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エンハンサー

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1: 2017/10/23(月) 23:44:10.20 ID:CAP_USER
歯の本数は、複数のエンハンサーによるShh遺伝子の発現調節によって決まる
哺乳動物遺伝研究室・城石研究室

SHH signaling directed by two oral epithelium-specific enhancers controls tooth and oral development
Tomoko Sagai, Takanori Amano, Akiteru Maeno, Hiroshi Kiyonari, Hyejin Seo, Sung-Won Cho and Toshihiko Shiroishi
Scientific Reports, 7, Article number: 13004 (2017) DOI:10.1038/s41598-017-12532-y

動物の種によって臼歯や切歯の数や並び方はさまざまです。このような形態の多様性を生み出す遺伝学的なメカニズムは、まだ明らかになっていませんでした。国立遺伝学研究所の嵯峨井知子博士研究員、天野孝紀助教、城石俊彦教授らのグループは、複数の遺伝子発現制御配列(エンハンサー)が協調的に機能して歯の形成を制御するメカニズムを発見しました。この研究成果は、韓国のヨンセ大学Sung-Won Cho博士、理研ライフサイエンス技術基盤研究センターの清成寛ユニットリーダーらのグループとの共同研究として、英国科学誌Scientific Reportsのオンライン版(10月11日)に掲載されました。

歯や舌など口腔内における器官形成に重要な遺伝子であるShhは、その発現がどのように制御され、形態にどのように寄与しているのか、ほとんど分かっていませんでした。本研究では、歯と舌の味蕾におけるShhの発現を制御する2つのエンハンサーに着目して、これらを遺伝子工学的に破壊したマウス(ノックアウトマウス)を作製しました。どちらか1つのエンハンサー配列を破壊しても、歯や舌などの口腔器官の形成に顕著な異常は見られず、2つのエンハンサーを同時に破壊した場合に、はじめて臼歯が過剰に形成されるという異常な表現型が見られました。

続きはソースで

▽引用元:国立遺伝学研究所 2017/10/12
https://www.nig.ac.jp/nig/ja/2017/10/research-highlights_ja/20171012.html
https://www.nig.ac.jp/nig/images/research_highlights/RH20171012_j.jpg
images


引用元: 【遺伝子】歯の本数は、複数のエンハンサーによるShh遺伝子の発現調節によって決まる/国立遺伝学研究所

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1: 2015/06/29(月) 12:25:34.41 ID:???.net
外見の違い、原因突き止め 京大、ショウジョウバエで発見 : 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20150629000029

画像
http://www.kyoto-np.co.jp/picture/2015/06/20150629093357hae.jpg
キイロショウジョウバエ(上)とミズタマショウジョウバエの羽。斑点の有無には特定の塩基配列が関わっている=越川助教提供


 ショウジョウバエ科で羽に斑点のある種とない種の違いを生み出しているのは遺伝子の前後にある特定の塩基配列であることを、京都大白眉センターの越川滋行助教らの研究グループが突き止めた。生物の進化の過程を探る上でヒントになるとしている。

■ほぼ同じ遺伝子、塩基配列で活性化に差

 同じショウジョウバエの仲間でもミズタマショウジョウバエは羽に黒い斑点があるが、キイロショウジョウバエはない。遺伝子はほぼ同じで、違いが生じる理由は分かっていなかった。

 越川助教らは、羽の形成に関係する遺伝子とその前後の塩基配列をこの2種で比較した。

続きはソースで

ダウンロード (3)



引用元: 【分子生物学】ショウジョウバエ科の外見の違い、原因はエンハンサー 京大

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