理系にゅーす

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マグロ

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1: 2018/11/01(木) 13:36:21.32 ID:CAP_USER
 近畿大学水産研究所(白浜町)が、世界で初めてクロマグロの完全養殖に成功して16年。「近大マグロ」として出荷され、商品化も進んでいる。しかし、完全養殖にはいまだ様々な課題があるという。

 同研究所は20日、「クロマグロ養殖研究の最前線」と題した公開講座を大島実験場がある串本町で開いた。町民ら約120人が参加。沢田好史・大島実験場長が「漁獲漁業と違って持続可能であり、養殖体験観光などで地元貢献もできる。資源管理の専門知識をもったグローバルに活躍できる人材の育成にもつながる」と完全養殖に取り組む意義を語った。

 陸上水槽で卵から稚魚まで育てる過程での課題について、倉田道雄・場長補佐(種苗生産学)が解説した。

 この過程での生き残り率は10%以下と、マダイの60%と比べて極めて低い。倉田さんは孵化(ふか)直後の赤ちゃんの死因として、水槽の表面張力に引っ張られて動けなくなる「浮上死」と、夜間に泳ぎを止めて沈み、底面と接触して傷つく「沈降死」の二つを指摘。

続きはソースで

https://amd.c.yimg.jp/im_sigg5U17Ms3EcDeqRpCHe609kQ---x400-y244-q90-exp3h-pril/amd/20181031-00000028-asahi-000-3-view.jpg

朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASLBM6G6GLBMPXLB00L.html
ダウンロード (1)


引用元: 【水産技術】近大マグロ養殖の課題 浮上死や沈降死、稚魚生存率1割[10/31]

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1: 2016/02/01(月) 18:00:35.52 ID:CAP_USER.net
農作物から大トロは作れるか 肉食マグロの「ベジタリアン化」に挑む (THE PAGE) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160201-00000006-wordleaf-sctch&p=1

ダウンロード


 肉食魚であるマグロに魚を食べさせるのではなく、植物を食べさせて養殖しようという「ベジタリアンマグロ」の研究が進んでいる。
研究開発に取り組んでいるのが東京海洋大学の佐藤秀一教授だ。一体なぜ、マグロをベジタリアン化する必要があるのだろうか。佐藤教授の研究室を訪問し、話を聞いた。


生態系にやさしいベジタリアンマグロ

 「マグロをベジタリアンにする理由は、その方が生態系にやさしいからです」と説明する佐藤教授。
専門は魚類栄養学で、「環境にやさしい」養殖魚のエサの研究を進めるうちに、ベジタリアンマグロの研究に発展したという。
「マグロをベジタリアンにする」というのは、養殖する時のエサに植物を使った配合飼料を用いるということを意味する。

 養殖魚のエサは、イワシなどの魚の切り身を使う「生餌(なまえさ)」、小魚を乾燥・粉末にした魚粉や生餌、魚油などを練り合わせた半生固形の配合飼料「モイストペレット(MP)」魚粉などを固めた乾燥固形の配合飼料「ドライペレット(DP)」に大きく分かれる。
魚が含まれる比率の多少はあるが、どのエサを使っても、ある意味「魚を使って魚を育てている」と言える。

 肉食魚であるクロマグロの養殖には、生餌が使われている。
平成25年度の水産白書によると、クロマグロ養殖では1kgの稚魚を出荷サイズの50kgに成長させるのに、生餌を700kg与える必要があるという。
なんと、出荷サイズの14倍の量の生餌が投入される。

 同白書によると、2012年のクロマグロ養殖による出荷尾数は17万7000尾であることから、育てるために消費された生餌は約12万tという計算になる。
これは、日本人約240万人が1年間に消費する魚介類の量に匹敵するという。

 植物を使った配合飼料の研究は、ニジマスやブリなど、マグロ以外の養殖魚が先行した。これら養殖魚の配合飼料に含まれる魚粉を、植物に置き換えようという研究だ。

 もし、生餌ではなく植物を使った配合飼料を使うことができれば、約12万tの魚は獲る必要がなくなる。
佐藤教授は「それらの魚を餌とする別の動物にも行き渡るようになりますので、ベジタリアンマグロは、その点で生態系にやさしいといえます」と述べた。


