記事書いたヤツ出て来いや、無能が!
> 物質固有の光の速度を真空中の光速cで割った値は、その物質の「屈折率」と定義される。
元記事書いたヤツ出て来いや、無能が!
13: 2016/12/09(金) 21:05:30.73 ID:gSpcuShz
>>8
逆だよな
逆だよな
10: 2016/12/09(金) 20:43:06.74 ID:ntg8BGhf
ディラックも出してあげないと可哀相
16: 2016/12/09(金) 22:25:43.72 ID:jANoJLZU
>>1
>一方、水やガラスなど真空以外の物質の中を進むとき、光は真空中の光速とは違う速度をもっている。
物質固有の光の速度を真空中の光速cで割った値は、その物質の「屈折率」と定義される。
たとえば、水の屈折率は約1.33、普通の板ガラスの屈折率は約1.51などと物質ごとに値が決まっている。
屈折率が1より大きいということは、水やガラスの中の光は真空中の光より速いの???
ワケがわからない。
>一方、水やガラスなど真空以外の物質の中を進むとき、光は真空中の光速とは違う速度をもっている。
物質固有の光の速度を真空中の光速cで割った値は、その物質の「屈折率」と定義される。
たとえば、水の屈折率は約1.33、普通の板ガラスの屈折率は約1.51などと物質ごとに値が決まっている。
屈折率が1より大きいということは、水やガラスの中の光は真空中の光より速いの???
ワケがわからない。
19: 2016/12/09(金) 23:35:35.98 ID:mj0UzFjg
物質中の光速度は屈折率をnとしてc/nとなる
通常nは1より大きいから物質中の光速度はcより小さくなる
ただ、c/nは位相速度だから、たとえばメタマテリアルなんかは真空中の光速度より大きくなることはあり得る
通常nは1より大きいから物質中の光速度はcより小さくなる
ただ、c/nは位相速度だから、たとえばメタマテリアルなんかは真空中の光速度より大きくなることはあり得る
20: 2016/12/10(土) 00:11:21.51 ID:48qsMuDL
>>19
混乱するわw
真空中より光速が速くなる物質があるの??
混乱するわw
真空中より光速が速くなる物質があるの??
21: 2016/12/10(土) 00:12:56.00 ID:+GVrUsgu
位相速度は速くなるが
情報の伝達速度は速くならない
情報の伝達速度は速くならない
23: 2016/12/10(土) 00:39:20.49 ID:bZZszYHg
屈折を空気抵抗的な抵抗と考えれば、通常n>>1だから、cは真空中より小さくなる
光の速度は不変であるから、cが小さくなるというのはエネルギーが減少するっていう意味になる
もし、n<1ならば、cが大きくなるので、光の持つエネルギーが大きくなる
普通空気中からガラスに入射した光は境界面で屈折し、ガラスの抵抗を受け入射角>屈折角となる
逆に、入射角<屈折角となる場合、その物質は抵抗ではなく誘導を光に及ぼすことになる
電磁気でいうリアクタンスとインダクタンス的な?
知らんけど
光の速度は不変であるから、cが小さくなるというのはエネルギーが減少するっていう意味になる
もし、n<1ならば、cが大きくなるので、光の持つエネルギーが大きくなる
普通空気中からガラスに入射した光は境界面で屈折し、ガラスの抵抗を受け入射角>屈折角となる
逆に、入射角<屈折角となる場合、その物質は抵抗ではなく誘導を光に及ぼすことになる
電磁気でいうリアクタンスとインダクタンス的な?
知らんけど
24: 2016/12/10(土) 01:12:31.05 ID:r37hikev
観測しようとすると観測結果が変わるに1ペソw
43: 2016/12/10(土) 14:49:34.10 ID:U2pPtnQ0
>>24
それハイゼンベルグの不確定性原理
やんな
それハイゼンベルグの不確定性原理
やんな
26: 2016/12/10(土) 02:56:17.88 ID:U2pPtnQ0
ノーベル賞くるか
27: 2016/12/10(土) 04:06:50.82 ID:891C/+1M
屈折率が1未満のものがあるなら例示してみろ
32: 2016/12/10(土) 08:46:34.57 ID:+GVrUsgu
33: 2016/12/10(土) 11:02:31.74 ID:K5bXD1g1
>>32
負の屈折率って聞いたことあるけど
つまり光が逆戻りするってことなのか??
負の屈折率って聞いたことあるけど
つまり光が逆戻りするってことなのか??
