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1: 2017/05/30(火) 01:01:08.87 ID:CAP_USER
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00429828


(2017/5/29 05:00)

https://d1z3vv7o7vo5tt.cloudfront.net/small/article/img1_file59280fc1c04f4.jpg
明らかになった154SmFeAsO1-xDxの電子相図


東京工業大学科学技術創成研究院フロンティア材料研究所の飯村壮史助教、同大元素戦略研究センターの松石聡准教授、細野秀雄教授らは、超電導になる温度(超電導転移温度)が最高の鉄系超電導物質の新たな特徴を発見した。過剰に電子を注入すると、磁気モーメントを持つ「反強磁性相」が現れることが分かった。さらに高い転位温度を持つ鉄系超電導物質の設計に向けた指針となる。米科学アカデミー紀要電子版に掲載された。

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引用元: 【材料】鉄系超電導物質に新たな「反強磁性相」?東工大が発見 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/03/02(水) 18:18:41.05 ID:CAP_USER.net
【プレスリリース】リチウムイオン電池からイオン制御可能な磁石の創出に成功 ―電気的にスイッチング可能な磁気デバイスの創出に貢献― - 日本の研究.com
https://research-er.jp/articles/view/43991


〈概要〉

 国立大学法人東北大学【総長 里見進】金属材料研究所【所長 高梨弘毅】の谷口耕治准教授、宮坂等教授らは、リチウムイオン電池*1に金属錯体から成る分子性材料を電極として組み込むことで、人工的にイオン制御可能な磁石を創り出すことに成功しました。
リチウムイオン電池のイオン挿入機能を介して、電極材料中の金属錯体と連結した非磁性の分子に電子を導入し磁気モーメント*2を付与することで、物質全体に磁石としての性質を発現させました。
さらに電池の放電状態を制御することで、磁気相転移温度*3を変化させることにも成功しています。

 本研究の結果は、本来は磁石ではない物質を、イオン挿入という電気的な手法で人工的に磁石に変え得ることを示した初めての例であり、新しい機能性磁石の設計指針を与えるものです。
また今後、リチウムイオン電池の可逆的な充放電機能を利用することで、電気的にスイッチング可能な磁気デバイスの創出につながることが期待されます。

 本研究成果はドイツ化学会誌「Angewandte Chemie International Edition」に受理され、近日公開される予定です。

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引用元: 【材料科学/物性科学】リチウムイオン電池からイオン制御可能な磁石の創出に成功 電気的にスイッチング可能な磁気デバイスの創出に貢献

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1: 2016/02/25(木) 17:59:17.85 ID:CAP_USER.net
質量のないディラック電子の磁気モーメントを精密測定 | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160224_1/


要旨

理化学研究所創発物性科学研究センター創発物性計測研究チームの付英双(フ・インシュアン)国際特別研究員(研究当時)(中国・華中科技大学教授)、花栗哲郎チームリーダー、強相関量子伝導研究チームの川村稔専任研究員、創発計算物理研究ユニットのモハマド・サイード・バハラミーユニットリーダー、東京工業大学応用セラミックス研究所の笹川崇男准教授らの共同研究グループ※は、「トポロジカル絶縁体[1]」表面に形成される質量ゼロの「ディラック電子[2]」が持つ磁気モーメント(磁力の大きさと向きを表すベクトル量)を精密に測定する新しい手法を開発しました。

トポロジカル絶縁体は、固体内部の電子は動くことができませんが、その表面には自由に動く電子が自然に現れる物質です。また、この表面の電子には質量がありません。
このような質量ゼロの電子はディラック電子と呼ばれ、通常の電子とは異なる性質を示します。
特にトポロジカル絶縁体表面のディラック電子は、電気伝導と磁性の間の強いつながりが特徴で、スピントロニクス[3]などへの応用が期待されています。
表面のディラック電子を制御するためには、磁性を特徴づける基本的な量である電子の磁気モーメントの情報が必要です。
しかし、表面ディラック電子の磁気モーメントを測定できる手法はこれまで存在しませんでした。

今回、共同研究グループは、「走査型トンネル顕微鏡法/分光法(STM/STS)[4]」を用いた磁気モーメントの新しい評価法を開発し、2種類のトポロジカル絶縁体に適用しました。
その結果、2つの物質でディラック電子の運動速度がほとんど同じであるのに対し、磁気モーメントは大きさも方向も全く異なることが分かりました。

