1: キャプテンシステムρφ ★ 2013/12/16(月) 15:12:39.68 ID:???0

米陸軍は高エネルギーレーザー車両(HEL MD)について、11/18と12/10にホワイトサンズミサイル発射場で公開発射試験を行ったことを明らかにしました。
試験では無人標的機や迫撃砲弾などへの射出試験が90回以上に渡って行われたとの事です。

HEL MDは軍用トラックにレーザー発振器とビームディレクタを搭載した車両で、今回が初の実射試験となります。
車両横にはマルチモードレーダーを設置しており、「レーザーの目標への収束」を補助しました。

HEL MDはロケット、砲弾、迫撃砲に対する防御支援のために開発されています。
また、無人航空機および巡航ミサイルに対する防空システムという目的も含まれています。

迫撃砲は弧を描いて低速で飛来します。
砲弾や無人航空機は低い弾道で早く飛びます。
巡航ミサイルは低高度をレーダーをかいくぐるように亜音速で飛行します。
ボーイング社はこれらを検出するマルチモードレーダーも開発しており、将来的にはレーザーでの迎撃システムに統合されるといいます。

2011年より行われているこのレーザーデモンストレーションでは10kwレーザーが使われています。
将来的には50kw、または100kw級固体レーザーへのアップグレードが計画されています。

★画像
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http://defense-update.com/wp-content/uploads/2013/12/HEL+TD_TRUCK650.jpg

http://defense-update.com/20131214_us-army-tests-high-power-laser-weapon.html



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