1: 2017/04/15(土) 02:08:09.07 ID:CAP_USER
クモみたい!?一生を木で暮らすカニの新種を発見
ナショナル ジオグラフィック日本版 4/13(木) 7:22配信
異様に長い脚を持ち、高い木のうえに暮らす幻のカニ、インド
驚くべき新種のカニが見つかった。高い木のくぼみにすみ、樹上で植物の種や這う虫を探して食べるカニだ。
人の手のひらにちょうど収まるほどの大きさで、木にいるとよく目立つ青黒い色をしている。
「カニ・マランジャンドゥ」と名付けられたこのカニが見つかったのは、インド南部、西ガーツ山脈の森の中だ。
新種だけでなく、まったく新しい属でもあることがわかり、このカニの存在に気づいた「カニ」族という部族の名前と、木に登るカニを指す現地の言葉「マランジャンドゥ」から名付けられた。
この発見は4月3日付けの甲殻類専門の学術誌「Journal of Crustacean Biology」で報告された。
.
逃げ足の早い幻のカニ
森で暮らすカニ族から、「長い脚を持つカニ」の目撃情報が寄せられたのは2014年のことだった。
そのころ、水生生物学を専門とするインド、ケララ大学教授のA・ビジュ・クマール氏は、ケララ州の西ガーツ山脈に生息する淡水ガニの調査にあたっていた。
クマール氏と学生のスムリシ・ラジ氏は、カニ族の助けを借りながら、数カ月にわたり逃げ脚の速い木登りカニを探した。その甲斐あって、幻のカニを2匹なんとか捕まえることができた。
教授らが発表した論文によれば、カニ・マランジャンドゥの甲羅は幅広で膨らみのある独特な形をしているという。しかし、最大の特徴はとても細長く、先のとがった脚だ。この脚のおかげでうまく木に登ることができる。
カニ・マランジャンドゥは、高い常緑樹や落葉樹にある水がたまったくぼみの中で暮らしている。カニ族は、くぼみから出てくる泡をたよりにこのカニを探す。
このカニがくぼみの外に出ると、太いハサミ脚も使ってすばやく木の幹を動き回るという。
カニ・マランジャンドゥはとても用心深く、人が近づくとすぐ奥に隠れてしまう。小さいうちは、地上10メートルぐらいまでの樹木のてっぺんあたりに隠れている。
通常のカニは、木に登るとしてもせいぜい1メートルほどなので、これはとても珍しい習性だ。
独特な形の甲羅で体内に水を蓄える
さまざまなカニに詳しい琉球大学の成瀬貫氏によれば、「木で暮らす彼らの生活史から、海に広く生息できるわけでもなく、非常に狭い範囲に生息している傾向がわかります」。なお、成瀬氏はこの研究には関わっていない。
したがって、生息地が脅かされれば、この種は重大な危機にさらされることになる。
ビジュ・クマール氏は、カニの生息環境である西ガーツ山脈の大木と森林生態系が重要なことを強調している。カニが生存できるかどうかは、くぼみにたまる雨水にかかっており、水がなくなれば別の木に移ることも確認されている。膨れあがった大きな甲羅を持っているのは、エラ呼吸に使う水を体内にたくさん蓄えるためだ。
「カニ・マランジャンドゥの形態や木に登る行動は、すむ場所に適応して進化したものでしょう。そのような未知の種が、このあたりには他にもいる可能性があります」。成瀬氏はそう付け加える。
カニ・マランジャンドゥの分類に貢献したシンガポール国立大学の生物学者、ピーター・K・L・ン氏は、この種の最大の魅力はカニの進化を物語っている点だという。
「私がおもしろいと思うのは、見つかった場所や系統にかかわらず、生き残りをかけて特殊な環境を利用できるように進化した点です。
このカニの場合は、木のくぼみという環境と、木登りの能力がそうです」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170413-00010000-nknatiogeo-sctch
ナショナル ジオグラフィック日本版 4/13(木) 7:22配信
異様に長い脚を持ち、高い木のうえに暮らす幻のカニ、インド
驚くべき新種のカニが見つかった。高い木のくぼみにすみ、樹上で植物の種や這う虫を探して食べるカニだ。
人の手のひらにちょうど収まるほどの大きさで、木にいるとよく目立つ青黒い色をしている。
「カニ・マランジャンドゥ」と名付けられたこのカニが見つかったのは、インド南部、西ガーツ山脈の森の中だ。
新種だけでなく、まったく新しい属でもあることがわかり、このカニの存在に気づいた「カニ」族という部族の名前と、木に登るカニを指す現地の言葉「マランジャンドゥ」から名付けられた。
この発見は4月3日付けの甲殻類専門の学術誌「Journal of Crustacean Biology」で報告された。
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逃げ足の早い幻のカニ
森で暮らすカニ族から、「長い脚を持つカニ」の目撃情報が寄せられたのは2014年のことだった。
そのころ、水生生物学を専門とするインド、ケララ大学教授のA・ビジュ・クマール氏は、ケララ州の西ガーツ山脈に生息する淡水ガニの調査にあたっていた。
クマール氏と学生のスムリシ・ラジ氏は、カニ族の助けを借りながら、数カ月にわたり逃げ脚の速い木登りカニを探した。その甲斐あって、幻のカニを2匹なんとか捕まえることができた。
