1: 2017/01/22(日) 23:08:36.26 ID:CAP_USER
植物が傷口で茎葉を再生させる仕組み
-組織培養による植物の量産や有用物質生産に期待-
要旨
理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター細胞機能研究チームの岩瀬哲研究員、杉本慶子チームリーダーらの研究チームは、植物が傷口で茎葉を再生させる分子経路の一端を明らかにしました。
植物の高い再生能力は、挿し木や葉挿しなど、農業や園芸分野で古くから植物体の増産に利用されています。しかし、植物がどのように傷口で新しく組織を再生させるか、その分子レベルでのメカニズムはよく分かっていませんでした。
研究チームは2011年、シロイヌナズナ[1]の傷口で細胞の脱分化[2]を促進する転写因子[3]「WOUND INDUCED DEDIFFERENTIATION 1(WIND1)」を発見しました。
WIND1によって発現がオンになる遺伝子を探索したところ、転写因子「ENHANCER OF SHOOT REGENERATION 1(ESR1)」が一つの候補に挙がりました。
今回、このESR1に着目し、傷口での機能を調べました。
その結果、傷口でESR1遺伝子が発現し、カルス[4](脱分化した植物細胞の塊)形成やカルスから生じる茎葉の再生を促進することが分かりました。
また、WIND1がESR1遺伝子のプロモーター[5]領域に結合し、ESR1遺伝子の発現を直接的に促進していることが明らかになりました。
つまり、シロイヌナズナが傷口で茎葉を再生させる際には、少なくともWIND1とESR1の二つの転写因子が階層的に機能するということです。
これらの結果は、植物には傷ができた後に、カルス形成を通して茎葉を再生させる分子経路が存在することを示しています。
今後、WIND1とESR1を直接利用したり、ESR1が制御する遺伝子群を特定していくことで、効率のよい組織培養[6]による植物の量産や有用物質生産などへ繋がる可能性があります。
成果は米国の科学雑誌『The Plant Cell』オンライン版(12月23日付け)に掲載されました。
続きはソースで
▽引用元:理化学研究所 プレスリリース 2017年1月17日
http://www.riken.jp/pr/press/2017/20170117_2/
-組織培養による植物の量産や有用物質生産に期待-
要旨
理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター細胞機能研究チームの岩瀬哲研究員、杉本慶子チームリーダーらの研究チームは、植物が傷口で茎葉を再生させる分子経路の一端を明らかにしました。
植物の高い再生能力は、挿し木や葉挿しなど、農業や園芸分野で古くから植物体の増産に利用されています。しかし、植物がどのように傷口で新しく組織を再生させるか、その分子レベルでのメカニズムはよく分かっていませんでした。
研究チームは2011年、シロイヌナズナ[1]の傷口で細胞の脱分化[2]を促進する転写因子[3]「WOUND INDUCED DEDIFFERENTIATION 1(WIND1)」を発見しました。
WIND1によって発現がオンになる遺伝子を探索したところ、転写因子「ENHANCER OF SHOOT REGENERATION 1(ESR1)」が一つの候補に挙がりました。
今回、このESR1に着目し、傷口での機能を調べました。
その結果、傷口でESR1遺伝子が発現し、カルス[4](脱分化した植物細胞の塊)形成やカルスから生じる茎葉の再生を促進することが分かりました。
また、WIND1がESR1遺伝子のプロモーター[5]領域に結合し、ESR1遺伝子の発現を直接的に促進していることが明らかになりました。
つまり、シロイヌナズナが傷口で茎葉を再生させる際には、少なくともWIND1とESR1の二つの転写因子が階層的に機能するということです。
これらの結果は、植物には傷ができた後に、カルス形成を通して茎葉を再生させる分子経路が存在することを示しています。
今後、WIND1とESR1を直接利用したり、ESR1が制御する遺伝子群を特定していくことで、効率のよい組織培養[6]による植物の量産や有用物質生産などへ繋がる可能性があります。
成果は米国の科学雑誌『The Plant Cell』オンライン版(12月23日付け)に掲載されました。
続きはソースで
▽引用元:理化学研究所 プレスリリース 2017年1月17日
http://www.riken.jp/pr/press/2017/20170117_2/

引用元: ・【植物】植物が傷口で茎葉を再生させる仕組み 組織培養による植物の量産や有用物質生産に期待/理化学研究所©2ch.net
2: 2017/01/22(日) 23:14:31.23 ID:Pp1lRVlO
_ノ乙(、ン、)_ 応用すれば、人間から人間が生えてくるの?
3: 2017/01/22(日) 23:22:46.72 ID:iJxc0Oet
くさタイプなら夢ではないな
9: 2017/01/23(月) 02:01:57.37 ID:wfJLe/3G
>研究チームは2011年、
5年越しの研究が実を結んでよかった
全部の分子レベルでのメカニズムがよく分かるまでもうちょっとだ
5年越しの研究が実を結んでよかった
全部の分子レベルでのメカニズムがよく分かるまでもうちょっとだ
10: 2017/01/23(月) 03:02:48.18 ID:rvcenpIr
チランジアの培養がはかどる
11: 2017/01/23(月) 03:44:14.93 ID:OHlJVOlt
カルス!
見ろ!未分化細胞がゴミのようだ
芽がぁ~
(腐ってやがる。。。早すぎたんだ)
見ろ!未分化細胞がゴミのようだ
芽がぁ~
(腐ってやがる。。。早すぎたんだ)
12: 2017/01/23(月) 05:48:21.16 ID:fEWMHhK9
虫が囓ると修復と虫除けのために毒が出るそうだけど、
(頭混乱中)
うー、関係ないか。
(頭混乱中)
うー、関係ないか。
13: 2017/01/23(月) 11:46:58.93 ID:t8MAwJK1
それは液胞内に配糖体なんかで格納されている二次代謝産物の放散とかだから再分化型とは別だと思う
16: 2017/01/24(火) 09:11:41.31 ID:N2ptegJ+
素人なんだけど、植物のカルスって動物でいうiPSの状態に相当するって理解で
正しい?
正しい?
17: 2017/01/24(火) 10:42:52.89 ID:pXImvs9v
>>16
未分化状態だし
合ってるんじゃね
未分化状態だし
合ってるんじゃね
18: 2017/01/24(火) 11:01:47.81 ID:oADQOFBx
第二のSTAPにならんよう祈ってるわ…
19: 2017/01/24(火) 12:38:05.83 ID:VI/R8V0N
>>18
そもそもあの発想は植物で起こることが
動物でも起こるんじゃないかって発想だから
植物で脱分化が起こるのは常識
そもそもあの発想は植物で起こることが
動物でも起こるんじゃないかって発想だから
植物で脱分化が起こるのは常識
23: 2017/01/25(水) 05:12:10.94 ID:oJoRxeXi
>>1
要約を要約すると
植物に傷を付けると WIND1が発現します
WIND1はESR1のプロモーターとして機能します
これだけじゃね?
どこに再生について論じられてるの?
本文ではノックアウトや阻害剤を使ったりしたりして再生しないことを確認してるのかな
要約を要約すると
植物に傷を付けると WIND1が発現します
WIND1はESR1のプロモーターとして機能します
これだけじゃね?
どこに再生について論じられてるの?
本文ではノックアウトや阻害剤を使ったりしたりして再生しないことを確認してるのかな
5: 2017/01/22(日) 23:44:42.00 ID:qagdgd5m
ブッタ切っても傷が消え、体を再生させて襲ってくるホラーSF映画だな。
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