1: 2018/05/05(土) 15:19:39.01 ID:CAP_USER
(1)宇宙ビジネス市場におけるロケットサービスの売上
まず、実際に宇宙ビジネスのお金事情はどうなっているのか。
例年宇宙ビジネスの市場規模を発表している「SIA(Satellite Industry Association)」のレポートによれば、2016年度の宇宙ビジネス市場規模は$339.1B、日本円で約34兆円である。
では、宇宙ビジネスと聞いて真っ先に頭に浮かぶ人も多いだろうロケット打ち上げサービスだけの市場規模はどの程度だろうか。
こちらも「SIA」のレポートで発表されており、以下のグラフをご覧いただきたい。
ロケット打ち上げサービスは「Launch Industry」という項目である。
ご覧いただくと分かる通り、宇宙ビジネスと言うとロケットの打ち上げを筆頭に華やかな部分に目が行きがちだが、ロケット開発・打ち上げサービスは宇宙ビジネス市場のわずか2%程度。
そもそも宇宙へ運びたいヒト・モノの需要がなければロケット開発・打ち上げサービスの売上は0である。
そこで注目していただきたいのが宇宙ビジネス市場で最も大きい割合を占める項目「Satellite Services」である。
これはテレビやGPSといった情報通信、気象観測といった衛星(を利用した)サービスのこと。
加えて、「Satellite Services」には安全保障のための衛星利用も含まれている。
地上に住む人々にとっていまや欠かせないサービスと言っても過言ではないだろう。
また、海外ではすでに衛星を利用した農業・漁業といった一次産業やその他産業のさらなる発展に寄与するサービスも徐々に拡大しつつある。
つまり、ロケット打ち上げサービスは宇宙ビジネスの発展を支えるインフラではあるが、宇宙ビジネスのすべてではない。
宇宙ビジネスの発展は「何を宇宙へ打ち上げ、打ち上げたものを利用して、どのように地上に住む人々の生活をより良くできるか」にかかっている。
そのためにも宇宙ビジネス業界は宇宙以外の他分野の知識と地上の課題について把握し、宇宙を利用して何ができるかを考えなければならない。
加えて、異業種の人々からも「宇宙ビジネスはロマンがある」だけではなく、衛星を利用することで他分野の発展に貢献できる可能性を秘めていると知ってもらえるよう働きかけることが重要なのだ。
だが、現在日本の宇宙ビジネス業界が他業種との交流が十分にできているかというと、まだまだ改善の余地があると言える。他業種との交流が必要だと長年言われて久しいが、いまだに「宇宙村」という言葉を随所で耳にすることがそれを物語っている。
http://sorabatake.jp/user/pages/02.space-news/bn_20180501/sia_report.png
(2)「宇宙村」とは
日本の宇宙機器産業に携わっている従業員数をご存知だろうか。
実は、日本では1万人を下回る規模で、日本の自動車産業就業人口が534万人ということと比較すると著しく少ないと感じるだろう。
関係者数が非常に少ない背景のひとつには、日本の宇宙分野の実に9割が官需により成り立っているという事実がある。
宇宙用の製品は、一度打ち上げたら修理が難しいことから非常に高い信頼性が求められる一方で、需要自体が少なく一品モノが多い。
すなわち、超高品質な製品の少量生産が求められることから、対応できる企業が限られ、参入障壁が非常に高くなっており、宇宙分野へ新規参入する企業は少ない。
日本では、三菱電機/重工、NEC、IHIエアロスペースが有名どころであろう。
そのため、宇宙関係が集まる場に出席してもすでに見知った顔が多く、定期的に開催される親戚の集まりのような空気感になることから
「宇宙村」という自虐的な単語が関係者から発せられることがしばしばあるのである。
http://sorabatake.jp/user/pages/02.space-news/bn_20180501/japan_space.png
http://sorabatake.jp/bn_20180501
続きはソースで
まず、実際に宇宙ビジネスのお金事情はどうなっているのか。
例年宇宙ビジネスの市場規模を発表している「SIA(Satellite Industry Association)」のレポートによれば、2016年度の宇宙ビジネス市場規模は$339.1B、日本円で約34兆円である。
では、宇宙ビジネスと聞いて真っ先に頭に浮かぶ人も多いだろうロケット打ち上げサービスだけの市場規模はどの程度だろうか。
こちらも「SIA」のレポートで発表されており、以下のグラフをご覧いただきたい。
ロケット打ち上げサービスは「Launch Industry」という項目である。