教授らが発表した論文によれば、カニ・マランジャンドゥの甲羅は幅広で膨らみのある独特な形をしているという。しかし、最大の特徴はとても細長く、先のとがった脚だ。この脚のおかげでうまく木に登ることができる。
カニ・マランジャンドゥは、高い常緑樹や落葉樹にある水がたまったくぼみの中で暮らしている。カニ族は、くぼみから出てくる泡をたよりにこのカニを探す。
このカニがくぼみの外に出ると、太いハサミ脚も使ってすばやく木の幹を動き回るという。
カニ・マランジャンドゥはとても用心深く、人が近づくとすぐ奥に隠れてしまう。小さいうちは、地上10メートルぐらいまでの樹木のてっぺんあたりに隠れている。
通常のカニは、木に登るとしてもせいぜい1メートルほどなので、これはとても珍しい習性だ。
独特な形の甲羅で体内に水を蓄える
さまざまなカニに詳しい琉球大学の成瀬貫氏によれば、「木で暮らす彼らの生活史から、海に広く生息できるわけでもなく、非常に狭い範囲に生息している傾向がわかります」。なお、成瀬氏はこの研究には関わっていない。
したがって、生息地が脅かされれば、この種は重大な危機にさらされることになる。
ビジュ・クマール氏は、カニの生息環境である西ガーツ山脈の大木と森林生態系が重要なことを強調している。カニが生存できるかどうかは、くぼみにたまる雨水にかかっており、水がなくなれば別の木に移ることも確認されている。膨れあがった大きな甲羅を持っているのは、エラ呼吸に使う水を体内にたくさん蓄えるためだ。
「カニ・マランジャンドゥの形態や木に登る行動は、すむ場所に適応して進化したものでしょう。そのような未知の種が、このあたりには他にもいる可能性があります」。成瀬氏はそう付け加える。
カニ・マランジャンドゥの分類に貢献したシンガポール国立大学の生物学者、ピーター・K・L・ン氏は、この種の最大の魅力はカニの進化を物語っている点だという。
「私がおもしろいと思うのは、見つかった場所や系統にかかわらず、生き残りをかけて特殊な環境を利用できるように進化した点です。
このカニの場合は、木のくぼみという環境と、木登りの能力がそうです」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170413-00010000-nknatiogeo-sctch

引用元: ・【生物】クモみたい!?一生を木で暮らすカニの新種を発見©2ch.net
2: 2017/04/15(土) 02:12:33.45 ID:pUiTphx+
実は超大型ザトウムシ
12: 2017/04/15(土) 04:11:57.48 ID:no6jQodM
>>2
ザトウムシはダニだ。
ザトウムシはダニだ。
3: 2017/04/15(土) 02:16:24.69 ID:aNZ1MHED
鳥に襲われないのか?
4: 2017/04/15(土) 02:27:08.77 ID:usLc/elJ
兜ガ二は蜘蛛の仲間なんだろ
じゃあこいつも蜘蛛の仲間なんじゃね
じゃあこいつも蜘蛛の仲間なんじゃね
12: 2017/04/15(土) 04:11:57.48 ID:no6jQodM
>>4
脚が10本あるだろ。
脚が10本あるだろ。
6: 2017/04/15(土) 02:30:34.63 ID:GWOSp0cF
インドの西ガーツ山脈とベトナム中部の山地はナショジオがよく新種発見地として取り上げるなあ
これまで旅行しにくかったが急に旅行し易くなって研究者が入りやすくなったってことか
あとこれらの地域が熱帯の多雨地域(共に最高で8000㎜の雨量のところがあるという)にあって
生物が生息しやすいのも勿論あるか
でもインドはどうしても数ヶ月の乾季があるね
これまで旅行しにくかったが急に旅行し易くなって研究者が入りやすくなったってことか
あとこれらの地域が熱帯の多雨地域(共に最高で8000㎜の雨量のところがあるという)にあって
生物が生息しやすいのも勿論あるか
でもインドはどうしても数ヶ月の乾季があるね
7: 2017/04/15(土) 02:44:55.27 ID:gT94BrlX
>>1
> シンガポール国立大学の生物学者、ピーター・K・L・ン氏
ンって珍しい名前だけれども、これは「黄 Ng」だろうな。
黄文雄氏の名前を台湾式に表記すると Ng Bun-hiong になる
らしいから。
> シンガポール国立大学の生物学者、ピーター・K・L・ン氏
ンって珍しい名前だけれども、これは「黄 Ng」だろうな。
黄文雄氏の名前を台湾式に表記すると Ng Bun-hiong になる
らしいから。
13: 2017/04/15(土) 05:56:10.92 ID:jvCLzD06
>>7
その通り。本人と会ったことあるけど、(鼻濁音で)『アイム・グー』と名乗ってたし、『My family name means yellow in chinese character KANJI.』と教えてくれたよ。
その通り。本人と会ったことあるけど、(鼻濁音で)『アイム・グー』と名乗ってたし、『My family name means yellow in chinese character KANJI.』と教えてくれたよ。
8: 2017/04/15(土) 02:51:07.64 ID:zRXqXxdI
つまりカニっていう名前のカニが見つかったってことか
9: 2017/04/15(土) 02:54:44.62 ID:K+4lMvkE
子供は?
