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アスタキサンチン

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1: 2015/12/28(月) 12:24:52.03 ID:CAP_USER.net
【プレスリリース】天然色素・アスタキサンチン摂取による記憶能の向上! ―海馬の神経新生および空間記憶能の促進効果と分子基盤を解明― - 日本の研究.com
https://research-er.jp/articles/view/41887


研究成果のポイント

1.サケやイクラなどに含まれる天然色素で強い抗酸化力をもつアスタキサンチン(ASX)を長期間摂取すると、濃度依存的に海馬の神経新生が促進され、学習記憶能が向上することを実証しました。

2.ASX 摂取効果に関与する分子基盤を最先端バイオインフォマティクスにより解明したところ、これまでにない分子情報伝達の経路が明らかとなりました。

3.アンチエージングに効果をもつ ASX に海馬への有益な効果が見いだされたことから、今後、このサプリメントの利用価値が高まる一方、その分子機構を背景とした創薬にも期待がかかります。


 国立大学法人筑波大学体育系の征矢英昭教授とRakwal Randeep教授の研究グループは、抗酸化作用をもつカロテノイドの中で最も強い効果をもつとされる天然由来色素成分、アスタキサンチン(astaxanthin:ASX)が海馬機能に与える影響を検討しました。その結果、マウスにASXを4週間摂取させることで、海馬の神経新生注1が濃度依存的に促進し、海馬が担う学習・記憶能力を高めることを世界で初めて明らかにしました。さらに、海馬へのASX作用の分子機構をマイクロアレイ注2およびIPA注3と呼ばれるバイオインフォマティクス解析を用いて検討したところ、記憶能力向上に寄与する特異的な分子経路が浮き彫りになりました。

 これまで、ASXの作用としては、急性の脳損傷に伴う神経の炎症や死滅を防ぐ神経保護効果などが動物実験から示唆されていましたが、本研究により、ASXの、正常な動物において海馬の神経可塑性を促して学習・記憶を高める作用が明確になりました。

 海馬の神経新生の低下は、慢性ストレス、うつ病、そしてアルツハイマー病といった精神疾患、神経変性疾患につながることから、それを高く維持することはそれらへの予防対策として有効です。
エビやサケの赤い天然色素として、これまで多くの人々が愛用し、安全性も確認されているASXサプリメント(米国のGras認証を獲得)にこうした効果が見られたことは多くの人々に有用な情報となることでしょう。

 今回の研究では、この効果の分子機構を、栄養摂取が海馬に与える影響を網羅的な遺伝子発現の変化から調べるニュートリゲノミクス(Nutrigenomics)の解析から行い、これまでにない新たな分子情報伝達の経路が示されました。今後、このサプリメントの利用価値が高まる一方、その分子機構を背景とした創薬にも期待がかかります。


 本研究成果は、栄養学と食品研究分野のトップジャーナル、Molecular Nutrition and Food Research オンライン版 で12月8日に先行公開されています。

* 本研究は、文部科学省特別経費プロジェクト「ヒューマン・ハイ・パフォーマンスを実現する次世代健康スポーツ科学の国際研究教育拠点」(平成26~28年度)、日本学術振興会戦略的国際研究交流推進事業費補助金「頭脳循環を加速する戦略的国際研究ネットワーク推進プログラム:スポーツ神経科学の国際研究拠点-認知機能を高める運動処方を目指して」
(平成26~28年度)の一部支援を受けて行われました。

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ダウンロード (4)
 

引用元: 【神経科学/生化学】天然色素・アスタキサンチン摂取による記憶能の向上! 海馬の神経新生および空間記憶能の促進効果と分子基盤を解明

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1: 2015/04/19(日) 14:35:23.62 ID:???.net
抗酸化成分「アスタキサンチン」は経口摂取でも皮膚まで到達 - 富士フイルム | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/news/2015/04/15/548/

画像
http://news.mynavi.jp/news/2015/04/15/548/images/001l.jpg
皮膚の構造イメージ。肌の表面から内部に向かって「表皮」「真皮」「皮下組織」となっており、表皮はセラミドを含む構造形式をしており、肌を守るバリア機能を維持している
http://news.mynavi.jp/news/2015/04/15/548/images/002l.jpg
マウス皮膚中のアスタキサンチン量。通常、マウスの皮膚にアスタキサンチンは存在しない


富士フイルムは4月14日、マウスに経口で摂取させた抗酸化成分「アスタキサンチン」が皮膚まで到達していることを確認したと発表した。

同成果は、同社ならびに京都大学 大学院農学研究科 海洋生物生産利用学分野の菅原達也 教授らによるもの。詳細は5月14日からパシフィコ横浜で開催される「第12回アジア栄養学会議(ACN2015)」にて発表される予定だという。

これまでの研究にて研究グループは、アスタキサンチンをマウスが経口摂取すると、紫外線による肌のシワ形成と表皮からの水分蒸散が抑制されるという研究結果を報告していたが、この仕組みとして、経口摂取したアスタキサンチンが消化吸収され、皮膚まで到達。紫外線(UVA)により皮膚の真皮に発生した活性酸素を除去したことで、シワ形成抑制効果が生じたと推察したほか、経皮水分蒸散量の抑制効果も同様に、皮膚に到達したアスタキサンチンが、表皮のバリア機能を維持するのに必要なセラミドの産生や維持に影響を与えていると考え、今回、研究を行ったという。

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引用元: 【医学】抗酸化成分「アスタキサンチン」は経口摂取でも皮膚まで到達 肌のシワ形成や経皮水分蒸散量を抑制

抗酸化成分「アスタキサンチン」は経口摂取でも皮膚まで到達 肌のシワ形成や経皮水分蒸散量を抑制の続きを読む

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