理系にゅーす

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動物

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1: 白夜φ ★ 2013/06/12(水) 18:07:08.85 ID:???

アヒルのゲノム解読=鳥インフル対策に期待-国際チーム

アヒルの全遺伝情報(ゲノム)の概要を解読したと、中国農業大や英エディンバラ大などの国際研究チームが9日付の米科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に発表した。
 
アヒルは野生のマガモを家畜化した品種で、いずれもA型インフルエンザウイルスの宿主となることが知られる。
研究成果は詳しい感染メカニズムを解明し、アヒルの感染やヒトへの感染拡大を防ぐ措置を検討するのに役立つと期待される。(2013/06/10-02:05)
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▽記事引用元 時事ドットコム 2013/06/10-02:05配信記事
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013061000009

▽関連
Nature Genetics
The duck genome and transcriptome provide insight into an avian influenza virus reservoir species
http://www.nature.com/ng/journal/vaop/ncurrent/full/ng.2657.html



【遺伝子】アヒルの全遺伝情報(ゲノム)の概要を解読 鳥インフル対策に期待/英エディンバラ大など国際チームの続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2013/06/12(水) 17:40:17.92 ID:???

【 2013年6月11日 大津波から回復し始めた海底生態系 】

東日本大震災(2011年3月11日)の大津波は、三陸沿岸域の海底生態系にも大きな影響をもたらした。
岩手県大槌町の湾内では貝やウニなどのいくつかの底生生物が一時姿を消したが、震災から一年半後には再び生息し出していることが、東京大学大気海洋研究所の清家弘治助教らによる潜水調査で分かった。
海底生態系が、大津波による影響からすでに回復を始めているようだという。

研究グループは震災の6カ月前の10年9月に、同町の大槌湾と船越湾の計10地点で潜水調査を行っていた。
そこで津波襲来から6カ月後の11年9月と18カ月後の12年9月に同じ地点で潜水調査を行い、大津波の前後での水深や堆積物などの海底環境、底生生物などの状況を比較した。

その結果、水深10メートルの泥底であった大槌湾は、大津波後の11年9月には水深が約8メートルと浅くなり、海底には砂利が堆積していたが、12年9月の調査では再び水深は10メートル程度となり、海底は泥で覆われるなど回復していた。

海底生物のうち大槌湾の二枚貝のフリソデガイや巻貝の仲間のキサゴ、船越湾のウニの仲間のハスノカシパンなどは、大津波後に姿を消した。
しかし船越湾に生息していたウニの仲間のオカメブンブクは、大津波から6カ月後には姿がなかったが、18カ月後には再び同じ地点に生息していることが確認された。

このオカメブンブクについては、船越湾のものは3回の調査で、生息(2010年)→非生息(11年)→生息(12年)という変化を示したが、大槌湾では非生息→非生息→生息という異なる傾向を示した。
この差については、船越湾と大槌湾とで▽元々の環境条件が異なっていること▽津波によるインパクトが違っていたことなどが理由として考えられるという。

東日本大震災では、大槌湾岸にある同研究所の国際沿岸海洋研究センターも大津波に襲われ、3階建て同センターの3階部分まで冠水し、3隻の調査船や全ての研究設備、海洋生物の標本類などが壊滅的な被害を受けたが、教職員や学生、共同利用研究者などに人的被害はなかったという。
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▽記事引用元 SciencePortal 2013年6月11日配信記事
http://scienceportal.jp/news/daily/1306/1306111.html

海底生態系の調査場所
(提供:東京大学大気海洋研究所)
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http://scienceportal.jp/news/daily/1306/images/130611_img1_w500.jpg
船越湾におけるオカメブンブクの分布
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http://scienceportal.jp/news/daily/1306/images/130611_img2_w500.jpg

▽関連
東京大学大気海洋研究所 2013年6月10日配信記事
大津波が海底生態系に及ぼした影響を潜水調査で解明
http://www.aori.u-tokyo.ac.jp/research/news/2013/20130610.html



【生態系】大津波から回復し始めた海底生態系 潜水調査で解明/東京大大気海洋研究所の続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2013/06/12(水) 10:32:40.93 ID:???