10: 2017/04/15(土) 03:03:37.28 ID:HPfVVAmj
元ページで画像見たけどパッと見、でっかいクモやね…
11: 2017/04/15(土) 03:04:48.30 ID:ZEOzx3vf
子供の頃からカニがクモに似てる気がして
カニを食べる気になれなかった
私の判断は正しかったのだ
カニを食べる気になれなかった
私の判断は正しかったのだ
14: 2017/04/15(土) 06:07:17.66 ID:UIIMHEBr
鰓呼吸なのにワザワザ地上で暮らしてるのか?
不思議な選択だな~。
そのうち肺呼吸に進化するんかなw
不思議な選択だな~。
そのうち肺呼吸に進化するんかなw
15: 2017/04/15(土) 06:11:27.11 ID:isDLxuIo
ウツボカズラとかタンクブロメリアで殖えるカエルみたいな感じか
てかこのカニの学名のカニは日本語のカニじゃなくて現地民を指すカニなのか
てかこのカニの学名のカニは日本語のカニじゃなくて現地民を指すカニなのか
17: 2017/04/15(土) 07:45:11.09 ID:V8fNbTk0
見つけた現地のカニ族っていう名前の親和性が何気に凄い気がする
18: 2017/04/15(土) 08:08:45.28 ID:gmIhlbNA
日本人としては食えるかどうかだけしか興味がないな
19: 2017/04/15(土) 08:52:59.66 ID:MRquYU2m
木に登ってるカニは見た事あるぞ
21: 2017/04/15(土) 09:19:36.19 ID:eYpAnqb5
サワガニみたいに発生成長するのかな?
22: 2017/04/15(土) 09:28:48.31 ID:waeGSWtO
ああこれは蜘蛛だわ(´・ω・`)
29: 2017/04/15(土) 17:10:02.89 ID:HRHFY66d
ヤシガニ?
46: 2017/04/18(火) 14:56:29.19 ID:b+vbuueV
>>29
おれもヤシガニを連想したわ
ヤシガニはヤドカリの仲間だけど
今回のはカニやねんね
おれもヤシガニを連想したわ
ヤシガニはヤドカリの仲間だけど
今回のはカニやねんね
30: 2017/04/15(土) 18:42:48.61 ID:SFSjID3O
クモ足の沢ガニって感じで…
美味そうじゃない。
美味そうじゃない。
33: 2017/04/16(日) 00:18:41.98 ID:PaNHTkEJ
クモは総じて珍味
38: 2017/04/16(日) 06:40:53.40 ID:llIB1kJV
当たり前だろ
カニは、海で進化した蜘蛛の亜種だよ
エビは元バッタだし
カニは、海で進化した蜘蛛の亜種だよ
エビは元バッタだし
40: 2017/04/16(日) 07:33:03.13 ID:SZqvyB9v
昆虫類やクモ類、多足類や同じ甲殻類のワラジムシ類も、陸上生活に完全適応した
呼吸法を会得してるのに、未だエラ呼吸に頼ってるとは、カニ類は陸上性節足動物界の
落ちこぼれだな
呼吸法を会得してるのに、未だエラ呼吸に頼ってるとは、カニ類は陸上性節足動物界の
落ちこぼれだな
41: 2017/04/17(月) 15:31:56.41 ID:sDSABUrT
>>40
いつでも海洋生活に戻れる多様性を残してるんやで。
温暖化で陸地が減少して人類滅亡してもカニさんは繁栄するで。
いつでも海洋生活に戻れる多様性を残してるんやで。
温暖化で陸地が減少して人類滅亡してもカニさんは繁栄するで。
49: 2017/04/18(火) 16:09:55.80 ID:Kw58lKXg
>>40
書肺とエラの仕組みは大差ないよ。
書肺とエラの仕組みは大差ないよ。
45: 2017/04/18(火) 11:30:06.77 ID:JXAkzlov
カニ族…紛らわしす
53: 2017/04/19(水) 07:59:55.68 ID:Ih2CoQri
部族の名前が文章をややこしくしている
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