1: 2018/10/04(木) 11:20:36.92 ID:CAP_USER
■太古の地球で酸素を増やしたシアノバクテリア、暗闇の極限環境に生存の意味は
スペイン南西部のイベリア黄鉄鉱ベルト地帯は、まるでエイリアン映画のセットのようだ。鉄を豊富に含んだ大地にさび色の湖が点在し、スペイン語で「赤い川」という意味のリオ・ティント川が、暗い色の岩石の間を縫いながら鮮やかな赤色に輝いている。だが、その足元にはさらに奇妙な世界が広がっていた。
この黄鉄鉱ベルトでボーリング調査を行い、岩石コアサンプルを取り出したところ、太陽の光も届かず、水や栄養も乏しい地下600メートル付近でシアノバクテリアが大量に見つかり、研究者らを驚かせた。シアノバクテリアは環境適応力が高く、地球上のあらゆる場所で見つかっているが、これまで太陽光がなければ生きられないと考えられてきた。この研究成果は、10月1日付けの学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に発表された。(参考記事:「シアノバクテリアはこんな微生物」)
「砂漠へ行っても海へ潜っても、シアノバクテリアを見つけることはできます。国際宇宙ステーションへ持って行って、生きたまま連れ帰ることだって可能です」。論文の筆頭著者で、スペインの国立生物工学センターの博士研究員であるフェルナンド・プエンテ・サンチェス氏は言う。
光合成を行うシアノバクテリアは、地球の歴史において重要な役割を果たしてきた。大気中へ酸素を送り出し、そのおかげで生物が繁栄し、泳ぎ、這い、跳ね、走り、飛ぶように進化してきた。この新たな研究は、地下深くに何が生存できるのか、そればかりか火星やその向こうの世界にどんな生命体を探し求めるべきかについて、研究者に再考を迫ることになるだろう。(参考記事:「【解説】火星に複雑な有機物を発見、生命の材料か」)
■「博士号はもう無理だ」
スペインの宇宙生命学センターで大学院生として研究していたプエンテ・サンチェス氏は、最初からシアノバクテリアを探していたわけではない。研究チームは、岩石コアサンプルのなかから、鉄や硫黄を酸化させる微生物など、地表にいる細菌と似たような何かが出てくるだろうと期待していた。(参考記事:「初期地球は卵の腐った臭い?」)
しかし、その類のものは一切見つからず、代わりに岩の表面を覆う大量のシアノバクテリアを発見した。最初は、誤ってサンプルが汚染されたのかと思い、「博士号はもう無理だ。指導教官にめちゃくちゃ怒られる」と悩んだことを振り返る。
だが、比較用のサンプルのおかげで、微生物は汚染されて付着したのではないと結論付けられた。また、もしサンプルが汚染液にまみれたのであれば、シアノバクテリアはサンプルのどの場所で見つかってもおかしくはないが、実際は岩石の亀裂に沿ったわずかな空間に集中し、かろうじて生き延びていたのだ。
さらに、見つかったシアノバクテリアは今も生きていることが確認された。これには、細胞のなかの遺伝物質を特定できるCARD-FISH法と呼ばれる手法を用いた。細胞が死ねば、デリケートな遺伝物質はあっという間に崩壊してしまう。
シアノバクテリアが生きていることは分かったが、「ならばあんなところで一体何をやっていたのか、どうやって生存していたのかという疑問が持ち上がります」と、プエンテ・サンチェス氏は問う。
続きはソースで
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/100300428/ph_thumb.jpg
ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/100300428/
スペイン南西部のイベリア黄鉄鉱ベルト地帯は、まるでエイリアン映画のセットのようだ。鉄を豊富に含んだ大地にさび色の湖が点在し、スペイン語で「赤い川」という意味のリオ・ティント川が、暗い色の岩石の間を縫いながら鮮やかな赤色に輝いている。だが、その足元にはさらに奇妙な世界が広がっていた。
この黄鉄鉱ベルトでボーリング調査を行い、岩石コアサンプルを取り出したところ、太陽の光も届かず、水や栄養も乏しい地下600メートル付近でシアノバクテリアが大量に見つかり、研究者らを驚かせた。シアノバクテリアは環境適応力が高く、地球上のあらゆる場所で見つかっているが、これまで太陽光がなければ生きられないと考えられてきた。この研究成果は、10月1日付けの学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に発表された。(参考記事:「シアノバクテリアはこんな微生物」)
