1: 2016/11/25(金) 22:10:41.44 ID:CAP_USER9
泳ぐイノシシ 深刻化する離島の被害
11月24日 16時59分
耕作放棄地の増加などに伴って、全国的に被害が相次いで報告されているイノシシ。群馬県桐生市では、住宅の庭先でイノシシに襲われた男性が死亡するなど、被害は深刻化しています。
こうした中、佐賀県の離島では、高齢化や過疎化で減少する人口に反比例してイノシシが増加し、島民を悩ませています。離島でいったい、何が起きているのでしょうか。
■イノシシは泳ぎがうまい!
突然ですが、皆さんは、イノシシは泳ぎがうまいというのをご存じでしょうか。私は去年、新人記者として赴任した佐賀で初めて知ったのですが、2頭連れ立って泳ぐイノシシを映像で見た時は、衝撃を受けました。
「犬かき」ならぬ「イノシシかき」で、4本の足を器用に動かして泳ぎ、しかも、なかなかのスピードです。玄界灘に浮かぶ、佐賀県唐津市の6つの離島では、本土から泳いで渡ったと見られるイノシシの被害に悩まされています。
■伝統ある馬渡島でも
私は、このうち唐津市中心部から北西におよそ20キロ、玄界灘に浮かぶ馬渡島で取材しました。その名のとおり、大陸から日本にはじめて馬が渡ってきた島と言い伝えられていて、江戸時代には、唐津藩の馬の訓練施設がありました。
産業の中心は漁業で、ことし10月末時点で、島民355人のおよそ40%が65歳以上の高齢者。人口は60年前と比べて、5分の1に減り、高齢化と過疎化が深刻です。
島の衰退に反比例して、猛威をふるっているのがイノシシです。島に3つある地区の1つ、野中地区の区長を務める高野淌さんによりますと、10年程前まで、イノシシをみかけたり、被害を受けたりと言った報告は無かったといいます。
ただ数年前に、本土から渡ってきたと見られるイノシシが確認されると、ここ数年であっという間に増えてしまったようです。
■深刻化する被害
ニュース画像
野中地区では、年金生活の足しにとサツマイモなどを自分で育てている人がいます。しかし、収穫が近くなるとイノシシに根こそぎ食べられ、ほとんど残らない畑もあります。
畑には、鉄の柵や網を取り付けていますが、乗り越えられたり、柵の下を掘られたりして、やすやすと侵入されてしまうといいます。
物流などにハンデがある島の生活で、自分たちで作る農作物は貴重です。高野さんは、「必死になって作ってもイノシシにやられたら、お年寄りみんながっかりしてしまう」と話していました。
人や家畜も襲われ、中にはケガをした人もいます。このため、島の小中学校では、できるだけ集団で登下校するよう指導しています。
続きはソースで
引用元:NHKニュース http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2016_1124.html
11月24日 16時59分
耕作放棄地の増加などに伴って、全国的に被害が相次いで報告されているイノシシ。群馬県桐生市では、住宅の庭先でイノシシに襲われた男性が死亡するなど、被害は深刻化しています。
こうした中、佐賀県の離島では、高齢化や過疎化で減少する人口に反比例してイノシシが増加し、島民を悩ませています。離島でいったい、何が起きているのでしょうか。
■イノシシは泳ぎがうまい!
突然ですが、皆さんは、イノシシは泳ぎがうまいというのをご存じでしょうか。私は去年、新人記者として赴任した佐賀で初めて知ったのですが、2頭連れ立って泳ぐイノシシを映像で見た時は、衝撃を受けました。
「犬かき」ならぬ「イノシシかき」で、4本の足を器用に動かして泳ぎ、しかも、なかなかのスピードです。玄界灘に浮かぶ、佐賀県唐津市の6つの離島では、本土から泳いで渡ったと見られるイノシシの被害に悩まされています。
■伝統ある馬渡島でも
私は、このうち唐津市中心部から北西におよそ20キロ、玄界灘に浮かぶ馬渡島で取材しました。その名のとおり、大陸から日本にはじめて馬が渡ってきた島と言い伝えられていて、江戸時代には、唐津藩の馬の訓練施設がありました。
産業の中心は漁業で、ことし10月末時点で、島民355人のおよそ40%が65歳以上の高齢者。人口は60年前と比べて、5分の1に減り、高齢化と過疎化が深刻です。
島の衰退に反比例して、猛威をふるっているのがイノシシです。島に3つある地区の1つ、野中地区の区長を務める高野淌さんによりますと、10年程前まで、イノシシをみかけたり、被害を受けたりと言った報告は無かったといいます。
ただ数年前に、本土から渡ってきたと見られるイノシシが確認されると、ここ数年であっという間に増えてしまったようです。
■深刻化する被害
ニュース画像
野中地区では、年金生活の足しにとサツマイモなどを自分で育てている人がいます。しかし、収穫が近くなるとイノシシに根こそぎ食べられ、ほとんど残らない畑もあります。
畑には、鉄の柵や網を取り付けていますが、乗り越えられたり、柵の下を掘られたりして、やすやすと侵入されてしまうといいます。
物流などにハンデがある島の生活で、自分たちで作る農作物は貴重です。高野さんは、「必死になって作ってもイノシシにやられたら、お年寄りみんながっかりしてしまう」と話していました。
人や家畜も襲われ、中にはケガをした人もいます。このため、島の小中学校では、できるだけ集団で登下校するよう指導しています。
続きはソースで
引用元:NHKニュース http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2016_1124.html
引用元: ・【野生生物】泳ぐイノシシ 深刻化する離島の被害 (NHK) [無断転載禁止]©2ch.net
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