1: 2015/03/04(水) 07:18:28.66 ID:???.net
掲載日:2015年3月3日
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150302/437624/
画像
マダガスカル中央東部アンカラトラ山塊の植物にしがみつくイロメガエルの仲間。(学名:Boophis Williamsi)。
今回、この場所を含む複数の地点でツボカビが発見された。(Photograph by Molly Bletz)
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150302/437624/ph_thumb.jpg
マダガスカルには信じられないほど多くの種のカエルが生息していて、そのうちの99%が世界中でこの島にしか生息していない。だが、2015年2月26日に発表された研究によると、この生物多様性に近年最大の脅威が迫っているという。
両生類に致死的な感染症を引き起こすツボカビだ。
ドイツのブラウンシュバイク工科大学の研究者モリー・ブレッツ氏の説明によると、両生類の全種の7%がマダガスカルにしか生息していない固有種だ。ツボカビは、世界で数百種の両生類を激減または絶滅させている。2010年には、パナマのある森でツボカビが発生したことで、30種もの両生類がまたたく間に絶滅したという研究結果が発表された。
|いつからいるのか
研究者はこれまで、マダガスカルにはツボカビはいないと考えていた。2014年の研究で、マダガスカルから米国に輸出されたペット用のカエルにツボカビが見つかったが、そのカエルが輸送の途中で汚染されたのか、マダガスカルで感染していたのかはわからなかった。
しかし、『Scientific Reports』誌に発表された今回の研究では、マダガスカルの複数の種がツボカビを持っていることがわかった。ブレッツ氏らは、2005年から2014年にかけて、4155匹の両生類の皮膚スワブ(綿棒で体表をぬぐって採取したサンプル)と組織サンプルについてツボカビの有無を調べた複数の研究データを吟味した。その結果、ツボカビは2010年から現われていたことが明らかになった。
画像
アンカラトラ山塊にほど近い場所にいたマダガスカルガエルの仲間。(学名:Mantidactylus pauliani)。
ここでもツボカビが確認された。 (Photograph by Franco Andreone)
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150302/437624/01.jpg
続きはソースで
<参照>
Widespread presence of the pathogenic fungus Batrachochytrium dendrobatidis in wild amphibian communities in Madagascar
: Scientific Reports : Nature Publishing Group
http://www.nature.com/srep/2015/150305/srep08633/full/srep08633.html
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150302/437624/
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マダガスカル中央東部アンカラトラ山塊の植物にしがみつくイロメガエルの仲間。(学名:Boophis Williamsi)。
今回、この場所を含む複数の地点でツボカビが発見された。(Photograph by Molly Bletz)
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150302/437624/ph_thumb.jpg
マダガスカルには信じられないほど多くの種のカエルが生息していて、そのうちの99%が世界中でこの島にしか生息していない。だが、2015年2月26日に発表された研究によると、この生物多様性に近年最大の脅威が迫っているという。
両生類に致死的な感染症を引き起こすツボカビだ。
ドイツのブラウンシュバイク工科大学の研究者モリー・ブレッツ氏の説明によると、両生類の全種の7%がマダガスカルにしか生息していない固有種だ。ツボカビは、世界で数百種の両生類を激減または絶滅させている。2010年には、パナマのある森でツボカビが発生したことで、30種もの両生類がまたたく間に絶滅したという研究結果が発表された。
|いつからいるのか
研究者はこれまで、マダガスカルにはツボカビはいないと考えていた。2014年の研究で、マダガスカルから米国に輸出されたペット用のカエルにツボカビが見つかったが、そのカエルが輸送の途中で汚染されたのか、マダガスカルで感染していたのかはわからなかった。
しかし、『Scientific Reports』誌に発表された今回の研究では、マダガスカルの複数の種がツボカビを持っていることがわかった。ブレッツ氏らは、2005年から2014年にかけて、4155匹の両生類の皮膚スワブ(綿棒で体表をぬぐって採取したサンプル)と組織サンプルについてツボカビの有無を調べた複数の研究データを吟味した。その結果、ツボカビは2010年から現われていたことが明らかになった。
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アンカラトラ山塊にほど近い場所にいたマダガスカルガエルの仲間。(学名:Mantidactylus pauliani)。
ここでもツボカビが確認された。 (Photograph by Franco Andreone)
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150302/437624/01.jpg
続きはソースで
<参照>
Widespread presence of the pathogenic fungus Batrachochytrium dendrobatidis in wild amphibian communities in Madagascar
: Scientific Reports : Nature Publishing Group
http://www.nature.com/srep/2015/150305/srep08633/full/srep08633.html
引用元: ・【感染症】「カエルの楽園」で致死的なカエルツボカビを発見 99%のカエルが固有種のマダガスカル島で初
「カエルの楽園」で致死的なカエルツボカビを発見 99%のカエルが固有種のマダガスカル島で初の続きを読む