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1: 2014/10/05(日) 00:56:45.33 ID:???.net
生簀を沈めてギンザケの出荷時期を調節
掲載日:2014年10月1日

養殖用の生簀(いけす)を10mより深い低水温域に沈下させる効率的なシステムを、東京大学大学院農学生命科学研究科の潮秀樹(うしお ひでき)教授らの共同研究グループが開発した。
この生簀を使って、海水温上昇のために出荷時期が7月中に限られていた養殖ギンザケを、市場にサケ類が出回らない8月中旬に出荷することに成功した。
ニチモウグループ(東京)と宮城県漁業協同組合との共同研究で、「実用化にめどがついた」として9月末に発表した。

この浮沈式生簀は、8月初めから、秋サケの出荷が始まる8月下旬までの生鮮サケの出荷閑散期に、国産の生鮮サケ類を消費者に届けるシステムとして期待される。
温暖化で海水温上昇が問題となっているほかの魚類養殖にも活用できる。
共同研究は、東日本大震災の復興の一助と位置づけられ、「東北サケマス類養殖事業イノベーション」として取り組まれた。

養殖魚を飼育したまま、沈下させたり浮上させたりできる浮沈式生簀はこれまでも多くの方式が国内外で開発されてきたが、施設費や運用費が非常に高いため、クロマグロのような高価な魚種にしか使えなかった。
研究グループは、安価なギンザケにも使えるような手軽な浮沈式生簀を新たに開発し、ギンザケの8月中旬の出荷を実現した。
(引用ここまで 全文は記事引用元でご覧ください)
____________

▽記事引用元
http://scienceportal.jp/news/newsflash_review/newsflash/2014/10/20141001_01.html
SciencePortal(http://scienceportal.jp/)2014年10月1日配信記事

▽関連リンク
東京大学大学院農学生命科学研究科 プレスリリース
ギンザケの出荷時期調整に成功 - 閑散期でもギンザケを出荷可能なシステムの開発 -
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2014/20140925-1.html

引用元: 【水産】生簀を沈めてギンザケの出荷時期を調節 効率的なシステムを開発/東京大

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1: 2014/10/23(木) 23:14:12.33 ID:???0.net
サケが小さいのは飢えた古代人のせい?
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20141023004&expand
James Owen for National Geographic News October 23, 2014


 スペイン北部の洞窟で発掘された先史時代の魚料理から、タイセイヨウサケ(学名Salmo salar)やブラウントラウト(Salmo trutta)がこの2万年で大幅に小さくなっていることがわかった。両者を平均すると、最大2.2キロから約0.4キロまで変化している。

 しかも、スペイン、オビエド大学の研究チームによれば、一帯の川を泳ぐ魚たちがはるかに小さくなった原因は祖先たちの魚のとり方だという。

 石器時代の漁師たちは大きな魚ばかりを狙っていたのではないかと、研究チームは推測している。

 研究を率いた考古学者のパブロ・トゥレロ(Pablo Turrero)氏は、「大きい魚の方が食べ応えがある」と話す。「小さい魚を捕まえるのはほかに選択肢がないときだけだったのだろう」。
 漁師たちが大きい魚を選んで捕まえた結果、小さい魚ばかりが生き残って繁殖し、その遺伝子が受け継がれ、サケやマスが小型化したと考えられる。

 魚の小型化が確認され始めたのは約1万年前の化石からだ。「しかし、魚の選り好みはそれ以前から常に行われていたはずだ」とトゥレロ氏は話す。

◆大きな魚、小さな魚

「Royal Society Open Science」誌に22日付で発表された今回の研究では、スペイン北部アストゥリアス州にある先史時代の遺跡10カ所から発掘されたタイセイヨウサケとブラウントラウト約30匹の背骨を現生の子孫の背骨と比較した。

 その結果、先史時代の魚の方が現代の川で泳ぐサケやマスより平均16~26センチ長いと判明した。
 重さに換算すると、古代のサケやマスは1.3~2.2キロほどあったはずだと、トゥレロ氏は説明する。一方、現在アストゥリアス州の川で釣れる魚は0.4キロに満たない。

 トゥレロ氏によれば、洞窟の化石を見る限り、約4万年前にネアンデルタール人に取って代わった現生人類は“この地に移り住むやいなや”、魚とりに夢中になったようだという。

 魚料理の食べ残しはシカなどの肉料理ほど多くなかったが、「どこに行っても見つかる」とトゥレロ氏は言い添えている。

◆人間の影響

 人間の好みだけでなく、気候変動などの要因も魚の小型化を促している可能性が高いと、研究チームは指摘する。

 ニューヨーク州立大学環境科学・森林学カレッジ(College ofEnvironmental Science and Forestry)に所属する魚の専門家カリン・リンバーグ(Karin Limburg)氏も同じ意見だ。

 ただし、リンバーグ氏は、「人間がはるか昔からあの地域に暮らしていること、川に上ってくるサケやマスが優れたタンパク質源であることを考えると」、今回の研究結果は「それほど意外ではない」と述べている。
「むしろ印象に残ったのは、人間に搾取されている魚の小型化がまた1つ示されたことだ。さらに調べれば、同様の例がさらに見つかるだろう」。


原論文:
Shrinking fish: comparisons of prehistoric and contemporary salmonids indicate decreasing size at age across millennia | Open Science
http://rsos.royalsocietypublishing.org/content/1/2/140026

引用元: 【科学/生物学】サケが小さいのは飢えた古代人のせい? この2万年で大幅に小さく…スペイン研究 [10/23]

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1: 2014/10/14(火) 20:56:43.47 ID:???0.net
ヒグマ、知床の浜から姿消す 海に異変、えさのマス激減
http://www.asahi.com/articles/ASG9X5ST6G9XIIPE00Y.html
朝日新聞 神村正史 2014年10月14日17時23分


 世界自然遺産の北海道・知床で今秋、名物のサケやマスを追い回すヒグマの姿が激減している。例年なら8月ごろに遡上(そじょう)を始めるカラフトマスが極めて少ないのだ。その一方で山の木の実は豊作。多くのクマは苦労してマスを捕るよりも、山の実りに魅せられたとみられる。ただ、マスへの依存が高いとされる知床半島先端付近では、痩せたクマも目撃される。

 カラフトマスは、ユネスコの世界遺産委員会が高く評価した、知床の「海と陸との生態系の連鎖」を象徴する魚。知床半島の河川に遡上するサケ科の中心的存在だ。全長45~60センチで、道内の河川には7~10月ごろに遡上する。

 北海道連合海区漁業調整委員会のまとめでは、今年のカラフトマスの北海道沿岸の漁獲数(9月30日現在)は、昨年の半分以下の134万7千匹。過去20年で最少で、ピーク時の1996年の約8%だった。継続的に孵化(ふか)放流事業が行われているが、沿岸漁獲数は急速な減少傾向にある。

※無料部分ここまで

画像
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20141011000989_comm.jpg
↑画像:知床半島先端付近の海岸でエサを探す痩せたヒグマ。昨年は母グマからカラフトマスを与えられていた若いクマだ=北海道羅臼町、神村正史撮影
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20141011000970_comm.jpg
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20141011000866_comm.jpg
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20141011000865_comm.jpg
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20141011000864_comm.jpg
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20141011000974_comm.jpg
↑グラフ

引用元: 【環境/北海道】ヒグマ、知床の浜から姿消す 海に異変、えさのマス激減 [10/14]

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