ご覧いただくと分かる通り、宇宙ビジネスと言うとロケットの打ち上げを筆頭に華やかな部分に目が行きがちだが、ロケット開発・打ち上げサービスは宇宙ビジネス市場のわずか2%程度。
そもそも宇宙へ運びたいヒト・モノの需要がなければロケット開発・打ち上げサービスの売上は0である。
そこで注目していただきたいのが宇宙ビジネス市場で最も大きい割合を占める項目「Satellite Services」である。
これはテレビやGPSといった情報通信、気象観測といった衛星(を利用した)サービスのこと。
加えて、「Satellite Services」には安全保障のための衛星利用も含まれている。
地上に住む人々にとっていまや欠かせないサービスと言っても過言ではないだろう。
また、海外ではすでに衛星を利用した農業・漁業といった一次産業やその他産業のさらなる発展に寄与するサービスも徐々に拡大しつつある。
つまり、ロケット打ち上げサービスは宇宙ビジネスの発展を支えるインフラではあるが、宇宙ビジネスのすべてではない。
宇宙ビジネスの発展は「何を宇宙へ打ち上げ、打ち上げたものを利用して、どのように地上に住む人々の生活をより良くできるか」にかかっている。
そのためにも宇宙ビジネス業界は宇宙以外の他分野の知識と地上の課題について把握し、宇宙を利用して何ができるかを考えなければならない。
加えて、異業種の人々からも「宇宙ビジネスはロマンがある」だけではなく、衛星を利用することで他分野の発展に貢献できる可能性を秘めていると知ってもらえるよう働きかけることが重要なのだ。
だが、現在日本の宇宙ビジネス業界が他業種との交流が十分にできているかというと、まだまだ改善の余地があると言える。他業種との交流が必要だと長年言われて久しいが、いまだに「宇宙村」という言葉を随所で耳にすることがそれを物語っている。
http://sorabatake.jp/user/pages/02.space-news/bn_20180501/sia_report.png
(2)「宇宙村」とは
日本の宇宙機器産業に携わっている従業員数をご存知だろうか。
実は、日本では1万人を下回る規模で、日本の自動車産業就業人口が534万人ということと比較すると著しく少ないと感じるだろう。
関係者数が非常に少ない背景のひとつには、日本の宇宙分野の実に9割が官需により成り立っているという事実がある。
宇宙用の製品は、一度打ち上げたら修理が難しいことから非常に高い信頼性が求められる一方で、需要自体が少なく一品モノが多い。
すなわち、超高品質な製品の少量生産が求められることから、対応できる企業が限られ、参入障壁が非常に高くなっており、宇宙分野へ新規参入する企業は少ない。
日本では、三菱電機/重工、NEC、IHIエアロスペースが有名どころであろう。
そのため、宇宙関係が集まる場に出席してもすでに見知った顔が多く、定期的に開催される親戚の集まりのような空気感になることから
「宇宙村」という自虐的な単語が関係者から発せられることがしばしばあるのである。
http://sorabatake.jp/user/pages/02.space-news/bn_20180501/japan_space.png
http://sorabatake.jp/bn_20180501
続きはソースで

引用元: ・【宇宙開発】日本の宇宙産業が10年遅れた理由、宇宙ビジネス≒ロケットじゃない[04/30]
3: 2018/05/05(土) 15:22:23.55 ID:d7doQxt+
理由なんて簡単だよ
日本人は私腹を肥やすのに一生懸命だからね
日本人は私腹を肥やすのに一生懸命だからね
4: 2018/05/05(土) 15:22:57.32 ID:AmYCq9kr
,;:⌒:;,
8(・ω・)8 なんだかんだ言っても打ち上げないと話にならない
ロケットを持ってるのと持ってないとでは全く違う
8(・ω・)8 なんだかんだ言っても打ち上げないと話にならない
ロケットを持ってるのと持ってないとでは全く違う
5: 2018/05/05(土) 15:27:25.73 ID:gQputVCa
仕分けがどうたらかと思った
8: 2018/05/05(土) 15:47:41.94 ID:TFdzQ+cl
宇宙じゃなくて海洋資源に目を向けた方が国のため
10兆円規模の予算組んで世界の海底を制する技術を作れ
10兆円規模の予算組んで世界の海底を制する技術を作れ
20: 2018/05/05(土) 16:22:39.46 ID:sBQMiElu
>>8
これは一理あるよな!
これは一理あるよな!
9: 2018/05/05(土) 15:53:59.56 ID:RYwB0Q6w
日本より進んでるのってアメリカくらいちゃうんか?
