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動物

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1: 一般人φ ★ 2013/06/14(金) 00:17:43.57 ID:???

 世界最速の陸上動物チーターの瞬発力は、100メートル走の世界記録を持つウサイン・ボルト選手の約4倍になると分析した研究成果を、英ロンドン大学などがまとめ、13日付の英科学誌ネイチャーで発表する。

 野生のチーターの「走り」を詳細に記録した初の研究だという。

 研究チームは、アフリカ南部のボツワナ共和国で野生のチーターの狩猟活動を記録した。5匹のチーターが行った367回の狩りを、加速度を測る機器などを首輪に組み込んで分析。最高速は秒速26メートルで、これまでに計測されていた最高値の秒速29メートルに近かった。各回の狩りで記録した最高速の平均は秒速15メートルにとどまった。狩りに成功した94回でも、最高速は秒速15メートル前後が多かった。

 一方、今回初めて測ることができた加速や減速は馬よりも2倍速く、陸上動物で最大を記録。
1回の蹴り出しで秒速が3メートル増し、その加速を生む瞬発力は、ボルト選手の約4倍だった。

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▽記事引用元 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130613-OYT1T00052.htm

▽Nature
「Locomotion dynamics of hunting in wild cheetahs」
http://www.nature.com/nature/journal/v498/n7453/full/nature12295.html



【生物】チーターの武器は速さより瞬発力、ウサイン・ボルトの4倍!/英ロンドン大などの続きを読む

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1: 一般人φ ★ 2013/06/15(土) 00:32:41.60 ID:???

【6月14日 AFP】オーストラリア西部で出土した古代魚の化石から、これまで陸生生物にのみ発達したと考えられていた
「腹筋」とみられる組織が見つかったとする研究論文が、米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。
研究史上最古の脊椎動物の筋肉の化石だという。

 豪ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州キンバリー(Kimberley)地方のゴーゴー(Gogo)累層で見つかった約3億8000万年前のものとみられる古代魚「Gogonasus」の化石を調査していた古生物学チームは、筋肉の位置と筋繊維の方向性を突き止めた。

「腹腔に筋肉を発見したのは予想外だった」と、オーストラリア国立大学(Australian National University)地球科学研究所(Research School of Earth Sciences)のギャビン・ヤング(Gavin Young)氏はAFPの取材に語った。
「現存する魚でも、前進するための主な手段は尾を左右に振ることで、筋肉は全て体の側面に付いているからだ」

 ヤング氏はさらに「興味深いのは、われわれがこれらの筋肉を発見した際、唯一比較可能だった筋肉組織が陸生生物のものだった点だ」と指摘。今後は、「Gogonasus」の機能が陸生生物の腹筋と同じかどうかを調べると述べた。

 化石は石灰岩の団塊(ノジュール)の中から見つかったもので、保存状態が並外れて良い。論文によると、研究チームは3種の化石から少数の標本の筋肉を分析した。ヤング氏によれば「Gogonasus」の化石からは、これまでに神経や筋細胞といった軟組織や、脊椎動物として最古の胚、臍帯(へその緒)などの存在が確認されている。今回の研究ではさらに進んで、古代魚の筋肉組織を初めて「解読」した。

 初期の脊椎動物の進化に詳しい豪カーティン大学(Curtin University)のKate Trinajstic准教授は、
「古代魚の化石に腹筋がある!と非常に驚いた」とコメント。「腹筋は、陸上を初めて歩いた動物によって
生み出されたものだと考えられていたが、進化史上ずっと早い時期に生じていたことを示す発見だ」と解説している。

 腹筋は人間の場合、内臓の保護から姿勢や動作の維持までさまざまな機能を果たしている。(c)AFP

▽画像 オーストラリア国立大学(AustralianNationalUniversity)が提供した、豪西部から出土した、
「腹筋」とみられる筋組織が見つかった古代魚の化石の写真(2013年6月14日撮影)。(c)AFP/AustralianNationalUniversity/GavinYOUNG
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http://img.afpbb.com/i-img/image_for_msafari.php?article_id=10905788&mode=normal_detail&.jpg

▽記事引用元 AFPBB News( 2013年06月14日 17:31)
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2950380/10905788


▽Science
「Fossil Musculature of the Most Primitive Jawed Vertebrates」
http://www.sciencemag.org/content/early/2013/06/12/science.1237275



【古生物】3億8000万年前の古代魚の化石に「腹筋」が見つかる、陸上生物以外では初/豪ウエスタンオーストラリア州の続きを読む

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1: pureφ ★ 2013/06/13(木) 22:50:20.74 ID:???

