理系にゅーす

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1: 2017/03/06(月) 21:54:14.73 ID:CAP_USER9
コロンビア大学の研究チームは2日(米国時間)、DNAを用いた高い信頼性と記録密度をあわせ持つストレージ技術についての論文を発表した。実際にDNAを用いた実験を行なって合計2.15MBほどのデータを正確に記録し、従来より記録密度を高めつつ、一切のエラーなく読み出すことができたというもの。

発表された手法は、DNAを用いた理論上の記録密度の86%にも及ぶ高効率を実現しつつ、塩基配列の操作中に生じうる欠失に対応した冗長性が特徴。DNAを構成する単位であるヌクレオチド(デオキシリボースに塩基が結合したもの)1つあたり、平均すると1.98bit記録可能であり、このままスケールを拡大すると、理論上の記録密度は1gあたり214PB(214,000TB)にも達する。また、DNAの超コンパクトで、非常に保存期間が長いという特性がストレージデバイスに好適だという。

発表論文の著者であるYaniv Erlich氏の研究チームは、バイナリファイルを加工してDNA塩基配列に変換するための新手法を考案。「DNA Fountain」と名付けられたこの手法は、まずバイナリファイルを4bitごとのセグメントに分割する。その上で、乱数発生器によりランダムに選び出されたセグメント同士の真理値を加え、それに乱数発生器の状態を記録した「seed」と呼ばれる領域を付加し、「droplet」と呼ばれる記録の基本単位を得るというものだ。

さらに、得られたdropletは{00,01,10,00}を{A,C,G,T}と2値情報を塩基に変換されるが、その過程でホ◯ポリマー(AAAAAA…のように同一配列が続くもの)の排除や、冗長性に関わるGC含量の確認が行なわれ、必要に応じて再生成することで信頼性が高められる。

続きはソースで

続き
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1047964.html
ダウンロード (4)


引用元: 【テクノロジー】 1gあたり214PB。高信頼性と高記録密度を達成した「DNAストレージ」技術 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/03/21(月) 21:27:20.99 ID:CAP_USER.net
膨らむ「宇宙ホテル」、試験機打ち上げへ (読売新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160321-00050033-yom-sci

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 【ワシントン=三井誠】米航空宇宙局(NASA)は、宇宙で風船のように膨らんで飛行士が暮らす空間を作り出す「膨張型居住棟」の試験機を4月8日、
国際宇宙ステーション(ISS)に打ち上げる。

 試験機を開発した米宇宙企業ビゲロー・エアロスペース社は将来的にホテルとしても活用できる民間宇宙ステーションを作る構想を持っており、その第一歩になる。

 試験機の外壁は、強度の高い合成繊維製。折りたたんだ状態で打ち上げられ、ISSに結合させて膨らませる。
膨らむと直径3・2メートル、長さ4メートルになり、体積は折りたたまれた状態の4倍の16立方メートルになる。
試験機では、温度変化が激しく強い放射線を浴びる宇宙空間での耐久性などをまず調べる。

 軽量でコンパクトな利点をいかし、NASAは将来の火星探査で活用することも検討している。

引用元: 【宇宙開発】膨らむ「宇宙ホテル」、試験機打ち上げへ 将来の火星探査で活用することも検討

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1: 2014/09/09(火) 23:34:38.38 ID:???.net
燃料電池のコスト削減を可能にする新技術が開発された。触媒として使われる白金の粒径と固体表面上に固定化(担持)する密度を減らす戦略で、燃料電池セルに用いる白金使用量をこれまでの10分の1に削減することに、九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所/工学研究院の中嶋直敏(なかしま なおとし)教授、藤ヶ谷剛彦(ふじがや つよひこ)准教授らが成功した。9月5日の英オンライン科学誌サイエンティフィックリポーツに発表した。

燃料電池はクリーンでエネルギー効率が高く、コンパクトなため、車や家庭用電源への導入が徐々に進んできた。
しかし、触媒に使われる白金の価格が高過ぎて、燃料電池セルのコストの4分の1近くを占めて、価格を引き上げている。
普及には、この白金の使用量を減らし、コストを削減することが、差し迫った課題になっている。

白金が触媒として機能する際は、白金粒子の表面のみが利用される。同じ白金の量でできる限り大きな面積を作り出せればよい。
この戦略で、研究グループはまず、白金を有効活用する方法として、白金粒子の直径(粒径)を減らそうと考え、この白金微粒子を担持する独自の技術を考案した。

導電性のカーボンナノチューブに、ポリベンズイミダゾール(PBI)と呼ばれる接着剤をあらかじめ塗っておくと、白金微粒子を担持できた。この技術を「ナノ積層技術」と呼んだ。この新技術を利用して、仕込む白金の原料の添加量を減らしたところ、白金微粒子は大きく成長できず、小さくとどめることができた。

白金の粒径を小さくすると、表面が不安定化して互いに凝集しやすくなり、性能低下につながる恐れがある。
しかし、このナノ積層技術で白金は、しっかり吸着して分布が均一なため、微粒子同士の距離が離れていて、白金表面が有効に利用できた。実際の燃料電池で試験したところ、3.7nm(nmは10億分の1メートル)の粒径の白金と比較して、粒径が2.2nmの白金を使うと、同じ電圧で約10倍もの電流密度が得られた。
このデータは「白金の使用量を10分の1に減らしても、同等の性能になる」ことを意味しているという。

続きはソースで

http://scienceportal.jp/news/newsflash_review/newsflash/2014/09/20140908_02.html

サイレポ
Enhancement of Platinum Mass Activity on the Surface of Polymer-wrapped Carbon Nanotube-Based Fuel Cell Electrocatalysts
http://www.nature.com/srep/2014/140905/srep06295/full/srep06295.html

引用元: 【応用化学】固体高分子形燃料電池の白金使用量を10分の1に削減にすることに成功、九州大

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