1: 2015/11/10(火) 11:46:03.69 ID:NdeM96WD*.net
ハイテク日本は実はローテク? まだファックスやカセットテープが
マイケル・フィッツパトリック
東京、ビジネス記者
2015年11月6日
画像
http://ichef-1.bbci.co.uk/news/660/cpsprodpb/169D2/production/_86462629_gettyimages-491504300.jpg
※ロボットが大好きな日本のオフィスではまだファックスを使っている
日本はロボットやハイテク機器に夢中な国、製造業の技術革新で最先端を走る国として知られる。
だが一般のオフィスにおけるテクノロジーの現実は、このイメージから驚くほどかけ離れている。
人間が信号機の代わりをするし、有名企業が10年前のソフトウエアを使っていて当たり前。日本はそんな国だ。
街のあちこちにあるコンビニでは、事務用品コーナーにカセットテープまで並んでいる。その隣には懐かしいファックス機。例えばソニーのように先進的なハイテク企業でさえ、今もファックスを使っている。
「日本の企業は外国企業と比べ、最新式のIT(情報技術)を導入するのがだいたい5~10年遅れている。特にソフトウエア関連では遅れが目立つ」
――こう指摘するのは、東京とシカゴで事業を展開するソフトウエア会社「スターファイターズ」のトップ、パトリック・マッケンジー氏だ。
「進歩のペースは、進んでいるかどうか分からないほど遅い」とマッケンジー氏は言う。
http://ichef.bbci.co.uk/news/624/cpsprodpb/17008/production/_86461249_hi001346331.jpg
※日本は新幹線を作り出したが、いまだに人間が信号機の代わりをしている
これが世界初の非接触決済システムや新幹線、ソニーのウォークマンを開発した国なのだから、だれだって不思議に思うだろう。
日本では以前から「おサイフケータイ」による支払いが可能だが、実際に活用している人はほとんどいない。オフィスでのスカイプや、ドロップボックスのような最近はやりのクラウドストレージも同じだ。
それでも日本のインターネット・インフラは世界トップレベルなのだ。
手書きのファックス
東京に本社を置くITコンサルティング会社「インターアローズ」の男澤洋二社長は日本企業がデジタルに弱いのは、日本の中心にいるのが多国籍企業ではなく小規模企業だからだと語る。
「要するに、中小企業が日本ビジネス界の展望をいかに左右しているか、それを理解する必要がある」と、男澤氏は語る。
経済産業省によると、日本の企業420万社のうち、中小企業は数の上で99.7%を占める。世界第3位の経済大国を主導しているのは国外でも名の通った大企業ではなく、小さな事業所の集まりなのだ。
男澤氏によると、こうした中小企業はアンチ技術革新とは言い切れないまでも、総じて保守的だ。
「中小企業は通信手段として郵便やファックスを使う。時として手書きのファックスを送ってくることもある。つまりそういう会社では、マイクロソフト・ワードのようなワープロソフトさえ使っていないということだ」
官僚的な大企業
もっと大規模で近代的なグローバル企業も、やはりデジタル化の流れから取り残されているように見える。ただ、会社に尽くすことが当然とされる企業文化の中で、自分の会社のデジタル化が遅れていると実名で語ってくれる人はなかなか見つからない。
「最先端のハイテクというイメージを誇る企業が、1997年頃の代物のようなメールサービスを従業員に使わせる。そんな状況にもいずれは慣れてくるものだ」。日本の有名一流企業の社員が最近、匿名でこうツイートとしていた。
この人のツイッター・アカウントは「The Hopeful Monster」。BBCとのインタビューで匿名を条件に、オフィス技術をめぐる勤務先の理不尽なスタンスをさらに披露してくれた。
「メールと社内連絡にはテキストのみのサイボウズを使っていた。与えられたサーバー上のスペースはごくわずかで、すぐに一杯になるため、古いメールを削除したり転送したりする作業をほぼ毎月繰り返していた」
(続きや関連情報はリンク先でご覧ください)

引用元: http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-34742646
★1の立った日時:2015/11/10(火) 03:06:26.73
前スレ http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1447114067/
マイケル・フィッツパトリック