28: 2016/12/10(土) 05:08:18.19 ID:Iex9cmPW
後のワープ航法である
30: 2016/12/10(土) 06:56:05.02 ID:XZX7jG3P
完全に何もない状態が存在するはずがない
量子レベルじゃ干渉しないってだけでしょ
量子レベルの衝突を利用した観測は限界があるから磁場を利用した予測的な観測にシフトしてくんじゃないかな
いつか
量子レベルじゃ干渉しないってだけでしょ
量子レベルの衝突を利用した観測は限界があるから磁場を利用した予測的な観測にシフトしてくんじゃないかな
いつか
31: 2016/12/10(土) 08:44:08.31 ID:Xx0I5/t1
反射は超光速を考えないと説明出来ないけど
粒子として考えれば簡単
物体には色んな形の穴が開いてて
形の違う光だけが跳ね返る
入射角があまりにも低いと同型でも取り込みが出来なくて
全反射になる
粒子として考えれば簡単
物体には色んな形の穴が開いてて
形の違う光だけが跳ね返る
入射角があまりにも低いと同型でも取り込みが出来なくて
全反射になる
34: 2016/12/10(土) 11:44:20.11 ID:QkAuxD3G
空間が局所的に歪んでるってことだから、当然じゃね?
そもそも光に何も作用しない真空状態なんて存在しな
いのだろ。
そもそも光に何も作用しない真空状態なんて存在しな
いのだろ。
35: 2016/12/10(土) 13:10:31.33 ID:m156Jh2u
>>34
当然じゃないよ
それで光が複屈折するかは別の話
この実験結果も「もしかしたらそうかもね」止まり
さらに検証しないとなんとも言えない
当然じゃないよ
それで光が複屈折するかは別の話
この実験結果も「もしかしたらそうかもね」止まり
さらに検証しないとなんとも言えない
36: 2016/12/10(土) 13:20:02.89 ID:BCBDaZHE
ハイゼンベルクの理論を否定する論拠も証拠も無いわけだろ
さらに言えば、補強する材料のほうが多いわけだ
だったら何とも言えないってことはないな
さらに言えば、補強する材料のほうが多いわけだ
だったら何とも言えないってことはないな
37: 2016/12/10(土) 13:22:29.54 ID:gL+eq4pJ
中性子星の高速回転は見られるもんなら見てみたいし
聞こえるもんなら聞いてみたい
宇宙には色々あるんだなあ
聞こえるもんなら聞いてみたい
宇宙には色々あるんだなあ
39: 2016/12/10(土) 13:47:09.76 ID:aELwIbI/
>>37
竜の卵は思考実験としては傑作だった
竜の卵は思考実験としては傑作だった
40: 2016/12/10(土) 14:02:37.64 ID:Q4+30Psb
中性子なのにどうして磁場が?
45: 2016/12/10(土) 16:48:42.37 ID:VDabstE3
>>40
スピンがあるから。
スピンがあるから。
46: 2016/12/10(土) 17:28:19.30 ID:JrtZkcNO
>>40
中性子は荷電粒子からなる複合粒子
この荷電粒子が磁場を持つから、中性子も磁場を持つ
中性子は荷電粒子からなる複合粒子
この荷電粒子が磁場を持つから、中性子も磁場を持つ
47: 2016/12/10(土) 17:41:14.53 ID:xVgowcPF
>>40
日常感覚的な直感では、磁場を発生させるには電荷を
動かさないといけないように思う、そのことを言っているのかな
中性子は-1/3eの電荷を持つダウンクォーク2つと2/3eの電荷を持つ
アップクォーク1つから出来ている、と考えたらどうにか納得できるんじゃないか
日常感覚でも、正と負の電荷が比較的近くにあれば、遠くから見たら
電荷は無いように見えるけど、それぞれの電荷をうまく動かせば磁場は生み出せる
日常感覚的な直感では、磁場を発生させるには電荷を
動かさないといけないように思う、そのことを言っているのかな
中性子は-1/3eの電荷を持つダウンクォーク2つと2/3eの電荷を持つ
アップクォーク1つから出来ている、と考えたらどうにか納得できるんじゃないか
日常感覚でも、正と負の電荷が比較的近くにあれば、遠くから見たら
電荷は無いように見えるけど、それぞれの電荷をうまく動かせば磁場は生み出せる
41: 2016/12/10(土) 14:21:36.61 ID:sxPnTmg6
中性子って、陽子と電子が結合したものだろ
超重力で圧縮されてるだけだから、微かにスピンの偏りがあるんじゃね
超重力で圧縮されてるだけだから、微かにスピンの偏りがあるんじゃね
49: 2016/12/10(土) 22:26:26.52 ID:QFhgUHYz
量子ワープとか量子電池とか量子タイムマシンとかまだなの?
量子力学で生命の謎を解く 量子生物学への招待
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