遺伝子組み換え穀物で育ったブタ、胃炎リスク増大=豪米研究

[11日 ロイター] - 遺伝子組み換え穀物のみを飼料として与えられたブタは、通常の穀物で育てられた
ブタに比べ、胃炎を発症する確率が大幅に高いこと分かった。豪米の共同研究チームが、専門誌「ジャー
ナル・オブ・オーガニック・システムズ」6月号に掲載された論文で発表した。

遺伝子組み換え穀物は米国や中南米など、世界の多くの国で広く使われているが、今回の発表は家畜
などへの影響に関する議論に一石を投じるとみられる。

研究を率いたのは、豪アデレードにある健康環境研究所(IHER)の所長で、疫学者・生化学者であるジュディ・カーマン氏。米獣医師2人らと共同で、米国の養豚場で調査を行った。

研究チームは、乳離れしたばかりのブタ168匹を対象に、半数の84匹には遺伝子組み換え大豆および
トウモロコシを与え、残り84匹には遺伝子操作されていない同等の飼料を与えた。

両グループを飼料以外は同一の環境下で飼育し、約5カ月後に解体したところ、深刻な胃炎の発症率は、遺伝子組み換え飼料を与えられた方が32%、そうでない方は12%だった。また、遺伝子組み換え飼料で育った雌ブタは、子宮の重さが通常飼料グループに比べ25%重かったことも分かったとしている。

体重増や死亡率、血液生化学的な検査などでは、2つのグループに差はみられなかったという。

カーマン氏らは、遺伝子組み換え穀物の影響を調べるには、さらに長期的な動物飼育研究が必要だとしている。

ロイター 2013年 06月 12日 17:37 JST
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE95B05V20130612

A long-term toxicology study on pigs fed a combined genetically modified (GM) soy and GM maize diet
Judy A. Carman, Howard R. Vlieger, Larry J. Ver Steeg, Verlyn E. Sneller, Garth W. Robinson, Catherine
A. Clinch-Jones, Julie I. Haynes, & John W. Edwards
Journal of Organic Systems Vol.8 No.1 Pages 38-54 (2013)
http://www.organic-systems.org/journal/81/abstracts/8106.html

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関連ニュース
【食料】GM(遺伝子組み換え)作物の安全性に疑問の声が上がっている (週プレNEWS)
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1368498811/-100
【研究倫理】中国の遺伝子組み換えコメ実験、食べさせた児童の親に補償金/中国疾病予防コントロールセンター、米タフツ大
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1354967984/-100
【食料】モンサント製遺伝子組み換えトウモロコシの発がん性、「科学的根拠が不十分」 仏専門家パネル 画像あり
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1350955806/-100
【GM】遺伝子組み換え作物の国際補償ルール、日本も署名へ
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1330698643/-100
【GM/食品】遺伝子組み換え添加物の輸入販売自粛を解除
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1330698328/-100



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1: 白夜φ ★ 2013/06/12(水) 18:07:08.85 ID:???

アヒルのゲノム解読=鳥インフル対策に期待-国際チーム

アヒルの全遺伝情報(ゲノム)の概要を解読したと、中国農業大や英エディンバラ大などの国際研究チームが9日付の米科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に発表した。
 
アヒルは野生のマガモを家畜化した品種で、いずれもA型インフルエンザウイルスの宿主となることが知られる。
研究成果は詳しい感染メカニズムを解明し、アヒルの感染やヒトへの感染拡大を防ぐ措置を検討するのに役立つと期待される。(2013/06/10-02:05)
_________

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▽記事引用元 時事ドットコム 2013/06/10-02:05配信記事
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013061000009

▽関連
Nature Genetics
The duck genome and transcriptome provide insight into an avian influenza virus reservoir species
http://www.nature.com/ng/journal/vaop/ncurrent/full/ng.2657.html



【遺伝子】アヒルの全遺伝情報(ゲノム)の概要を解読 鳥インフル対策に期待/英エディンバラ大など国際チームの続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2013/06/12(水) 17:40:17.92 ID:???

【 2013年6月11日 大津波から回復し始めた海底生態系 】

東日本大震災(2011年3月11日)の大津波は、三陸沿岸域の海底生態系にも大きな影響をもたらした。
岩手県大槌町の湾内では貝やウニなどのいくつかの底生生物が一時姿を消したが、震災から一年半後には再び生息し出していることが、東京大学大気海洋研究所の清家弘治助教らによる潜水調査で分かった。
海底生態系が、大津波による影響からすでに回復を始めているようだという。

研究グループは震災の6カ月前の10年9月に、同町の大槌湾と船越湾の計10地点で潜水調査を行っていた。
そこで津波襲来から6カ月後の11年9月と18カ月後の12年9月に同じ地点で潜水調査を行い、大津波の前後での水深や堆積物などの海底環境、底生生物などの状況を比較した。

その結果、水深10メートルの泥底であった大槌湾は、大津波後の11年9月には水深が約8メートルと浅くなり、海底には砂利が堆積していたが、12年9月の調査では再び水深は10メートル程度となり、海底は泥で覆われるなど回復していた。