「砂漠へ行っても海へ潜っても、シアノバクテリアを見つけることはできます。国際宇宙ステーションへ持って行って、生きたまま連れ帰ることだって可能です」。論文の筆頭著者で、スペインの国立生物工学センターの博士研究員であるフェルナンド・プエンテ・サンチェス氏は言う。
光合成を行うシアノバクテリアは、地球の歴史において重要な役割を果たしてきた。大気中へ酸素を送り出し、そのおかげで生物が繁栄し、泳ぎ、這い、跳ね、走り、飛ぶように進化してきた。この新たな研究は、地下深くに何が生存できるのか、そればかりか火星やその向こうの世界にどんな生命体を探し求めるべきかについて、研究者に再考を迫ることになるだろう。(参考記事:「【解説】火星に複雑な有機物を発見、生命の材料か」)
■「博士号はもう無理だ」
スペインの宇宙生命学センターで大学院生として研究していたプエンテ・サンチェス氏は、最初からシアノバクテリアを探していたわけではない。研究チームは、岩石コアサンプルのなかから、鉄や硫黄を酸化させる微生物など、地表にいる細菌と似たような何かが出てくるだろうと期待していた。(参考記事:「初期地球は卵の腐った臭い?」)
しかし、その類のものは一切見つからず、代わりに岩の表面を覆う大量のシアノバクテリアを発見した。最初は、誤ってサンプルが汚染されたのかと思い、「博士号はもう無理だ。指導教官にめちゃくちゃ怒られる」と悩んだことを振り返る。
だが、比較用のサンプルのおかげで、微生物は汚染されて付着したのではないと結論付けられた。また、もしサンプルが汚染液にまみれたのであれば、シアノバクテリアはサンプルのどの場所で見つかってもおかしくはないが、実際は岩石の亀裂に沿ったわずかな空間に集中し、かろうじて生き延びていたのだ。
さらに、見つかったシアノバクテリアは今も生きていることが確認された。これには、細胞のなかの遺伝物質を特定できるCARD-FISH法と呼ばれる手法を用いた。細胞が死ねば、デリケートな遺伝物質はあっという間に崩壊してしまう。
シアノバクテリアが生きていることは分かったが、「ならばあんなところで一体何をやっていたのか、どうやって生存していたのかという疑問が持ち上がります」と、プエンテ・サンチェス氏は問う。
続きはソースで
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/100300428/ph_thumb.jpg
ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/100300428/

引用元: ・【生物】光合成する微生物を地下深くで発見、定説覆す[10/03]
4: 2018/10/04(木) 11:30:05.93 ID:blX7l25o
>指導教官にめちゃくちゃ怒られる
ドジっこ属性あるひとなのか
ドジっこ属性あるひとなのか
5: 2018/10/04(木) 11:34:02.16 ID:+ekVhQRa
金魚ばち に よくついてる緑色の藻(藍藻)の先祖
7: 2018/10/04(木) 12:37:06.72 ID:HWGOj0cP
人間の消化酵素の中には、葉緑素と似たようなのがあるから
ちょっと改良してやれば、人間も光合成出来るようになる
その時は、服を脱がなければならないから
ちよっと恥ずかしいけどな
ちょっと改良してやれば、人間も光合成出来るようになる
その時は、服を脱がなければならないから
ちよっと恥ずかしいけどな
19: 2018/10/04(木) 17:50:42.16 ID:YYh4usTX
>>7
光合成活性中心がないから不可能!独特の膜系も必要だし
光合成活性中心がないから不可能!独特の膜系も必要だし
22: 2018/10/04(木) 18:38:54.53 ID:lR/VsRzd
>>7
君は頭頂部で光合成できるから良いね!
君は頭頂部で光合成できるから良いね!
8: 2018/10/04(木) 13:20:56.03 ID:dtN6vxZf
宇宙での生活に利用できるかな。
惑星移住が容易になるか。
惑星移住が容易になるか。
9: 2018/10/04(木) 13:24:18.60 ID:VCx4vM4a
>シアノバクテリアは・・・これまで太陽光がなければ生きられないと考えられてきた。
えっ?深海の奴の事は無視ですか?
