1: 2017/09/11(月) 03:46:29.15 ID:CAP_USER
http://www.asahi.com/articles/ASK9B543LK9BUEHF002.html
初音ミク「次の10年へ」 歌い続ける電子の歌
丹治吉順2017年9月10日23時27分
日本のネット文化の象徴であり、世界的にも人気の高いバーチャルシンガー初音ミクをめぐるさまざまな創作を展示・実演するイベント「マジカルミライ 2017」が1~3日、千葉・幕張メッセで開かれ、過去最高の3万人超が訪れた。8月31日は初音ミクの誕生10周年、マジカルミライも5回目ということもあり、ライブでは過去の人気曲も多数演奏された。会場では今後の技術開発の方向なども披露され、「次の10年」に向けての展望や課題も垣間見えた。
初音ミクは、ヤマハの音声合成技術「ボーカロイド」を基にしたパソコンソフト。言葉とメロディーを入力すると、歌わせることができる。産業技術総合研究所首席研究員の後藤真孝さんによれば、主な発表の舞台である動画サイト「ニコニコ動画」には現在、ボーカロイドのオリジナル作品が14万曲以上あり、動画などの派生作品は63万に上る。この爆発的な創作を支えたのが初音ミクだ。
その10年間の軌跡は、後藤さんらが開発した「Songrium 超歴史プレーヤ 初音ミク10周年記念版」(http://bubble.songrium.jp/magicalmirai2017別ウインドウで開きます)で一望できる。楽曲が日を追って次々と投稿され、支持を集めていくさまを自動解析し、ダイナミックな動きを伴うデザインで表現した。ボーカロイドファンは必見のサイトだ。
後藤さんの専門は音楽情報処理。ボーカロイドの膨大な楽曲と、そこから派生した二次創作動画の関係を星座早見を見るように一覧できる「Songrium」(http://songrium.jp/別ウインドウで開きます)や、楽曲のコード進行やサビなどを自動解析して一目でわかるようにした「Songle」(http://songle.jp/別ウインドウで開きます)など、ボーカロイド作品を中心としたネット上の音楽の研究で大きな成果を上げている。「ファンを含めた多くの人々のパワーが、学術的研究にも波及しました」と後藤さんは語る。
初音ミクの今後の技術開発方針も明らかにされた。
初期の初音ミクは舌っ足らずで発音が不明瞭な面があった。そこに独特の魅力を感じる人がいた半面、機械的すぎると敬遠する人も少なくなかった。初音ミクの制作元クリプトン・フューチャー・メディアで、当初から開発に携わってきた佐々木渉さんは「より歌のうまいミクを開発している。人間の歌よりも聞き取りやすいレベルに挑戦したい」と語った。
機械音声には困難とされるラップに関する実験や、語りに感情を込める試みも進んでいる。このマジカルミライで開かれたライブの最終公演で、ステージ上の初音ミクが10年間の感謝を涙声でリアルに語ったのは、その成果の一つだ。「先端を行くボカロP(ボーカロイドで作品づくりをする人)の協力を得ながら、初音ミクの限界を突破していきたい」と佐々木さんはいう。
続きはソースで

初音ミク「次の10年へ」 歌い続ける電子の歌
丹治吉順2017年9月10日23時27分
日本のネット文化の象徴であり、世界的にも人気の高いバーチャルシンガー初音ミクをめぐるさまざまな創作を展示・実演するイベント「マジカルミライ 2017」が1~3日、千葉・幕張メッセで開かれ、過去最高の3万人超が訪れた。8月31日は初音ミクの誕生10周年、マジカルミライも5回目ということもあり、ライブでは過去の人気曲も多数演奏された。会場では今後の技術開発の方向なども披露され、「次の10年」に向けての展望や課題も垣間見えた。
初音ミクは、ヤマハの音声合成技術「ボーカロイド」を基にしたパソコンソフト。言葉とメロディーを入力すると、歌わせることができる。産業技術総合研究所首席研究員の後藤真孝さんによれば、主な発表の舞台である動画サイト「ニコニコ動画」には現在、ボーカロイドのオリジナル作品が14万曲以上あり、動画などの派生作品は63万に上る。この爆発的な創作を支えたのが初音ミクだ。
その10年間の軌跡は、後藤さんらが開発した「Songrium 超歴史プレーヤ 初音ミク10周年記念版」(http://bubble.songrium.jp/magicalmirai2017別ウインドウで開きます)で一望できる。楽曲が日を追って次々と投稿され、支持を集めていくさまを自動解析し、ダイナミックな動きを伴うデザインで表現した。ボーカロイドファンは必見のサイトだ。
後藤さんの専門は音楽情報処理。ボーカロイドの膨大な楽曲と、そこから派生した二次創作動画の関係を星座早見を見るように一覧できる「Songrium」(http://songrium.jp/別ウインドウで開きます)や、楽曲のコード進行やサビなどを自動解析して一目でわかるようにした「Songle」(http://songle.jp/別ウインドウで開きます)など、ボーカロイド作品を中心としたネット上の音楽の研究で大きな成果を上げている。「ファンを含めた多くの人々のパワーが、学術的研究にも波及しました」と後藤さんは語る。
初音ミクの今後の技術開発方針も明らかにされた。
初期の初音ミクは舌っ足らずで発音が不明瞭な面があった。そこに独特の魅力を感じる人がいた半面、機械的すぎると敬遠する人も少なくなかった。初音ミクの制作元クリプトン・フューチャー・メディアで、当初から開発に携わってきた佐々木渉さんは「より歌のうまいミクを開発している。人間の歌よりも聞き取りやすいレベルに挑戦したい」と語った。
機械音声には困難とされるラップに関する実験や、語りに感情を込める試みも進んでいる。このマジカルミライで開かれたライブの最終公演で、ステージ上の初音ミクが10年間の感謝を涙声でリアルに語ったのは、その成果の一つだ。「先端を行くボカロP(ボーカロイドで作品づくりをする人)の協力を得ながら、初音ミクの限界を突破していきたい」と佐々木さんはいう。
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引用元: ・【音声合成】初音ミク「次の10年へ」 歌い続ける電子の歌 [無断転載禁止]©2ch.net
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