マグロ以外の養殖魚で研究が先行したベジタリアン化

 背景には、魚粉価格の上昇がある。平成26年度水産白書によると、魚粉の輸入価格は2005年から2015年の10年でおおむね上昇傾向にある。
原因としては、世界的な水産養殖の需要増や、魚粉の原料となるアンチョビーの漁獲減が挙げられる。何かが不足したり価格が上昇すると代替案の検討が進むのは、よくあることだ。

 佐藤教授の研究室では、ニジマス、ブリ、マダイの研究に取り組んだ結果、魚粉を一切使わない配合飼料を使って、魚粉入り配合飼料と同程度の大きさに育つことを確認済み。
研究の過程で、場合によっては、タウリンやドコサヘキサエン酸(DHA)といった栄養素を補う必要があることも知見として得ている。

 植物としては、トウモロコシと大豆を用いる。ともに、世界的に生産量が多く、安定供給が期待できるため。組み合わせて使用することで、互いに足りない栄養分を補完することもできる。

 これらの研究の延長線上に、マグロのベジタリアン化がある。マグロ向けの植物を使った配合飼料の研究はまだ始まって間もなく、わかっていないことが多い。
たとえば、成長する過程でマグロにはどのような栄養分が必要になるのか。

 また、配合飼料を作ったとしても、どうやって食べさせるのかも課題だ。
佐藤教授は、「マグロは魚食性の強い魚ですから、ベジタリアン化するのは至難の業です。いかにダマして食べさせるかが問題になります。
お腹の中に入りさえすれば消化吸収すると思うのですが」と語る。

 現在、佐藤教授は、生後間もないマグロ稚魚の生残率(生き残る率)を高める餌の研究などに取り組む。
これらの研究における成果を一つ一つ積み上げることが、ベジタリアンマグロの実現に向けて近づいていくことになる。
水産資源保護の観点から、「魚で魚を育てる」から「植物で魚を育てる」という動きには、今後も注目したい。

引用元: 【食品科学】農作物から大トロは作れるか 肉食マグロの「ベジタリアン化」に挑む

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1: 2015/05/12(火) 20:13:58.20 ID:???*.net
マグロ群泳、6月にも復活へ 大量死した葛西臨海水族園
朝日新聞デジタル2015年5月12日19時08分

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東京都は12日、謎の大量死でクロマグロが1匹だけになった葛西臨海水族園(江戸川区)の大型水槽に15日以降、ハガツオとスマを約30匹ずつ追加すると発表した。
異変がなければ、6月中にもクロマグロ数十匹を入れて群泳展示を復活させるという。

都は3月末~4月に水質や環境に異常がないか確認するため、アカシュモクザメ2匹とタカサゴ約500匹を相次いで投入。

続きはソースで

http://www.asahi.com/articles/ASH5D54G1H5DUTIL01Q.html

引用元: 【社会】マグロ群泳、6月にも復活へ 大量死した葛西臨海水族園

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1: 2015/04/23(木) 01:22:55.20 ID:???.net
掲載日:2015年4月21日
http://mainichi.jp/select/news/20150421k0000e040161000c.html

海や川の生き物の泳ぐ速さ
http://img.mainichi.jp/mainichi.jp/select/images/20150421k0000e040205000p_size8.jpg

◇水生生物46種類比較 極地研など日米英チーム調査

 マグロは他の魚とは別次元の高速で泳ぎ回っているとの分析を、国立極地研究所の渡辺佑基助教(海洋生物学)ら日米英のチームが米科学アカデミー紀要電子版に発表した。動く速さや距離は、魚類よりもクジラやアザラシなどの哺乳類に近いという。

