1: 2018/04/22(日) 02:48:54.74 ID:CAP_USER
理化学研究所は4月5日、今後7年間の中長期計画の策定に伴い記者会見を開いた。

「STAP細胞」の研究不正事件から4年。
京都大学総長を務めた松本紘氏が2015年に理事長に就任し改革に動き出した理研は2016年10月、物質・材料研究機構、産業技術総合研究所とともに、特定国立研究開発法人の指定を受けた。

特定国立研究開発法人とは、「科学技術イノベーションの基盤となる世界トップレベルの成果を生み出すことが期待される法人」のこと。
今回の中長期計画は、この特定国立研究開発法人の根拠法に基づき定められた。

■日本を代表する研究機関

理研は伝統のある研究機関だ。消化酵素剤タカジアスターゼを創製した高峰譲吉の提唱によって設立され、ビタミンB1を発見した鈴木梅太郎、グルタミン酸ナトリウムを発見した池田菊苗、日本の物理学の父といわれる長岡半太郎など、著名な科学者は初期から枚挙にいとまがない。
戦後は湯川秀樹、朝永振一郎、野依良治氏らノーベル賞受賞者が理事長を務めた。

だが、日本の科学研究の環境は厳しさを増す一方。
2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典・東京工業大学栄誉教授をはじめ、多くの科学者がこぞって日本の研究レベルの低下を警告している。
実際、研究論文の質・量ともに、伸び盛りの中国などとは対照的に、下降局面にあるとみられている。

国の科学研究費も総額が伸びない中で、iPS細胞をはじめとする大型プロジェクトに集中的に資金が投下され、基礎研究を中心に研究費の回らない分野も多い。
国立大学の独立行政法人化によって教授、准教授といった無任期のポストが減少し、若手博士が職に就けないポスドク問題なども起きている。

そんな中で理研は、日本の自然科学を牽引する役割を担わなければならないのだ。

確かに理研は国内で突出した存在といえる。世界的に見ても価値の高い論文の数で、世界トップ10前後をキープしている。

人材も豊富。2009~2017年にノーベル賞学者の利根川進氏が脳科学総合研究センター長を務めていたし、iPS細胞による加齢黄斑変性治療法を開発した髙橋政代プロジェクトリーダーや、113番元素「ニホニウム」を発見した森田浩介・超重元素研究開発部長なども在籍する。
スーパーコンピュータ「京」や、放射光によって物質を原子・分子レベルまで調べることができる
「SPring-8」「SACLA(さくら)」は理研の研究施設だ。

今回の中長期計画の目玉は3つある。筆頭格といえるのが、「イノベーションデザイナー」の創設だ。100年後にあるべき社会の姿、その実現に向けてどんな科学イノベーションが必要か。そのシナリオを描く松本理事長肝いりのプロジェクトだ。

「のろしのような原始的な通信手段から電気通信が生まれ、インターネット時代を迎えたように、これから先どのような技術が求められるのかを考える」(小安重夫理事)。
その実現のため、東京中央区の拠点に未来戦略室を新設。高橋恒一氏(バイオコンピューティング研究者、理研)、西村勇哉氏(NPO法人ミラツク代表)、三ツ谷翔太氏(アーサー・D・リトル)らを中核とした若いメンバーで討議を重ねていく。

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関連ソース画像
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東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/217216 
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引用元: 【理研】科学技術で勝つための「7年計画」の中身 予算はドイツの研究機関の3分の1だが・・・[04/19]

4: 2018/04/22(日) 03:29:04.92 ID:AoFAlGPl
理論系はあまり金はかからないだろうけど、実証系は、金が無いと何もできないからなあ

5: 2018/04/22(日) 03:31:14.92 ID:9YfyypLN
ごくごく少量しか送れんけど募金するかなぁ…

6: 2018/04/22(日) 05:07:57.06 ID:YTeMIW5U
国のトップの理研で予算がドイツの3分の1しかない
予算が足りない分は現場の努力ですか
この国に将来はないだろな

28: 2018/04/22(日) 09:27:06.94 ID:kIgvdj1m
>>6 リソースが無いのに、アメリカと戦争した歴史が、、、

7: 2018/04/22(日) 05:29:49.16 ID:ZXrpUB9x
無駄遣いして高級家具を買ってるような奴らに、予算が少ないなどと抜かす資格はないはずだが? 恥を知れ!

