1: 2017/06/11(日) 17:21:05.16 ID:CAP_USER
http://news.mynavi.jp/news/2017/06/09/213/
荒井聡
[2017/06/09]
アメリカ航空宇宙局(NASA)は、中性子星の調査研究を専門に行う初のミッションを開始する。中性子星は、太陽の1.4倍以上の大質量が半径10km程度の小さな球体に凝縮した超高密度天体であり、その形成過程や内部構造などについてはいまだ謎が多い。今回のミッションでは、中性子星が発する規則的な電磁波(パルサー)の精密観測を集中的に行うことにより、中性子星に関して議論されてきた物理学理論を検証していくという。
http://news.mynavi.jp/news/2017/06/09/213/images/001.jpg
中性子観測装置NICERに搭載される56個のX線ミラー(出所:NASA)
ミッションで使用される中性子星観測装置「NICER」(Neutron star Interior Composition Explorer)は、56個のミラーによってX線パルサーをとらえてシリコン検出器に送るというもので、集めたデータは中性子星の内部構造の研究などに利用される。
NICERは、今月2日に打ち上げ成功したスペースX社の宇宙補給船「ドラゴン」の積荷の1つとして、国際宇宙ステーション(ISS)に送られた。6月11日にドラゴンのトランクから取り出し、12~13日にISSへの設置を行う予定。その後、観測機器のキャリブレーションなどを経て、7月13日から本格的にプログラムがスタートする。ミッションは18か月間続く。
中性子星の存在は、1933年に天文学者ツビッキーとバーデが最初に予言した。年老いた恒星が核融合反応に必要な元素を使い尽くすと、核融合エネルギーによる膨張と重力による凝縮のバランスが崩れ、超新星爆発などをともなう重力崩壊が起こる。恒星の中心部には、重力崩壊によって落ち込んだ物質が集中し、主に中性子から構成された超高密度のコアが形成される。その密度は太陽の密度の1014倍以上あるとされている。
量子力学によれば、フェルミ粒子である中性子には、パウリの排他律から複数の粒子が同一の状態を取れないという性質がある。このため、粒子が取りうる状態の数が少なくなる超高密度状態においては、エネルギーがそれ以上低くなることができない「中性子縮退」が起こると考えられている。この中性子縮退のエネルギーが星の重力とバランスした状態の天体が中性子星であるとされる。
続きはソースで
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
荒井聡
[2017/06/09]
アメリカ航空宇宙局(NASA)は、中性子星の調査研究を専門に行う初のミッションを開始する。中性子星は、太陽の1.4倍以上の大質量が半径10km程度の小さな球体に凝縮した超高密度天体であり、その形成過程や内部構造などについてはいまだ謎が多い。今回のミッションでは、中性子星が発する規則的な電磁波(パルサー)の精密観測を集中的に行うことにより、中性子星に関して議論されてきた物理学理論を検証していくという。
http://news.mynavi.jp/news/2017/06/09/213/images/001.jpg
中性子観測装置NICERに搭載される56個のX線ミラー(出所:NASA)
ミッションで使用される中性子星観測装置「NICER」(Neutron star Interior Composition Explorer)は、56個のミラーによってX線パルサーをとらえてシリコン検出器に送るというもので、集めたデータは中性子星の内部構造の研究などに利用される。
NICERは、今月2日に打ち上げ成功したスペースX社の宇宙補給船「ドラゴン」の積荷の1つとして、国際宇宙ステーション(ISS)に送られた。6月11日にドラゴンのトランクから取り出し、12~13日にISSへの設置を行う予定。その後、観測機器のキャリブレーションなどを経て、7月13日から本格的にプログラムがスタートする。ミッションは18か月間続く。
中性子星の存在は、1933年に天文学者ツビッキーとバーデが最初に予言した。年老いた恒星が核融合反応に必要な元素を使い尽くすと、核融合エネルギーによる膨張と重力による凝縮のバランスが崩れ、超新星爆発などをともなう重力崩壊が起こる。恒星の中心部には、重力崩壊によって落ち込んだ物質が集中し、主に中性子から構成された超高密度のコアが形成される。その密度は太陽の密度の1014倍以上あるとされている。
量子力学によれば、フェルミ粒子である中性子には、パウリの排他律から複数の粒子が同一の状態を取れないという性質がある。このため、粒子が取りうる状態の数が少なくなる超高密度状態においては、エネルギーがそれ以上低くなることができない「中性子縮退」が起こると考えられている。この中性子縮退のエネルギーが星の重力とバランスした状態の天体が中性子星であるとされる。
続きはソースで
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
引用元: ・【宇宙】NASA、初の中性子星ミッションを開始-パルサー利用のナビゲーション実験も計画 [無断転載禁止]©2ch.net
2: 2017/06/11(日) 17:24:39.96 ID:DEh+EIzM
役に立ちそうで立たないミッションだな
3: 2017/06/11(日) 18:48:58.22 ID:NiHhINOt
遠い将来、恒星間移動の際に
灯台の役割を果たすわけか。
灯台の役割を果たすわけか。
4: 2017/06/11(日) 21:33:47.90 ID:5qi3L1if
そんな先の話じゃなくて、太陽系内の航行で使う計画だよ
5: 2017/06/11(日) 21:49:03.59 ID:Rap48Xab
地球内部より中性子星内部の方がよく分かってるって何かで読んだ気がするが
分かる訳ねえよなあ
分かる訳ねえよなあ
6: 2017/06/11(日) 22:00:54.89 ID:un11BfEW
20XX年 NASA 「『チーラ』が見つかりました」
9: 2017/06/12(月) 00:10:17.64 ID:ay285QM5
>>6
竜の卵
竜の卵
7: 2017/06/11(日) 22:23:30.33 ID:HpFjiNoN
中性子星の回転って減速するんでそ?
10: 2017/06/12(月) 07:13:13.44 ID:fVT2+Qz8
>>1
>その密度は太陽の1014倍以上
中性子星の密度はそんなチョロい値だったか?
>その密度は太陽の1014倍以上
中性子星の密度はそんなチョロい値だったか?
11: 2017/06/12(月) 15:28:44.02 ID:zsFCHfnk
>>10
> >その密度は太陽の1014倍以上
>
> 中性子星の密度はそんなチョロい値だったか?
元記事を見るとちゃんと10^14倍になってるが2ちゃん用記事の文字データに変換する際に
べき指数14という上付き数字が上付きでなくなったんだね
> >その密度は太陽の1014倍以上
>
> 中性子星の密度はそんなチョロい値だったか?
元記事を見るとちゃんと10^14倍になってるが2ちゃん用記事の文字データに変換する際に
べき指数14という上付き数字が上付きでなくなったんだね
8: 2017/06/11(日) 23:12:10.26 ID:GRX219m5
ナビゲーションに頼ってると地図も読めないバカばっかりになる
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