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ヘモグロビン

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1: 2015/10/20(火) 21:37:09.18 ID:???.net
中央大、イヌ用人工血液を開発 - 動物医療の輸血確保問題に光 | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/news/2015/10/20/391/
理工学部教授 小松 晃之:イヌ用人工血液に関する研究成果をプレスリリース | 中央大学
http://www.chuo-u.ac.jp/research/institutes/science/news/2015/10/36457/
http://www.chuo-u.ac.jp/common_d/uploads/2015/10/e3db05714f62477c089fb303decc4aeb.pdf?1445299495799

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http://n.mynv.jp/news/2015/10/20/391/images/001l.jpg
ウシ赤血球から精製したヘモグロビンを遺伝子組換えイヌ血清アルブミンで包み込んだ構造のヘモアクト-C。


中央大学は10月19日、イヌ用人工血液の開発に成功したと発表した。

同成果は同大学理工学部の小松晃之 教授の研究グループによるもので、第22回日本血液代替物学会年次大会で発表される予定。

日本では動物用血液バンクが認められておらず、動物用血液の備蓄システムが存在しない。輸血が必要な重症動物を治療する際は、獣医自身が自分で輸血液を入手しなければならずドナーの確保が課題となっている。そのため長期保存が可能で、血液型やウイルス感染のリスクがなく、必要時にいつでもどこでも使用できる動物用人工血液の開発が望まれていた。

これまで小松教授らは、ヒト用人工血液の開発において、血液の重要な役割である酸素輸送機能を代替できる赤血球代替物として、ヘモグロビンにヒト血清アルブミンを結合させたコアーシェル型のクラスターを合成し、それがヒト用人工酸素運搬体として機能することを明らかにしている。このクラスターをイヌ用人工酸素運搬体として応用する場合、異種アルブミンからなる製剤をイヌに投与すると抗体が産生され、再投与の際に重篤な副作用を起こす危険性があることから、ヒト血清アルブミンをイヌ血清アルブミンに置き換えなければならない。しかし、イヌ血清アルブミンはイヌの血液から精製しなければならないため、製造に十分な量を確保することができず、遺伝子工学的にイヌ血清アルブミンを産生する必要があった。

続きはソースで

ダウンロード

引用元: 【獣医学】イヌ用人工血液を開発 動物医療の輸血確保問題に光 中央大

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1: 2015/08/07(金) 17:28:11.87 ID:???.net
引用元:リセマム 2015年8月5日(水) 16時45分
http://resemom.jp/article/2015/08/05/26169.html

no title


 中央大学は8月3日、災害などで大量に輸血が必要になった時に使える人工血液の研究成果について、ホームページ上に掲載。
従来型物質の抱えていた問題のない、新しい人工酸素運搬体製剤の開発に成功したという。

 人工血液を開発したのは、中央大学理工学部の研究グループ。
輸血液の代わりに生体へ投与できる人工酸素運搬体(血液代替物)の実現は、次世代医療の最重要課題のひとつ。
これまで、さまざまな物質が合成されてきたが、血圧上昇といった副作用や有用性に問題があり、実用化には至っていない。
また、赤血球の保存期限は3週間と短く、大震災などの大規模災害時に必要量の血液を確保できない可能性があるという。
少子高齢化による献血者の減少も懸念されている。

 研究グループは、ヘモグロビンの分子表面に3個の血清タンパク質であるアルブミンを結合させた新しい人工酸素運搬体クラスターを開発。
この物質は生理条件下で安定に酸素を旧脱着することができるという。

続きはソースで

 この研究成果は、英国ネイチャー・パブリッシング・グループのオンライン総合科学雑誌「ScientificReports (サイエンティフィック・リポーツ)誌」に、7月29日付で掲載された。

《黄金崎綾乃》

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中央大学
http://img.resemom.jp/imgs/zoom/109461.jpg
ヘモアクトの構造
http://img.resemom.jp/imgs/zoom/109462.jpg
ヘモアクト投与後のラットの血圧変化
http://img.resemom.jp/imgs/zoom/109463.jpg