29: 2018/04/22(日) 09:29:14.95 ID:kIgvdj1m
>>7 それはそうだが、◯風景な事務デスクを並べただけの空間で良い発想が生まれるとも思えない。
やはり精神的なゆとりは必要。

税金だから国産にはして欲しかったが。

30: 2018/04/22(日) 09:30:41.58 ID:dExnln7T
>>29
笑ったw 国産を買えばよかったのにな! それはそうだ。

8: 2018/04/22(日) 06:30:57.40 ID:gA6qqkCE
酷い話だな
というか基礎研究は21世紀の国家戦略のキモだぞ

32: 2018/04/22(日) 09:34:48.88 ID:kIgvdj1m
>>8 そう願いたいが、実は理研の研究は群を抜いて良い訳ではない。
ハイインパクトな雑誌に論文は出るときもあるが、金に物を言わせてデータを出している仕事はあるが、実際引用されていないものが多い。
むしろ、博士課程を終えて助教になれなかった人がポスドクをして次なる就職の機会を待つための場所と見るべきだろう。
理研の予算を減らせば、自ずとポスドク問題は解決する。

34: 2018/04/22(日) 09:39:09.39 ID:dExnln7T
>>32
「博士課程を終えて助教になれなかった人がポスドクをして次なる就職の機会を待つための場所」
というほどには入り難く、狭き門になっていると思うけどな。内部のセレクションも激烈だ。

「理研の予算を減らせば、自ずとポスドク問題は解決する」
とは思わないな。サッチャー節で言えば「富める者を貧しくしても、貧しき者が富める訳では無い」。
だがしかし、一極集中は反対だ。地方国立を等しく、より潤わすべきだろう。

9: 2018/04/22(日) 06:52:12.31 ID:5OPV5tJ9
貧乏国家では科学を探究できない
海外行け

33: 2018/04/22(日) 09:38:01.56 ID:kIgvdj1m
>>9 その通りだと思う。
理研は、研究室単位で小規模な研究をするべきではない。
加速器やスパコンを使ってビッグサイエンスのみやるべき。
そういう意味では、今の脳や免疫などのセンターは理想的ではないと考える。

11: 2018/04/22(日) 07:01:33.43 ID:mgdpFqN7
消費税を上げても構わんから理研には年、12兆円くらい注ぎ込め
このぐらいやらんともう次の時代に日本は無いぞ
AIと生命現象にいまある金を全てぶち込め

36: 2018/04/22(日) 09:42:40.72 ID:kIgvdj1m
>>11 今の理研に12兆円つぎ込むのは金をどぶに捨てるのと同じ。
まずは、運営陣とセンター組織を改組(再改組ということになるが)して、トップダウン形式の国家プロジェクトを意識した体制にする。
研究室単位の個人的なタレント重要な研究は大学か海外ですればよい。

38: 2018/04/22(日) 09:44:35.45 ID:dExnln7T
>>36
かつて、トップダウン形式の国家プロジェクトに成功したものがあるのか?
それこそ金ドブだろ

12: 2018/04/22(日) 07:01:38.86 ID:dExnln7T
>>1
一極集中はダメな気がするな・・・
国立大学を統廃合するとか小泉のやり口を思い出すな
結局あれで決定的に日本が後進国になった