海底生物のうち大槌湾の二枚貝のフリソデガイや巻貝の仲間のキサゴ、船越湾のウニの仲間のハスノカシパンなどは、大津波後に姿を消した。
しかし船越湾に生息していたウニの仲間のオカメブンブクは、大津波から6カ月後には姿がなかったが、18カ月後には再び同じ地点に生息していることが確認された。

このオカメブンブクについては、船越湾のものは3回の調査で、生息(2010年)→非生息(11年)→生息(12年)という変化を示したが、大槌湾では非生息→非生息→生息という異なる傾向を示した。
この差については、船越湾と大槌湾とで▽元々の環境条件が異なっていること▽津波によるインパクトが違っていたことなどが理由として考えられるという。

東日本大震災では、大槌湾岸にある同研究所の国際沿岸海洋研究センターも大津波に襲われ、3階建て同センターの3階部分まで冠水し、3隻の調査船や全ての研究設備、海洋生物の標本類などが壊滅的な被害を受けたが、教職員や学生、共同利用研究者などに人的被害はなかったという。
______________

▽記事引用元 SciencePortal 2013年6月11日配信記事
http://scienceportal.jp/news/daily/1306/1306111.html

海底生態系の調査場所
(提供:東京大学大気海洋研究所)
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http://scienceportal.jp/news/daily/1306/images/130611_img1_w500.jpg
船越湾におけるオカメブンブクの分布
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http://scienceportal.jp/news/daily/1306/images/130611_img2_w500.jpg

▽関連
東京大学大気海洋研究所 2013年6月10日配信記事
大津波が海底生態系に及ぼした影響を潜水調査で解明
http://www.aori.u-tokyo.ac.jp/research/news/2013/20130610.html



【生態系】大津波から回復し始めた海底生態系 潜水調査で解明/東京大大気海洋研究所の続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2013/06/12(水) 10:32:40.93 ID:???

【 2013年6月6日 両生類の四肢再生に必要な3因子発見 】


岡山大学異分野融合先端研究コアの佐藤伸(あきら)准教授らは、メキシコ・サラマンダー(ウーパールーパー)などの有尾両生類が手足を再生する際に必要な3種類のタンパク質を発見したと発表した。
実際に皮膚の損傷部位にこれらを作用させることで、四肢構造を作ることができたという。
より高等な脊椎動物の手足などの再生研究に寄与するものと期待される。

メキシコ・サラマンダーは、手足などの器官再生ができる動物として知られている。
これまでの研究では、皮膚を損傷させると修復だけが起こるが、損傷部位に神経を外科的に配置すると四肢再生へと進むことが分かっていた。
神経から分泌される因子が再生開始をコントロールしているとみられるが、それが具体的にどのような物質かは不明だった。

研究グループは、メキシコ・サラマンダーの本来の四肢とは別の場所に余分な肢を作らせ、その時にどのような遺伝子が働いているか解析した。
その結果、四肢再生には大きく2つの遺伝子の情報伝達経路が関わり、3種類(GDF5、FGF2、FGF8)のタンパク質が作用していることが分かった。

皮膚の損傷部位にGDF5タンパク質を添加すると、未分化細胞からなる突起状の「再生芽」ができたが、四肢の形成には至らなかった。
損傷部位にGDF5とFGF2、FGF8の3種類のタンパク質を添加すると、神経を配置した時と同じような遺伝子の働き方がみられ、再生芽からは、軟骨や靭帯などの結合組織をもった四肢構造が作られたという。

今回の成果について、研究グループは「世界で初めて、人為的かつ人工物によって高次構造の再生を誘導した点が大きな進展だ」。
有尾両生類の四肢再生は、完全に分化した皮膚の真皮細胞がリセット(脱分化)されて未分化細胞となり、それが結合組織の細胞に変化する。
今回得られた因子をさらに詳しく検証することで「生体が持つ“脱分化作用”を明らかにすることができる」と述べている。

研究は、科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業(さきがけ〈個人型研究〉)研究領域「iPS細胞と生命機能」・研究課題「細胞リプログラミングの段階的制御」によって得られた。

研究論文“Nerve independent limb induction in axolotls(両生類において四肢形成を誘導できる分子の発見)”は近く、米国科学誌「Developmental Biology」に掲載される。
__________________

▽記事引用元 SciencePortal 2013年6月6日配信記事
http://scienceportal.jp/news/daily/1306/1306061.html


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▽関連
科学技術振興機構(JST)
有尾両生類の四肢再生を制御する3種類のたんぱく質を発見
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20130605/
岡山大学 プレスリリース
有尾両生類の四肢再生を制御する3種類のたんぱく質を発見
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id43.html
報道発表資料
http://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/soumu-pdf/press25/press-130605.pdf



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