プレスリリース
http://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/communication/press/2015/08/34250/
Safety Evaluation of Hemoglobin-Albumin Cluster “HemoAct” as a Red Blood Cell Substitute
http://www.nature.com/srep/2015/150729/srep12778/full/srep12778.html

引用元: 【医療技術】中央大学、安全性の高い人工血液を開発…救急医療に期待

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1: 2015/06/11(木) 15:13:17.80 ID:???*.net
時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150611-00000088-jij-sctch

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 過去1~2カ月間の血糖値の平均を反映するHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の値が高いと、心筋梗塞や脳卒中の危険性が強まると、国立がん研究センターと東京女子医大などのチームが11日、発表した。論文が米医学誌に掲載された。

 HbA1cの値などが高いと、糖尿病と診断される。糖尿病が心筋梗塞、脳卒中の危険性を上げることは知られているが、今回はHbA1cとの関係を大規模調査で確認した。
 研究チームは、全国の男女2万9059人を1998~2009年に追跡調査した。

 調査によると、HbA1cがほぼ正常の5~5.4%だった人と比べ、5.5~6.4%の人は心筋梗塞や脳卒中になる確率が同程度だったのに対し、6.5%以上では1.77倍に高まった。糖尿病と診断されている人は1.81倍だった。 

 研究チームの後藤温東京女子医大助教は「HbA1cが高いと動脈硬化が進み、心筋梗塞などの危険を高めると考えられる」と話している。

 一方、HbA1cが5%未満の人も、脳卒中などの確率が1.5倍と高くなっていた。
肝臓障害や栄養不良でHbA1cが低くなり、危険を高めている可能性もあるという。

引用元: 【研究】HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は高すぎても低すぎても脳卒中などのリスクが高まる-東京女子医大など

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1: 2015/03/18(水) 01:05:06.54 ID:???.net
掲載日:2015年3月17日
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150316/439302/

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南極海に生息するマダコ科の一種(Pareledone charcoti)。タコの血液には銅を含むヘモシアニンという酸素運搬タンパク質が存在しているため、青色を帯びている。(Photograph by Tomas Lundalv)
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150316/439302/ph_thumb.jpg

 一説には白い肌に静脈が青く浮き出ている様子にちなみ、高貴な生まれの人を「青い血(blue blood)」と表現することがあるが、タコの血管を流れる血液は赤ではなく本当に青い。

 タコの血液が青いのは、銅を含むヘモシアニンというタンパク質が酸素を運搬しているからだ。ヘモシアニンは本来透明だが、エラから取り入れた酸素と結びつくと青色になる。一方、ヒトの血液が赤いのは、肺から取り入れた酸素を全身に運搬するヘモグロビンというタンパク質が鉄を含んでいるからだ。

 ヘモグロビンもヘモシアニンも、酸素を必要とする組織のところで運んできた酸素を切り離すことで、全身に酸素を行き渡らせている。

 しかし、南極海に棲むマダコ科の一種(学名:Pareledone charcoti)にとっては、そう簡単な話ではない。水温が氷点下になる南極海では、ヘモシアニンと酸素の結合が強すぎて、切り離すのが困難だ。ふつうに考えれば、体に酸素が行き渡らず、タコは死んでしまうはずなのだ。

 3月11日に「Frontiers in Zoology」誌に発表された最新の研究によると、南極海のタコはヘモシアニンを過剰に作り出すことで、この問題を解決していることが明らかになった。

 アルフレッド・ウェゲナー極地海洋研究所(ドイツ)の生態生理学者マイケル・オラーマンが率いる研究チームは、南極海に生息するこのタコを、暖かい海に暮らすやはりマダコ科の2種(学名:Octopus pallidusとEledone moschata)と比較した。

 その結果、南極海のタコの血液中ヘモシアニン濃度は、他の2種のタコに比べて平均40%も高いことが明らかになった。
「予想外の発見でした」と彼は言う。


|完全に透明な血を持つ魚

 さらに、赤でも青でもない血液をもつ動物もいる。

 ジャノメコオリウオ(Chionodraco rastrospinosus)は、南極のタコと同じく冷たい海に生息しているが、その血液の色は青ではなく完全に透明だ。

 この魚の血液に色がついていないのは、ヘモグロビンもヘモシアニンもないからだ。

「低温の水は、温かい水よりはるかに多くの酸素をたくわえることができます。ジャノメコオリウオが生息する深さの海水には十分な量の酸素が溶け込んでいるので、酸素運搬タンパク質を利用する必要がないのです」と言う。