 変温動物の魚類は一般的に体温が水温と同じだが、マグロ類(クロマグロ、カツオなど)やホオジロザメの仲間の体温は、水温より5~15度高い。体温維持のためには他の魚より餌を多く食べねばならず、なぜ「燃費」の悪い進化をしたのか謎だった。

 チームは、動物の体に小さなセンサーを取り付ける「バイオロギング」と呼ばれる手法を使って集めた46種類の水生生物の泳ぐ速さや年間の回遊距離を比較。その結果、マグロなど体温の高いグループは、同じ大きさの魚と比べ、速さが平均で2.7倍、距離が2.5倍に達した。

続きはソースで

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【清水健二】

<参照>
国立極地研究所│ニュースとお知らせ
http://www.nipr.ac.jp/info/notice/20150421.html

Comparative analyses of animal-tracking data reveal ecological significance of endothermy in fishes
http://www.pnas.org/content/early/2015/04/16/1500316112.abstract

引用元: 【生物】マグロ:哺乳類に近い? 速さ、距離は魚の倍以上 - 国立極地研究所など

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1: 2015/02/12(木) 21:53:02.94 ID:???.net
掲載日:2015年2月12日
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150210/435063/

画像
南カリフォルニアのサン・クレメンテ島沿岸で撮影されたアカマンボウ。カメラの前でポーズをとっているようだ。(Photograph by Ralph Pace)
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150210/435063/ph_thumb.jpg

 ずんぐりした体と薄い胸びれはとても速く泳げそうには見えないが、実は、マグロやメカジキと同じくらい速く泳げることがわかっている。原因は不明だが、近年、カリフォルニア沿岸で科学調査をする研究者がこの魚に遭遇することが増えていて、多くの新事実が明らかになってきている。

 2014年11月、米国の南カリフォルニアの沿岸で漁業調査の記録写真を撮っていた写真家のラルフ・ペイスは、体重59kgのアカマンボウの姿をカメラに収めた。

 研究者がたまたまこの魚を捕獲してしまい、海に逃がすときに、ペースが水中に潜って写真を撮影したのだ。

 魚が泳ぎ去るまでのわずか2分ほどの時間は、彼にとって忘れられないものになった。アカマンボウは大きく、「マンホールの蓋ぐらいはありました」とのこと。彼は幸運だった。

 米海洋大気局(NOAA)南西水産科学センター(米国カリフォルニア州ラ・ホーヤ)の魚類遺伝学者ジョン・ハイドによれば、「海で自由に泳いでいるアカマンボウの写真は極めて珍しい。しかも、こんなによく撮れている写真は見たことがありません」

|高級魚

 NOAA南西水産科学センターの漁業生物学者オーエン・スノッドグラスによると、アカマンボウは魚市場で良い値段で取引されているものの、この魚を目的とする漁は行われていないという。

 主な理由は、深海魚であるアカマンボウは、商業的に価値のあるマグロなどと違って大きな群れを作らないことにある。
アカマンボウだけを狙って漁をしていては、採算が取れないのだ(タイセイヨウクロマグロの現状については『ナショナルジオグラフィック』2014年3月号「クロマグロ 乱獲の果てに」を参照されたい)。

 アカマンボウは、マグロやメカジキ漁の際に混獲される。漁獲量は多くはないが、大金になる。2012年のハワイでのアカマンボウの市場規模は約300万ドルだった。「非常においしい魚なのです」とスノッドグラスは言う。

 彼の説明によると、アカマンボウは部位によって見た目も味も全然違う。背側の身の見た目はマグロに似ていて、味はマグロとサケを合わせたようだという。そして、体の両側にある胸びれを動かす胸びれ筋は、見た目も味も牛肉に近い。

「生でも食べられますが、バーベキューにしても薫製にしてもおいしいですよ」とスノッドグラスは言う。

 サンフランシスコの寿司屋の共同オーナーであるキャソン・トレナーは、資源の枯渇が心配なので店ではアカマンボウを出していないが、個人的には表面を軽くあぶって食べるのが好きだ。