【 2013年6月6日 両生類の四肢再生に必要な3因子発見 】


岡山大学異分野融合先端研究コアの佐藤伸(あきら)准教授らは、メキシコ・サラマンダー(ウーパールーパー)などの有尾両生類が手足を再生する際に必要な3種類のタンパク質を発見したと発表した。
実際に皮膚の損傷部位にこれらを作用させることで、四肢構造を作ることができたという。
より高等な脊椎動物の手足などの再生研究に寄与するものと期待される。

メキシコ・サラマンダーは、手足などの器官再生ができる動物として知られている。
これまでの研究では、皮膚を損傷させると修復だけが起こるが、損傷部位に神経を外科的に配置すると四肢再生へと進むことが分かっていた。
神経から分泌される因子が再生開始をコントロールしているとみられるが、それが具体的にどのような物質かは不明だった。

研究グループは、メキシコ・サラマンダーの本来の四肢とは別の場所に余分な肢を作らせ、その時にどのような遺伝子が働いているか解析した。
その結果、四肢再生には大きく2つの遺伝子の情報伝達経路が関わり、3種類(GDF5、FGF2、FGF8)のタンパク質が作用していることが分かった。

皮膚の損傷部位にGDF5タンパク質を添加すると、未分化細胞からなる突起状の「再生芽」ができたが、四肢の形成には至らなかった。
損傷部位にGDF5とFGF2、FGF8の3種類のタンパク質を添加すると、神経を配置した時と同じような遺伝子の働き方がみられ、再生芽からは、軟骨や靭帯などの結合組織をもった四肢構造が作られたという。

今回の成果について、研究グループは「世界で初めて、人為的かつ人工物によって高次構造の再生を誘導した点が大きな進展だ」。
有尾両生類の四肢再生は、完全に分化した皮膚の真皮細胞がリセット(脱分化)されて未分化細胞となり、それが結合組織の細胞に変化する。
今回得られた因子をさらに詳しく検証することで「生体が持つ“脱分化作用”を明らかにすることができる」と述べている。

研究は、科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業(さきがけ〈個人型研究〉)研究領域「iPS細胞と生命機能」・研究課題「細胞リプログラミングの段階的制御」によって得られた。

研究論文“Nerve independent limb induction in axolotls(両生類において四肢形成を誘導できる分子の発見)”は近く、米国科学誌「Developmental Biology」に掲載される。
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▽記事引用元 SciencePortal 2013年6月6日配信記事
http://scienceportal.jp/news/daily/1306/1306061.html


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▽関連
科学技術振興機構(JST)
有尾両生類の四肢再生を制御する3種類のたんぱく質を発見
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20130605/
岡山大学 プレスリリース
有尾両生類の四肢再生を制御する3種類のたんぱく質を発見
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id43.html
報道発表資料
http://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/soumu-pdf/press25/press-130605.pdf



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1: 白夜φ ★ 2013/06/12(水) 10:38:25.49 ID:???

2013年6月7日
独立行政法人理化学研究所
独立行政法人科学技術振興機構
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動物の体を相似形にするメカニズムを発見
-「大きなカエルも小さなカエルも同じ形になる」という長年の謎を解明-

オーガナイザーというと、組織を束ねる主催者などを指します。皆をまとめてある方向に導く司令塔みたいな役割を果たす人です。
発生学の世界でも司令塔として機能するオーガナイザーが存在し、特に初期胚の背側部分に存在する小さな組織は、発見した科学者の名前をつけて「シュペーマンオーガナイザー(形成体)」と呼ばれています。
脊椎動物の複雑な組織は、シュペーマンオーガナイザーから分泌される「コーディン」などの指令因子の濃度勾配で決まります。
濃度が高いところでは脳など背側の組織が、濃度が低いところでは造血組織など腹側の組織が形成されます。

ところで、動物の体のサイズにはばらつきがあり、同じ種でもサイズが違うこともしばしば見受けられます。
しかし、一般的には体のサイズに大小があっても同種や近い種であれば、頭や胴、足などの大きさの比率は体のサイズに対して一定です。
これをスケーリング(相似形維持)といい、多様な動物に共通して認められます。より顕著な例としては、アフリカツメガエルの初期胚から腹側の部位を切除して、シュペーマンオーガナイザーがある半分サイズの胚を成長させる実験があります。
すると不思議なことに、脳や腹部などの組織も半分の体積に縮小し、相似形が保たれた2分の1サイズのオタマジャクシが生まれます。
もし、コーディンなどの指令因子の濃度の高低によって組織形成が誘導されるならば、半分サイズの胚では体のサイズに比べて大きな脳が形成されるはずですが、そうはなりません。