EUとならどっこいくらいやろ?ロシアはなんか新しいビジネスに
つなげる余裕無さそうだし、あとは中国か?
歴史的に立場的に日本が宇宙産業で先頭走るなんて
ありえんやろし
EUとならどっこいくらいやろ?ロシアはなんか新しいビジネスに
つなげる余裕無さそうだし、あとは中国か?
歴史的に立場的に日本が宇宙産業で先頭走るなんて
ありえんやろし
23: 2018/05/05(土) 16:35:56.73 ID:cFsUI6rw
>>9
中国は、無人探査機を月まで飛ばしたよ。
その写真公開されているはず。
キラー衛星作って実験やってデブリ作って世界中から叩かれた。
中国は、無人探査機を月まで飛ばしたよ。
その写真公開されているはず。
キラー衛星作って実験やってデブリ作って世界中から叩かれた。
16: 2018/05/05(土) 16:08:32.81 ID:IAfnV2VJ
まあ日本はモノづくりがせいぜいで新たなサービスの創出は苦手だからな
ロケットや衛星は作れるが衛星使って何をやるかというのが考えられない
インターネットでも日本発で世界に広まったものなんてないだろ
ロケットや衛星は作れるが衛星使って何をやるかというのが考えられない
インターネットでも日本発で世界に広まったものなんてないだろ
22: 2018/05/05(土) 16:35:50.45 ID:H8WH7Od2
さっさと宇宙にコロニーを作れ
25: 2018/05/05(土) 16:59:23.40 ID:OxecLm6T
月に工場を作ってテラフォームしようよ
青い海に変えるんだよ
青い海に変えるんだよ
26: 2018/05/05(土) 17:11:00.46 ID:dVsUL2W1
有人宇宙飛行を米のシャトルに便乗で済ませて
その間、毎年数百億払ってただろ。シャトルが終わったら
ロシアのソユーズTMに便乗。また金を払い続けてる。
その金で日本独自の有人宇宙船開発してれば、ロシア以上、
小型のシャトルくらい飛ばせたはず。他力本願でやってるうちに
中国に有人宇宙飛行を先越された。やがて印度にも先をいかれる。
夢のある計画を潰して地味な研究論文作成の少ない予算の
計画ばかり。小惑星探査はしても火星探査は一回の失敗で打ち切り。
国営放送に6000億もつぎ込んで宇宙開発はその半分以下だから
面白い、目に見えるような計画はすべて画餅に終わる
その間、毎年数百億払ってただろ。シャトルが終わったら
ロシアのソユーズTMに便乗。また金を払い続けてる。
その金で日本独自の有人宇宙船開発してれば、ロシア以上、
小型のシャトルくらい飛ばせたはず。他力本願でやってるうちに
中国に有人宇宙飛行を先越された。やがて印度にも先をいかれる。
夢のある計画を潰して地味な研究論文作成の少ない予算の
計画ばかり。小惑星探査はしても火星探査は一回の失敗で打ち切り。
国営放送に6000億もつぎ込んで宇宙開発はその半分以下だから
面白い、目に見えるような計画はすべて画餅に終わる
37: 2018/05/05(土) 22:29:43.46 ID:NaAqm3oy
>>26
HOPEは実現しましたか?
宇宙天文台を除くと、継続探査が上手くいっていないってならわかるけど
ISSに参加しなかった場合、その予算がそっくりJAXAに与えられるとは
思えない
HOPEは実現しましたか?