東京、ビジネス記者
2015年11月6日
画像
http://ichef-1.bbci.co.uk/news/660/cpsprodpb/169D2/production/_86462629_gettyimages-491504300.jpg
※ロボットが大好きな日本のオフィスではまだファックスを使っている
日本はロボットやハイテク機器に夢中な国、製造業の技術革新で最先端を走る国として知られる。
だが一般のオフィスにおけるテクノロジーの現実は、このイメージから驚くほどかけ離れている。
人間が信号機の代わりをするし、有名企業が10年前のソフトウエアを使っていて当たり前。日本はそんな国だ。
街のあちこちにあるコンビニでは、事務用品コーナーにカセットテープまで並んでいる。その隣には懐かしいファックス機。例えばソニーのように先進的なハイテク企業でさえ、今もファックスを使っている。
「日本の企業は外国企業と比べ、最新式のIT(情報技術)を導入するのがだいたい5~10年遅れている。特にソフトウエア関連では遅れが目立つ」
――こう指摘するのは、東京とシカゴで事業を展開するソフトウエア会社「スターファイターズ」のトップ、パトリック・マッケンジー氏だ。
「進歩のペースは、進んでいるかどうか分からないほど遅い」とマッケンジー氏は言う。
http://ichef.bbci.co.uk/news/624/cpsprodpb/17008/production/_86461249_hi001346331.jpg
※日本は新幹線を作り出したが、いまだに人間が信号機の代わりをしている
これが世界初の非接触決済システムや新幹線、ソニーのウォークマンを開発した国なのだから、だれだって不思議に思うだろう。
日本では以前から「おサイフケータイ」による支払いが可能だが、実際に活用している人はほとんどいない。オフィスでのスカイプや、ドロップボックスのような最近はやりのクラウドストレージも同じだ。
それでも日本のインターネット・インフラは世界トップレベルなのだ。
手書きのファックス
東京に本社を置くITコンサルティング会社「インターアローズ」の男澤洋二社長は日本企業がデジタルに弱いのは、日本の中心にいるのが多国籍企業ではなく小規模企業だからだと語る。
「要するに、中小企業が日本ビジネス界の展望をいかに左右しているか、それを理解する必要がある」と、男澤氏は語る。
経済産業省によると、日本の企業420万社のうち、中小企業は数の上で99.7%を占める。世界第3位の経済大国を主導しているのは国外でも名の通った大企業ではなく、小さな事業所の集まりなのだ。
男澤氏によると、こうした中小企業はアンチ技術革新とは言い切れないまでも、総じて保守的だ。
「中小企業は通信手段として郵便やファックスを使う。時として手書きのファックスを送ってくることもある。つまりそういう会社では、マイクロソフト・ワードのようなワープロソフトさえ使っていないということだ」
官僚的な大企業
もっと大規模で近代的なグローバル企業も、やはりデジタル化の流れから取り残されているように見える。ただ、会社に尽くすことが当然とされる企業文化の中で、自分の会社のデジタル化が遅れていると実名で語ってくれる人はなかなか見つからない。
「最先端のハイテクというイメージを誇る企業が、1997年頃の代物のようなメールサービスを従業員に使わせる。そんな状況にもいずれは慣れてくるものだ」。日本の有名一流企業の社員が最近、匿名でこうツイートとしていた。
この人のツイッター・アカウントは「The Hopeful Monster」。BBCとのインタビューで匿名を条件に、オフィス技術をめぐる勤務先の理不尽なスタンスをさらに披露してくれた。
「メールと社内連絡にはテキストのみのサイボウズを使っていた。与えられたサーバー上のスペースはごくわずかで、すぐに一杯になるため、古いメールを削除したり転送したりする作業をほぼ毎月繰り返していた」
(続きや関連情報はリンク先でご覧ください)

引用元: http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-34742646
★1の立った日時:2015/11/10(火) 03:06:26.73
前スレ http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1447114067/
引用元: ・【科学】 ハイテク日本は実はローテク? まだファックスやカセットテープが (BBC) ★4
ハイテク日本は実はローテク? まだファックスやカセットテープが (BBC)の続きを読む