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テンポ

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1: 2017/03/15(水) 02:19:31.19 ID:CAP_USER
東大、合奏のテンポがしばしば無意図的に速くなってしまう原因を解明
2017/3/9 19:00

発表日:2017年3月9日
合奏はなぜ速くなる?: 2人組でのリズム動作が シンクロのためのタイミング調節により高速化
 
1.発表者
岡野 真裕(東京大学大学院総合文化研究科・博士課程3年)
進矢 正宏(東京大学大学院総合文化研究科・助教)
工藤 和俊(東京大学大学院情報学環/総合文化研究科・准教授)

2.発表のポイント
◆合奏のテンポがしばしば無意図的に速くなってしまう(「走る」)原因は、演奏者の緊張や高揚よりも、タイミング調節メカニズムが一因であることを示しました。
◆2人組のタッピング課題を用いてこの現象を再現し、相手のタッピングに対して時間的に非対称なタイミング修正を行ったことによりテンポの高速化が起こることを明らかにしました。
◆この成果は、音楽パートナーの行動理解や合奏の練習を支援する環境の開発につながる可能性があると考えられます。

続きはソースで

▽引用元:日本経済新聞 速報?>?プレスリリース?>?記事
http://www.nikkei.com/article/DGXLRSP438992_Z00C17A3000000

▽関連
Scientific Reports 7, Article?number:?43987 (2017)
doi:10.1038/srep43987
Paired Synchronous Rhythmic Finger Tapping without an External Timing Cue Shows Greater Speed Increases Relative to Those for Solo Tapping
http://www.nature.com/articles/srep43987
images


引用元: 【行動科学】合奏はなぜ速くなる?2人組でのリズム動作が シンクロのためのタイミング調節により高速化/東京大©2ch.net

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1: 2015/07/07(火) 12:47:19.28 ID:???.net
京大、リズム音に対するヒトとチンパンジーの類似性を明らかに―自分に近いリズムに引き込まれる | サイエンス - 財経新聞
http://www.zaikei.co.jp/article/20150706/257341.html
ヒトもチンパンジーも自分のリズムに近いリズム音を聞くと自発的に引き込まれる — 京都大学
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2015/150702_2.html
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2015/documents/150702_2/01.pdf

画像
http://www.zaikei.co.jp/files/general/2015070616422420big.jpg
今回の研究で実施した実験の様子。京都大学霊長類研究所のチンパンジー・アイ、アユム、パルを対象に実験を行った。光ナビゲーション機能のついた電子キーボードを用いて、1オクターブはなれた2つのキーを30回タッピングするように訓練した。(京都大学の発表資料より)
http://www.zaikei.co.jp/files/general/2015070616460480big.jpg
自発的なタッピングの間隔とリズム音に対する反応(京都大学の発表資料より)


 京都大学の服部裕子特定助教らの研究グループは、ヒトとチンパンジーは音のリズム音に対して類似した傾向を示すことを明らかにした。

 音楽に合わせて歌ったり踊ったりする行為は、ヒトがグループ内での繋がりや協力を高めるために進化させたユニークなコミュニケーション方法だと考えられている。しかし、どういった進化的起源を経てこの能力を獲得したのかは解明されていない。

 今回の研究では、光ナビゲーション機能のついた電子キーボードを用いて、1オクターブはなれた2つのキーを30回タッピングするよう、ヒトとチンパンジーに訓練した。その結果、ヒトもチンパンジーも、1つのキーから次のキーを叩くまでに、およそ400ms〜600msかかることが分かった。ただし、チンパンジーのタッピングはテンポの変動が大きい一方で、ヒトは安定したテンポでタッピングを行うことが明らかになった。

 こうした訓練の後、タッピングの最中に、様々なテンポの音刺激を呈示し、どのテンポの音に対して、タッピングのタイミングを合わせるのかを調べた。その結果、自分のタッピングの速さに近いテンポのリズム音を聞いた時に、ヒトもチンパンジーも自発的に音のリズムに合わせてタッピングする傾向があることが分かった。

続きはソースで

0
 なお、この内容は「PLOS ONE」に掲載された。論文タイトルは、「Distractor Effect of Auditory Rhythms on Self-Paced Tapping in Chimpanzees and Humans」。

引用元: 【霊長類学】ヒトもチンパンジーも自分のリズムに近いリズム音を聞くと自発的に引き込まれる 京都大学

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1: 2014/07/16(水) 07:35:33.89 ID:???.net

ベースがリズムを生み出す楽器である科学的根拠

リズムを低い音にゆだねることは、聴く人が音楽のテンポに乗る助けとなる。私たちの聴覚器官の生理機能と結びついた現象だ。

TEXT BY SIMONE VALESINI, TRANSLATION BY TAKESHI OTOSHI
WIRED NEWS (ITALIA)

レゲエ、ハウス・ミュージック、ハードロック、ジャズ…。音楽ジャンルはさまざまあるが、それらに共通して存在感を発揮する楽器がある。ベースだ。ベースは、音楽の至るところに存在し、疲れを知ることなく楽曲のテンポをキープする役割を担う。