えっ?深海の奴の事は無視ですか?
13: 2018/10/04(木) 15:28:16.13 ID:FrbT1Y5K
>>9
深海はほら、光るヤツいるから‥‥
深海はほら、光るヤツいるから‥‥
11: 2018/10/04(木) 13:36:47.02 ID:anIfnhUb
火星と金星に大量に打ち込むといいね
テラフォーミングはけっこう容易なのかも
テラフォーミングはけっこう容易なのかも
12: 2018/10/04(木) 14:11:37.81 ID:xihJRn8A
簡単なことだよね
地下にも太陽があるんだ
地下にも太陽があるんだ
14: 2018/10/04(木) 16:44:05.59 ID:o59F2rdn
赤外線とかでも光合成するのかね?多少の温度が有れば出てるし
15: 2018/10/04(木) 17:06:24.62 ID:X7E0FBIe
光がなくても光合成できるの!?
16: 2018/10/04(木) 17:11:35.67 ID:ZVO6NInq
地下600mだと暗いだろうけど、マントルまで行けばペリドットが圧力で光り輝いていて昼間の地上より明るいからな。
31: 2018/10/06(土) 13:44:28.87 ID:DQcLzYzI
>>16
先生。そこに生物がいたらそれだけで大発見で、光合成云々は些事だと思います
先生。そこに生物がいたらそれだけで大発見で、光合成云々は些事だと思います
17: 2018/10/04(木) 17:20:11.79 ID:EAA9H1aY
常識を打ち破れ
既定概念を崩壊させろ
常識を疑え
パイオニアになれ
既定概念を崩壊させろ
常識を疑え
パイオニアになれ
18: 2018/10/04(木) 17:30:12.48 ID:4A1nzeDC
ニュートリノや宇宙線の光で光合成してたりして
20: 2018/10/04(木) 17:56:52.72 ID:ki4xWss3
きっとその場所に定着したのはそんなに昔のことではないのかもしれないな。
たとえば岩の割れ目に沿って地上とその場所は水の流れでつながっているとか。
たとえば岩の割れ目に沿って地上とその場所は水の流れでつながっているとか。
21: 2018/10/04(木) 18:00:59.64 ID:K5OQnaeY
古細菌みたいな回路も持ってたりして…
メタン菌はいるけどシアノバクテリアって深海にいたっけ
メタン菌はいるけどシアノバクテリアって深海にいたっけ
24: 2018/10/04(木) 19:52:30.14 ID:gbT4ZdXG
>>21
たしか光合成の発生起源が
そもそも電子の廃棄場所を求めた結果なんじゃなかったかなぁ
たしか光合成の発生起源が
そもそも電子の廃棄場所を求めた結果なんじゃなかったかなぁ
25: 2018/10/04(木) 20:23:24.06 ID:IdEQ2ZKX
お互いにぶつかり合って目から出た光で光合成してるのである。
26: 2018/10/04(木) 20:38:57.54 ID:PI/i3axe
火星が出て来る必然性がない
27: 2018/10/05(金) 01:34:50.76 ID:T9OuvtZL
光のないところでの光合成細菌は今までも知られていたはず
隕石衝突や全球氷結など地上の極度の環境悪化の際に地下に逃げ延びた奴の子孫で
地下では不要なはずの遺伝子を持ってたりする
隕石衝突や全球氷結など地上の極度の環境悪化の際に地下に逃げ延びた奴の子孫で
地下では不要なはずの遺伝子を持ってたりする
29: 2018/10/05(金) 08:36:12.48 ID:eo853XRG
バクテリアはウイルスに変態するときに地下に潜る
昆虫と同じ
光合成しないのは幼虫サナギ段階=ウイルス
昆虫と同じ
光合成しないのは幼虫サナギ段階=ウイルス
30: 2018/10/06(土) 11:09:22.66 ID:qRwxPC9i
長生きだね
32: 2018/10/07(日) 04:10:02.74 ID:KwPOcJxy
もしや赤外線光合成では?
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