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バンアレン帯

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1: 2019/02/11(月) 18:57:35.68 ID:CAP_USER
オーロラが急に明るくなって激しく活動する「オーロラ爆発」では、光の帯のかなり下側まで大量の電子が流れ込んでいることが、国立極地研究所の観測で分かった。宇宙から高度65キロ付近まで入ってきていると推定されるという。

 宇宙へ 終わらない旅
 昭和基地で2017年6月30日夜、オーロラが激しく活発する現象が5分ほど観測された。この時、オーロラが光っている高度約100キロよりかなり下の65キロ付近まで大量の電子が流れている様子がレーダーに映った。電流の量は1平方メートル当たり0・3ミリワットで、南極の上空全体では30万キロワットほどになるという。

続きはソースで

 論文は下記(https://earth-planets-space.springeropen.com/articles/10.1186/s40623-019-0989-7)で読める。

https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190208005537_commL.jpg

朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM286X9FM28UEHF016.html
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引用元: オーロラ爆発の下、大量の電子 専門家「通り道がある」[02/11]

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1: 白夜φ ★ 2013/10/02(水) 23:48:53.86 ID:???

ベテラン衛星「あけぼの」が、太陽活動とバンアレン帯の関連を解明

【2013年9月27日 名古屋大学太陽地球環境研究所】
打ち上げから24年という現役最長寿の衛星「あけぼの」が、地球近辺の高放射線領域「バンアレン帯」における電子増加の条件を明らかにした。
宇宙天気予報の新たな手がかりとなる成果だ。
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約400kmの高度を飛ぶ国際宇宙ステーション(ISS)の軌道から、高度約3.6万kmの衛星「ひまわり」などの静止衛星軌道までの間には、宇宙放射線(エネルギーの高い電子)が大量に存在する領域「バンアレン帯」(放射線帯)がある。

このバンアレン帯における電子の数が増えすぎると、気象衛星や放送衛星の障害が起こりやすくなる。
過去には米国の通信衛星が障害を起こして数か月間復旧しなかった例などもあり、この領域の電子がいつどのくらい増えるのかを予測することは、人類が宇宙を安全に利用するために重要な課題だ。

太陽からのプラズマの嵐(太陽嵐)によりバンアレン帯の電子が10倍から100倍以上に増えることはわかっているが、太陽嵐が起これば必ず増加するというわけではなく、どのようなメカニズムによって電子の数の変化が決まっているのかは不明だった。

名古屋大学太陽地球環境研究所の三好由純(みよしよしずみ)准教授らの研究グループは、磁気圏観測衛星「あけぼの」などの長期観測データを用いて、地球にやってくる太陽風(太陽から噴きだすプラズマの風)がバンアレン帯に及ぼす影響について統計的に解析した。

その結果、スピードの速い太陽風の中に南向きの磁場が含まれていると、数日間にわたって「コーラス」と呼ばれる宇宙の電波が強く発生しやすい状況になり、80%以上の確率で電子の数が増えることが示された。
このような状態のときには、オーロラの活動も数日間にわたって活発になる。

24年間にわたって観測を続ける「あけぼの」の長期観測により初めて可能となった今回の成果は、今後宇宙天気予報の精度向上に貢献することが期待されている。
2015年度には、さらに詳細なメカニズムの解明を目的とした衛星「ジオスペース」がイプシロンロケット2号機により打ち上げられ、「あけぼの」のデータに基づいた観測計画が進められる予定だ。

▽記事引用元 AstroArts 2013年9月27日
http://www.astroarts.co.jp/news/2013/09/27akebono/index-j.shtml

バンアレン帯の中で観測する「あけぼの」
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http://www.astroarts.jp/news/2013/09/27akebono/akebono.jpg
バンアレン帯の電子の数が増える条件
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http://www.astroarts.jp/news/2013/09/27akebono/condition.jpg
▽関連リンク
?名古屋大学太陽地球環境研究所
宇宙天気予報に新しい手がかり -長寿命衛星「あけぼの」によって、放射線帯の高エネルギー電子を増やす太陽風の条件を解明-
http://www.stelab.nagoya-u.ac.jp/jpn/topics/2013/09/post-20130921.php



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