 アカマンボウの胸びれ筋は美味であるだけでなく、研究者がこの魚の泳ぐ速さや生態を知るための手がかりになる。

 スノッドグラスによると、アカマンボウの胸びれ筋が全体重に占める割合は約17%と高い。「そのため、鈍重そうな見た目に反して、その気になれば非常に速く泳ぐことができ、長い距離も泳げるのです」

続く 

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引用元: 【生物】謎の巨大深海魚アカマンボウをカメラがとらえた 実はマンボウの仲間ではなく、泳ぐ速さはマグロやカジキ並み

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1: 2014/08/16(土) 22:10:50.53 ID:???0.net
円形枠のいけすで育つ近大マグロの幼魚=長崎県五島市
http://www.sankeibiz.jp/images/news/140816/cpc1408161712001-p1.jpg

クロマグロはデリケートで生態がよく分かっていないため、世界で初めて卵からの完全養殖に成功した「近大マグロ」の量産化のネックは生存率の低さだった。

稚魚から幼魚にする「中間育成」も生存率2~3%とされるなか、近畿大学と提携する豊田通商の子会社「ツナドリーム五島」(長崎県五島市)は参入2年目で35%を実現した。飼育環境や飼料、輸送法で“カイゼン”を繰り返した結果といい、将来的には50%を目指す。世界のトヨタグループのDNAが持続可能な完全養殖を支えている。(松岡達郎)


生存率2%からの出発

「最初からうまくいったわけではない」豊田通商の関係者は、こう強調する。

ツナドリーム五島の生産拠点は、五島市(五島列島)沖に点在する円形枠の鉄製いけすだ。和歌山県内にある近畿大学の施設で産卵、ふ化して体長5~6センチになった稚魚を受け入れ、30センチの幼魚にまで育てる中間育成事業に使われている。ここで育った幼魚がさらに国内の養殖業者に販売された後、
2~3年かけて生魚に育てられた上で出荷されていく。

もともと稚魚から幼魚になるまでの生存率は2~3%。豊田通商は、この中間育成の段階の生存率を上げることで近大マグロの量産化にめどをつけるため、平成22年6月にツナドリーム五島を設立。
最初の22年度は近大が供給した稚魚3万匹を受け入れた。

ところが、和歌山県内の施設から水槽を積んだトラックで運ばれた稚魚のほとんどは五島市に到着したときに死んでいたという。

輸送時の稚魚の死もあって22年度に出荷できた幼魚は700匹。生存率は2%だった。

 
相次ぐカイゼン

最初のカイゼンは、稚魚の輸送をトラックから船による海上輸送に切り替えたことだった。

飼育環境もすぐにカイゼンに取り組んだ。最初は、木枠の長方形のいけすを使っていたが、稚魚の衝突の原因になるとして一定方向に回遊して泳ぎやすいように円形枠のいけすに変更。ストレス軽減のため、同じいけすで飼育する稚魚の数も減らした。

えさは、配合飼料とともにサバやイカナゴなどの生えさを併用。内臓が活性化するように栄養分が豊富になるように改良を重ね、海が荒れたときにいけすまで行けないときのために自動給餌機を取り入れた。

ツナドリーム五島の高橋誠取締役は「稚魚のストレスをいかに軽くするかが重要。えさは、栄養バランスや腹持ちまで考えた。ここまでやると、出荷のときに一抹の寂しさを感じるようになったくらい」と笑う。

そして中間育成事業の参入2年目の23年度には生存率は35%にはね上がり、1万5千匹を出荷。事業も軌道に乗り出した。

24年度は大型台風の影響で生存率17%、25年度は猛暑と赤潮の発生で生存率26%にとどまったが、今年度は生存率35%、幼魚5万2500匹の出荷を見込んでいる。

続きはソースで
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/140816/cpc1408161712001-n3.htm

引用元: 【漁業】“近大マグロ”にトヨタ流「カイゼン」 持続可能な完全養殖支える[8/16]

“近大マグロ”にトヨタ流「カイゼン」でどう変わる?の続きを読む

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