この「謎」を解明するため、理研の研究グループはアフリカツメガエルの初期胚を用いて指令因子のコーディンについて詳細な検証を行いました。
その結果、コーディンの濃度の高低が直接、各組織を形成していることを実証しました。
また、コーディンを分解する酵素が存在してコーディンが常に不安定な状態にあることが分かりました。
さらに「シズルド」がコーディンを分解する酵素の働きを阻害することで、コーディンの濃度勾配の傾きを調節していることを突き止めました。
大きな胚ではシズルドの濃度が高く、コーディンの分解が抑制されおり、コーディンは緩勾配を形成して大きな胚に適した背腹軸パターンを形成していました。
一方、胚のサイズを小さくした場合にはシズルドの濃度が減少し、コーディンは分解が促進され急勾配を形成します。
その結果、背原軸パターンは圧縮され、相似形を維することを確認しました。
このことは、シズルドの濃度が胚の大きさに比例することで、相似形が維持されていることを示しています。

相似形維持に対するこのような知見の積み重ねは、自己組織化技術を用いる立体臓器形成技術の発展にもつながると期待できます。

独立行政法人理化学研究所
発生・再生科学総合研究センター 器官発生研究グループ
グループディレクター 笹井 芳樹 (ささい よしき)
上級研究員 猪股 秀彦 (いのまた ひでひこ)
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▽記事引用元 理化学研究所 60秒でわかるプレスリリース 2013年6月7日配信記事
http://www.riken.go.jp/pr/press/2013/20130607_1/digest/
報道発表資料
http://www.riken.go.jp/pr/press/2013/20130607_1/



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1: 歩いていこうφ ★ 2013/06/10(月) 19:00:15.37 ID:???

10日朝、愛知県田原市で漁船の網に絶滅危惧種のオサガメがかかっているのが見つかった。

 オサガメとみられるカメが網に入っていたのは田原市の沖合で、10日朝早く、漁船が網を引き揚げようとしたところ、大型のカメが網の中に入っていたという。見つかったカメは甲羅の長さが約1.5メートルのオサガメとみられている。

 専門家によると、オサガメは絶滅が心配されている大型のウミガメで、太平洋やインド洋などの外洋に生息していて、最近は日本近海で目撃される例が増えているという。保護されたカメは10日午前、漁船で沖合に放流されたという。

ソース:日テレ24 http://www.news24.jp/articles/2013/06/10/07230222.html
※ソース内に動画がございます、併せてお楽しみください。
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1: 白夜φ ★ 2013/06/09(日) 01:49:11.79 ID:???

サルもアイコンタクト? 仲間多いとまばたき頻繁


チンパンジーやニホンザルなど大きな群れで生活する霊長類は、まばたきをコミュニケーション手段として使っている可能性がある―。

人同士が目を合わせるアイコンタクトにも似た行動が、他の霊長類にも見られることをうかがわせる研究結果を、京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)などのチームが霊長類を観察してまとめ、米オンライン科学誌プロスワンに1日発表した。

対象は日本モンキーセンター(愛知県)、八木山動物公園(仙台市)、千葉市動物公園(千葉市)で飼育される71種類計141匹の霊長類。

2013/06/01 06:09 【共同通信】
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▽記事引用元 47NEWS 2013/06/01 06:09配信記事
http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013060101001233.html
no title

http://img.47news.jp/PN/201306/PN2013060101001237.-.-.CI0003.jpg

▽関連
京都大霊長類研究所
霊長類のまばたきはコミュニケーションツール - 71種の霊長類のまばたきの比較研究から-
http://langint.pri.kyoto-u.ac.jp/ai/ja/publication/tomonaga/Tomonaga2013-Plos.html
PLOS ONE
Eye-Blink Behaviors in 71 Species of Primates
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0066018



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