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ウミウシ

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1: 2018/10/19(金) 14:34:09.10 ID:CAP_USER
■動画
Camouflaged Slug Eats Sea Grapes | Nat Geo Wild https://youtu.be/xyGssesiFYU



■好物の海藻に擬態する珍しいウミウシ、DNA調査で1種から5種へ

沖縄名物の「海ぶどう」。だが、海にいるその海藻をよく見てほしい。つぶつぶの海ぶどうの間に、緑色のケープをまとったかのようなウミウシが完璧に隠れていることがある。

 驚異的な擬態をするこのウミウシは、数十年にわたり1種しかいないと考えられていた。しかし、最新の研究によって、実は1種ではなく5種いること、それらは独自の遺伝的性質をもつ新たなグループであることが判明した。

これらの新種は、学術誌「Zoologica Scripta」にこのほど掲載された。擬態するウミウシは、一般に他の動物をまねたり、天敵を寄せ付けない鮮やかな色の体へと進化したりしている。ところが、新たに加わったウミウシは、藻類のような緑色の体をすることで、周囲に溶け込んでいる。こうした擬態の例は、ウミウシではかなりまれだ。

■「海ぶどう」が好物

 今回見つかった新種はイワズタ属の海藻しか食べず、マレーシア、オーストラリア、グアム、フィリピンなど太平洋全域で見られる。この藻類のキャビアのような粒状の部分は「海ぶどう」と呼ばれ、人間にとっては珍味とされるが、あえてこれを食べる海洋生物がほとんどいないため、本来の生育域でない海に持ち込まれると、一気に繁茂する。イワズタ属は、水生生物の国際取引などにともなって、地中海から日本まで世界各地の海に広がっている。

 しかし、一部のウミウシはイワズタ属を食べる。特に、イワズタ属に擬態する種にとっては大好物だ。「この生息地あるいは餌が、(ウミウシの幼生が)成体へと変態する引き金になっていることがよくあります」と話すのは、論文の筆頭著者で米カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校の海洋生物学者、パトリック・クルーグ氏だ。「化学物質に依存しているようです」

 ウミウシがイワズタ属の藻類にいったん取り付くと、ブドウ状の粒に穴を開け、のどが渇いた子どもがパック入りのジュースを飲み干すように吸い尽くす。近くにいる天敵は、ウミウシにまったく気付かない。

続きはソースで

https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/101800448/ph_thumb.jpg
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/101800448/ph28.jpg
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https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/101800448/03.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/101800448/
ダウンロード (6)


引用元: 【生物】〈動画〉海ぶどうを真似るウミウシ、実は5種[10/18]

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1: 2015/02/15(日) 23:16:41.03 ID:???.net
ウミウシ光合成、謎に迫る=藻類から葉緑体、遺伝子も?-取り込み利用・米大チーム
引用元:時事ドットコム 2015/02/15-14:40配信記事
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201502/2015021500092&g=int

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米東海岸に生息するウミウシの一種が藻類を食べて葉緑体を体内に取り込み、光合成でも生きられるのは、葉緑体を機能させる遺伝子も大昔に取り入れて代々受け継いでいるためである可能性があることが分かった。
米サウスフロリダ大のシドニー・ピアース名誉教授らが15日までに米生物学誌バイオロジカル・ブレティンに発表した。
 
ウミウシは貝殻のない貝の仲間。
葉緑体を取り込み利用する現象は1960年代に発見され、日本を含む各地のさまざまな種で確認された。
餌がないと光合成だけで半年以上生きることもある。
 
葉緑体はかつては独立した細菌であり、DNAを持つが、藻類や植物の細胞小器官となってから遺伝子が減少し、細胞核の遺伝子群がないと機能を維持できない。このためウミウシが葉緑体をなぜ維持できるかが謎とされる。
 
研究対象は学名が「エリシア・クロロティカ」と呼ばれる体長2~3センチ程度のウミウシ。
黄緑藻類の「バウケリア・リトレア」から葉緑体を取り込んで体が緑色となる。
 
ピアース名誉教授らは詳細に解析し、クロロティカが大昔にリトレアから細胞核の遺伝子を取り入れ、自らのDNAに組み込んで代々受け継いでいると結論付けた。
ただ、細胞核の遺伝子群や、これらの遺伝子が生み出すたんぱく質の取り入れ方をめぐっては異論を唱える論文もあり、解明には時間がかかりそうだ。(2015/02/15-14:40)

(引用ここまで)

▼関連リンク
Discovery News
Sea Slug Uses Gene from Algae to Live Like a Plant
Feb 4, 2015 04:00 PM ET // by Discovery News
http://news.discovery.com/animals/sea-slug-uses-gene-from-algae-to-live-like-a-plant-150204.htm
http://static.ddmcdn.com/gif/sea-slug-steals-algae-gene-150204-670.jpg

引用元: 【生物】ウミウシ光合成、謎に迫る 葉緑体を機能させる遺伝子も取り込み利用か/米サウスフロリダ大

ウミウシ光合成、謎に迫る 葉緑体を機能させる遺伝子も取り込み利用か/米サウスフロリダ大の続きを読む

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1: 2015/02/13(金) 23:13:46.13 ID:???*.net
バラの花びらのように色鮮やかなウミウシがカリフォルニア沿岸中部と北部に押し寄せている。
だが、このことを喜ぶ専門家はまずいない。

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なぜなら、本来、南カリフォルニア沖の温暖な海域を好むウミウシが北部に現れたことは、地球の温暖化が海洋生態系にも深刻な影響を与えているとも考えられるからだ。

 体長2.5センチほどのピンク色をした「ホプキンスローズウミウシ」(Okenia rosacea)がサンフランシスコ以北に姿を見せることはほとんどなかった(このウミウシの鮮やかなバラ色は、群体をつくるピンク色のコケムシを採餌することによるもの)。
以前に沿岸北部でこのウミウシの大群が見られたのは16年以上前のこと。
当時「エルニーニョ」として知られる気象現象が豪雨と海水温の上昇をもたらしたときだった。

 現在、エルニーニョは発生していないため、専門家たちは地球規模の気候変動によって温められた海水がウミウシの現れた原因だとみている。

 ウミウシの大群の移動そのものは、カリフォルニア北部の生態系に害を及ぼすことはないだろう。
ただ、海水温の上昇が原因とすれば、ウミウシ以外にもそれに海洋生物が反応して生息地を移動し始めているとも言える。
そしてその規模は、海洋環境を揺るがしかねないほど大きいかもしれないのだ。

「ピンクのウミウシを見ないことは何年もありました。いたとしても、ほんの1、2匹というところでした」。
米サンフランシスコにあるカリフォルニア科学アカデミーの無脊椎動物担当の飼育員、テリー・ゴスリナーは話す。

海水温とウミウシ北上の関係

 ただこの数カ月はかつてと違う。ゴスリナーの同僚たちもカリフォルニア沿岸の至る所で何百という強烈なピンク色のウミウシが潮溜まりに集まるのを目撃した。
「10メートル近く離れたところからでも、すぐにわかりますよ」。
ゴリスナーは続ける「1月の調査では、一つの潮溜まりで64匹のウミウシが目撃されました。とてつもない数です」


続きはソースでどうぞ。
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150210/435092/

画像
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150210/435092/ph_thumb.jpg
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150210/435092/01.jpg

引用元: 【地球環境】ピンクウミウシの大移動は地球温暖化のサイン?(画像あり)

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