このマインドから脱却できない政府と文科省はミスリーディングを続けるな

14: 2018/04/22(日) 07:21:33.58 ID:wK4783yX
日本は相変わらず理系軽視だしな
ここら辺から改革しないと

40: 2018/04/22(日) 09:47:39.32 ID:kIgvdj1m
>>14 無い袖は振れぬ。今はイージスシステムやF35Aの購入の方が優先度が高い。アメリカ様も喜ぶし。

15: 2018/04/22(日) 07:28:15.67 ID:dExnln7T
>>1
Max-Planckの場合、各地方都市大学が受け皿になっているからうまく機能している。
おしなべて裾野が広い。マイスター制度のあるドイツらしい質実剛健さ。
日本は地方国立大を荒廃させて、まるで背水の陣。
先細りのガラスの槍のよう。足元から瓦解するだろう。

一極集中、女性優遇の差別政策、地方統廃合、これで日本は終焉。
もう二度と立ち上がれない。

17: 2018/04/22(日) 08:19:56.05 ID:dExnln7T
>>1
文系が政治を主導するとこのザマか
政府高官に科学者や技術者が必要だ
学部卒で現場と最前線を知らない人間が科学政策は無理だろ

18: 2018/04/22(日) 08:24:04.13 ID:dExnln7T
>>1
経団連が物知り顔で大学改革とか言い出しているのが笑止
頭大丈夫か?

19: 2018/04/22(日) 08:32:42.90 ID:FLQFQkNM
実際のところ、ディスりでも何でもなく日本の国力は世界が3倍から20倍に成長する中、全く伸びて無い。その上、外れ様がない人口統計が明らかにある事実を指し示している。戦争したら歴史から一発退場だけど公務員様および政治屋にその危機感も無い状況ですが…

22: 2018/04/22(日) 08:50:19.61 ID:4GQ8FrJI
一極集中しすぎると、裏を返すと
一極から運悪く外れると、復活できないということだからな。
裾野が狭くなれば、国際的競争力下がって当然だろ。
人事は基本権力闘争の要素入るからね。
単に優秀だから一極の場所に残れる訳でないから。

25: 2018/04/22(日) 09:19:17.73 ID:VPmo42uZ
>>22 その見解には同意。

35: 2018/04/22(日) 09:40:11.42 ID:4GQ8FrJI
>>25
今でも、そうなっている。
修士で良い会社行ったほうが
安定しているし給料も良いからな。

37: 2018/04/22(日) 09:43:05.99 ID:dExnln7T
>>35
そうそう。任期制とか米の真似をしたいなら、教授からやれば良い。
そしてもっと言えば、文科省の天下り官僚が就いている高給の名ばかり管理職・教授が一番の癌。

71: 2018/04/22(日) 20:54:22.84 ID:5MedNOQV
>>35
全くその通り。
アメリカのどんな僻地の大学教授も熾烈な競争を勝ち抜いてきてるのに、
競争もなしでコネで教授(特に地方国立大)になったやつらが世界と戦えるわけがない。

72: 2018/04/22(日) 21:03:38.48 ID:FxxholgW
>>71
へぇーコネで国立大の教授になれるんだ? 初耳だぜ
私立のバカ大ならありそうだが
それって文科省の天下りバカ官僚じゃねーのw

74: 2018/04/22(日) 21:41:06.48 ID:FxxholgW
>>71
しかし、僻地で熾烈な競争とかw 見てきたような事を言いやがる
まぁ経団連が大学改革とかほざくよりはましか?w

35: 2018/04/22(日) 09:40:11.42 ID:4GQ8FrJI
>>25
今でも、そうなっている。
修士で良い会社行ったほうが
安定しているし給料も良いからな。

48: 2018/04/22(日) 10:26:36.68 ID:nqFLEYWE
按摩屋、しょぼ医、悔悟屋、坊主から国民の税金を取り戻せ。

85: 2018/04/23(月) 00:19:22.69 ID:ESep5xAI
突出した人材が1000万で雇えると思ってるのか