1: 2018/10/06(土) 14:45:24.52 ID:CAP_USER
■哺乳類はカロリーを消費して暑さや寒さに対応する。ナマケモノの対処法は全く違う
ナマケモノは変わった生きものだ。哺乳類というより、ほかの動物に似ていると言いたくなるほど、独特の特徴がある。
めったに動かないところはワニにそっくりだし、あまり排泄しないのはヘビと同じ。頭を動かさずに目だけ動かすことができないところはフクロウに似る。毛皮にコケが生えたままにするのはカメのようだ。(参考記事:「ナマケモノは交尾もゆっくり?」)
先日オンライン学術誌「PeerJ」で発表された新たな研究によると、ミユビナマケモノには、哺乳類にはほとんど見られない特徴があることがわかった。体温が上がりすぎたり下がりすぎたりすると、代謝が止まるというのだ。これは、ナマケモノがとてもゆっくり動いたり、高温環境や低温環境ではまったく動かなくなったりすることともつじつまが合う。
ただ、このことは、通常の大型哺乳類とは大きく異なる。他の大型哺乳類だと、気温が高すぎたり低すぎたりすると、一般にエネルギーを多く消費する。寒いときに震えるのは体温を上げるためだし、暑いときに汗をかくのは体温を下げるためだが、いずれにしてもカロリーを消費する。ナマケモノには、これが当てはまらないというわけだ。
コスタリカを拠点とする「ナマケモノ保護財団」の創設者で、今回の研究の筆頭著者であるレベッカ・クリフ氏は、「哺乳類の多くは、適度な体温を維持することに、日々消費するエネルギーの大部分を使います」と話す。(参考記事:「ナマケモノ、危険なトイレ旅の見返りは」)
ところが、ナマケモノは普段から取り入れるエネルギーと消費するエネルギーの差がほとんどなく、いつも「代謝的にきわどい状況」にあるとクリフ氏はいう。ナマケモノが食べる葉の種類は限られている。葉は栄養価が低く、消化には1カ月かかる。そのため、体温を調整したり、すばやく動いたりしてたくさんのエネルギーを使うわけにはいかない。
「ナマケモノがどういう仕組みで代謝を停止させているのか、厳密にはわかりません。しかし、私たちが知るかぎり、冬眠状態や休眠状態に入ることなく、瞬時に代謝を低下させ、再上昇させることができる哺乳類はナマケモノしかいません」
クリフ氏のグループは、ナマケモノの生態を詳しく調べるため、動物のエネルギー消費量を調べる際によく使われる手法に従い、8匹のミユビナマケモノを隔離して酸素の消費量を計測した。その際、熱帯雨林環境と同じような気温の変化を再現した。
実験前から、クリフ氏はナマケモノが爬虫類のような振る舞いを見せると予想していた。つまり、寒いときにはほとんどエネルギーを使わず、温度が上がるにつれて徐々にエネルギーを使うようになるという仮説を立てた。
そのように考えたのは、以前の研究から、ナマケモノは暖かい方が食事を多くとることがわかっていたからだ。つまり、気温が高い方が食べたものを早く消化できるようだ。さらに、ナマケモノは毎朝木の上の方に移動して日光浴をすることもわかっていた。これは、震えることができないナマケモノが体温を上げる方法だと考えられる。
続きはソースで
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/100300427/ph_thumb.jpg
ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/100300427/
ナマケモノは変わった生きものだ。哺乳類というより、ほかの動物に似ていると言いたくなるほど、独特の特徴がある。
めったに動かないところはワニにそっくりだし、あまり排泄しないのはヘビと同じ。頭を動かさずに目だけ動かすことができないところはフクロウに似る。毛皮にコケが生えたままにするのはカメのようだ。(参考記事:「ナマケモノは交尾もゆっくり?」)
先日オンライン学術誌「PeerJ」で発表された新たな研究によると、ミユビナマケモノには、哺乳類にはほとんど見られない特徴があることがわかった。体温が上がりすぎたり下がりすぎたりすると、代謝が止まるというのだ。これは、ナマケモノがとてもゆっくり動いたり、高温環境や低温環境ではまったく動かなくなったりすることともつじつまが合う。
ただ、このことは、通常の大型哺乳類とは大きく異なる。他の大型哺乳類だと、気温が高すぎたり低すぎたりすると、一般にエネルギーを多く消費する。寒いときに震えるのは体温を上げるためだし、暑いときに汗をかくのは体温を下げるためだが、いずれにしてもカロリーを消費する。ナマケモノには、これが当てはまらないというわけだ。
