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カブトガニ

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1: 2019/03/01(金) 21:54:16.87 ID:CAP_USER
■膨大な遺伝子解析による研究結果、書き換えられるか進化のストーリー


「生きた化石」として知られるカブトガニは、実はクモと同じ仲間であることが、新たな研究で示唆された。

 2019年2月14日付けで学術誌「Systematic Biology」に発表された論文によると、カブトガニはクモやサソリ、ダニなどと同じクモ綱(クモガタ綱とも)に属するという。この研究では、カブトガニ類とクモ綱の生物について膨大な遺伝子解析を行い、その結果をもとに最も妥当と思われる系統樹を作り上げた。

「系統樹を描くとき、これらのグループを分類するのは常にやっかいな問題でした」と研究リーダーを務めた米ウィスコンシン大学マディソン校のヘスース・バイェステロス氏は話す。「しかし、今回の分析で何よりも驚いたのは、どのようにデータを処理しても、一貫して同じ結果が得られたことです。つまりカブトガニは、系統樹において常にクモ綱の中に分類されたのです」

■これまで考えられてきた道筋

 カブトガニ類もクモ綱も、さらに上位の大きな分類である「鋏角(きょうかく)亜門」に属していることは、以前から分かっていた。しかし、厳密な意味でどれほど近い関係なのかは謎だった。

 カブトガニ類は、血液が青く、穴を掘る習性がある。最古の化石は4億5000万年前のものだ。ちょうどその頃、クモ綱の動物も出現し始める。

 これまでカブトガニの出現は、次のように考えられてきた。まず、クモ綱の動物とカブトガニは、ある種の水生鋏角類と思われる共通祖先から枝分かれした。片方の系統はすぐに陸に上がり、10万種にも多様化し、今日のクモ綱になった。

続きはソースで

https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/030100134/ph_thumb.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/030100134/
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引用元: 【生物】「生きた化石」カブトガニ なんとクモの仲間だった 膨大な遺伝子解析による研究結果[03/01]

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1: 2014/10/26(日) 17:38:17.68 ID:???.net
環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されているカブトガニの国内有数の生息地である大分県中津市の中津干潟を、県中津土木事務所がパワーショベルで掘削していたことが分かった。
台風18、19号で漂着したゴミを除去するためだったが、付近ではカブトガニが産卵したばかりで、卵や幼生への影響が避けられないとして、保護活動をしている地元団体は被害状況を調べる考えだ。

【掘削の現場撮影】カブトガニが生息する砂浜でゴミなどをすくいとっているショベルカー

保護に当たっている中津市のNPO法人「水辺に遊ぶ会」によると、掘削されたのは中津干潟の中でも生息密度の高い舞手川河口付近だった。定期的な干潟調査のため、会の足利由紀子理事長が今月18日昼ごろに現地を訪れたところ、パワーショベル2台で砂浜に打ち上げられた草やペットボトルなどを泥とともにすくって除去していた。
掘削範囲は30平方メートルほどで、深さ20~30センチとみられる。

中津土木事務所の菖蒲明久所長は「ノリ業者から種付けをするので、早く撤去してほしいとの要望があり、17日から作業を始めた。希少動物への配慮が足りなかった」
と釈明している。

中津干潟は日本最大級のカブトガニの生息地とされる。会が舞手川河口を今年夏に調査したところ、80メートル四方に250匹が確認されている。【大漉実知朗】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141026-00000012-mai-soci

引用元: 【生物】<カブトガニ>大分県、生息地をパワーショベルで掘削

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1: 白夜φ ★ 2013/10/20(日) 09:07:00.90 ID:???

化石で最古の神経系を確認、CTで立体画像
2013年10月17日 10:31 発信地:パリ/フランス

【10月17日 AFP】これまで見つかった中では最古の完全な中枢神経系を、5億2000万年前に生息していた奇妙な生物の化石で確認したと、米アリゾナ大学(University of Arizona)などの研究チームが16日、発表した。

体長わずか3センチのこの生物は、生物多様性が爆発的に増えたカンブリア紀に生息していた「大付属肢動物」と呼ばれるはさみを持った海洋生物の仲間。
化石は、中国雲南(Yunnan)省南西部にある地層で発掘されたもので、神経や眼球、脳、神経節が細部まで保存されているという。

神経系は、コンピューター断層撮影(CT)を使って3D画像化された。
これにより、他の現生動物や古代生物との比較が可能になるという。

またこの発見により、現代のクモやサソリなどの鋏角(きょうかく)類の祖先が、どの時代に甲殻類やヤスデなどの他の節足動物から枝分かれしたかが推測できるという。

研究を率いたアリゾナ大のニコラス・ストラスフェルド(Nicholas Strausfeld)教授(神経科学)は「大付属肢動物が、現代のカブトガニやサソリと非常に似た中枢神経系を持っていたことが分かった。
これはつまり、クモやその仲間の祖先が、カンブリア紀前期に甲殻類の祖先と同じ時代に生きていたことを意味している」と話している。

論文は英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載される。(c)AFP

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▽記事引用元 AFPBBNews 2013年10月17日 10:31配信記事
http://www.afpbb.com/articles/-/3001555

▽関連サイト
・University of Arizona
Extinct 'Mega Claw' Creature Had Spider-Like Brain
By Daniel Stolte , University Communications | October 16, 2013
http://uanews.org/story/extinct-mega-claw-creature-had-spider-like-brain
・Nature
Volume: 502, Pages: 364?367 Date published: (17 October 2013) DOI: doi:10.1038/nature12520
Received 10 June 2013 Accepted 01 August 2013 Published online 16 October 2013
http://www.nature.com/nature/journal/v502/n7471/abs/nature12520.html



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