 ジャノメコオリウオが変わっているのはこれだけではない。ほかの多くの魚と違い、ウロコがまったくないのだ。

 科学者は、ウロコがないことで皮膚から直接酸素を取り入れることが可能になり、異常に大きい心臓が血漿中の酸素を全身に行き渡らせているのではないかと考えている。

続く 

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引用元: 【生物】南極のタコの血は青くて濃い、予想を裏切る新発見 赤、青、緑、透明…生きものの血の色はなぜ異なるのか

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1: 2015/01/30(金) 21:30:18.46 ID:???.net
掲載日:2015年1月30日

南極の氷床下に生息しているのが見つかった半透明の魚。脳と背骨が透けて見える。海を覆う氷の融解に伴い、落ちてくる岩石を避けながら生きることを余儀なくされている。(Photograph by Deep-SCINI UNL-Andrill SMO)

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http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150129/433632/ph_thumb.jpg

 太陽光から遠く隔てられた厚さ700メートルを超える氷の下には、巧みに生き抜く生物がいた。

 厚さ約740メートルにもなる南極大陸のロス棚氷。科学者たちはこの氷を掘削し、氷の下の水中から微生物や甲殻類を発見してきたが、このほど数種の珍しい魚が新たに確認された。

 ほんの10年前まで、南極大陸の巨大な氷床の下で生存できる生物などいないと思われていた。氷床下には深さ約10メートルの海水があるが、水温は氷点下という過酷な条件だ。

 生息場所が暗いためか、発見された数種の魚はどれも大きな目をしている。色はオレンジ色、黒などだが、見つかった中で最大の魚は皮膚が半透明で、内臓が外から透けて見える。

「生物学上の成果として、地球上で5番目に大きな大陸とつながる氷の下にすむ生物を初めて垣間見ることができました。
良質な氷の塊以上の物ではないと従来考えられていた大陸で、です」と語るのは、研究チームの一員でモンタナ州立大学の生態学教授ジョン・プリスク氏だ。

 今回の新発見がもたらされたのは、40人以上の科学者が連携する学際的プロジェクト「ウィランズ氷河底湖調査プログラム」(WISSARD)のおかげである。

|なぜ半透明に?

 研究チームは、熱水ドリルを使って厚さ740メートルの氷を掘削。次いで、遠隔操作が可能な潜水装置を穴に入れて水中へと下ろした。潜水したロボットが棚氷の下で生物の写真や動画を撮り、氷上へ送信した。 新たに見つかった透明な魚が新種なのかどうかはまだ明らかではないが、ノトテニア亜目に属する可能性が高いとみられる。

 スズキ目に属するノトテニア亜目は、南極海の動物の大半を占める。ドイツにあるヨハン・ハインリヒ・フォン・チューネン研究所の生物学者ラインホルト・ハネル氏によれば、南極海の動物の総重量(バイオマス)の91%、種の77%に相当するという。

 地熱に加え、海を覆う棚氷の圧力と動きがあるため、これらの魚が生息する水中は摂氏マイナス2℃に保たれている。
つまり魚たちは、生存のためにいくつもの手段でこの水温に適応する必要があったのだ。

 WISSARDプロジェクトには関わってないハネル氏は、「この魚たちがうまく進化を遂げられたのは、不凍糖タンパク質などの主要な適応手段と関係があります。これにより、氷点下の水中でも体液の凍結が防げるのです」と説明する。

 内臓が透けて見えることについては、ハネル氏は「おそらく、血液を赤くするタンパク質のヘモグロビンが進化の過程で失われた結果、体が半透明になったのでしょう」とみている。

続く 

引用元: 【生物】南極の厚さ700mの氷の下にすむ半透明の魚を発見

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