宇宙天文台を除くと、継続探査が上手くいっていないってならわかるけど
ISSに参加しなかった場合、その予算がそっくりJAXAに与えられるとは
思えない
39: 2018/05/06(日) 08:33:11.30 ID:Mf0N39zN
>>37
> ISSに参加しなかった場合、その予算がそっくりJAXAに与えられるとは
> 思えない
そのとおり。
ISS関連予算は大きいが、それは米国に追随する、という日本外交の大原則が生み出したものであってISSが無くなればその分の予算は宇宙開発とは別のほうに流れていく。
だからJAXAもHTV-Xにかこつけていろいろやろうとしているわけで。
> ISSに参加しなかった場合、その予算がそっくりJAXAに与えられるとは
> 思えない
そのとおり。
ISS関連予算は大きいが、それは米国に追随する、という日本外交の大原則が生み出したものであってISSが無くなればその分の予算は宇宙開発とは別のほうに流れていく。
だからJAXAもHTV-Xにかこつけていろいろやろうとしているわけで。
27: 2018/05/05(土) 17:15:39.89 ID:quMb1yRO
中国は金かけてるし、デキがいいのをアメリカの大学に入れてるからな
日本は人材は井の中の蛙で終わってる気がする
日本は人材は井の中の蛙で終わってる気がする
28: 2018/05/05(土) 17:17:31.17 ID:oS4UJVoi
軍需なしにここまでやってるんだから良い方だろ
29: 2018/05/05(土) 18:16:07.50 ID:WbbE400H
金出さないからだよ
何の役に立つんだ?だってさ
猿並み
何の役に立つんだ?だってさ
猿並み
31: 2018/05/05(土) 19:44:48.43 ID:1UinT6Ey
日本がきちんと宇宙進出に関わらないと、渡りは不可能
32: 2018/05/05(土) 20:01:10.50 ID:GhyrU0Ez
宇宙開発は敷居が高尚ぎて天才の俺でも関われんかった分野
ビジネスなんかになるわけなーーーーい
ビジネスなんかになるわけなーーーーい
34: 2018/05/05(土) 20:14:01.87 ID:W34kJtz5
>また、海外ではすでに衛星を利用した農業・漁業といった一次産業やその他産業のさらなる発展に寄与するサービスも徐々に拡大しつつある。
比較対象がふわっとしすぎですね…w みちびきを使った農作業は絶賛実験中なんですがどんくら差があるのかしら??
こんなゴミみたいな記事に踊らされて日本を卑下してる馬鹿って国籍だけ日本の大陸遺伝子だろ?w目ほっそww
比較対象がふわっとしすぎですね…w みちびきを使った農作業は絶賛実験中なんですがどんくら差があるのかしら??
こんなゴミみたいな記事に踊らされて日本を卑下してる馬鹿って国籍だけ日本の大陸遺伝子だろ?w目ほっそww
36: 2018/05/05(土) 20:30:23.88 ID:ppVFlG9m
「宇宙村」はクズ集団やけど 他は日本国の技術を盗用してコピー品じゃん
40: 2018/05/06(日) 10:55:43.31 ID:mYZWl/oc
GPSを開発展開したのは日本では無いが
民生利用を発展させたのは日本
民生利用を発展させたのは日本
45: 2018/05/07(月) 03:49:17.28 ID:H/XBb2kG
>>40
GPS受信機なんて国産皆無ってわかってんの
GPS受信機なんて国産皆無ってわかってんの
42: 2018/05/06(日) 21:58:43.35 ID:s3FdGYHo
日本っていつも遅れてんな
その遅れを取り返すために先行してる欧米の技術をパクる
その遅れを取り返すために先行してる欧米の技術をパクる
44: 2018/05/06(日) 22:32:04.97 ID:CaVvle07
軍需で宇宙産業を下支えする基盤が無いんだよ日本は
宇宙ビジネスを自立させられない理由は航空宇宙産業の自立が無いからだ
国防予算をGDP比2%に増やせばたちまち解決するんだよ
まず防衛費を一兆円増やすのがファーストステップ
宇宙ビジネスを自立させられない理由は航空宇宙産業の自立が無いからだ
国防予算をGDP比2%に増やせばたちまち解決するんだよ
まず防衛費を一兆円増やすのがファーストステップ
46: 2018/05/07(月) 16:38:51.41 ID:8gwKHksJ
グーグル主催の月面探査車レース、開発費用を民間による投資のみで賄うルールで世界から15チームぐらい応募があったけど、10年近くかけても結局、どのチームも月面にたどり着けず、レースそのものが不成立になってたろ。
日本チームのハクトは探査車は完成したけど、ロケットが調達できずにリタイヤだった。
宇宙ビジネスの需要開拓と、低コストなロケット衛星、探査車の開発を同時に行わないと両立しないという無理ゲー。
やはり宇宙の道は遠いんだなあ。
余談だが、ハクトは完成はしたけど、完成車による走行試験をほとんど行ってないってどんだけー。
日本チームのハクトは探査車は完成したけど、ロケットが調達できずにリタイヤだった。
宇宙ビジネスの需要開拓と、低コストなロケット衛星、探査車の開発を同時に行わないと両立しないという無理ゲー。
やはり宇宙の道は遠いんだなあ。
余談だが、ハクトは完成はしたけど、完成車による走行試験をほとんど行ってないってどんだけー。
47: 2018/05/07(月) 18:41:27.94 ID:bPZbtr35
遅れが10年?…そんなちょびっとか?
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