実際、低音がリズムに対して果たす機能は、音楽においては当たり前になっている。
管弦楽曲にも、ピアノソナタにも、原始社会の音楽にも存在する。

これは偶然だろうか? そんなことはない。マクマスター音楽・精神研究所の研究者チームによると、低音がリズムをつくりだすことで聴く人はよりうまく音楽のリズムに乗れるが、これは、わたしたちの聴覚器官の生理に起因する現象なのだという。

「Proceedings of the National Academy of Sciences」で発表された研究において、研究者たちは、脳波計(脳電図を測定する装置)を用いて、特別な聴覚的刺激にさらされたときの被験者のグループの脳活動の記録を行った。

わたしたちの脳は、テンポのずれた音のような予期しない音を知覚するとき、「ミスマッチ陰性電位」(mismatch negativity: MMN)と定義されている特徴的な反応を生み出す。

続きはソースで

マクマスター大学院生のKate Einarsonがマクマスター音楽精神研究所で電極ネットの実験をしているところ。彼女らは我々が強いバスリズムがある音楽を好む理由を研究している。
http://dailynews.mcmaster.ca/wp-content/uploads/2014/06/Bass.jpg

ソース:wired.jp(2014.7.15 TUE)
ベースがリズムを生み出す楽器である科学的根拠
http://wired.jp/2014/07/15/bass-makes-rhythm/

原論文:PNAS
Michael J. Hove, Celine Marie, Ian C. Bruce and Laurel J. Trainor.
Superior time perception for lower musical pitch explains why bass-ranged
instruments lay down musical rhythms.
http://www.pnas.org/content/111/28/10383

プレスリリース:McMaster University
The low end theory: Mac researchers study our love for deep bass
http://dailynews.mcmaster.ca/article/the-low-end-theory-mac-researchers-study-our-love-for-deep-bass/


引用元: 【神経科学】ベースがリズムを生み出す楽器である科学的根拠


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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/02/25(火) 22:26:05.13 ID:???

 ネコをはじめ、踊る動物の動画をネット上で目にすることは多い。
こういった動物は、本当に耳にした音楽に合わせてリズムをとっているのだろうか? それとも、誰かの命令に従って体を動かしているにすぎないのだろうか?

 これまでに存在したあらゆる人類文化が何らかの音楽を生み出している。
そう話すのは、アメリカ科学振興協会(AAAS)の会合で発表を行った、マサチューセッツ州メドフォードにあるタフツ大学の認知神経科学者アニルド・パテル(Aniruddh Patel)氏。

 しかし、音楽に対する人間の強い好みがどの程度根深いものであるのかはまだわかっていない。単に音をまねる能力の延長であるとする説もあれば、チャールズ・ダーウィンが唱えたように、あらゆる動物の神経系は配線が似ており、その結果としてリズム感も共通であるとの見方もある。

 パテル氏は2009年、スノーボールと名付けられたキバタン(大型のオウム)がバックストリート・ボーイズの曲「Everybody」に合わせて踊る様子を撮影したビデオへのリンクを受け取った。

 同氏はスノーボールの飼い主に連絡し、このキバタンに実験を行う許可を得た。実験は、スノーボールがカメラに写っていない場所にいる人間をまねていただけなのか、本当にリズムをとっていたのかを調べるものだ。

 その結果、スノーボールはパテル氏が音楽を速めたり遅めたりするのに合わせて踊りを調節できることがわかった。
この柔軟性こそ、ヒトのようにメロディーを追う能力の有無を知る鍵だとパテル氏は説明する。

 以来、柔軟性の程度こそ小さいが、ボノボやチンパンジーも同様の能力を持つことが明らかとなっている。
カリフォルニア大学サンタクルーズ校(UCSC)で飼育されているアシカは、アース・ウインド・アンド・ファイアーの「Boogid Wonderland」に合わせて上手に頭を振る。

 ヒトと動物におけるリズムや音楽の認知について、パテル氏に話を聞いた。

◆動物がリズムをとる能力はいつから研究されているのですか?

 生物学の世界では、特定の生物における同調行動に長い間関心が向けられてきました。

 しかし、音楽のリズムに対する動物の感受性や、ヒトのように聴覚的なリズムに極めて柔軟に同調できる能力、つまり音楽のリズムを抽出して体の動きを遅めたり速めたりできる能力について研究されるようになったのは、最近になってからです。

 こういった能力を持つヒト以外の生物に関する最初の論文は、私が2009年に発表したスノーボールに関するものでした。

◆同様の能力を持つ動物はほかにいますか?

 聴覚的なリズムに対する感受性やリズムに同調して動く能力があるだけでなく、それをヒトのように異なる広範囲のテンポでできるということになると、今のところはオウムとアシカのみです。
アシカについては(UCSCの)ピーター・クック(Peter Cook)氏が明らかにしています。

 一部のゾウができることを示す映像もありますが、確実とは言えません。

>>2に続く

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National Geographic News
February 24, 2014
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140224001



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