これは、トポロジカル絶縁体の隠れた個性を明らかにしたもので、磁気モーメントを通したディラック電子の新しい制御法の開発へつながる成果です。

本研究は、国際科学雑誌『Nature Communications』(2月24日付:日本時間2月24日)に掲載されます。

続きはソースで

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引用元: 【物性物理学】質量のないディラック電子の磁気モーメント(g因子)を精密測定 トポロジカル絶縁体の隠れた個性を発見

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1: 2015/10/13(火) 17:53:37.76 ID:???.net
パルス電流によるスキルミオンの生成・消去に成功 | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2015/20151013_1/

画像
http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2015/20151013_1/fig1.jpg
図1 スキルミオンの模式図
各矢印は磁気スキルミオン内の磁気モーメントの向きを示している。外側の磁気モーメントは外部磁場と同じ向きを向くが、中心の磁気モーメントは反対を向く。外部磁場に対して、赤矢印が0°、黄色矢印が90°、青矢印が180°傾いている。

http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2015/20151013_1/fig2.jpg
図2 マンガンシリコン(MnSi)の磁気相図
(a)急冷前の磁気相図と(b)急冷後の磁気相図。磁気スキルミオン安定相を通過して急冷された場合にのみ、磁気スキルミオンが準安定相として(b)図中赤領域において観測される。

http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2015/20151013_1/fig3.jpg
図3 磁気スキルミオンの急冷の概念図
安定相である磁気スキルミオンを徐々に冷却すると、別の安定相(コニカル相)へと変化するが、急冷した場合はこの変化を起こすことなく、磁気スキルミオン準安定相として低温まで保持される。

http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2015/20151013_1/fig4.jpg
図4 パルス電流を用いた磁気スキルミオンの生成と消去
(a) ホール抵抗率の変化と用いたパルス電流の時系列。ホール抵抗率の高い状態が磁気スキルミオン準安定相、低い状態がコニカル安定相に対応する。(b)パルス電流を用いた磁気スキルミオンの生成・消去の繰り返し操作。


要旨

理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター動的創発物性研究ユニットの大池広志特別研究員、賀川史敬ユニットリーダーらの研究グループ※は、パルス電流印加(短時間に瞬間的に電流を流すこと)による磁気スキルミオンの生成・消去に成功しました。

磁気スキルミオン[1]は数十ナノメートル(nm、1 nmは10億分の1メートル)程度の大きさの渦状の磁気構造で、次世代の高密度磁気メモリ素子への応用が期待されています。しかし、磁性体を数十nmの厚さの薄膜に加工しない限り、磁気スキルミオンを観測できる温度域が数ケルビン(K)幅(マンガンシリコン(MnSi)の場合、27K~29K)程度と非常に限られていました。磁性体がその温度域を外れると磁気スキルミオンは別の磁気構造へと変化し失われてしまうため、基礎・応用研究の一層の展開に向けて磁気スキルミオンを観測できる温度域の拡大は解決すべき課題となっていました。

研究グループは、パルス電流印加に伴う急加熱と急冷効果を利用することで、MnSiにおいて、これまで磁気スキルミオンが観測されないと考えられていた温度域(27Kより低温)で、磁気スキルミオンを生成できることを発見しました。さらに、磁気スキルミオン生成に用いたパルス電流とは異なる強度・幅のパルス電流を用いることで、生成された磁気スキルミオンを消去できることも実証しました。
このようなパルス電流を用いた磁気スキルミオンの生成・消去は繰り返すことができることも確認しました。これらの成果は、電流印加による磁気スキルミオンの不揮発制御[2]の新原理を実証したものと言え、今後、磁気スキルミオンメモリデバイスの実現へ向けて1つの指針を与えると期待できます。

本研究は、国際科学雑誌『Nature Physics』に掲載されるのに先立ち、オンライン版(10月12日付け:日本時間10月13日)に掲載されました。

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引用元: 【電磁気学】パルス電流によるスキルミオンの生成・消去に成功 ナノスケールの磁気構造を書き換える新原理を実証 理研

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