1: 2015/01/19(月) 19:52:45.06 ID:???0.net
2015年1月19日 08時45分

 岐阜大の仲沢和馬教授(実験物理学)と日本原子力研究開発機構(茨城県)などのグループは、恒星の最終形態である中性子星に含まれていると推定されている素粒子「グザイ」の性質を解明した。中性子星にグザイが存在することをほぼ確定する成果で、宇宙創生の秘密に迫る一歩として注目される。

 結果は、日本物理学会などがインターネットで発表する学術論文誌に近く掲載される。

 中性子星は、寿命が尽きた恒星が爆発した後に残る星。大きさは太陽の100万分の1程度だが、質量は約2倍と極めて密度が高い。このため、素粒子のうち陽子や中性子より重い「ラムダ」「シグマ」「グザイ」のいずれかが存在すると考えられた。

 仲沢教授は2001年、通常は陽子と中性子でできている原子核に、ラムダを結合した超原子核を作製。陽子、中性子とラムダが結び付くことが分かり、中性子星に存在する可能性が高まった。シグマは原子核と反発する関係と判明し、残るグザイの性質を解き明かすことが、中性子星を知る最後の鍵と位置付けられていた。グザイは、中性子星より低密度の地球では100億分の1秒で崩壊してしまうため、地球上に存在しないとみられる。このため、仲沢教授らは高エネルギー加速器研究機構(茨城県)で、K中間子という粒子の放射線をダイヤモンドに照射することで、人工的にグザイ粒子を生成。特殊な写真乾板に当てて顕微鏡で撮影した。約800万枚の画像を分析した結果、窒素の原子核にグザイが吸収された超原子核を発見した。

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引用元:中日新聞(CHUNICHI Web) http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015011990084541.html

引用元: 【宇宙】 岐阜大、グザイ粒子(Ξ)の性質を解明 中性子星の中に安定に存在する事がほぼ確定 宇宙創生の謎に一歩 [中日新聞]

岐阜大、グザイ粒子(Ξ)の性質を解明 中性子星の中に安定に存在する事がほぼ確定 宇宙創生の謎に一歩の続きを読む