コスタリカを拠点とする「ナマケモノ保護財団」の創設者で、今回の研究の筆頭著者であるレベッカ・クリフ氏は、「哺乳類の多くは、適度な体温を維持することに、日々消費するエネルギーの大部分を使います」と話す。(参考記事:「ナマケモノ、危険なトイレ旅の見返りは」)
ところが、ナマケモノは普段から取り入れるエネルギーと消費するエネルギーの差がほとんどなく、いつも「代謝的にきわどい状況」にあるとクリフ氏はいう。ナマケモノが食べる葉の種類は限られている。葉は栄養価が低く、消化には1カ月かかる。そのため、体温を調整したり、すばやく動いたりしてたくさんのエネルギーを使うわけにはいかない。
「ナマケモノがどういう仕組みで代謝を停止させているのか、厳密にはわかりません。しかし、私たちが知るかぎり、冬眠状態や休眠状態に入ることなく、瞬時に代謝を低下させ、再上昇させることができる哺乳類はナマケモノしかいません」
クリフ氏のグループは、ナマケモノの生態を詳しく調べるため、動物のエネルギー消費量を調べる際によく使われる手法に従い、8匹のミユビナマケモノを隔離して酸素の消費量を計測した。その際、熱帯雨林環境と同じような気温の変化を再現した。
実験前から、クリフ氏はナマケモノが爬虫類のような振る舞いを見せると予想していた。つまり、寒いときにはほとんどエネルギーを使わず、温度が上がるにつれて徐々にエネルギーを使うようになるという仮説を立てた。
そのように考えたのは、以前の研究から、ナマケモノは暖かい方が食事を多くとることがわかっていたからだ。つまり、気温が高い方が食べたものを早く消化できるようだ。さらに、ナマケモノは毎朝木の上の方に移動して日光浴をすることもわかっていた。これは、震えることができないナマケモノが体温を上げる方法だと考えられる。
続きはソースで
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/100300427/ph_thumb.jpg
ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/100300427/

引用元: ・【動物】鳥や爬虫類にそっくり ナマケモノの奇妙な代謝方法[10/04]
2: 2018/10/06(土) 14:47:57.47 ID:HmTYdwsl
交感神経と副交感神経をまともに使えてないのかよw
4: 2018/10/06(土) 14:56:03.26 ID:PBfaUcwE
なまけものの様に
平和になまけて暮らしたいよ。
トラブルは、むこうから襲いかかってくるからな。
平和になまけて暮らしたいよ。
トラブルは、むこうから襲いかかってくるからな。
5: 2018/10/06(土) 14:59:22.49 ID:N79atSlU
「ナマケモノを見ていた」
6: 2018/10/06(土) 15:37:14.63 ID:Ev4ga+3T
おまえらやんか
8: 2018/10/06(土) 16:34:50.23 ID:AgIRsN2F
ナマケモノという職業をつくるべき。
ゆったりの動作で忙しい人に癒やしを与える。
ゆったりの動作で忙しい人に癒やしを与える。
9: 2018/10/06(土) 17:04:26.82 ID:i7MN9RV2
ナマケモノって弱肉強食の野生の世界でどう生き延びたんだろうな。
ナマケモノだったら例えヒグマくらいの大きさでも俺は勝てる気がする。
ナマケモノだったら例えヒグマくらいの大きさでも俺は勝てる気がする。
16: 2018/10/09(火) 13:29:02.70 ID:Yb01wISn
>>9
木の上にいて動かないから
ジャガーやワシタカ類も見つけにくいんだろな
しかも省エネだから餌の葉っぱが
少なくても生きられるから縄張り争いも
あまり起きない
生態系の隙間をこっそり生き延びたんかな
木の上にいて動かないから
ジャガーやワシタカ類も見つけにくいんだろな
しかも省エネだから餌の葉っぱが
少なくても生きられるから縄張り争いも
あまり起きない
生態系の隙間をこっそり生き延びたんかな
10: 2018/10/06(土) 19:05:32.40 ID:42cgB7KA
体長2mのナマケモノが昔いてだな
あの大きな爪で襲いかかってきたそうな
あの大きな爪で襲いかかってきたそうな
13: 2018/10/06(土) 23:00:23.48 ID:Bfeuzrhl
ナマケモノの赤ちゃんが可愛すぎる
15: 2018/10/07(日) 18:52:49.63 ID:BHY9t/Ic
先祖返り、かな
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コメント
コメント一覧
動きもしないからタカやワシに主食レベルで食われてるぞ
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